学生でもカードローンは使える!選び方や審査通過のコツ
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学生の中には、どうしてもお金が必要で「カードローン」を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
とはいえ、「収入といってもバイト代くらい」「年齢制限は大丈夫か」「親や学校にバレないだろうか」など、利用したいものの様々な悩みが付き物ですよね。
そんな学生のために、マネット編集部がおすすめのカードローンを紹介します。
「お急ぎの方向け」「バレたくない人向け」といったように、選ぶ際のポイント毎にカードローンを厳選。
他にも、気になる申込後の審査や借入する際の注意点なども解説するので、カードローンを検討中の学生はぜひ参考にしてみてくださいね。
学生でも条件次第でカードローンを利用可能!
学生に限った話ではありませんが、大前提としてカードローンを利用するには申込条件をクリアしていなければいけません。
カードローンの申込時には、年齢や収入に関する条件を設定されているケースが多いです。
一例として、メガバンクや大手消費者金融が取り合うカードローンの申込条件を見てみましょう。
商品 | 申込条件 |
---|---|
プロミス | ・年齢18~74歳のご本人に安定した収入のある方 ※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は不可 ※年金収入のみの場合は不可 |
アコム | ・20歳以上(高校生を除く)の安定した収入と返済能力を有する方 ・自社の審査基準を満たす方 |
アイフル | ・満20歳以上69歳までの方 ・定期的な収入と返済能力を有する方 |
三井住友銀行カードローン | ・お申込時満20歳以上満69歳以下の方 ・原則安定したご収入のある方 ・SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる方 |
楽天銀行カードローン | ・満年齢20歳以上62歳以下の方 ・日本国内に居住している方 ・お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方 ・楽天カード株式会社または三井住友カード株式会社の保証を受けることができる方 |
みずほ銀行カードローン | ・満20歳以上満66歳未満の方 ・安定かつ継続的収入が見込める方 ・審査の結果、保証会社の保証を受けられる方 |
上記の表からも分かる通り、取扱先によってカードローンの申込条件は様々です。
とはいえ、各条件を抽象化すると以下が重要なポイントと言えるでしょう。
学生にとって重要な3つのポイント |
- 申込時の年齢制限をクリアしている
- 毎月安定した収入が継続的に見込める
- 融資先が定めた水準の返済能力を有している
以下で各ポイントについて解説していくので、自分がカードローンを利用できるかどうか確認してみましょう。
申込時の年齢制限をクリアしている
カードローンの申込条件には必ず「年齢」に関する記述があり、「○歳以上~○歳まで」といった表記で掲載されているケースが一般的です。
年齢制限が設けられている主な理由としては、日本の法律で未成年者への貸付が禁止されているため、返済能力があると判断される範囲を制限するため、といった点が挙げられます。
年齢の範囲については、カードローンを取り扱う金融機関によって以下例のように様々です。
一部大手消費者金融が取り扱うカードローンの場合:18歳以上~
一部メガバンクが取り扱うカードローンの場合:20歳以上~
これからカードローンの利用を希望する学生は、上記のような点を考慮して申込先を選ぶ必要があるでしょう。
※場合によっては、年齢を満たしていても「高校生不可」となっているケースもあるのでご留意ください
毎月安定した収入が継続的に見込める
学生がカードローンを利用するには「安定収入」、簡単に説明すると長期間にわたって一定以上の収入が見込める状態でなければいけません。
収入に安定性が求められるのは、カードローンが「毎月一定額を長期的に支払っていくスタイル」の返済方法が一般的だからです。
例えば、毎月一定の金額をアルバイトで得ている学生は、月々の決められた返済額を無理なく支払えます。
逆に、シフト制などで月々のお給料に大きな差があると、安定的な返済が難しいと判断されてしまうのです。
収入面に不安がある方は、年収の高さよりも安定性がより重要視されている点を覚えておくと良いでしょう。
