バスの運賃を支払うお金が足りない場合の気になる対処法
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元 消費者金融 社員
長く一部上場の大手消費者金融会社に所属しており、お金を必要としているさまざまな人の約に立てるように事業計画策定等の業務にあたった。過払金返還や貸金業法改正という大きな波に揉まれつつも、環境が変わるも消費者金融産業に身をおいていた経験を活かし、アドバイザーとしても活躍している。
マネット編集担当/キャッシングガイド
奥山 裕基
FP資格を有し、カードローン・消費者金融および貸金業に関する豊富な知識を持つ編集者。関連法規(貸金業法・金融商品取引法等)の理解を深めつつ、多数のローン経験者へのインタビューや金融機関勤務経験者へのヒアリングをもとにリアルな情報収集を怠らず、自身も当サイトにおいて1,000本を超える記事を執筆。生活に欠かせない「お金」だからこそ最適な意思決定を支援したいという理念のもとに情報発信を行っている。
この記事はこんな人向け |
- 通学や通勤でよくバスを利用する
- バスに乗ったはいいがお金がない…!
- 無賃乗車してしまったらどうすればいい?
バスを利用しているとき、降車するタイミングになってお金が足りない状況に陥ってしまうこともあるでしょう。
財布を持たずに乗車してしまった場合や、電子マネーの残高が不足していた場合など、具体的な対処法を確認しておきましょう。
料金形態が異なるバスの運賃
バスの運賃は、全国同じ金額で統一されている訳ではありません。
区画ごとに運賃が増額していく場合もあれば、いくら乗っても一律の値段で利用できる場合もあります。
地域差がかなり出るのがバス料金とも言えるかもしれませんね。また、支払いシステムもそれぞれ異なっています。
「先払い」もしくは「後払い」になる
運賃が一律のバスは、基本的に先払いとなっています。
簡単に説明すると、バス乗車時に所定の運賃を機械に投入するシステムです。
それに対し、利用区画に応じ増額されるシステムの場合は、一般的に降車するタイミングで運賃を投入する後払いとなっています。
市営・都営バスは基本的に先払い
バスには自治体が運営するものと民間のものの2種類がありますが、基本的に先払い(運賃が一律)なのは前者です。
例えば、東京都の都営バスの場合、以下のような料金形態となっています。
このように、自治体が運営するバスは非常に低運賃で利用できるようになっているのです。
料金未払いが起きやすいのは後払いの民間バス
自治体が運営するバスであれば、乗車時に運賃を支払う段階で「お金が足りない」と認識できるので、支払いトラブルはほとんど起こりません。
一方、民間のバスは基本的に利用区画ごとに料金設定されているので、後払いのシステムが採用されています。
そのため、民間交通会社が運営するバスの場合、目的地に着いてからお金が足りないことに気付くケースが起こり得てしまうのです。
お金が足りない場合の対処法
バスに乗車してからお金が足りないことに気付いた場合、実際どうすればいいのでしょうか。
運賃が払えないと、
「警察に通報されてしまう…」
「バスの運行を遅らせてしまう…」
上記のように様々な不安をかかえてしまうものです。
嘘をつかずにバスの運転手に伝えましょう
万が一、お金がないままバスに乗車しても、慌てず運転手に現状を説明しましょう。
正直に事情を説明すれば、場合によっては「後日支払う」という形で降車できる可能性があります。
氏名や連絡先を運転手に伝え、次回乗車時に支払う、もしくはバス会社に送金すれば問題ありません。
バスの運賃を未払いにするのは避けるべき!
「許してもらえるなら…」と、バスの運賃を払わなくていいと考えるのはやめましょう。
バスのような公共の交通機関を利用している以上、運賃をきちんと支払うのは利用者の義務です。
仮に、バスの運賃を常習的に支払わなければ、当然法的な措置に発展する可能性はあります。
いざというときに「お金が足りない」と慌てないためにも、未払いを予防するための対策をしておきましょう。
あらかじめ料金を調べておく
自治体が運営するバスなら500円玉でも用意すれば問題ないでしょうが、利用区画に応じて料金が異なるので、目的地に応じて運賃も変わります。
昨今はほとんどの交通会社が、運賃を算出できるシステムを公式ウェブサイト上に用意しています。
降車する停留所がいつもと少しでも違うなら、公式サイトであらかじめ必要な金額を確認し、バスに乗る前に運賃を用意しておきましょう。
オートチャージできるICカードを利用
昨今ではPASMOなどのICカードが全国的に普及しており、ほとんどの交通機関で運賃の支払いができる環境が整っています。
上記のように手動でチャージする必要があるため、単に利用するだけでは残金不足で「どちらにせよお金が足りない」という状況にもなりかねません。
残高不足で支払いトラブルにならないよう、オートチャージなどのサービスを併用しましょう。
今月はバスの運賃を払う余裕もない…そんな人は!
