医療ローンの審査を通過できない4つの理由と打開策

2018年11月06日更新

Sato
この記事のアドバイザ
銀行にてローンセンター長を務めた他、大手証券会社・大手クレジットカード会社において、30年に渡り審査を中心に様々な職種を担当。現在はFP兼相続診断士として、多くの消費者の力になっている。

 この記事はこんな人向け 
  • 医療ローンの利用を検討中
  • 医療ローンの審査は厳しい?
  • 審査に落ちた場合、どうすればいい?

医療ローンを使って保険適応外の治療を受けようと考える人もいますが、審査を通過しなければ利用できません。

そこでこの記事では、医療ローンの審査について解説していきます。万が一、医療ローンの審査を通過できなかった人は、是非参考にしてみてください。

医療ローンを組めば高額な治療でも安心

医療ローンはメディカルローンとも呼ばれており、美容整形やレーシック手術、インプラントといった保険適用外の高額な治療を受ける際に、各医療機関が提携しているクレジット会社と契約できるローンです。

主に、インプラントや歯の矯正、美容整形や真性包茎治療といった高額な費用がかかる治療を行う際に希望される方が多いのではないでしょうか?

「歯並びが悪い」「二重になりたい」このようなコンプレックスを、ローンを組んで何とか対処したいと考えるのは、自然な選択肢です。

ちなみに、美容整形と歯の矯正に関してはこちらで詳しく解説していますので、是非参考にしてください。

美容整形やインプラントの費用相場

では、実際に美容整形やインプラントなどの治療にどれくらいお金がかかるのか、以下の表で確認してみましょう。

箇所・方法 費用
二重にする(全切開法) 25万円(両目)
鼻を高くする(シリコンプロテーゼ) 35万円
乳輪を小さくする 25万~35万円(片方)
わきがを治す 15万円(両脇)

歯の治療 費用
インプラント(1本) 43万2千円
インプラント(3本) 97万2千円
インプラント(総入れ歯) 324万円

矯正方法 種類 治療費(目安)
マウスピース インビザライン 30~85万円
アソアライナー ~30万円
裏側矯正 ハーフリンガル 698,000円~
フルリンガル 798,000円~
表側矯正 クリアブラケット 598,000円~
審美装置 648,000円~

上記の通り、顔や体のどの部分にコンプレックスを抱いているかによって、必要になる費用は異なります。

プチ整形などの小規模な治療でも、保険適用外なので金銭的な負担は大きいものでしょう。

「すぐにでも治療したいけれど、まとまった資金はない…」そんな人にとって、医療ローンはとても魅力的なサービスと言えます。

ただし審査を通過しなければいけない

「どうせなら妥協せずに悩みを解決したい」と考える人にとって、高額な費用を工面できる医療ローンは確かに魅力的な商品です。

しかし、実際に医療ローンを組むには審査に通過しなければいけません

 審査とは?

審査とは、ローン申込者に「返済を続けられるだけの収入と意思」があることを調査する手続きです。
具体的には、収入状況や住居情報、過去に行ったお金関連の取引状況を確認されて判断が行われます

医療ローンの審査について

医療ローンに申し込んだ際に行われる審査は、金融機関にとって貸し倒れを防ぐために欠かせない重要な手続きです。

「みんな使っているから自分も大丈夫」と思う人もいるかもしれませんが、申し込めば誰でも通過できるような甘い審査ではありません。

すべての申込者に対して、厳正な審査が行われていることを理解しておきましょう。

継続的な返済能力があるか判断している

医療ローンを使ってお金を借りる以上、金融機関に対してきちんと返済していかなければいけません。

一般的には「返済能力」と呼ばれており、申込者の収入や信用度をもとに判断されます。継続的に返済していけるだけの能力があると判断してもらえれば、審査を通過できるでしょう。

正確な審査基準を把握することはできない

どのような基準で医療ローンの審査が行われているのか、気になる方も多いのではないでしょうか?

