車を購入する際に支払う頭金の相場とカーローンの審査に与える影響

本コンテンツには、紹介している商品・商材の広告(リンク)を含む場合があります。 これらの広告を経由して読者が企業ホームページを訪れ、成約が発生すると弊社に対して企業から紹介報酬が支払われるという収益モデルです。 ただし、特定の商品を根拠なくPRするものではなく、当編集部の調査/ユーザーへの口コミ収集などに基づき、公平性を担保した情報提供を行っています。
>提携企業一覧
車を購入する際に支払う頭金の相場とカーローンの審査に与える影響
この記事に関するアドバイザ

元 銀行員

内藤潤一

同志社大学卒業後に、大手都市銀行に入行。個人顧客に近い窓口業務など、基本業務を経て資産家向け資産運用の提案、アパートローンの新規融資や期中管理、法人向けの融資やM&A、外為業務を担当。その他、カードローン・住宅ローンといったさまざまな個人向けのローン事業にも従事。

 この記事はこんな人向け 
  • カーローンを使って車を購入したい
  • ローンを組む前に頭金を入れた方がいいの?
  • 頭金の相場を確認しておきたい

念願のマイカー購入を検討する人の中には、カーローンを利用する前に頭金を入れるべきか悩む人も少なくありません。

一般的にはどれくらいの金額を用意するものなのか、頭金を支払うことでカーローンにどのような影響があるのか、さっそく確認していきましょう。

この記事の目次

マイカー購入時に頭金で悩む人は多い…

車の購入目的でカーローンを組む前に、「頭金」をいくら入れるべきか迷う人は少なくありません。

頭金は、各種ローンを組む前に現金で支払えるお金で、下記のように車を購入する際の相場は費用の3割前後となっています。

車の購入費用 頭金の相場
100万円 20万~30万円
150万円 40万~50万円
200万円 60万~70万円
250万円 70万~80万円
300万円 90万~100万円

頭金の相場を見ても分かるように、まとまったお金が手元にない人には、正直厳しい金額と言えるでしょう。

頭金を入れなくてもカーローンは組める

車を購入する人のほとんどが頭金を入れるので、カーローンを利用する際の暗黙のルールとして考える人もいます。しかし、頭金を入れるかどうかは個人判断で問題ありません。

頭金を用意できなかったからと言って、カーローンが利用できない訳ではないので安心してください。

ただし、頭金はカーローンを利用できるかどうかに影響するので、支払っておくか否か、慎重に判断しなければいけません。

Q.実際に頭金なしでローンを組んだ人はいるの?

元 銀行員|内藤潤一

頭金なしで組むことは可能です。

カーローンを申し込む際には、必ずしも頭金が必要になることはありません。しかしながら、頭金があった方が審査に有利になることは間違いありません。

頭金がない場合、金利が高くなり利息が多くなることや、他のローンを組むことが難しくなることがあります。

どうしても頭金がない場合はしょうがないとして、手元資金に余裕がある場合は頭金を払った方がいいでしょう。

頭金の有無はカーローンの審査に影響する

車を購入する際、頭金を支払うかどうかはカーローンの「審査」に大きな影響があります。

カーローンに申し込んでも、借入先の行う審査を通過できなければ利用できません。

頭金を支払う・支払わないかで審査結果は変わるので、どのような影響があるのか確認しておいてください。

少額でも支払っておくと審査に有利

結論から言うと、頭金を支払っておいた方が、カーローンの審査は有利に進みます。

なぜ審査に有利なのか…その理由は非常にシンプルで、頭金を支払っておけば、車の計画的な購入を考えている人だと判断してもらえる可能性が高いからです。

不足分をカーローンで補うのが理想的

頭金を支払うことで得られるメリットは審査面だけでなく、カーローンの返済負担を軽減できる点も挙げられます。

下記のシミュレーションは、車両価格100万円の車を、金利5%のカーローンで60回払いで購入した場合の金額です。

頭金 借入金額 利息総額 支払総額
なし 1,000,000円 132,944円 1,132,944円
30万円 700,000円 92,729円 792,729円

