JR東海エクスプレスカードの代金が払えない!遅延時の手続きの流れと滞納前にするべき対策
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この記事はこんな人向け |
- JR東海エクスプレスカードが払えない…
- 払えないで滞納するとどうなるの…?
- 滞納しそうな時はどうすればいい?
JR東海エクスプレスカードは、JRを日常的に利用する人には非常に便利なクレジットカードです。買い物の精算を立て替えてくれるだけでなく、JRを利用するたびにポイントも貯まります。
しかし、請求額はきちんと精算しなければいけません。払えない状況が続き、滞納になってしまうと、大きなリスクが発生してしまいます。今回は、クレジットカードを払えない場合のリスクと、適切な解決方法を紹介します。
JR東海エクスプレスカードは新幹線予約が簡単にできる
JR東海エクスプレスカードは、Visa、マスターカード、JCBのいずれかのブランドをつけることのできるクレジットカードです。
ショッピングはもちろん、JR窓口での切符購入もキャッシュレスでスムーズに行えます。
またJR東海エクスプレスカードがあると、東海道・山陽新幹線の会員制ネット予約&IC乗車サービスのエクスプレス予約を利用できます。スマートフォンやパソコンから、簡単に新幹線予約や変更が、手数料無料で何度でもできるという特典があります。
JR系列ホテルの宿泊料割引も
JR東海が発行するカードですので、新幹線の予約関連はもちろんですが、ホテルの割引など出張全般で心強いサポートを受けることができます。
全国のJRホテルグループは10%オフ、JR東海グループの系列ホテルは特別優待料金も使えてお得です。また、旅行においてもJR東海ツアーズ各支店の国内旅行商品「ぷらっとフリープラン」が3%割引となります。
※上記の特典が適用されない場合もございますので、詳しくは、該当のクレジットカード会社にお問い合わせ下さい。
※本記事は弊社メディアでの独自調査により作成しているため、該当のクレジットカード会社の見解を示すものではありません
クレジットカード滞納時のリスク
クレジットカードの請求額が期日に払えない場合は、相応の社会的リスクを背負うことになります。そのリスクは様々ですが、日を追うごとに事態は深刻化するという点だけは覚えておきましょう。
まずは、滞納時のおおまかな流れを見ていきましょう。
クレジットカードを滞納した場合の流れ
再度口座から引き落としがかかる旨の書面が自宅に届きます。
【2】カード会社から電話督促
カード会社の担当者から、携帯電話に催促の連絡が来ます。
【3】連絡がつくまで督促電話が続く
電話がつながるまで、何度もかかってきます。
【4】強制解約
カード強制解約させられます。二度と入会することはできません。
【5】裁判所から支払督促状が届き一括請求
カード残高全て+延滞金を一括払いで払う必要があります。
滞納リスク【1】職場や自宅に催促の電話で同僚にも知られる
クレジットカードの支払いを滞納すると、まず郵送にて督促が来て、その後に電話連絡があります。自宅や携帯電話への連絡に出ないでいると、職場にもかかってくる可能性もあります。
基本的に電話に出て対応した時点でストップしますが、職場や自宅に連絡が来てしまうと、カードを滞納している事実が周囲の人に知られてしまいます。家族からの信頼が下がったり、職場でのイメージダウンになったりしますので、速やかに対処しましょう。
滞納リスク【2】訴訟から一括請求~差押え
クレジットカードの返済が1日でも返済が遅れてしまうと「滞納」という状況になり、それが3ヶ月以上続くと「延滞」となってしまいます。
支払い日を1日過ぎた段階で「遅延損害金」が発生して、それが一定期間過ぎた時点でカード会社が一括請求の訴訟手続きに入ります。
この一括請求をされてしまうと、リボ払いにしていた分も含め、全て一括で支払わなければいけなくなります。もしも一括で払えない場合は、財産や給与口座などが差押えされてしまいます。
Q.強制解約されたクレジットカードは作り直せるのか
ファイナンシャルプランナー|工藤崇
同じ会社ではまず作成不可に
ある会社のクレジットカードが強制解約された場合、カード会社で事故履歴が残ります。同じ会社でクレジットカードを作るのはまず不可能といえるでしょう。ただ、ブラックリストに掲載されたわけではないため、他の会社では事故履歴なく作成することができます。再び強制解約されないように、円滑な返済をするようにしましょう。
滞納リスク【3】信用情報ブラック化
クレジットカードの請求日に払えない状況が3ヶ月続くと、信用情報に記載されてしまいます。いわゆるブラックリストと呼ばれていますが、この状態にあると住宅ローンやクレジットカードなど新たなローン関係の取引はすべて返済を終了してから5年間はできなくなります。
※クレジットカードの滞納リスクはあくまで一般論であり、会社ごとに特徴や傾向は異なります。
Q.何ヶ月程度滞納し続けると信用情報がブラック化するのか
ファイナンシャルプランナー|工藤崇
基本的には3ヶ月以上です
信用情報がブラック化する目安は明示されているものではありません。ただ、信用会社のひとつCICでは、3ヶ月の滞納でブラックリストに掲載される可能性は著しく高くなります。掲載されてしまった場合は。新規ローンの申込ができなくなるなど、日常生活に多大な影響をもたらしてしまいます。
