免許を取るお金がない時に教習所の費用を抑える3つのコツ
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- ✓そろそろ車の免許が欲しい…!
- ✓でも、教習所に通うお金がない
- ✓バイトを増やすべきか?誰かに借りるべきか?
車の免許をとるためには、教習所に通う時間とお金がどうしても必要です。
社会に出て忙しくなる前に取得しておきたいところですが、教習所に通うだけの大金を自力ですぐに用意することは簡単ではありません。
そこで、お金がない学生が車の免許を取得するための方法を紹介します。
免許が欲しいけどお金がない…
免許が欲しいけどお金がない学生もいるかもしれません。
学生は勉学が主体なので、安定した収入があるわけでもありませんし、サークルや部活動で時間を多く取られる人もいるでしょう。そのような中でも、車の免許を取得しておきたいという気持ちは非常にわかります。
社会人になると、仕事で時間を自由に取ることもできず、「免許を取りに行くタイミングがない」と嘆いている人も少なくないでしょう。
免許を持っている新成人の割合
免許を持っている新成人の割合を見てみましょう。
上記のデータはソニー損保が2017年に行ったものです。新成人(1997年4月2日〜1998年4月1日生まれ)1,000名に、普通自動車運転免許の保有状況を聞いたところ、「普通自動車免許を持っている(AT限定)」が33.3%、「普通自動車免許を持っている(MT)」が22.7%で、合計した『運転免許の保有率』は56.0%という結果でした。
これを見ても分かる通り、若者の車離れが進んでいると一般的に言われているものの、半数以上の新成人が免許をすでに持っているのです。
免許を持つメリット
免許を持っていると、さまざまな場面で利用することができます。
例えば、運転免許証は公的な身分証明書になります。クレジットカードを作る際や、ローンを組む際にも運転免許証があれば身分証明書として利用できるのです。
また、漫画喫茶やレンタルビデオ店で会員証を作る際にも、運転免許証が利用できます。
つまり、運転免許証は運転をするためだけではなく、公的な書類として多くの場面で利用できるのです。
免許を取るためにかかる費用の相場
免許を取得するには教習所に通い、学科と実技の講習をそれぞれ規定回数こなし、仮免を経て卒業検定に臨まなければなりません。
その後運転免許センターで試験を受け、それに合格すると晴れて自動車運転免許が交付される運びになります。
しかし教習所は無料で利用できるわけではなく、主に以下のような費用がかかってしまいます。
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教習所に通いで免許を取る場合の相場
免許を取得するために必要な教習所での学科と実技は、入校から仮免まで、そこから更に卒業検定までに規定回数受講しなければなりません。
学科は決められた内容の講座が複数回用意されており、そして多くの場合それらは予め決まったカリキュラムで開講されています。実技の場合、空いた時間に配車手続きを行えば、回数に応じて適切な内容の講習が受けられます。
学科は開講されている内容と自分が受けなければならない内容を照らし合わせ、必要な講座を選んで受講する必要があります。通常は自分の都合が良い時間に学科と実技を受講し、数か月かけて免許を取得することになります。
この方法で免許を取得した場合の相場は、およそ25万~30万円程度です(マネット調べ)。
合宿で免許を取る場合の相場
学生が長期休暇などを利用して免許を取得する場合、合宿に参加して短期間に必要な教習を全て受講する方法があります。
いわゆる合宿免許と呼ばれる仕組みで、この方法では最短2週間程度で卒業できます。実際に免許を取得するには、卒業後に免許センターの試験を受けなければなりませんが、それでも通常の取得方法と比較すれば、圧倒的短期間で自動車運転免許が手に入るでしょう。
合宿で免許を取得する場合の相場は、宿泊費や食費を含めても20万~25万円程度です(マネット調べ)。
学割などのサービスを使えば、さらに安くなるケースも少なくありません。お金がないという学生などは、こちらの方法で取得を検討してみてはいかがでしょうか。
免許の取得費用を安く抑えるコツ
免許を取得するためには、最低でも20万程度のお金が必要になります。
親が免許取得費用を払ってくれたり、一部を肩代わりしてくれる場合でも、可能な限り安い費用で免許を取得するに越したことはありません。
もちろん、高い値段を払うことでサービスが充実しているケースもあるので一概には言えませんが、「お金がないけど免許を取得したい」という人は、以下のようなコツを意識してみてください。
コツ1|「通い」ではなく「合宿」
運転免許を取得する方法は、主に「教習所に通う」か「合宿に行く」の2つがあります。