しかし、金融機関側から医療ローンの審査基準が公表されることはありません。これは申し込み前に事前対策されるのを防ぐためです。

正確に審査基準を把握することは不可能なので、「受けてみなければ結果は分からない」というのが実情でしょう。

医療ローンの審査を通過できなかったケースも…

医療ローンに申し込んだとしても、申込者のステータスによっては審査を通過できない場合があります。

実際にどのような人が審査落ちしてしまうのか、通過できなかった方の特徴を確認していきましょう。

1|未成年は親が保証人にならなければならない

例えば、医療ローンに未成年が申し込んだ結果、審査落ちしてしまうケースがあります。

未成年でも、医療ローンを組むことは可能です。しかし、18歳未満(高校在学中)の方は必ず両親名義で申し込みが必要になります。

また、18歳以上20歳未満の方は本人名義で申し込み、両親ののどちらかに保証人になってもらう必要があるのです。

上記はあくまでも一例なので、全ての医療ローンに該当するわけでありません。しかし、一般的には保証人を立てていない未成年は審査落ちしてしまうと考えておきましょう。

2|収入のまったくない無職の方もローンを組めない

前述した通り、医療ローンを組むには返済能力がなければいけません。

つまり、収入がまったくない無職の方は審査落ちしてしまうのです。専業主婦の方などは、自身の収入が一切ない状態なので注意しておきましょう。

銀行などが取り扱う医療ローンの中には、配偶者に安定収入があれば利用できるケースもあるので、申し込み時に確認するようにしてください。

3|アルバイトやパート収入だけでは難しい

仮に20歳以上で安定収入がある人でも、場合によっては審査を通過できない可能性があります。

例えば、アルバイトやパートといった非正規雇用の方は、正社員として働いている人に比べると審査では不利になってしまうでしょう。

借入金額に対してあまりにも年収が低い場合は、審査落ちしてしまう可能性があるので注意してください。

4|過去に金融トラブルを起こした人は要注意

医療ローンの審査では、返済に対する姿勢も大切な判断材料となり、過去に以下のようなトラブルを起こしている人は通過できません。

 審査落ちにつながるトラブル 
  • クレジットカード代金を61日以上滞納した
  • 携帯本体料金の分割払いを2~3ヶ月以上滞納した
  • 家賃の支払いを2~3ヶ月以上滞納した
  • 自己破産などの債務整理を行った

上記のような金融トラブルは、信用情報に一定期間記録されています。

 信用情報とは

信用情報とは、クレジットやローンなどの信用取引に関する契約内容や返済・支払状況・利用残高などの客観的取引事実を表す情報です。
=中略=
信用情報には、クレジットやローンなどを利用した際の契約内容や返済・支払状況(期日通りに返済・支払したかなどの利用実績)、利用残高などに関する情報が記録されており、新たにクレジットやローンなどの利用を希望する際にクレジット会社やローン会社などが皆さまの「信用力」を判断するための参考情報として確認しています。

医療ローンに限らず、どのようなローンでも必ず信用情報を確認されるので、少なくとも直近5年間のトラブルは隠し通せません。

心当たりがある人は、残念ですが医療ローンの申し込みを見送った方が良いでしょう。

審査落ちした医療ローンにすぐ再申し込みするのはNG

一般的に、審査落ちしたローンには、およそ6ヶ月は再申し込みしない方が良いとされています。
再申し込みはできるのですが、基本的に即審査落ちとなるからです。

これは、金融機関が審査落ちと言う結果を出すに至った原因と言うものは、基本的に短期間では改善できないと考えられているからです。

また、申し込みと審査落ちを繰り返すと、申し込みブラックとして扱われ、通過できるはずだった他のローン審査にも落ちてしまう可能性があります。万が一審査落ちしてしまった場合は、闇雲に申し込まないようにしましょう。

どうしても治療を受けたい人は…

『自分に自信を持てるようになりたい』
『すぐにでもコンプレックスを解消したい』

医療ローンの審査を通過できなかったものの、どうしても希望日までに治療しておきたい!と考える人もいるのではないでしょうか?

そんな方は、医療ローン以外の選択肢にも目を向けてみましょう。

用途自由のカードローンを使う選択肢もある

例えば、医療ローンではなく「カードローン」を利用するのも選択肢のひとつです。

カードローンとは、借入専用のローンカードを発行してコンビニATMなどから直接現金を借入できるサービスになります。

医療ローンは、文字通り「医療」に関する用途にしか利用できない目的型ローンですが、カードローンは事業性資金以外であればどんな用途に使っても問題ありません。

美容整形やインプラントなど、自分の希望する治療費に充てることができるでしょう。

カードローンの仕組み

Q.カードローンは安全なのか?

