JAマイカーローンは審査が必須|利用できなかった場合の選択肢
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貸金業務取扱主任者
地方銀行に8年勤務し、住宅ローン・カードローン・フリーローンなど個人ローンの他、事業性融資・創業融資など幅広い業務を担当。貸金業務取扱主任者の資格を有する、100件あまりのフリーローン、住宅ローン数十件、その他に投資信託・個人年金・国債販売も取り扱った金融商品のプロ。
JAのマイカーローンは、新車や中古車などを購入する際、費用を複数回に分けて支払っていけるローンサービスで、オートローンや自動車ローンとも呼ばれています。
マイカーの購入費用だけでなく、修理や車庫建設にも利用できるので、カーライフ全般をサポートしてくれる人気のローンサービスです。
- ✓念願のマイカーを購入したい!
- ✓でも、まとまった費用は手元にない
- ✓よし、マイカーローンを使おう!
JAのマイカーローンを使って念願の愛車購入
JAのマイカーローンは、新車や中古車などを購入する際、費用を複数回に分けて支払っていけるローンサービスで、オートローンや自動車ローンとも呼ばれています。
JAマイカーローン | 特徴 |
---|---|
金利 | 固定金利型 or 変動金利型 ※お住まいの地域・勤務地によってお取扱いが異なります。 |
限度額 | 1,000万円以内 |
貸付条件 | 借入時年齢:18歳以上 最終償還時年齢:71歳未満 前年度税込年収:200万円以上 勤続年数:1年以上 |
返済方式 | 元利均等返済(ボーナス併用返済可) |
返済期間 | 6カ月以上10年以内 |
お使い道 | 自動車・バイク購入(中古車両含む)費用およびその付帯費用、 修理、車検費用、カー用品費用、 運転免許取得費用、車庫建設費用(100万円以内) |
マイカーの購入費用だけでなく、修理や車庫建設にも利用できるので、カーライフ全般をサポートしてくれる人気のローンサービスです。
高額な購入費もマイカーローンで解決
マイカー購入を検討される方によって、最近の主流になっているハイブリッド車、低コストで維持できる軽自動車など、選択する車種は幅広いものです。
しかし、どのような車種を選ぶにしても、下記のように高額な費用が必要になることは変わりありません。
車種 | 購入費用の相場 |
---|---|
ハイブリッド車 | 300万~350万円 |
ミニバン | 200万~300万円 |
コンパクトカー | 150万~200万円 |
軽自動車 | 100万~200万円 |
このように、比較的低コストで購入できる軽自動車でも、「100万円以上」もの費用が必要になります。
マイカー購入の頭金としていくらかの貯蓄はあるとしても、不足分は高額になるのが一般的です。しかし、そんな状況もJAのマイカーローンを利用すればすべて解決します。
ローンを組むには審査通過が必須
自分の車の購入を検討している人にとって、マイカーローンは非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
しかし、購入費用を工面するのにマイカーローンを使おうと思っても、JAのローン審査を通過しなければ利用できません。
残念ながら、申し込めば100%ローンを組める訳ではないのです。
夢のマイカー購入だったのにまさかの審査落ち…
実際にJAのマイカーローンを組もうと申し込んだ人の中には、何らかの理由で審査に落ちてしまったケースもあるでしょう。
マイカーローンに限った話ではありませんが、様々なローン商品を利用するには、審査で「毎月の返済を継続的に行っていける人」と判断してもらう必要があるのです。
収入が不安定な職種は審査で不利になる
まず第一に、継続して返済していけるだけの安定収入がなければ、JAのマイカーローンで審査落ちしてしまう可能性があります。
仮に何らかの仕事をしていても、毎月の収入が変動しやすい職種だと、JAのローン審査ではマイナス要素となってしまうのです。
アルバイトやパート、さらにはフリーランスとして働いている人などは、正社員や公務員に比べて審査の面で不利になることもあるので注意してください。
携帯料金などの日常的な支払い状況も影響する
マイカーローンの審査を受ける際に見落としがちなのが、クレジットカード代金や携帯料金など、日常的な請求に対する支払い状況です。
