【アンケート調査】今すぐお金が必要なときはコレ!実体験に基づいた対処法まとめ

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【アンケート調査】今すぐお金が必要なときはコレ!実体験に基づいた対処法まとめ
この記事に関するアドバイザ

ファイナンシャルプランナー

村上敬

大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」

今すぐお金が必要な状況をどのように解消したのか?

「どうしても今日中、もしくは明日までにお金が必要…」

日常生活の中で、このような状況に見舞われることもあるでしょう。

そんな金欠問題にお悩みの方は、同じような状況を切り抜けた方が実際にとった手段を参考にしてみてはいかがでしょうか?

約1,700人を対象にアンケートを実施

実際にどのような手段を使って金欠問題を解決したのか、実体験のある方を対象に編集部がアンケート調査を試みました。

今回はインターネット上でアンケートを実施し、1週間程かけて全国各地の方から回答を募るといった形での調査となります。

項目 詳細
アンケート対象者数 1,776人
性別 男性691人、女性1,085人
対象地域 全都道府県
調査期間 2019/6/13~2019/6/19

幅広い層から回答を集めることに成功

ランダムにアンケートを実施したところ、20~40代の方から多くの回答を頂くことが出来ました。

アンケート回答者を職種別に集計した結果は、以下のようになっています。

職種で見てみると、「会社員」の方がアンケート回答者の半数を占めていました。少数ですが「学生」や「経営者・役職」といった方からも回答を頂いています。

幅広い層の方から集めたアンケート結果となったので、今日もしくは明日までにお金が必要な方は、ぜひ参考にしてみてください。

Q.今すぐお金が必要なときに行った対処法は?

どのような手段で金欠状態から脱出したのか。独自のアンケート調査で1番多かった回答は「借りた」、僅差で「ものを売った」が選ばれています。

アンケート調査で回答の多かった順に、対処時の状況や結果などの詳細を確認していきましょう。

今すぐお金が必要なときの対処法|借りた

項目 詳細
アンケート回答数 708人/1,776人
性別 男性313人、女性395人
年齢 20歳未満~60歳以上

すぐにでもお金が必要なときの対処法として、最も多かった回答は「借りた」でした。

とはいえ、単純に「借りた」と言っても状況は様々でしょう。

実際に金欠状態を乗り切った方は、誰から借りたのか、いくら借りたのか等、回答結果からその詳細を確認していきます。

Q.誰から借りたのか?

編集部の行ったアンケートでは、「家族」と回答する方が圧倒的に多かった印象です。

次いで、友人・知り合いといった身近な人に頼るケースや、消費者金融・銀行などの金融機関から借入している方が見受けられます。

国や公共機関等から借りた、という回答もありましたが、即日対応できたのは1件のみ、という結果でした。緊急性の高い状況では不向きなサービス、というのが実情でしょう。

【注意】未成年者は金融機関で借入できません!

ちなみに、20歳未満の方は金融機関から借入することは原則出来ません。これれは日本の法律で定められているルールなので、未成年の方は注意が必要です。

では、「借りた」と回答した未成年者はどこから借りたのでしょうか?

アンケート結果を確認してみたところ、回答して頂いた未成年者は「家族」もしくは「友人・知人」からお金を借りたようです。

回答結果からも分かるように、消費者金融や銀行等の金融機関では融資してもらえないので、20歳未満の方は家族や友人・知人に相談してみましょう。

Q.いくら借りたのか?

アンケート結果を集計したところ、1万円~5万円程度の金額を借りた方が多いようでした。

中には、数十万円から100万円近い高額なお金を借りている方も確認できます。

希望額によって借入先を決めるのがおすすめ

必要な金額が数万円程度であれば、家族に相談して借りる場合がほとんどでしょう。

50万円以下であれば、即日融資可能な消費者金融のカードローンが一般的です。

それ以上の高額な借入を希望する場合は、銀行や会社もしくは家族に相談してみるのをおすすめします。

Q.本当にその日に借りれたのか?

「明日までにお金が必要」「なんとかして今日中に…」と思っても、本当にすぐ借入できるのか疑問に感じるものですよね?