それぞれの方法に一長一短があり、どちらが優れているかは判断しにくいですが、費用を安く抑えるという面においては、「合宿に行く」という方法を選択すべきです。
教習所と合宿の費用は、一般的に10万円程度の差があります。自分で10万円を稼ぐためには、時給1,000円のアルバイト100時間分。一日8時間働いたとしても12日かかります。
また、その10万円があれば友達と海外に遊びに行くことも可能ですし、サークルや部活動の費用にもあてることができるはずです。
もちろん、地方の教習所であったりすれば通いでも安く抑えることが可能なので、場合によりけりなのは念頭においてください。
コツ2|大学生協から申し込む
大学生協とは全国大学生活協同組合連合会の略称で、営利を目的とせず、学生と教職員自らが運営しています。
非営利で運営を行っているので、免許取得費用も通常の方法で申し込みをするよりも安く抑えることができるのです。また、「数名で申し込むと割引・キャッシュバック」といったキャンペーンも行っているので、友人と一緒に合宿で免許を取得を使用という人にもピッタリかもしれません。
「大学生協っていうくらいだから大学生しか利用できない」と思うかもしれませんが、安心してください。
コツ3|時期を選ぶ
教習所にも忙しい時期と閑散期があり、運転免許の費用を抑えるためには閑散期を選びましょう。
例えば、2月・3月は高校を卒業した人が、大学や専門学校に進学する間の空いている時間に免許を取得してしまおうと教習所に通うので、値段も高めに設定されているのです。
また、7月・8月も学生は長期の夏休みにはいるので、教習所に通う人が増えます。
一方、閑散期は9月下旬から1月頃と一般的に言われています。長期の休みが取りにくいこと、高校生がまだ卒業していないので、教習所は比較的混雑していないでしょう。
つまり、免許合宿を生協で申し込み、閑散期にいくことが免許費用を安く抑えるコツといえます。
お金のない学生が免許費用を作る方法
免許費用は安く抑えたとしても数十万円かかります。
そのため、普段から貯金をしている人でないと、すぐに免許費用を一括で支払うのは難しいでしょう。
そこで、免許費用を作る方法を紹介します。
方法1|免許ローンを利用する
免許ローンを利用して、費用を分割払いにするという方法があります。銀行やクレジットカード会社、先述した大学生協などが免許ローンを取り扱っています。
ただし、免許ローンと一概に言っても特徴は各社で異なります。5%以下の金利で融資をしている銀行もあれば、13%ほどの金利がかかるクレジットカード会社もあるので、それぞれを比較してみて、自分に適した免許ローンを検討してみてください。
何を基準に比較するのかは人それぞれですが、金利が低ければ低いほど、支払う利息は少なくなるので、まずは金利に注目してみることをオススメします。
また、免許ローンの利用には審査があります。審査基準は公開されていないので、どのような人が審査に通過できるかは誰にも分かりません。一般的には、ほとんどアルバイトをしておらず、ご両親にも安定した収入がない場合、審査に通過できない可能性が高いと言われています。
Q.免許取得の費用を用意できない人が最初に検討すべき対処法とは
ファイナンシャルプランナー|加賀谷豪
運転免許ローンなどを活用
免許取得には費用がかかります。学生時代に免許を取得するためには、費用を捻出する必要がありますが、親からの資金援助などが難しい場合、運転免許専用のローンなどを活用することが可能です。大学の生協などでも提供されています。ただし、自身がアルバイトの収入などで貯蓄し費用を捻出することができれば、それが理想です。
方法2|アルバイトで稼ぐ
時間はかかりますが、アルバイトで必要な費用を稼ぐ方法が一番費用を抑えられます。
免許ローンは利息がかかるので、本来の金額に利息を上乗せした代金を支払わなければならないのに対し、アルバイトで費用を貯めれば本来の金額だけでいいのです。
しかし、費用を貯めるには時間がかかります。時給1,000円のアルバイトを毎日8時間、一ヶ月休みなしで働いて、やっと24万円です。
学業との両立を考えると現実的な案ではないでしょう。また、アルバイトで稼いだお金を丸々貯金できればいいですが、日々の生活にもお金がかかります。
そのため、今すぐにでも免許がほしいという人には向かない方法と言えます。しかし、社会人になるまでに免許が取れれば良いという人は、まず貯金をして免許費用を貯めることを検討してみてください。
方法3|両親に援助を頼む
やはり、頼りになるのは親です。自力でどうにかできれば越したことはありませんが、親に援助を頼むのも1つの方法として検討してみましょう。運転免許を持っていることで得られる利点を丁寧に説明し、説得を試みてください。