金融機関側が定めた水準の返済能力を有している
特に、収入の借入のバランスや過去の返済実績を確認され、カードローンの返済を継続して行われるかがチェックされます。
過去の返済実績については、信用情報を通じて調査します。
出典: JICC 指定信用情報機関 株式会社 日本信用情報機構「信用情報」とは、ローンやクレジットの利用などの信用取引に関する、過去から現在までの客観的な取引事実を表す情報です。
信用情報を確認することで、クレジットカード他社の借入の支払状況が確認できるため、返済能力を審査できます。
つまり、過去にクレジットカードなどの支払いに遅れたことがある方は、審査に通らない可能性があるため注意が必要です。
銀行は保証会社に審査の一部を委託している
保証会社とは、万が一カードローンの返済ができなくなった場合に、本人の代わりに支払ってくれる会社のことです。
保証会社が仲介してくれることで、カードローン会社は安心してお金を貸せるというわけです。
しかし、保証会社の承諾を得るためには、保証会社独自の審査基準に合致する必要があります。
保証会社の審査はカードローン会社の審査とほぼ同じ項目が見られることが多いです。
借りたあとに後悔しない!学生向けカードローンの選び方
学生向けにおすすめのカードローンをいくつか絞り込むことは出来るのですが、そこから状況に応じた適切な商品を選ばなければいけません。
理由はいたってシンプルで、「とりあえずこれでいいだろう」といった形で安易に選択してしまうと、希望通りの条件で借入できない可能性があるからです。
例えば、「今すぐに借りたいと思っていたのに間に合わなかった」「借りたものの思っていたより返済が長引いてしまった」といったケースが挙げられますね。
カードローンは、以下のように取扱先別で2タイプに大きく分類できます。
1.銀行が取り扱うカードローン
2.消費者金融が取り扱うカードローン
それぞれの特徴について表でまとめておきましたので、自分にとって使いやすいカードローンはどちらなのか、大まかにでもイメージを持ちましょう。
とはいえ、カードローン毎にスペックや特筆すべきサービスが異なるので、選定する際の具体的な指標として以下の3点を挙げておきます。
選定のポイント |
- 融資スピード
- バレにくさ
- 金利
上記ポイントごとにおすすめのカードローンを紹介していきますので、ご自身が重視したい項目内をご参照ください。
融資までのスピード
少しでも早くお金を借りたい学生は、大手消費者金融の取り扱うカードローンを検討しましょう。
以下の通り、融資スピードで比較するとその理由は一目瞭然ですね。
カードローン名 | 融資スピード |
---|---|
プロミス | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
アコム | 最短20分 |
アイフル | 最短18分 |
三井住友銀行カードローン | 最短翌営業日 |
楽天銀行カードローン | 最短翌営業日 |
みずほ銀行カードローン | 最短翌営業日 |
上記の中でも、マネット編集部が学生におすすめするカードローンは、プロミスとアコム。
申込から融資までにかかるスピードはもちろんですが、アルバイト収入だけでも融資を検討してくれる点が学生にとって大きなメリットと言えます。
最短15秒で借入できるか分かるプロミス
とにかく早く、今日もしくは明日までにお金が必要な学生には、プロミスがおすすめです。
本審査を別途受ける必要はあるのですが、WEB申込後の事前審査で借入できるかどうか最短15秒で分かります。
WEB申込後、最短3分程度で本審査の結果が届くため、融資スピードを重視するのであればぜひご検討ください。
プロミス
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初めての利用なら30日間利息0円!24時間申込OKのWeb完結なら郵送物なし!バレずに早く借りたい人向けです!
楽天銀行の口座をお持ちならアコムもあり
お急ぎの方で楽天銀行の口座をお持ちの学生には、アコムという選択肢もおすすめです。
先ほど紹介したプロミスよりも融資スピードは若干劣るものの、楽天銀行の口座に振り込んでもらえるサービスを利用すればアコムの方が利便性は高いでしょう。
楽天銀行の口座であれば、手数料無料・24時間最短10秒で振込キャッシングが可能です。
アコム
ピンチのときは、アコム一択
最短20分で借りられる!(※1)WEB完結も可能!カードローンの中でも特に利用者数が多く知名度も高いので、学生や女性でも安心です!