万が一、下記のような金銭トラブルを起こした経験のある人は、審査を通過できる可能性が下がってしまいます。
✓スマホ本体代金を含む料金の滞納
✓家賃の長期滞納
✓複数社から多額の借入がある
このような金銭トラブルは、個人の「信用情報」として専門機関で一定期間保存されるシステムになっています。
出典: CIC『信用情報とは』信用情報とは
信用情報とは、クレジットやローンの契約や申し込みに関する情報のことで、客観的な取引事実を登録した個人の情報です。
JAのマイカーローン審査では、申込者の信用情報を照会されるので、隠し通すことはできません。トラブル内容に心当たりがある人は、審査通過するのは難しいと考えておきましょう。
JAバンクのマイカーローン審査について
申込者の収入や信用情報などに大きな問題がなかったとしても、JAのマイカーローンを確実に利用できるとは言い切れません。
どんな人でも申し込んだ以上は審査され、利用に適していないと判断されるとローンの利用ができません。
低金利なローンは詳細な審査になりがち
マイカーローンを希望する人に対し、詳細な審査を行うのには明確な理由があり、決してJA側が貸付したくない訳ではありません。
時間をかけて審査される大きな理由は、マイカーローンの「金利」にあり、地域によって差はありますが、1~3%程度で費用を借り入れできます。
利用者にとっては非常にメリットの大きい要素ですが、融資するJA側にとっては低利益の原因となってしまうのです。
万が一利用者が返済を行えない場合、金融機関は貸し倒れになってしまいます。
リスク回避のために時間をかけて詳細な審査を行うのは必然と言っていいでしょう。
審査落ち後は一定期間再申し込み不可…
さらに問題なのが、マイカーローンの審査に落ちしてしまうと、再度申し込んでも一定期間は受け付けてもらえない点です。
審査落ちを回避するためには、最低でも下記の条件はクリアしておかなければいけません。
2年以上同じ職場で勤めていなければ、収入状況に不安があるとみなされて審査落ちの可能性が高まります。
✓信用情報が無傷
審査では信用情報(クレジットカードなどの利用履歴など)を確認されますが、ここで滞納した記録などが見つかると確実に落とされます。
もちろん、上記の条件をクリアしているからと言って審査を通過できる保証はありません。
「JAバンクのマイカーローンがダメなら他の銀行で…」と考えるかもしれませんが、低金利なローンだと同じ結果になる可能性は十分あります。
他のマイカーローンへ闇雲に申し込むのは、あまりおすすめできません。
JAのマイカーローンが使えなかった人は…
- ✓JAのマイカーローンでまさかの審査落ち…
- ✓車の見積もりも終わってるのにどうしよう…
- ✓頭金があるから、あと数十万円あれば…
不足しているマイカーの購入資金を工面しようとしたものの、JAのマイカーローンは審査落ち…そんな人にも選択肢はあります。
万が一審査落ちしたとしても、マイカーローン以外の方法で不足分を補填することは可能です。
「JAのマイカーローンが使えないなら、全額貯めて買うしかないのか…」と考えている人は、他の選択肢にも目を向けていきましょう。
不足分を一時的にカードローンで補填
JAのマイカーローンが使えなかったとしても、不足分を「カードローン」で補填するという選択肢もあります。
もちろん、カードローンも厳正な審査を行っているので、必ずしも利用できるとは言えません。
しかし、銀行の審査とは仕組みが異なるので、利用できる可能性は十分あるでしょう。
中古車なら大手カードローンでも対応しやすい
とは言え、新車購入時のように高額な借り入れにはあまり向いていません。しかし、数十万円程度の中古車であれば十分対応できる可能性はあります。
どうしてもマイカーが必要なのであれば、購入可能な範囲の中古車にも目を向け、カードローンを使って購入しましょう。
実際にカードローンを利用した人の口コミ
ユーザー評価
オートローン組めなかったのでアコムで借りて中古車買いました
中古車を買おうとして、最初はオートローンに申し込んだのですが、審査が通らなかったのでカードローンに申し込むことにして、アコムを選びました。
利用したカードローン | アコム | ||
---|---|---|---|