Sato

元 銀行ローンセンター長|佐藤喜三男

返済可能範囲での利用なら安全です


大手の消費者金融会社は、銀行の傘下にもなっており、銀行の個人融資の審査も担当、コンプライアンスも十分遵守されています。もちろん、借入額を年収の3分の1までに制限する、貸金業法の総量規制も遵守しています。コマーシャルや雑誌の広告などで知名度も高く、安心して利用できるのではないでしょうか。とは言え、金利や限度額など自分に合ったカードローンを選び、返済可能な範囲で利用すべきことは言うまでも有りません。

医療ローンとは審査の仕組みが異なる

もちろん、カードローンを利用する場合も厳正な審査を行っているので、必ずしもお金を借りられるわけではありません。

しかし、医療ローンとカードローンでは審査の仕組みが違うため、異なる結果がでる可能性は十分にあるのです。

一部のカードローンは成約率を公開している

ちなみに、TVCMでもおなじみの大手消費者金融は、IR情報(投資家向け情報)として成約率を公開しています。

例えば、代表的な大手消費者金融のプロミスが公開している成約率は、 以下の通りです。

新規申込数および新規顧客数
新規申込数 44,715
新規顧客数 20,754
成約率 46.4%
※2018年5月の数値になります。

確かに審査に落ちてしまう人もいますが、多くの方がお金を借りられているのも事実。改めて申し込み先を選ぶ際は、こういった点を参考にしてみてもいいでしょう。

最短即日融資してもらうことも可能

ちなみに、大手消費者金融が取り扱うカードローンは審査が最短30分で完了します。

手続きがスムーズに進めば今日中にお金を用意することもできるので、数日中に施術を受けたい人にもおすすめです。

カードローンの使い方は、以下を参考にしてください。

カードローンの利用方法

ご覧のとおり、最低限スマホと身分証があれば、今すぐにでも申し込み可能です。

借入後は毎月の返済に専念する

カードローンを使って治療費を支払った後は、借入したお金の返済に専念しましょう。

申込者によっては限度額に余裕があり、追加借入できる状態になるかもしれません。しかし、返済の途中に再度借入すると完済までにかかる期間が延びてしまいます。

毎月の支払いは少額でも利息負担は大きくなってしまうので、治療費として借入した分を計画的に完済するようにしてください

対処法:無理のない範囲で繰り上げ返済していく

カードローンを利用する際は、計画的に返済していくことが大切です。毎月決められた金額だけ支払っていくのは、正直あまりおすすめできません。

しかし、大手消費者金融のカードローンでは、毎月決められた金額以上を支払える「繰り上げ返済」が可能です。
実際にどれくらい効果があるのか、シミュレーションしてみましょう。

繰り上げ返済の効果
例)借入30万円、金利18.0%、毎月1万円返済
最低返済額のみ支払っていく場合
完済までの期間 25ヶ月
合計の利息 61,976円

毎月5,000円繰り上げ返済した場合
完済までの期間 18ヶ月
合計の利息 44,551円

毎月5,000円ずつ繰り上げ返済するだけでも、利息の節約や完済までにかかる期間短縮にも繋がります。

どうしても治療が必要な人は、無理のない借入・返済を心がけて、以下のカードローンを検討してみましょう。

プロミス
ネット上で申し込めば最短1時間でお金を借りられる、幅広い層から人気のカードローン!
金利 4.5~17.8% 審査 最短30分
限度額 最大500万円 融資 最短1時間
コンビニ
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※申し込みの時間帯によっては翌日以降の対応になります。

アコム
申し込みの手軽さと審査の早さで人気を集める、延べ利用者数1,000万人超えの業界人気トップクラスのカードローン!
金利 3.0~18.0% 審査 最短30分
限度額 最大800万円 融資 最短1時間
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アイフル
郵送物が届く時間を指定できる、こっそりお金を借りたい人におすすめのカードローン!
金利 3.0~18.0% 審査 最短30分
限度額 最大800万円 融資 最短1時間
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まとめ

高額な治療費を工面できる医療ローンですが、申し込み後の審査を通過しなければ利用できません。申込者の収入や信用情報の状態によっては、審査落ちしてしまう可能性もあるでしょう。

審査を通過できない理由はある程度絞り込めるので、記事内で紹介したポイントをセルフチェックしてみてください。

万が一、医療ローンで審査落ちしてしまった方は、他の選択肢としてカードローンを検討してみましょう。

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