消費者金融の金利を引き下げる方法【カードローンの金利比較】
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貸金業務取扱主任者
地方銀行に8年勤務し、住宅ローン・カードローン・フリーローンなど個人ローンの他、事業性融資・創業融資など幅広い業務を担当。貸金業務取扱主任者の資格を有する、100件あまりのフリーローン、住宅ローン数十件、その他に投資信託・個人年金・国債販売も取り扱った金融商品のプロ。
- ✓消費者金融の金利を比較してみたい
- ✓金利を下げることってできないの?
- ✓お得なサービスがあるところがいい!
消費者金融からお金を借りるとき、必ず目にするのが「金利」です。
この記事では、各消費者金融の商品内容や金利を引き下げる方法について解説していきます。
消費者金融のカードローンを利用したいと考えている人は、ぜひ最後まで目を通してみてください。
消費者金融の金利を比較
消費者金融 | 金利(年率) | 借入限度額 |
---|---|---|
アコム | 3.0 ~ 18.0% | 800万円 |
プロミス | 4.5% ~ 17.8% | 500万円 |
SMBCモビット | 3.0% ~ 18.0% | 800万円 |
アイフル | 3.0% ~ 18.0% | 800万円 |
フクホー | 7.0~18.0% | 200万円 |
AGビジネスサポート株式会社 | 3.1% ~ 18.0% | 1000万円 |
ノーローン | 4.9~18.0% | 300万円 |
フタバ | 14.959~17.950% | 50万円 |
エス・ジー・ファイナンス | 6.8~18.0% | 500万円 |
アプラスパーソナルローン | 6.9~18.0% | 300万円 |
キャネット | 15.0~20.0% | 300万円 |
有限会社プラン | 15.00~20.00% | 50万円 |
フクホー | 7.3~20.0% | 200万円 |
アルク | 18.00% | 50万円 |
ハローハッピー | 10.00~18.00% | 50万円 |
ダイレクトワン | 4.80~18.00% | 100万円 |
セントラル | 15.0~20.0% | 100万円 |
K・ライズホールディングス | 7.0~18.0% | 50万円 |
キャネット | 15.0~20.0% | 300万円 |
口コミでは7割の人が上限金利が適用されている
マネットが収集した消費者金融業者、人気5社の利用者の口コミデータを元に、実際借入れた時の金利についてグラフにまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
回答者数 | 1,175名(マネットでのアンケート調査解答者数) |
男性 | 874名 |
女性 | 301名 |
該当ページ | //ma-net.jp/card-loan/research |
ファイナンシャルプランナー|村上敬
消費者金融の金利は高い!を意識しておくことが大切。
マネットが実施したアンケート調査によれば、上記のグラフにあるように、約70%の方が年18.0%の適用金利となり、かなり高いことが分かります。金利を下げる方法は後述のようにいくつかありますが、初めての借入や少額の借入では上限金利が適用されることがほとんどです。契約時に必ず適用金利を確認し、無理のない返済計画を立てて借入しましょう。
ユーザー評価
CMや広告で有名だったため借入しました
どの会社もそうだと思うのですが、どんどん利息が膨らんでいってしまうことが借り入れの懸念点だと思います。
利用したカードローン | アイフル | ||
---|---|---|---|
借入金額 | 50万円 | 金利 | 年18.0% |
審査時間 | 1週間以内 | 借入事実の把握 | 友人 |
重視した点 | 借入の容易さ |
カードローンでは金利分の利息が発生する
消費者金融のカードローンを利用すると、毎月の返済額とは別に「金利分の利息」が発生します。
初めて消費者金融のカードローンを利用する場合は、利用実績がまったくない状態なので、最大金利が適用されるのが基本です。
一般的な消費者金融の最大金利は18%となっているので、初回利用時は「金利18%分の利息」を支払わなければいけないと考えておいてください。
利息総額をシミュレーション
では、実際にどれくらいの利息を支払うのか、借入先の公式サイトで利用できる返済シミュレーションを使って確認してみてください。
1年(12回)で完済した場合 ⇒ 10,249円
2年(24回)で完済した場合 ⇒ 20,316円
3年(36回)で完済した場合 ⇒ 30,368円
上記のシミュレーション結果からも分かる通り、利用した期間に応じて、金利分の利息を支払っていかなければいけないのです。
消費者金融の金利を下げたいなら…
金利を下げる方法は2つあり、1つは100万円以上借り入れることです。
※利息制限法上は15.0%が適用されます。
もう1つは、取引と返済を重ねていって実績を作ることです。馴染みの顧客ということで、枠の拡大と金利の引き下げが行われることもあります。
上記の方法を「増額」と呼んでいますが、気になる人は公式サイトから申請してみてください。
Q.なぜ限度額が上がると金利が下がるのか?
