ディーラーローンの審査に通らない5つの理由|車が必要な場合の解決策
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元 銀行ローンセンター長
銀行にてローンセンター長を務めた他、大手証券会社・大手クレジットカード会社において、30年に渡り審査を中心に様々な職種を担当。現在はファイナンシャルプランナー兼相続診断士として、多くの消費者の力になっている。
マネット編集担当/キャッシングガイド
奥山 裕基
FP資格を有し、カードローン・消費者金融および貸金業に関する豊富な知識を持つ編集者。関連法規(貸金業法・金融商品取引法等)の理解を深めつつ、多数のローン経験者へのインタビューや金融機関勤務経験者へのヒアリングをもとにリアルな情報収集を怠らず、自身も当サイトにおいて1,000本を超える記事を執筆。生活に欠かせない「お金」だからこそ最適な意思決定を支援したいという理念のもとに情報発信を行っている。
この記事はこんな人向け |
- どうしてもマイカーが必要…
- ディーラーローンの審査は厳しい?
- ディーラーローンの審査に落ちた…
マイカーを手に入れるには高額な費用がかかりますが、購入先のディーラーローンを組めば、まとまったお金がない状況でも資金繰りできます。
しかし、ディーラーローン申込者の中には審査に通らないケースもあるのです。なぜ審査に通らないのか、さっそく確認していきましょう。
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そんな状況になっている場合は、できるだけ早くお金を調達できる方法を探しましょう。結論から言うと、今日明日にお金を必要としている場合はカードローンが便利です。
例えばテレビCMでおなじみの「プロミス」のような有名なカードローンであれば、最短で今日中にお金を借りられて、しかも30日間の利息が発生しません。100万人以上の利用者がいるので安心、1万円~50万円程度のお金が要る場合は検討してみてください。
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ディーラーローンの審査は甘くない
ディーラーローンとは、自動車を購入するときに、購入する車両を担保とするローンで、ディーラーが提携しているカードローン会社のローンを指します。
トヨタファイナンス、オリコのオートローンなどが有名です。ディーラーローンには様々な種類のものがあり、頭金を入れて残額を割賦で支払うものを代表にし、様々な支払い方法があります。
車を購入したい人にとっては、支払いの選択肢が幅広いので非常に利便性が高く、基本車両を担保にしているため、審査に落ちることは考えられないかもしれませんが、意外と落ちてしまう人も少なくありません。
審査を通過しなければ利用不可
ディーラーローンを組むためには、審査通過が絶対条件です。
前述しましたように、車両を担保にするため銀行カードローンなどよりは審査は厳しくない傾向にありますが、それでもやはり申込したからといって、誰でも利用できるわけではありません。
申込内容に従って信用情報機関への照会や、収入審査や他社借入状況など、通常のカードローンなどと同じ審査があります。
審査落ちの理由が全く分からない人も多い
さて、お気に入りの車両をみつけてウキウキ気分でディーラーローンに申込した…ところが審査に落ちてしまった。
実は審査に通らない理由については、殆どの人が把握できていないのが実情です。今後のローン審査のためにも、理由についてはセルフチェックしておきましょう。
ディーラーローンの審査基準は非公開
ディーラーローンの審査基準は、非公開になっております。一般的に、ディーラーローンに関らず、カードローンや銀行ローンなどを含め、ローン審査の基準は公表されることはありません。
なぜなら、その基準がそのままその金融機関の保有する貸付内容の特色になってしまい、資産価値を明らかにしてしまうことになるからです。そのため、正確な審査基準を把握するのは非常に難しいです。
ローン審査は信販会社がおこなっている
申込を行ったディーラーローンですが、これは接客を担当した購入先のディーラーが審査をおこなうわけではありません。申込を行った、提携先の信販会社が審査をおこなっております。
トヨタなら系列会社のトヨタファイナンス、銀行が提携しているマイカーローンなら、その冠になっている銀行など。審査をおこなっている信販会社や金融機関を確認しておくことをおすすめめします。
スコアリングシステムで自動審査
ちなみに、殆どのローン審査では、スコアリングシステムが採用されています。
統計的モデル(一定のロジック)に基づいて、個人または企業の信用度を点数化(スコアリング化)し、与信可否を迅速かつ中立的に判断するシステムのことをいいます。
具体的には、カードの入会審査(初期与信)では、顧客の属性(年齢・年収・勤務先・勤続年数・居住状況等)や個人信用情報機関の個人信用情報を解析してスコアリング化し、またカード発行後の審査(途上与信)では、利用状況や支払状況をスコアリング化します。
このスコアが、ディーラーローンが求める規定値に達していなければ、残念ながら審査に通ることはできません。
ディーラーローンに通らない5つの理由
ローン会社がその審査基準を明らかにしていないというのは前述のとおりですが、ある程度はその理由を絞り込むことは可能です。
審査に落ちた理由が全く分からない人は、下記の内容でセルフチェックしてみるのをおすすめします。
審査に通らない理由1|申込に虚偽があった
ディーラーローンに限らず、カードの申込者の属性などに虚偽があった場合、例えば、年収や就業形態、企業名などに大きな誤りがあると、最悪の場合、虚偽申込と判断されて審査落ちする可能性があります。
ローン審査に通りたいがために、契約社員なのに正社員などと適当な申込をすると、審査落ちするケースもあります。
審査に通らない理由2|収入が安定していない