※1 お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
バレにくさ
親や学校、バイト先、友達など、周囲に借入するのがバレたくない学生は、電話連絡や郵送物への配慮が徹底されたカードローンがおすすめです。
バイト先への電話連絡や、自宅宛てに送られてくるカードや契約書でバレてしまうケースを未然に防げます。
基本的に、銀行の取り扱うカードローンは上記のような対策はあまり期待できないので、内緒でこっそり借入するのであれば申込先をしっかり厳選しておきましょう。
自宅や職場や原則電話がないアイフル
周囲にバレたくない、内緒でこっそり借りたい学生には、アイフルをおすすめします。
公式サイトにも明記されているのですが、申込後に行われる自宅やバイト先への電話連絡は原則行っていないのです。
仮に、審査状況等によって電話連絡が必要になる場合も、申込者の同意が取れなければ実施されません。
アイフル
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金利
カードローンの返済が長期化する場合は、金利が低いものを選ぶことが望ましいです。
カードローンの返済は、元金と利息を合わせて支払わなければいけません。また、利息は金利×借入残高×借入日数で計算されるため、金利が低いほど支払う利息が少なくなります。
つまり、同じ返済金額でも、金利が低い方が返済金額に占める利息額が低いため、借入残高を早く減らすことが可能です。
また利息の計算には借入日数も含まれてきますので、返済期間が長引くのであれば、なるべく低金利であるほど、利息額も抑えられます。
大手カードローン会社の金利について、以下の表でまとめているので、参考にしてください。
カードローン名 | 金利(実質年率) |
---|---|
プロミス | 4.5%~17.8% |
アコム | 3.0%~18.0% |
アイフル | 3.0%~18.0% |
三井住友銀行カードローン | 1.5%~14.5% |
楽天銀行カードローン | 1.9%~14.5% |
みずほ銀行カードローン | 2.0%~14.0% |
カードローンの金利は上限金利、下限金利が設定されており、融資限度額に応じて金利が決定します。
融資限度額が低いほど金利が高くなるため、上限金利に注目すると良いでしょう。
キャッシュカードと一体型にできる三井住友銀行カードローン
三井住友銀行カードローンは、同行の普通預金を持っている方だと、普段使っているキャッシュカードにカードローンの機能を追加することができます。
「ローンカードを周りに見られたくない」「カードをむやみに増やしたくない」にとっては、非常に便利なカードローンといえます。
また、金利が年1.5~14.5%(実質年率)と銀行カードローンの中でも低い水準です。
そのため、なるべく金利を抑えてカードローンを利用したい方に向いています。
さらに、毎月の返済額は2,000円からとなっており、カードローンの支払いに不安がある人でも利用しやすいです。
三井住友銀行カードローン
カードレス※が選べる三井住友銀行のカードローン!
スマホ完結・キャッシュレスも可能。土日も24時間審査申込可能です。
※カードレスは三井住友銀行の普通預金口座をお持ちでない方、またWEBよりお申込みのお客さまで、本人確認をオンラインで行った場合に限り「カードレス」の選択が可能です。
※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。
楽天会員なら審査優遇が受けられる楽天銀行カードローン
楽天銀行カードローンは、楽天会員のグレードに応じて審査の優遇が受けられるという特徴があります。
そのため、カードローンの審査が不安という方でも利用しやすいです。
また、金利が年1.9~14.5%(実質年率)と低く、他社カードローンやリボ払いの借換先にも適しています。
さらに、楽天銀行口座を返済先に設定していると、月々のATM出金手数料や振込手数料の無料回数が増えるという特典があるため、楽天銀行を利用している人は使いやすいでしょう。
楽天銀行スーパーローン
期間限定で2,000円分プレゼント中!
楽天会員ランクに応じて審査優遇!お申込はスマホで完結24時間OK!
金利年2.0%~14.0%で返済負担が抑えられるみずほ銀行カードローン
みずほ銀行カードローンは、金利が低いことがメリットです。
金利は利用限度額に応じて年2.0%~14.0%となっています。
さらに、住宅ローンを契約中の方は、金利年1.5%~13.5%に引き下げられるという特典が受けられます。
また、みずほ銀行ATMの利用手数料は0円で、他社ATMも月最大3回まで0円と使いやすいです。
みずほ銀行カードローン
口座があれば簡単手続き!
みずほ銀行の口座を持っている人は普段のカードでOK!来店不要で郵送物もなしで利便性高く使えます。
みずほ銀行カードローンのご利用は計画的に!
無利息期間を利用するのもアリ!