そこで、融資スピードに定評のある消費者金融を実際に利用した方の「その日のうちに借入できましたか?」というアンケート結果を確認してみました。

回答を集計してみたところ、9割の方が「はい」と回答されていました。確かに、その日のうちに借りることはできるようです。

とはいえ、即日融資に特化した消費者金融のカードローンでも、翌日以降の借入になってしまった方が1割程いるのも事実。

このようなローンサービスを検討されている方は、融資がギリギリになって焦ることのないよう、手続き内容等を把握してから申し込むようにしましょう。

【注意】銀行から即日融資してもらうことは原則不可

余談ですが、銀行のカードローンを新規契約する場合、即日融資してもらうことは出来ません。

これは2018年に行われた「個人融資に関するルール改定」による影響で、手続き等の事情ですぐには融資してくれないのです。

なぜ銀行では即日融資ができないのか、詳細が気になる方は以下を参照ください。

今すぐお金が必要なときの対処法|ものを売った

項目 詳細
アンケート回答数 660人/1,776人
性別 男性238人、女性422人
年齢 20歳未満~60歳以上

「ものを売った」と回答した方は、「借りる」と回答した方と50人程の僅差でした。

急いでお金が必要なとき、実際にどのような方法で売却したのか。さらにはどんなものをいくらで売ったのか等、ぜひ参考にしてください。

Q.どこで売ったのか?

すぐにお金が必要な場合、半数以上の方が「リサイクルショップ」を利用して売却したようです。

編集者の個人的な感想としては、「フリマアプリ」を利用した方が意外と多い点に驚きました。

【疑問】本当にフリマアプリで即日売れるのか?

メルカリやラクマなど、最近では数多くのフリマアプリがリリースされていますが、そう簡単に品物が売れるものなのか、お急ぎの方は疑問に感じるところですよね。

というわけで、フリマアプリと回答した196人の「その日に売れましたか?」というアンケート結果を確認してみました。

上記のように、「いいえ」と回答している方が7割近くもいました。すぐに売れたと言っても、当日中に売れることはそう多くないようです。

仮に当日中に売れたとしても、入金が後日になる可能性も考慮しておくべきでしょう。

Q.何を売ったのか?

アンケートの回答を見てみると、ゲームやCD、DVD、グッズなどを売却した方が多いようです。次いで、ブランド物の洋服などをお金に換える方が目立ちます。

比較的手放しやすいものを売却しているようですが、レアな物でない限り、まとまったお金にならない品物が多い印象です。

Q.いくらで売れたのか?

ものを売った660人のうち100万円を超える回答が4件ありましたが、こちらは車や株を売却したようです。

上記のような特殊なケースもありますが、「ものを売る」という手段では1万円未満、高く売れたとしても5万円程度が一般的であると言えるでしょう。

アンケートの回答結果には珍しい売却物も…

アンケート結果の中には、「こんなものまで?」「これがこの値段で?」といったような回答もありました。

せっかくなので、「ものを売った」と回答された方が売却した珍品もいくつか紹介しておきましょう。

売却品 金額
就職前に使っていた参考書 3,000円
子供用の鼻吸引器 6,500円
ビックリマンシール 8,000円
祖母の遺品の着物 13,000円
遊戯王カード 20,000円
ぐらぐらフチ子 45,000円

おもちゃやトレーディングカードも、非売品などの貴重な品物であればかなり高額で売却できるようですね。

他にも、フリマアプリで雑貨をまとめて売却する際、トイレットペーパーの芯を100円で売っていた方も確認できました。

今すぐお金が必要なときの対処法|バイトで稼いだ

項目 詳細
アンケート回答数 333人/1,776人
性別 男性115人、女性218人
年齢 20歳未満~60歳以上

アンケート調査で3番目に多かったのが「バイトして稼いだ」という回答です。

とはいえ、すぐに稼げるようなアルバイトがそんなにあるものなのでしょうか?

Q.どんなバイトをしたのか?

アンケートの回答では「飲食・フード」が最も多く、詳細を確認してみたところ、個人経営の居酒屋などでアルバイトをしていたようです。

お急ぎであれば、全国展開する大型チェーン店ではなく、上記のような給料の支払いが比較的自由な職場を選んでみると良いかもしれませんね。

即日払いの単発バイトを探してみましょう

飲食関連に次いで、工場での軽作業やイベント関連の単発バイトも人気のようです。

以下のような、給料即日払いの傾向が強い接客・サービスのアルバイトも確認できました。

展示会・特売会などの商品搬入
野球球場での売り子
パン屋のイベント販売スタッフ
商店街でティッシュ配り
イベント会場の設営作業
お酒の試飲イベントスタッフ

地域や時間などの条件は厳しいかもしれませんが、こうしてアンケート結果を見ていると、単発的なアルバイトも意外と多い印象を受けます。

期日までに働ける時間が確保できるのであれば、まずは一度アルバイトを探してみましょう。

Q.どこでバイトを探したのか?

