楽天カードのキャッシング金利は高い｜利息を抑える方法とは

急にまとまった現金が必要になったとき、手持ちの楽天カードでキャッシングしたいと考える人も少なくありません。

しかし、利用前に気になるのが「金利」。果たして本当にキャッシングしてもいいものなのでしょうか？

楽天カードのキャッシングは最寄りの提携ATMにて借入できるというサービスです。主な特徴は次の通りです。

加盟店でショッピングした時の支払に分割払いやリボ払いを選ぶと、カード会社所定の手数料が発生します。

キャッシングのリボ払いでは金利分の利息が発生し、楽天カードのキャッシング金利18.0％は、大手消費者金融と同程度です。

銀行カードローンと比べると金利が高めの水準となっていますが、3％から4％の金利差では1回当たりの利息差はそこまで大きくはないと言えるでしょう。

しかし、キャッシングの回数が多くなるほど、トータルでの利息差が広がっていきます。

下限～上限の間で金利が設定されるキャッシングやカードローンが多く見られますが、初めての人では利用実績が無いため下限金利ではなく、上限金利が設定される事が多くなっています。

そのため、楽天カードのキャッシングやカードローンの金利比較を行う時は、上限を用いるのが一般的です。

リボ払いで毎月返済していく時に発生するのが、「利息」です。この利息は日割計算となっており、利用日数分に加算されていきます。

「借入残高×金利÷365×利用日数＝利息」

上記に記載した計算式を使えば、利息の目安が簡単に分かります。

この計算式を利用して、どの位の利息が発生するのかシミュレーションしてみましょう。

上記のシミュレーション結果から、1ヶ月目の返済時に1,479円の利息を支払う必要があることが確認できます。

楽天カードのキャッシングでは、残高に応じた最低支払元金が設定される仕組みになっています。

残高100,000円以下の場合、最低支払元金は毎月3,000円です。

100,000円超200,000円以下では毎月6,000円、200,000円超500,000円以下では毎月10,000円となっており、無理のない利用であれば返済トラブルに繋がる可能性は低いです。

キャッシングサービスに重大な問題がある訳ではありません。

まずは、キャッシングする前に無理のない計画を立てておきましょう。

毎月の返済額は幾らになるのか、完済できるのはいつになるのか、事前にシミュレーションを行って明確にしておいて下さい。

シミュレーションの結果、無理なく返済できそうだと判断できてから申し込みを行います。

利息の支払を抑える方法として、「繰り上げ返済」が挙げられます。
繰り上げ返済は、毎月の返済とは別に一部返済を行う方法で、元本が減るため利用日数も減らすことが可能です。元本が大きいほど繰り上げ返済による利息減額効果が大きくなります。

提携ATMより繰り上げ返済ができるキャッシングやカードローンが多く見られるため、コンビニでお買い物した時などに行うと良いでしょう。

楽天カードでは、リボ残高のおまとめ払いが行えますが、繰り上げ返済により、余裕が無くなってしまうのでは意味がありません。

臨時収入が入り、余裕が生まれた時に行うのが理想的なので、会社勤務で夏冬ボーナスを貰っているという人は繰り上げ返済の絶好の機会です。

手持ちの楽天カードでキャッシングできるサービスは確かに便利ですが、金利は消費者金融と同じくらいなので利用を諦める人も多いものです。

そんなときは、クレジットカードに拘らず、よりお得に借り入れできる他の選択肢を検討してみましょう。

クレジットカードはショッピングというイメージが強いです。しかし、楽天カードのようにキャッシングもできるクレジットカードもあるのです。

金利が不安な人には楽天カードでキャッシングする以外の選択肢もありますので、ぜひ検討してみて下さい。