少額かつ次月には完済できる程度の借入を希望する学生には、無利息期間の利用可能なカードローンもおすすめです。
無利息期間とは、取扱先の金融機関が設定した期間中、利息が一切かからないサービスで、原則はじめてご利用する方が対象となっています。
とはいえ、一般的には大手消費者金融が取り合う一部カードローンに限られたサービスでので、利息が気になる方は以下の表をご参考ください。
商品名 | 無利息期間 |
---|---|
プロミス | 初回借入日の翌日から最大30日間 |
アコム | 契約日の翌日から最大30日間 |
アイフル | 契約日の翌日から最大30日間 |
レイク | 契約日の翌日から最大60日間※WEB申込限定 契約日の翌日から最大180日間※お借入れ額のうち5万円まで |
上記のように、無利息期間の長さや開始日などが異なる点を理解しておくと良いでしょう。
ちなみに、マネット編集部がおすすめするのは新生フィナンシャル株式会社が取り扱う「レイク」です。
2タイプの無利息期間が設けられており、いずれも他の大手消費者金融が取り扱うカードローンよりスペックが優れています。
少しでも無利息で借りられる期間を増やしたい場合は「WEB申込限定の60日間」、借りる金額が5万円までなら「180日間」を選択すると良いでしょう。
レイク
レイクならではの強みが盛り沢山
お急ぎでも最短25分融資可能!アプリが充実していてカードレス対応可能!選べる無利息!
学生がカードローンの審査に通るためのポイント
学生の中には、カードローンの審査が不安と感じる方もいるでしょう。
しかし、申込前にいくつか工夫することで、審査に通りやすくなる可能性があります。
学生がカードローンの審査に通るためのポイントは、以下の4点です。
- 申込金額は必要最低限にする
- 事前診断を活用する
- 申込情報は正しく入力する
- 在籍確認が取れるようにする
審査に通るか不安に感じている方は、それぞれのポイントについて理解しておきましょう。
申込金額は必要最低限にする
カードローンを申し込む際に記載する借入希望額は必要最低限にしましょう。
カードローンの審査では、借入希望額を全額返済できる能力があるかをチェックしています。
したがって、借入希望額が大きいほど審査が厳しくなることが予測できるでしょう。
また、カードローンの審査では総量規制という法律に基づいて借入可能額を判定しています。
総量規制とは、他社含めた借入金額を年収の1/3以内にしなければいけないという法律です。
学生の場合は、アルバイトやパート収入で返済する必要があるため、正社員や自営業の方に比べて年収が低い傾向にあります。
つまり、学生は総量規制の観点からも借入できる金額が少ないといえるでしょう。
そのため、審査に通るためには必要最低限の借入希望額で申込を行うことが望ましいです。
銀行カードローンは総量規制の対象外
銀行カードローンは総量規制の対象外となっており、借入金額について法律で制限されていません。
ただし、銀行では消費者金融とは異なる審査基準によって融資上限額を決定しています。
また、銀行では保証会社がついているケースが多く、保証会社の審査基準を満たすことが必要です。
そのため、消費者金融と同様に年収の3分の1以上借入を行うことは難しいでしょう。
事前診断を活用する
審査に通るか不安な方は、事前診断を活用すること借入できるかどうかの目安がわかります。
事前診断とは、年齢・年収・他社借入額などの必要最低限の項目で借入の目安を判定するシステムのことです。
数十秒程度で結果が表示されるため、すぐに目安を知りたいという人に適しています。
例えば、プロミスの事前診断では、以下の画像のようにシミュレーションが表示されます。
画像引用:プロミス お借入診断
上記のように、3項目入力するだけで借入の目安がわかるため、審査が不安な方はぜひ活用しましょう。
ただし、カードローンの事前審査は本審査の結果を保証するものではありません。
そのため、事前診断で「借入可能」と判定が出ていても、実際の審査で落ちる可能性があるため注意が必要です。
申込情報は正しく入力する
カードローンの審査に落ちるケースとして挙げられるのが、申込内容の誤入力です。
申込情報が間違っていると、その内容で審査が行われてしまうため、審査に落ちる原因となります。
また、虚偽の情報を申告したと見なされる可能性があるため、申込時には注意が必要です。
本人確認書類や源泉徴収票などの書類を確認しながら正しい内容を入力しましょう。