滞納時の対処法1:カード会社に連絡
クレジットカードを滞納したまま放っておくと、最悪の場合で人生設計に悪い影響を及ぼす可能性があります。後悔しないためにも、何も対処せず滞納するのではなく、適切な対応を取るべきでしょう。
まずは、カード会社に電話をして担当者に事情を説明してください。東海エクスプレスカードの問い合わせ先は、こちらの公式ページから検索できます。
支払い可能な期日を約束
担当者に電話がつながると、現在滞納している金額をいつまでに支払えるのか確認されます。
ここできちんと期日を約束すれば、その日まで督促の電話が来る可能性は少ないでしょう。もちろん、約束した期日までにはきちんと返済しなくてはいけません。
無断で滞納するとカード会社からの信用を大きく損ねるので、連絡は必ずしておいてください。
請求日前ならリボ払いへの変更も可能
まだ支払日を過ぎていない場合は、一括払いからリボ払いに支払方法を変更することで、滞納を回避できるかもしれません。
リボ払いとは、利用額に対応した一定の金額を複数回に分けて支払う仕組みで、一ヶ月あたりの支払い負担を減らせます。
「全くお金がない訳ではないが、一括で返済するのは厳しい」
このような方は、一度担当者に連絡をして、支払い方法の変更を検討してみてください。ただし、請求日を過ぎてしまっている場合、支払い方法の変更ができない可能性もあるので注意しましょう。
滞納時の対処法2:専門機関に相談
東海エクスプレスカードの支払い期日を過ぎているのであれば、適切な相手に相談しましょう。公的機関や専門家なら、的確な対応方法を教えてくれるはずです。
検討したい相談先 |
- 国民生活センター(消費生活センター)
- 日本クレジットカウンセリング協会
- 弁護士などの専門家
相談先1|国民生活センター(消費生活センター)
国民生活センター(消費生活センター)は、消費生活全般に対する苦情や疑問に専門の担当者が答えてくれる公共機関であり、あらゆる商品・サービスに関する相談に応じてくれます。
中立な立場から助言をしてくれるので、少しでも払えないと感じたら、滞納する前に連絡してみましょう。
相談先2|日本クレジットカウンセリング協会
日本クレジットカウンセリング協会(通称:JCCO)は、消費者保護の観点から公正かつ中立的なカウンセリングを行う公共機関です。
債務関連の専門家から助言をもらえるので、お金の悩みに関しては相談しやすい相手と言えるでしょう。
相談先3|弁護士などの専門家
法律の専門家に相談するという方法も検討してみましょう。
しかし、弁護士事務所に行くと相談料がかかります。「まずは専門家の意見が聞きたい」「弁護士に依頼するお金がない」という方は、無料相談できる法テラスがおすすめです。
滞納時の対処法3|お金を借りる
状況によっては、足りない支払い金額を借りるという方法も検討してみましょう。
具体的な方法としては、
✓知り合いから借りる
✓クレジットカードのキャッシング機能を使う
✓金融機関から借入する
といったものがあります。
借入方法1|知り合いに頼む
まず、両親や親戚、友人などに相談してみてください。
事情を説明すれば助けてくれる可能性がありますし、この手段で解決できるならそれに越したことはありません。
しかし、頼み方によっては関係が悪化するリスクもあるので注意しましょう。
借入方法2|クレジットカードでキャッシングする
クレジットカードには、商品代金を立て替えるショッピング機能と、現金を借りるキャッシング機能があります。
キャッシングはクレジットカードにおいてメインの機能ではないため、借りられる金額は少なく設定されることが多いですが、今月のカード請求分の金額なら用意できるかもしれません。
ただし、現在滞納しているクレジットカードはキャッシング機能も利用停止しているので利用付加です。また、キャッシングの返済方法が一括のみとなっているクレジットカードもあり、その場合は来月の支払い負担が増えるので注意してください。
借入方法3|金融機関から借りる
そもそもクレジットカードにキャッシング機能をつけていない場合は、金融機関に借入を申し込むという選択肢も検討してみましょう。
もちろん、借りたお金は利息を上乗せして返済しなくてはなりません。
金融機関から借りたお金は、数ヶ月に分けて少額ずつ返済していくのが一般的です。借入金額にもよりますが、この方法なら、来月以降の支払い負担が極端に増える心配はないでしょう。
具体的にはカードローンに目を向けてみてはいかがしょうか?
カードローンとは、どのような支払いもローン払い(分割・リボ払い)にできるカード商品です。
そのため、「クレジットカードの返済金額を一時的に借りたい」といった目的にも利用できます。
Q.督促の電話に応じないリスクとは
ファイナンシャルプランナー|工藤崇
裁判になる可能性もある
カード会社からの督促に応じないと、裁判所による手続きに移行してしまう可能性があります。カード会社の時のような融通の利いた対応が通じなくなる場合も。また、弁護士に依頼する必要が生じることで着手金が発生してしまい、結果的に多額の費用が必要になったというケースもあります。可能な限り早く動くことで選択肢が広がります。