ここから先の内容 |
- チャージしたいけど今月はカツカツ…
- でも、バスが使えないと移動に困る…
- 給料日まで1週間以上あるのに…
日常的にバスを利用する人の多くは定期、休日などのオフ日に利用する人はPASMOやスマホでの支払いを使うものです。
しかし、急な出費や支払いが続いてバス代に回す余裕がない…そんなケースも意外と少なくありません。どうしてもお金に余裕がない人は、今からでも出来る金欠脱出法を検討してみましょう。
解決策1|物を売る
今月の生活費を補填する方法として、現金化できる私物を売却するのもおすすめです。
手放せる貴金属類があれば、定期券更新1回分の費用にはなるかもしれません。不要なものは、リサイクルショップ等で出来る限り売却してください。
必ずしも必要な金額を用意できる保証はないので、その点には十分に注意しておきましょう。
維持費がかかる物の売却が効果的
車のように、高額かつ「維持費」がかかるものをお金に換えるという手段もあります。
売却することで得られる金額も大きいですし、今後維持費がかからなくなれば、月々の支出そのものを引き下げられるのです。
もしかしたら、それだけでも「毎月お金が足りない」という問題を解決できるかもしれません。ただし、一度手放したものは簡単に取り戻せない可能性があります。
また、車のように手放すことで不都合が生じかねないものもあるので、十分に注意しましょう。
解決策2|副業で稼ぎを増やす
副業により、そもそも収入額を引き上げるという手段もあります。
仕事の合間を縫って更に働くというのは、確かに大変なこともあるかもしれません。しかし、内職などを行い、自分に合ったペースで無理なくお小遣いを稼げることもあるのです。
クラウドソーシングという手段
具体的な副業方法のひとつに、クラウドソーシングがあります。クラウドソーシングとは、ネット上で個人が仕事を受注できる媒体です。
クラウドソーシング上で発注されている仕事には、専門性が高い物もありますが、パソコンさえ使えれば気軽に応募できるものもあります。
例えば、画像作成は誰にでもできるわけではありませんが、コラム作成などのライティング案件なら、初めての方でも応募できるでしょう。ただし、専門性の低い案件は、比較的単価が安く設定されていることがあります。場合によっては思うように稼げないケースもあるので、注意してください。
クラウドソーシングの例 |
- クラウドワークス
- ランサーズ
- シュフティ
- クラウディア
解決策3|知り合いに助けてもらう
例えば、ご両親や親しい友人などに金銭的な援助を頼ってみてください。
バス代程度のお金であれば、足りなくなった理由をきちんと説明すれば工面してくれるかもしれません。必ず借りられる保証はないので、少額だからと言ってあまり当てにし過ぎないようにしましょう。
借りたお金は必ず返しましょう
もちろん、誰が相手であっても、借りたお金はしっかり返す必要があります。お金の貸し借りは人間関係を悪化させる可能性もあるので、あくまでも誠実に対応するよう注意してください。
解決策4|金融機関からお金を借りる
純粋に収入を増やせたり、知り合いに助けてもらうことができるなら、それに越したことはありません。
しかし、例えば副業では必要なお金を工面できなかったり、親しい相手には素直に相談できないこともあると思います。
それでも、「お金が足りない」という状況は解決したいですよね。
場合によっては、金融機関からお金を借りるという選択肢にも目を向けてみてください。
金融機関にはカードローンという商品があり、お金を借りられます。借りたお金の使いみちは、基本的に自由であるためお金が足りない状況になっても解決できるでしょう。
具体的には「プロミス」や「アコム」といったカードローンが有名です。
ご自身の状況に合わせて検討してみてください。
アコム
ピンチのときは、アコム一択
最短20分で借りられる!(※1)WEB完結も可能!カードローンの中でも特に利用者数が多く知名度も高いので、学生や女性でも安心です!
※1 お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
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バスの運賃が足りない際に関するよくある質問
まとめ
バスの料金は各社によって違います。また民間と自治体のどちらが運営しているかによっても、料金形態や支払方法は変わってくるのです。
どちらにせよお金が足りない場合は、運転手に相談したうえで次回以降の支払いとなります。当然回避すべき事態ではありますが、高圧的な態度を取られる心配は無く、基本的には優しく対応してもらえるでしょう。
だからと言って常習的に未払いを起こしてはいけません。いざというときに「お金が足りない」と慌てないよう、あらかじめ何らかの対策をしておきましょう。
マネット編集担当/キャッシングガイド
奥山 裕基
普段乗車しないバスを利用する際は、複数の選択肢を持っていると良いでしょう。特に普段キャッシュレスの利用が多い場合でも現金は常に持ち歩くなどです。常に複数の選択肢を持っておくことで、不測の事態に遭遇した際でも冷静な行動がとれます。
元 消費者金融 社員|野崎照美
運賃の未払いは警察の厄介になることになります。
その時限りであれば許されますが、何度も同じ運転手の時に未払いが生じた場合には常習者として警察に連絡されます。 運転手の対応は地方などに行きますと事情は違い、場所によっては身分証などを置いていかされる場合もあります。後払いのバスを利用する際は、先に運賃を調べてから乗るようにしましょう。