幼稚園や保育園にかかる平均費用と保育料が払えない場合の緊急対処法

本コンテンツには、紹介している商品・商材の広告(リンク)を含む場合があります。 これらの広告を経由して読者が企業ホームページを訪れ、成約が発生すると弊社に対して企業から紹介報酬が支払われるという収益モデルです。 ただし、特定の商品を根拠なくPRするものではなく、当編集部の調査/ユーザーへの口コミ収集などに基づき、公平性を担保した情報提供を行っています。
>提携企業一覧
幼稚園や保育園にかかる平均費用と保育料が払えない場合の緊急対処法
この記事に関するアドバイザ

ファイナンシャルプランナー

工藤崇

代表取締役社長兼CEO。AFP資格を保有し、Fintech領域のリテラシーを向上させたい個人や、FP領域を活用してFintechビジネスを検討する法人のサポートやプロダクト支援に尽力。

幼稚園・保育園の費用が払えない

幼稚園の費用は思いの外負担が大きいと、人によっては感じることがあります。

実際のところ、幼稚園費用の平均相場とはどのくらいなのでしょうか?
また、払えない場合の対処方法はあるのでしょうか?

幼稚園・保育園にかかる費用は?

子供が生まれて成長していき何年か経つと、一般的には幼稚園・保育園に入ります。

幼稚園に入園させるのでは3歳になってからが多いのではないでしょうか。入園に伴って、考えなければいけないのが幼稚園にかかるあらゆる費用ですね。

幼稚園の費用に関しては市区町村や運営会社によって変わるものの、基本的に学費と同じ位置づけになることから、毎月一定であることがほとんどです。

幼稚園・保育園に通う場合にかかる費用

幼稚園・保育園に通う場合にかかる費用は、毎月かかる月謝・保育料だけではありません。具体的には、以下のようなものが挙げられます。

 幼稚園・保育園に通うときにかかる費用 
入園児にかかる費用
入園金・施設費・制服代・教材代など
交通費
ガソリン代、チャイルドシート、送迎バスの料金など
その他
保護者会費、行事での徴収など

幼稚園・保育園費用の平均相場を理解しよう

幼稚園・保育園費用の平均相場についてですが、ここでは、保育料の月謝の平均相場を見ていきます。

そもそも幼稚園・保育園での差もありますが、公立・私立での違い、また公立の場合は自治体による違いもあるのです。

それぞれの分けて、一例を確認していきましょう。

公立幼稚園の保育料

公立の幼稚園の場合、毎月の保育料は1万円以下の場合がほとんどです。

また第二子、第三子の場合は保育料が無料になったり、ひとり世帯の場合は負担が減ったりと、福祉的な制度もあります。

施設名 保育料(月) 備考
練馬区立幼稚園 8,000円 ※第一子かつ年収約360万円以下の場合
佐倉市立幼稚園 6,000円 ※市内在住の方
平塚市立幼稚園 8,200円 ※第一子かつ取得税77,100円以下の場合

公立保育園の保育料

公立の保育園の場合、子どもの年齢や所得、地域によって大きな差があります。

おおよその場合は、1万円〜2万円程度と覚えておくとシンプルです。

施設名 保育料(月) 備考
板橋区立保育園 10,400円 ※第一子かつ区民税70,199円以下の場合
世田谷区立保育院 13,100円 ※3歳児かつ世帯所得税が82,000円未満の場合
川崎市立保育園 16,100円 ※3歳児かつ世帯所得税が77,100円以下の場合

私立幼稚園の保育料

私立幼稚園の場合は、運営団体・法人によって保育料の差が大きいです。

名門の保育園や施設が整っている保育園の場合、毎月3万円前後かかる場合もあります。

施設名 保育料(月) 備考
日本大学幼稚園 32,000円 ※教材費・給食費などは含まない
えいすう幼稚園 29,000円 ※教材費・給食費などは含まない
暁星幼稚園 33,500円 ※教材費・給食費などは含まない

私立保育園の保育料

私立の保育園の場合も、幼稚園と同様に運営団体・法人によって差があります。

ただし市区町村が設定している基準額に準じている場合もあるので、一概に高いというわけではありません。

施設名 保育料(月) 備考
きらめき保育園 64,400円 ※3歳児かつ週5回の場合
こころ新橋保育園 年収・家庭状況によって変動  
ヴィクトリアナーサリー保育園 市町村ごとの基準決定額 ※水戸市の場合は日額500円

幼稚園・保育園の費用が払えないとどうなる?

これまで紹介したとおり、幼稚園の費用は決して軽微なものではありません。そもそも義務教育ではないため、少なからず負担は必要とされます。

もし払えない状況になった場合には、滞納と処理されるためリスクが生じます。子供の成長する姿や友達と遊んでいる時の笑顔を見ると、卒園までは幼稚園に通わせてあげたいでしょうが、費用が払えない場合、子どもにとって良くない結果に至る場合もありえるかもしれません。

滞納が財産の差し押さえにつながる可能性もある

幼稚園の保育料などの費用が払えない場合、幼稚園側から支払いの督促がされます。通知書であったり、電話による連絡であったりと様々な形でおこなわれます。

もちろん、幼稚園の先生や事務の方から連絡も来るでしょう。払えないからと言って放置はできません。最終的には裁判所に手続きが移管し、財産や給与の差し押さえにまで至る可能性があるのです。