ただし、親の経済力次第では頼みにくいということもあるかもしれません。そもそも大学や専門学校の費用でさえ、奨学金などを利用して捻出している場合、運転免許の費用を親が出してくれる見込みは少ないでしょう。
方法4|金融機関で借りる
両親や免許ローンでお金を借りることができるなら、それに越したことはありません。しかし、両親には頼みにくい。免許ローンの審査に落ちたという人もいるかもしれません。
それでも、どうしても「免許を取得したい」という人は、金融機関からお金を借りるという選択肢にも目を向けてみてください。
カードローンという選択肢
具体的な借入方法の1つに、カードローンがあります。カードローンとは、ATMから現金を直接借りることができるローン商品です。
コンビニに設置されているATMでも利用可能なので、急にお金が必要になったときも、カードがあればすぐ借入できます。
カードローンはアルバイトをしている方でも利用ができる
「カードローンは学生でも利用できるの?」と疑問を抱いている人もいると思いますが、学生でもアルバイトをしていて、毎月一定以上の収入があれば、カードローン利用することが可能です。
実際に大手消費者金融では、アルバイトをしている方にも融資をしている実績が多くあるので、安心して利用することができるといえるでしょう。
どのような目的でも利用できる
カードローンの特徴は、借りたお金をどのように利用するかは自由に決められる、ということです。※
免許ローンの場合は運転免許を取得する費用としてのみ融資を受けることができますが、カードローンの場合はいかなる目的にでも利用できます。
そのため、免許費用を払ったあとで、生活費がなくなったり、飲み会が重なった場合でもカードローンは助けとなってくれます。
※事業性資金としては利用できません。
50万借りても月々1万5000円の返済
たとえば、最低返済額が少ないカードローンを検討してみてください。大手消費者金融のアコムの最低返済額は以下のようになっています。
アコム返済額 | |
キャッシング額 | 返済額 |
1万円 | 1,000円 |
3万円 | 1,000円 |
5万円 | 2,000円 |
7万円 | 3,000円 |
10万円 | 3,000円 |
15万円 | 5,000円 |
20万円 | 6,000円 |
25万円 | 8,000円 |
30万円 | 9,000円 |
35万円 | 11,000円 |
40万円 | 12,000円 |
45万円 | 14,000円 |
50万円 | 15,000円 |
このように、50万円借りても月々の返済は1万5000円です。もちろん、これ以上の金額を返済することも可能なので、お金に余裕のあるときや、バイトで多く稼げた場合は追加で返済することをオススメします。
おすすめのカードローン1|プロミス
プロミスの成約率は44.9% | |
成約率とは、新規申込者の中で実際に借り入れできた人数の割合を示す数値です。 ちなみに、プロミスの成約率は44.9%となっており、たくさんの方に利用されていることが分かります。(2020年4月時点) |
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3項目を入力すれば借入できるかすぐ判断! | |
プロミスの「1秒パパっと診断」を使えば、生年月日・年収・他社借入金額を入力するだけで簡易診断してくれます。 「お借入可能と思われます。」という表示が出れば、借入できる可能性はあるでしょう。 |
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2023年12月時点で約174万人以上が利用している | |
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まとめ
学生時代は時間はたくさんあるものの、お金がなくて免許が取れないという状況になりがちです。しかし、社会人になってからは、そもそも時間を作るのが難しくなってしまうので、免許は学生時代に取得しておくことをオススメします。
お金がないけど免許を取りたい、そんな場合は「お金を借りる」という選択も1つです。免許ローンや両親、カードローンといった方法を紹介しましたが、自分に適した方法を検討してみてください。
Q.免許取得にかかる費用で節約すべきものとは
ファイナンシャルプランナー|加賀谷豪
合宿免許などを活用
自動車免許に係る教習所には、通常の通学での免許取得に加えて、合宿免許というものがあります。この合宿免許は、2週間前後の期間をかけて、泊りがけで短期間で免許を取得するもので、通常の通学と比較して10万円前後費用を抑えられる可能性があります。もし学生などで、まとめて休みを確保できる場合は有効です。また、夏休み、冬休みなどの時期は若干値上がりするため、もしそれ以外の日程で休みを確保できる場合は、さらに節約となるかもしれません。