在籍確認が取れるようにする
カードローンの審査では、在籍確認が取れなかったことで審査に落ちるケースがあります。
在籍確認とは、申込時に申告した勤務先に在籍しているかを確認する行為です。
在籍確認は一般的には電話で行います。そのため、勤務先で電話対応が上手くいかなかった場合、審査に落ちる可能性があるでしょう。
ただし、一部カードローン会社では電話による在籍確認を回避できる可能性があります。
例えば、消費者金融会社のアイフルでは原則電話による在籍確認を行いません。
また、電話で在籍確認を行う金融機関の場合でも、相談することにより別の方法で在籍確認をしてくれるケースがあります。
電話による在籍確認が難しい場合は、一度カードローン会社に相談してみましょう。
学生がカードローンの審査に落ちる理由
カードローンでは審査が行われるため、学生の中には利用を断られる場合があります。
カードローンの審査に落ちる原因として挙げられるのは、以下2点です。
- 他社の借入額が多い
- 信用情報に問題がある
主に、他社の借入や過去の借入が原因で審査に落ちることがあります。
カードローンの審査が不安という方は、上記に当てはまっていないか確認しましょう。
他社の借入額が多い
他社で利用している借入が多いと、申込したカードローンの審査に落ちるケースが考えられます。
カードローンで借入できる目安として挙げられるのが、他社の借入を含めて年収の1/3以内の金額です。
他社を含めた借入はカードローンに限らず、他のローンやクレジットカードのキャッシングなども該当します。
そのため、クレジットカードのキャッシングを利用していることが原因で、カードローンの審査に落ちる可能性があるでしょう。
他社で借入を利用している人は、カードローン会社で提供されている「事前診断」を利用すると良いです。
事前診断では、他社の借入額を入力することで借入の目安がわかるため、一度利用してみましょう。
信用情報に問題がある
カードローンの審査でチェックされる「信用情報」が原因で審査に落ちるケースが多いです。
信用情報では、現在の借入残高や過去の返済実績を確認できるため、返済能力を判断できます。
そのため、借入の返済に遅れたことがある場合は信用情報に記録が残ってしまい、審査に影響を与えるでしょう。
また、借入の返済だけでなく、クレジットカードや分割購入の支払いに遅れた場合も信用情報に記録されます。
学生の場合は、特にスマートフォンの分割払いに注意が必要です。
スマートフォンの本体購入代金を月々の携帯料金と合わせて支払っている場合、携帯料金の延滞が信用情報に記録されます。
そのため、携帯料金の支払いに遅れないよう注意しましょう。
学生がカードローンを利用する際の注意点
カードローンは急にお金を借りる必要がある場合に便利ですが、デメリットや注意点がいくつかあります。
- 返済に遅れるとさまざまなデメリットがある
- 申込時に本人確認書類を提出する必要がある
- 自宅に郵送物が届く可能性がある
学生の場合は、上記3点に気をつけましょう。
返済に遅れると様々なデメリットがある
カードローンでお金を借りた場合は、返済に遅れないよう注意が必要です。
返済に遅れてしまうと、以下のようなデメリットがあります。
- 延滞日数ごとに遅延損害金(延滞利息)がかかる
- 信用情報に延滞の記録が残る
- カードローンを利用できなくなる
- 長期間延滞すると強制的に解約となる
延滞利息などの金銭的なデメリットだけでなく、カードローンの利用停止などの措置があります。
学生時にカードローンを延滞したことで、将来的に借入ができなくなるリスクも考えられるため、返済に遅れないようにしましょう。
申込時に本人確認書類を提出する必要がある
カードローンでは申込の際に本人確認書類を提出する必要があります。
ただし、学生証は本人確認書類として認められないため、注意が必要です。
具体的には、以下の書類のうちいずれかを提出しなければいけません。
- 運転免許証
- 健康保険証
- マイナンバーカード
- 在留カード/特別永住者証明書
- パスポート など
保険証などを両親が管理している場合、一時的に借りる必要があります。
そのため、本人確認書類を提出することがきっかけで家族にカードローンの利用が発覚する可能性が考えられるでしょう。
自宅に郵送物が届く可能性がある
利用するカードローンによっては自宅に郵送物が届く可能性があります。