強制退園にはなることはない

保育料の支払いができないからといって、家賃の滞納のように強制的に子どもが排除されてしまうことはありません。

幼稚園・保育園は福祉の一貫として子どものために、児童福祉法に基づいて運営されています。退園手続きによって子どもが日中、保育に欠けることはあってはならないのです。

とはいえ保育料の支払いについては、卒園後であろうと必ず納付する必要があります。支払いの意志がない場合、手続きは裁判所へ移管し財産の差し押さえ手続きがはじまるでしょう。

どうしても保育料を滞納してしまいそうなときの対処法と頼れる相手

強制退園にならないとはいえ、保育料は最終的に必ず支払わなければいけません。最終的に財産の差し押さえにつながりえるリスクがあるのですから、必ず対処はしておくべきでしょう。

いきなりお金を用意するのは難しいので、まずは頼れる先をいくつか確認してみてください。

補助金を使うのが理想的

幼稚園の費用が払えないという場合には、補助金を活用するという手段があります。

幼稚園の補助金は、主に私立幼稚園の費用が払えない人を対象に、自治体が運営するものになります。自治体によっても制度内容が異なりますので、払えない事態になる前に、確認してみましょう。
具体的には要件を満たすことで、入園料と保育料が減免措置あるいは補助金が給付されます。

世帯あたりの子供の人数や、小学校に入学している兄弟がいる場合の条件や、税額、生活保護によっても、異なるようなのでしっかり確認しましょう。

幼稚園の費用が払えない場合の手助けになるはずです。

Supervisor

ファイナンシャルプランナー|工藤崇

払えない場合は幼稚園に相談したうえで滞納手続きを

幼稚園の費用が払えない場合は、滞納手続きを取ることとなります。ただ幼稚園から督促状が来るので黙ってするのではなく、必ず幼稚園に相談すること。幼稚園によっては分割払いなどに対応して貰える場合があります。また、自治体によっては補助金を支給しているところもあるため、併せて確認することをお勧めします。

Supervisor

ファイナンシャルプランナー|工藤崇

補助金相談はまず役所など自治体へ

自分自身で補助金の制度を調べると複雑でわかりにくいもの。自治体の子育て支援化など、情報を把握しているところに相談しましょう。幼稚園自体に相談することも効果的です。大切なのは、可能な限り早い段階で相談すること。補助金の申請に一定の時間がかかることもあり、手続きが間に合わないという状況を回避できます。

幼稚園・保育園に相談してみる

保育料が支払えず滞納してしまいそうな場合、素直に幼稚園・保育園に対して相談してみるという方法もあります。

すぐに全額の保育料を用意できない場合は、分割での支払いや支払いまでの猶予を設けてくれるなど、措置をとってくれる場合があるかもしれません。

子どもに関することなので一人で抱え込まずに、先生方に相談してみるのも有効な手段といえます。

親・兄弟といった家族・親族に相談する

自分の子どものこととはいえ、親・親族にとっても大切な家族のことです。事情を説明すれば援助や、お金の工面をしてくれる可能性もあります。

ただし身内からお金を借りる場合、金融機関からの融資同様に借用書を用意したり、返済に関するプランを伝えたりするなど、誠実な対応が必要です。

「子どものこと」であると同時に「自身のこと」でもあるので、人間関係に影響する可能性さえあるでしょう。

おすすめの特集ページ

記事についてのお問い合わせ・ご相談

マネットカードローンでは、専門家の意見を取り入れながら、正確性に細心の注意を払って正しい情報の発信を追求し続けています。

万が一、内容に誤りがある場合、真摯に向き合って修正にあたっております。

また、ファイナンシャルプランナーへの相談も無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。(詳細は注意事項をご確認ください。)

> 記事についてのお問い合わせ
  • 1.本サイトの目的は、ローン商品等に関する適切な情報と選択の機会を提供することにあり、当社は、提携事業者とお客様との契約締結の代理、斡旋、仲介等の形態を問わず、提携事業者とお客様の間の契約にいかなる関与もするものではありません。
  • 2.本サイトに掲載される他の事業者の商品に関する情報の正確性には細心の注意を払っていますが、金利、手数料その他の商品に関するいかなる情報も保証するものではございません。ローン商品をご利用の際には、必ず商品を提供する事業者に直接お問い合わせの上、商品詳細をご自身でご確認下さい。
  • 3.当社及び当社アドバイザーでは、本サイトに掲載される商品やサービス等についてのご質問には回答致しかねますので、当該商品等を提供する事業者に直接お問い合わせ下さい。
  • 4.本サイトに関して、利用者と提携事業者、第三者との間で紛争やトラブルが発生した場合、当事者間で解決を図るものとし、当社は一切責任を負いません。
  • 5.編集方針、免責事項・知的財産権、ご利用いただく上での注意、プライバシーポリシーの各規程を必ずご確認の上、本サイトをご利用下さい。
  • 6.カードローンお申し込み時に保険証を提出する場合、保険者番号、被保険者記号・番号、通院歴、臓器提供意思確認欄に記載がある場合はマスキングしてお送りください。その他、バーコードなど個人情報にアクセス可能な情報についても隠したうえでご提出ください。
  • ※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用し、事業者(アコム/プロミス/アイフルなど)から委託を受け広告収益を得て運営しております。
この記事に関するキーワード
ページトップに戻る