借入金額 | 80万円 | 金利 | 年18.0% |
審査時間 | 1時間以内 | 借入事実の把握 | 誰も知らない |
重視した点 | 借入の容易さ |
カーローンより金利は高めに設定されている
カーローンと比べてカードローンは、金利が高めに設定されているので「高額な利息が発生するのでは…」と、多くの方が不安になるものでしょう。そんな人は、実際にどれくらい利息が発生するのか確認してください。
・金利18.0%で借入した場合
毎月の返済額 18,076円
合計の利息 150,743円
・金利15.0%で借入した場合
毎月の返済額 17,333円
合計の利息 123,976円
・金利10.0%で借入した場合
毎月の返済額 16,134円
合計の利息 80,809円
・金利5.0%で借入した場合
毎月の返済額 14,985円
合計の利息 39,476円
様々な金利でシミュレーションしてみると、上記のような結果になりました。必要な金額によっては、さらに利息負担がかかると考えておきましょう。
無理のない返済計画を立てておく
前述した通り、カードローンを利用する場合、金利が高いほど利息負担が大きくなってしまいます。そこで、自身の状況にあった返済計画を立ててみましょう。
1年払い
→ 毎月 45,839円 利息総額 50,074円
2年払い
→ 毎月 24,962円 利息総額 99,079円
3年払い
→ 毎月 18,076円 利息総額 150,721円
毎月の支払い負担を抑えたいのであれば2~3年での完済をめざしましょう。
利息を少しでも節約したい人は、1~2年での完済を目指すと良いかもしれません。
自身のお財布事情にあわせて借入すれば、カーローンが利用できなかったとしてもマイカー購入は可能です。返済までをきちんと計画しておけば、カードローンはとても便利なサービスといえます。
大手カードローンは成約率を公表している
ちなみに、大手カードローンの中にはIR情報として「成約率」を公表しているものもあります。成約率とは、新規申込者の中で実際に借り入れできた人数の割合を示す数値です。
代表的な大手消費者金融として知られる「プロミス」や「アコム」の成約率は、おおむね40%前後で推移しています。
確かに審査落ちしている人もいますが、沢山の方がお金を借りられているのも事実。改めて申し込み先を選ぶ際は、こういった点も参考にしてみましょう。
簡易診断サービスを使ってみるのもおすすめ
申し込んでも借入できるのか不安な人には、簡易診断サービスの利用をおすすめします。2~3項目に入力するだけで、借入できる可能性があるのか確認可能です。
カードローンによっては簡易診断後にそのまま申し込みを進めることもできるので、不安な方は一度利用してみてはいかがでしょうか?
プロミス
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アコム
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どうしても金利が気になる人は銀行カードローン
でもやっぱり金利が気になる…そんな人は、銀行が取り扱うカードローンを検討してみましょう。
メガバンクや大手ネット銀行などが取り扱うカードローンなら、低金利で借入できる可能性は十分あります。
融資してもらうまでに時間がかかる可能性もあるので、車の販売店と相談してから申し込むようにしてください。
みずほ銀行カードローン
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まとめ
JAのマイカーローンで審査落ちする原因と、今からでもマイカーの購入費用を工面できる打開策として、カードローンを紹介していきました。
審査落ちしたからといって落ち込まず、他の選択肢として記事中で紹介したカードローンも検討してみてください。
Q.マイカーローンで審査落ちすることってあるの?
貸金業務取扱主任者|手塚大輔
審査の結果審査落ちは十分あります
マイカーローンの審査は、一般的なローンの中でも厳しい基準で行われます。
他債務が複数ある人は審査に通過できませんし、借入希望額が年収の2分の1を超えてしまうと審査通過は難しくなりがちです。
また、借入金やクレジットカードなどの支払状況に遅れが多い人も、審査に通過することは難しくなるでしょう。