審査に通るためには、安定した収入を得ている必要があります。実は年収が高いか低いか、ということ以上に安定性について確認されます。
具体的に言えば、アルバイト、パート、自営業、派遣社員、契約社員は雇用が安定していないため収入が安定しているとはみなされにくい傾向になり、それと対象的なのが正社員の人になります。
審査に通らない理由3|他社借入の利用状況が悪い
収支のバランスが悪いとみなされ、審査に通らない理由のひとつに、他社への返済状況に問題があると、審査に悪影響があります。
他社のカードローンなどの支払いが遅れていたりすると、支払い能力に疑問があるとみなされ、審査落ちの可能性が高まります。ディーラーローン申込前に他社のローンを清算しておくのも理想的な方法です。
審査に通らない理由4|複数申込しすぎた
もしご自身に、お金をあちこちの人に無心している人から「お金を貸して」と言われたらどう思いますか?どれだけ困っているの?と不安になり、貸しませんよね。
それと同じで、複数の金融機関にローンを同時期に申込をおこなうと、「この人は危ない、要注意」と見なされてしまいます。
これを申込ブラックというのですが、なぜこれが分かってしまうかというと、申込の際の信用情報機関への照会記録から複数申込を判断されてしまうからです。
審査に通らない理由5|過去にお金のトラブルがあった
更に過去に延滞などの支払いをめぐるトラブルがあった場合、審査に通る可能性は低くなります。
申込に際し、前述しましたが金融機関は信用情報機関への問い合わせを行い、過去に行ったお金の取引内容を確認されます。
そこで、延滞やトラブルがあった人は、「ブラック」と認定され、返済に対する視線に問題があるとして審査落ちすることになります。
どうしてもマイカーが必要…そんな時は
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- 車が要るのに審査に落ちた…
- 通勤や送迎で車が必要なのに…
- マズい、時間もお金もない…
ディーラーローンを希望する人の中には、上記のようにどうしてもマイカーが必要な状況が考えられます。
しかし、ディーラーローンの審査は通らない…そんな時は、他の選択肢を検討してみてください。
対策1|数十万円の中古車を選択する
ディーラーローンに通らないのであれば、購入を検討している車のランクを思い切って下げてみましょう。
車種を普通車から軽自動車に変更したり、グレードをワンランク下げたり、より効率的なのは車体価格の安い中古車を選択し直す方法です。
中古車の販売価格には大きな振り幅があるので、ディーラーローンに通らないのであれば、自身の金銭状況を加味してマイカーを選び直してみましょう。
対策2|不足分をカードローンで補填する
中古車の車両価格でもディーラーローンを使わずに購入するのは厳しい…そんな人は、不足分をカードローンで補填する選択肢もあります。
仮に車両価格20~50万円の中古車を検討しているのであれば、不足分を借入して購入費に充てることで、希望日までにマイカーを用意できるでしょう。
ディーラーローンに通らない場合でも、下記の大手カードローンであれば利用できる可能性は十分あるので、1度検討してみてください。
ディーラーローンと比べると金利が高いので「高額な利息が発生するのでは…」と多くの方が不安になるものでしょう。そんな人は、実際にどれくらい利息が発生するのか確認してください。
1年払い
→ 毎月 45,839円 利息総額 50,074円
2年払い
→ 毎月 24,962円 利息総額 99,079円
3年払い
→ 毎月 18,076円 利息総額 150,721円
毎月の支払い負担を抑えたいのであれば2~3年での完済を、利息を少しでも節約したい人は1~2年での完済を目指すのが理想的でしょう。
自身のお財布事情にあわせて借入すれば、ディーラーローンが利用できなかったとしてもマイカー購入は可能です。返済までをきちんと計画しておけば、カードローンはとても便利なサービスといえます。
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成約率とは、新規申込者の中で実際に借入できた人数の割合を示す数値です。 2023年4月~2024年3月の成約率(審査通過率)は平均37.9%となっており、たくさんの方に利用されていることがわかります。 |
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2023年12月時点で約174万人が利用している | |
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ディーラーローンの審査に関するよくある質問
まとめ
ディーラーローンは支払い能力に応じた自由度の高いローンが組めるなどの利便性が高い反面、その審査は厳格で、車を必要としていても必ずしもローンが組めるとは限らないことをお分かりいただけたと思います。
かといって、日常生活で不可欠な車を購入しなくてはいけない場合も勿論ありますよね。本当に必要なものは何か、きちんと見極めて無理のない支払い方法を検討しましょう。
マネット編集担当/キャッシングガイド
奥山 裕基
ディーラーのカーローンは適用金利が低めに設定されているため、魅力的です。ただ、ローンには必ず審査を受けなければいけません。もしも審査に落ちてしまった場合は、他の方法を検討しておかないと車の購入ができないため、ローンや車の選択肢は多めに考えておきましょう。
元 銀行ローンセンター長|佐藤喜三男
審査に落ちた直後の再申込は避けましょう
ディーラーローンは、信販会社などが車の購入者に代わり、ディーラーに販売代金を立て替える信用販売です。 仮に、審査落ちした場合、審査落ちの原因が解消されない限り何度申込しても同様で、審査落ちの原因が明らかにされることもありません。こうしたケースでは、車の購入代金の不足分を、カードローンで補うことも検討すると良いでしょう。消費者金融系のカードローンであれば、即実で融資を受けられる可能性もあります。