貸金業務取扱主任者|手塚大輔
利息制限法の上限金利が原因
カードローンの借入額が増加すると金利が下がっていくことが多いのは利息制限法という法律が関係しています。
利息制限法にはお金を貸す際の上限金利が以下のように決められています。
10万円未満:20.0%
10万円以上100万円未満:18.0%
100万円以上:15.0%
ほとんどの消費者金融カードローンの最高金利が18%となっているのは、最低10万円から融資をする消費者金融が法律上の上限金利を適用しているだけです。
また、利息制限法では100万円以上の借入になれば金利は15%と上限が決められています。
増額やおまとめによってカードローンの限度額が100万円を超すことができればカードローンの適用金利は確実に15%以下まで下がることになるのです。
増額するには審査通過が必須
金利を下げたいからと言って申請するだけでは、増額することはできません。
増額するには、申し込み後におこなわれる審査を通過する必要があります。即日増額してもらうのは難しいので、時間に余裕を持って申請しましょう。
Q.増額以外に消費者金融の金利を引き下げる方法はあるのか
元 クレジットカード会社職員|熊澤健
実績を積めば下がる可能性もある
金利の違いで支払い総額は大きく違ってきますので、できれば低い金利で借りたいものです。
まず、実績を積めば金利を下げてくれる場合があります。通知が来る場合もあれば、こちらから交渉する場合もあります。複数のローンを利用している場合は、1社にまとめましょう。まとめる時に、複数の会社に交渉して一番安い金利の会社でまとめると良いでしょう。1社ずつの交渉は難しくても競合すれば下げてくれる可能性があります。
逆に、支払いが困難な時も金利を下げてくれます。交渉がまとまらない時は公的機関に相談できます。出資法改正前から利用されている場合、過払い金があって返還してもらえるかもしれません。
金利以外のサービスも比較しよう
消費者金融のサービスは、金利以外にも比較・検討すべきサービスが豊富にあります。
各社がサービス競争して特色のある商品も提供しているので、カードローンを選ぶ際はそちらも検討してみてください。
Q.カードローンを比較する際は金利以外に何を確認すべきか
元 クレジットカード会社職員|熊澤健
利用返済にかかる手数料や無料期間など
似たような条件が多いので比べるのも迷うものです。自分の生活パターンと照らし合わせて、利用や返済で手数料がかからない会社、また便利な会社を考えましょう。
無料で利用できるATMや送金方法などは会社によって違いますので確かめましょう。金利は日割り計算ですので、1日でも早く返済すればその分金利は安くなります。毎月返済しやすいこと、また繰り上げ返済しやすいこともメリットです。その他、ショッピング利用のできる会社もあります。初回申し込みの場合には金利無料で利用できる期間があります。
おすすめのカードローン
アコム
来店不要で最短20分融資可!周りにバレずに内緒で借入れ可能!
三菱UFJフィナンシャル・グループだからサービスが充実!初めてなら「最大30日間金利0円」でコンビニ利用も可能!
プロミス
20~30代にオススメ!即日融資ならネット申し込みがおすすめ!
30日間"無利息期間"があり!カードレスでも可能だから郵送物なし!
アイフル
初めての利用なら最大30日間の利息ゼロ!
バレずに使いたい人ならアプリが充実している安心・信頼のアイフルで。
まとめ
現在は上限金利が横並びとなっているので、金利を下げるには増額して多く借り入れしてみてください。
キャッシングを申し込む際には、各社の上限金利と最低金利を見た上で、その他のサービスとを総合的に考えて検討してみましょう。
Q.金利は最低値と最大値のどちらを比較すべきか
元 クレジットカード会社職員|熊澤健
申込み金額の金利の最大値を比較しましょう
金利の違いで支払い総額は大きく違ってきますので、金利は大切です。どちらが得なのか気になりますが、同じ会社なのに記載されている金利には大きな幅があります。これは、主に借入金額が違うためです。借入金額が多いほど金利が下がることが多いのです。
また、初回申し込みの場合はその金額帯の金利の最大値が適用されることがほとんどです。利用実績などにより、その後下げられる可能性があります。ですので、借入希望額の金利の最大値で比較しましょう。