主婦がお金を借りるためのノウハウ【カードローン・キャッシング完全版】
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ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」
この記事はこんな人向け |
- 旦那さんのお給料が上がらず家計が厳しい…
- 自由に使えるお金がほとんどない…
- 急な出費でお金が必要なのに、貯金が…
主婦でそんな悩みを抱えている人もいるでしょう。パートやアルバイトで多少なりとも収入がある場合ならまだしも、家事や介護や子育てなどが忙しくて仕事ができない場合は深刻です。
共働きをする家庭の割合は増えていますが、それは家計が苦しい夫婦が増えていることの裏付けでもあります。お金に困った主婦は、その悩みをどのように解決しているのでしょうか。
お金の悩みを抱える主婦は多い
結婚して主婦となった女性の中には、毎月の家計に頭を抱えている人も多いのではないでしょうか?
配偶者の給料だけで生計を立てる家庭もあれば、夫婦共働きで生活しているケースもあります。いずれにせよ、理想の生活を求めていくと、現在の収入だけでは限界を感じてしまうものです。
自分自身のために使えるお金を工面するのは、多くの主婦が抱える悩みのひとつとも言えるでしょう。
主婦たちのお小遣いの平均金額
画像引用:「家計」に関するアンケート調査|明治安田生命
上記のアンケート調査は2017年4月に実施されたものですが、既婚女性が自由に使えるお金の月平均額は「18,424円」となっています。
10年前の平均金額と比較すると、約13,000円も減少しているのが実情です。
家計の動向は下降傾向にある
画像引用:内閣府・共働き夫婦の世帯数の推移
上記の推移結果を見ると、1980年の専業主婦の割合は「65%」だったのに対し、2014年の専業主婦の割合は「38%」となっています。
専業主婦の方もいるとは言え、夫の収入だけでは生計を立てるのが難しく、共働きをしなければいけない主婦がいるのも事実です。
その中には、お金に関する悩みを抱えている主婦もいることでしょう。では、金銭的な悩みを抱える主婦は、どのように解決しているのでしょうか?
多くの主婦はお金の悩みをこうして解決している
毎日の生活の中でも「急にお金が必要になるケース」は多々あるものです。
主婦の急な出費の例 |
- 冠婚葬祭の費用
- 子供の塾の入会費
- 旅行の費用
- 急な事故や病気など
主婦は家事や育児で忙しく、収入を増やそうにもなかなか時間が作れないのが現状ではないでしょうか?
多くの主婦はお金を借りている
あまり知られていませんが、世の中にはお金を借りて資金繰りを回す主婦が意外とたくさんいます。カードローン、クレジットカードのキャッシングなど、形はさまざまです。
画像引用:貸金業利用者に関する調査・研究|金融庁委託調査
上記のデータを確認すると、専業主婦・主夫の借り入れ経験はおよそ33%となっています。
つまり、3人に1人は「銀行や消費者金融などからお金を借入した経験がある」ということになるのです。
主婦がお金を借りるには審査通過が必須
一時的にお金が無い状況になった時の頼れる借入サービスが、銀行や消費者金融が取り扱うカードローンです。
しかし、お金を借りるには審査を受けて「継続的な返済ができる」と判断してもらう必要があります。気になる審査基準は各金融機関によって異なり、一般的に公表されることはありません。
収入がまったくない専業主婦の方や、扶養控除の都合で収入を抑えている兼業主婦の方は、審査に不安を感じるところでしょう。
安定収入があれば主婦でも借入できる可能性あり!
結論から申し上げますと、毎月一定の収入がある場合は、主婦でもカードローンを利用できる可能性はあります。
借入先にもよりますが、雇用形態はアルバイトやパートでも基本的に問題はなく、月々の給料額に大きな変動がなければ借入できるかもしれません。
年収が低い分だけ借入できる限度額が引き下げられるケースもありますが、主婦だからと言う理由だけで審査落ちすることはないでしょう。
おすすめはプロミスの「レディースキャッシング」
主婦におすすめのカードローンは、SMBCコンシューマーファイナンスのプロミスが取り扱う「レディースキャッシング」です。
借入に対して不安を感じやすい女性のために、様々なサービスが用意されています。
例えば、女性専用ダイヤル。手続き中に不明な点があったとしても、女性オペレーターが優しく丁寧に対応してくれます。
基本的なスペックは、通常のプロミスと特に相違ありません。即日融資にも対応しているので、「今日中にお金が必要…」そんな方のニーズにもきっと応えてくれるでしょう。
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収入のまったくない専業主婦は…
前述した通り、継続的に返済していけるだけの安定収入がなければ、カードローンでお金を借りることはできません。
つまり、収入が一切ない専業主婦の方は、自身の力だけでお金を借りるのは難しいと言えるでしょう。
とは言え、状況によっては専業主婦でもお金を借りる方法はあります。
配偶者貸付という選択肢
一部の消費者金融は、配偶者貸付という制度を採用しています。その名の通り、配偶者の収入があれば、専業主婦でもお金を借りられる制度です。
ただし、この制度を採用している消費者金融は少なく、大手は基本的に採用していないのでご注意ください。
夫に内緒でお金を借りたい主婦も多い
いくらお金を借りている主婦が多いといっても、家族や周りの人に気づかれるのは避けたいというのが本音ではないでしょうか?