シミュレーションを見ても分かる通り、頭金を入れておけば利息負担を大きく減らすことができます。

頭金なしでカーローンに申し込む際の注意点

車を購入する際に頭金を入れておくメリットは非常に大きいですが、中には金銭的な事情で支払えない人もいます。

確かに頭金を払えなくてもカーローンに申し込むことは出来ますが、審査に注意しなければいけません。

収入状況によっては審査落ち

車を購入する際、頭金を支払わずにカーローンを利用する人は、収入面に気をつけなければいけません。

申し込み時点の年収が借入する金額を大きく下回っていると、審査落ちしてしまう可能性が高いです。

年収だけでなく、毎月の収入額に変動がある人も「継続的な返済能力がない」と判断されてしまうので注意してください。

金銭取引上の信用情報も重要

カーローンの審査では、「継続的に返済する意思」があるかどうかを判断するのに、日常的な支払い状況も重要視されています。

下記のような何気ない支払いでトラブルを起こしている人は、審査に落ちてしまう可能性が高いので注意しておきましょう。

審査落ちに繋がる金銭トラブル
クレジットカードやスマホ料金の長期滞納
支払い義務のある税金を滞納している
家賃の支払いがいつも遅れている
複数社から同時に借入している

3ヶ月以上の長期滞納など、トラブルの内容にもよりますが、個人の信用情報に金融事故として最低でも5年間保管されます。

信用情報にダメージがあると審査を通過するのは非常に難しいので、心当たりのある人は信用情報機関で確認してみましょう。

信用情報の確認先
シー・アイ・シー(CIC)
信販会社での金融取引状況を確認できます。

日本信用情報機構(JICC)
消費者金融での金融取引状況を確認できます。

全国銀行個人信用情報センター(全銀協)
銀行での金融取引状況を確認できます。

カーローンの審査は厳しい?

仮に収入面や信用情報に問題がなかったとしても、カーローンの審査を確実に通過できるとは言い切れません。

カーローンの審査は厳しめに設定されているので、「頭金を入れなくても自分は問題ないから大丈夫」と思っていても、審査落ちしてしまう人は少なからず存在します。

低金利な分だけハードルは高め

審査のハードルが高く設定されているのは、カーローンの「金利」が関係しています。借入先によって多少の差はありますが、カーローンは3~5%程度で利用可能です。

少しでも低コストで車を購入したい人にとっては大きなメリットですが、融資側にとっては低利益の原因となってしまいます。

利用者が貸し倒れてしまう可能性を踏まえると、リスク回避のために審査が厳しくなるのは必然と言っていいでしょう。

少額でもいいので頭金を入れておくべき

カーローンの申し込みを考えている人は、より審査通過の可能性を高めるために、頭金として少しでも現金を支払っておくのが理想的です。

10万円程度でもいいので、まとまったお金を用意して計画的な購入を検討している旨をアピールしておきましょう。

おすすめの特集ページ

記事についてのお問い合わせ・ご相談

マネットカードローンでは、専門家の意見を取り入れながら、正確性に細心の注意を払って正しい情報の発信を追求し続けています。

万が一、内容に誤りがある場合、真摯に向き合って修正にあたっております。

また、ファイナンシャルプランナーへの相談も無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。(詳細は注意事項をご確認ください。)

> 記事についてのお問い合わせ
  • 1.本サイトの目的は、ローン商品等に関する適切な情報と選択の機会を提供することにあり、当社は、提携事業者とお客様との契約締結の代理、斡旋、仲介等の形態を問わず、提携事業者とお客様の間の契約にいかなる関与もするものではありません。
  • 2.本サイトに掲載される他の事業者の商品に関する情報の正確性には細心の注意を払っていますが、金利、手数料その他の商品に関するいかなる情報も保証するものではございません。ローン商品をご利用の際には、必ず商品を提供する事業者に直接お問い合わせの上、商品詳細をご自身でご確認下さい。
  • 3.当社及び当社アドバイザーでは、本サイトに掲載される商品やサービス等についてのご質問には回答致しかねますので、当該商品等を提供する事業者に直接お問い合わせ下さい。
  • 4.本サイトに関して、利用者と提携事業者、第三者との間で紛争やトラブルが発生した場合、当事者間で解決を図るものとし、当社は一切責任を負いません。
  • 5.編集方針、免責事項・知的財産権、ご利用いただく上での注意、プライバシーポリシーの各規程を必ずご確認の上、本サイトをご利用下さい。
  • 6.カードローンお申し込み時に保険証を提出する場合、保険者番号、被保険者記号・番号、通院歴、臓器提供意思確認欄に記載がある場合はマスキングしてお送りください。その他、バーコードなど個人情報にアクセス可能な情報についても隠したうえでご提出ください。
  • ※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用し、事業者(アコム/プロミス/アイフルなど)から委託を受け広告収益を得て運営しております。
この記事に関するキーワード

注目の特集

アドバイザ一覧バナー
返済シミュレーション
ページトップに戻る