スマートフォンの普及もあり、インターネットで検索する方が圧倒的に多い結果となりました。人材派遣会社に登録している方は、そちらを利用して単発的な仕事を探したようです。

他にも、友人や職場の方に日払いのアルバイトを紹介してもらったり、自分で気になる店舗へ足を運んだという回答も見受けられました。

厚生労働省が運営するハローワークを利用された方もいるようですが、単発系のアルバイトを探すのにはやはり向いていないようです。

バイト探しに利用されていた求人サイトはこちら

実際に利用した求人サイトの名称まで回答して頂けたのは、以下の8サイトでした。

※ジョブセンスは、現在「マッハバイト」という求人サイトになっていました。

最も利用されていた求人サイトは、TVCMでもおなじみの「タウンワーク」でした。

群馬県内での職探しに特化した「求人ジャーナル」といったような地方メインの求人サイトも確認できたので、お住まいの地域にフォーカスしたネット媒体も活用してみましょう。

Q.いくら稼げたのか?

すぐに稼げるアルバイトはある、探す方法もある程度見えてきた。とはいえ、実際にどれくらい稼げるのか気になるものですよね。

こちらも、アンケート結果から「実際に稼いだ金額」をチェックしていきます。

回答者の多くは、単発のアルバイトで1万円~5万円稼ぐことが出来たようです。

アルバイトをお探しの方は、仕事を選ぶ際の参考にしてみてください。

【疑問】10万円も稼いだ人はどんなバイトをしたのか?

先ほどのアンケート結果では、「10万円以上稼いだ」という回答も見受けられました。

編集者も「短期間でこれだけ稼げるアルバイトが本当にあるのか?」と疑問に感じたので、アンケートの詳細を確認してみたところ、以下のような内訳となっていました。

売却品 金額
塾講師・家庭教師 10万円
某イベント会社のスタッフ 10万円
自営業を営む友人の依頼でPC業務 10万円
ナイトワーク 10万円~15万円

10万円以上と回答された方のほとんどは、「ナイトワーク」で稼いだようです。他には、講師やエンジニア等、専門的な知識やスキルを活かした仕事で稼いだ方が多い印象でした。

まとまった金額を短期間で稼ぐには、相応の知識や技術が必要になることを理解しておきましょう。

今すぐお金が必要なときの対処法|その他

項目 詳細
アンケート回答数 75人/1,776人
性別 男性25人、女性50人
年齢 20歳未満~50代

全体の4%程度ですが、「その他」と回答された方が実際にどのような対処法をとったのかも確認していきます。

借りる、ものを売る、稼ぐ。
これ以外に一体どのような手段を使って解決したのか、念のため目を通しておきましょう。

Q.どうやって対処したのか?

アンケートの回答を確認してみたところ、積み立てておいたお金に手を出してしまったり、家族や子供の口座から捻出したり、苦渋の決断で対処したようです。

「ギャンブル」関連の回答もありましたが、手持ちのお金まで失くしてしまう可能性もあるので、編集部としてはおすすめ致しません。

※その他に関しましては、法律に触れる可能性の高いグレーゾーンの対処法が目立ったので、記事中での掲載は自粛させていただきました。

クレジットカードを使った対処法を紹介

「その他」と回答された方の中には、手持ちのサービスで金欠状態を脱出した方も何人かいらっしゃったので、公表できる範囲の対処法を紹介しておきます。

40代女性(専業主婦)
友達と食事に行き、支払いは自分のクレジットカードで済ませ、割り勘した金額をその場でもらいました。
30代女性(専業主婦)
クレジットカードのポイントを電子マネーに交換して、ある程度どこでも使えるようにしてから支払いに充てていました。

上記のように、手持ちのクレジットカードを使ってうまく対処した方もいました。その場しのぎではありますが、可能であればこういった手段も検討してみてはいかがでしょうか?

まとめ

すぐにでもお金が必要な人向けに、アンケート結果をもとにした対処法を4つ紹介していきました。

記事中で紹介した対処法まとめ
1.親からお金を借りる
2.リサイクルショップで売却
3.短期のアルバイトで稼ぐ
4.貯金などの財産を切り崩す

回答結果を総括すると、一般的には上記のいずれかを選んで対処していると言えます。

とはいえ、すべての方に当てはまる訳ではありません。
アンケート結果に過ぎませんので、あくまでも指標のひとつとして捉えて頂けると幸いです。

金欠問題の早期解決に向けて、ご自身の状況に応じた対処法を選ぶようにしましょう。

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