「こっそり内緒でお金を借りたいけど、もし夫にバレたら…」
銀行や消費者金融側も、機密性を保持する工夫は十分行ってくれていますが、それでも100%バレない保証はありません。
利用がバレるケース1|借入先からの電話連絡
主婦がカードローンを利用する際、電話連絡が発生するタイミングは主に以下の2パターンです。
電話連絡が来るタイミング |
- 本人確認
- 在籍確認(働いている主婦の場合のみ)
上記のような電話連絡が来るタイミングに、夫や周囲の人にカードローンの利用がバレてしまうケースも考えられます。
本人確認の電話連絡について
本人確認の電話は、賃貸契約やクレジットカードの申し込み時に行われるものと同様の内容です。申込者本人であることを確認するのが目的なので、携帯電話や自宅の固定電話にかかってきます。
連絡先の電話はこちらが指定できるので、かかってきても支障のない番号にしておきましょう。
在籍確認の電話連絡について
在籍確認の電話連絡は、申込者が本当に勤務しているのかを裏付けるために行われます。職場へ直接電話連絡が行くので、不安に感じる人は多いものです。
仮に本人が不在でも支障はなく、上記のように「本人が在籍していること」が確認できれば問題ありません。
職場の人に聞かれたら「クレジットカードを作った」など、別の理由を言えるように構えておけば、さほど問題では無いでしょう。
ちなみに、専業主婦が銀行のカードローンに申し込む際は、基本的には本人への電話確認のみです。稀に夫への電話確認が必要なケースもあるので、注意だけはしておいてください。
利用がバレるケース2|借入先からの郵送物
カードローンを利用すると、下記のようなタイミングで郵送物が発生します。
郵送物が発生するタイミング |
- ローンカード受取
- 契約後の書類受取
- 借入後の利用明細書 など
上記のような郵送物はどうしても自宅に送られてしまうので、注意しておかなければ家族にバレてしまう可能性はあるでしょう。
不安を感じる人は、郵送物が届く日時を変更するなどの工夫をしてください。
利用がバレるケース3|借入先のカード
カードローンでお金を借りる際には、専用のローンカードが必要です。財布の中に入れておいたカードを見られてしまえば、すぐに借入していることがバレてしまいます。
ローンカードは、キャッシュカードやクレジットカードに似ていますが、金融会社のロゴマークなどで気づかれてしまう可能性も少なからずあるでしょう。
不安を感じる人は、夫に買い物を頼んだ時などにバレないよう、財布以外の場所に保管しておくのをおすすめします。
マネット編集担当/キャッシングガイド
奥山 裕基
収入のない主婦でも借入できる「配偶者貸付」がある消費者金融はかなり限定されます。基本的に、配偶者の許可も必要になるため、心情的に難しい部分もあるでしょう。そういった方は、パートなどを始めて毎月一定の収入を得る状況を作ってください。収入がそこまで高くなくても、少額であれば金融機関の審査に通る可能性があります。
元 銀行ローンセンター長|佐藤喜三男
借りられるのは年収の3分の1までに設定されます
貸金業法に基づく消費者金融会社は、総量規制の制約により年収の3分の1までしか貸し出しできません。逆に言えば、例えパートやアルバイトでも仕事をしており、継続した収入があって信用力に問題がなければ、年収に見合った金額を借り入れることができると言うことです。具体的には、例えば月収5万円なら、20万円までなら可能性があります。一方、銀行法を根拠法とする銀行は、総量規制の制約を受けないため、配偶者の収入と信用力に問題がなければ、建前上は収入のない専業主婦でも利用できます。しかし近年の過剰貸し出し批判への反省から、総量規制に準じた自主ルールを定め、運営している銀行が増えてきました。