例えば、カードローン会社が送られる書類については以下の通りです。
- 現物のカード
- 利用明細
- 督促状 など
郵送物経由で家族にバレる可能性があるので注意しましょう。
カードレス型の商品やWEB明細対応のカードローンであれば郵送物が届くリスクを抑えられます。
督促状に関してはカードローンの延滞しなければ送られてこないため、普段から支払いに遅れないようにしましょう。
カードローン以外で学生がお金を借りる方法
カードローンは学生がお金を借りるのに便利ですが、審査に落ちたら利用できません。
万が一審査に通らなかった際でも、他の方法でお金を借りられる可能性があります。
具体的には、以下の4つの方法を検討しましょう。
- 学生ローン
- クレジットカードのキャッシング
- 日本政策金融公庫 教育一般貸付(国の教育ローン)
- 奨学金
学生ローン
学生ローンとは、利用者を学生に限定したローンのことです。
学生しか利用できないため、通常のローンに比べて申込しやすいというメリットがあります。
カードローンのようにATMからカードを使用して借入できるタイプと、借入希望額が一括で振り込まれるタイプの2種類があります。
学生が使いやすいローンではありますが、融資限度額が少ないことや店舗が少ないことがデメリットです。
代表的な学生ローンは以下記事にてまとめてありますので、気になる方は一度比較してみると良いでしょう。
クレジットカードのキャッシング
クレジットカードにはキャッシング機能と呼ばれるATMから現金を借入可能なサービスが利用可能です。
キャッシング枠が設定されているクレジットカードであれば、いつでもお金を借りることができます。
ただし、キャッシング枠の申込には審査が必要です。
キャッシングの審査ではカードローン同様、年収や信用情報などの審査項目から判断されます。
そのため、審査に落ちる可能性も考えられるでしょう。
日本政策金融公庫 教育一般貸付(国の教育ローン)
教育一般貸付は日本政策金融公庫が提供する教育ローンのことです。
資金の使い道は、入学金・在学費用の2つに限定されています。
また、学費の支払いだけでなく、通学に用いられる定期代の支払いや授業で必要な機材(パソコン等)の購入費用としても借入可能です。
教育一般貸付は親が申込むのが一般的ですが、本人でも条件を満たせば利用できます。
具体的な申込条件については以下の通りです。
- 成人していること
- 勤務収入などの安定した収入があること
- 独立して生計を営んでいること
資金の使い道や申込条件は限定されていますが、金利が年1.95%で、在学中の元金返済が免除されるなどのメリットもあるため、検討しましょう。
奨学金
奨学金は学費の支払いのために貸与または給付される資金のことです。
一般的には入学前に奨学金に申し込みを行いますが、在学中でも申請可能な奨学金があります。
例えば、日本学生支援機構では、条件を満たすことによって在学中の奨学金申込が可能です。
具体的な申込条件については、以下を参考にしてください。
- 入学から2年を経過していない
- 高等学校卒業程度認定試験の受験資格を獲得した年度から5年経過しておらず、認定試験合格から2年を経過していない
- 外国籍の場合、法定特別永住者、永住者、日本人や永住者の配偶者である
※上記に該当しない外国籍の定住者で将来永住する意思がある
また上記に当てはまらない場合でも、貸与型の奨学金であれば利用可能な場合があります。
在学している学校の奨学金窓口で相談できるため、気になる方は検討してみましょう。
学生がカードローンを利用する際のQ&A
まとめ
カードローンは学生でも利用可能な商品が多いです。
しかし、それぞれの金融機関で独自の申込条件が設定されているため、あらかじめ公式サイトから確認しておくことが望ましいでしょう。
また、カードローンを利用するためには審査に通る必要があります。
審査では収入と借入のバランスや過去の返済状況などを確認されるため、クレジットカード等の支払いには注意が必要です。
また、学生の場合は学生ローンや奨学金などから借入が可能なため、カードローンと合わせて検討すると良いでしょう。
マネット編集担当/キャッシングガイド
奥山 裕基
学生にとってカードローンの利用はハードルが高い行為でしょう。実際に学生のうちにカードローンを使い始めたために、借金が当たり前の感覚になってしまう人もいました。そうならないためにも、自分に合ったカードローンを見極め、計画的に利用してください。