カードローンを口座振替で返済する手順|メリットや注意点

本コンテンツには、紹介している商品・商材の広告(リンク)を含む場合があります。 これらの広告を経由して読者が企業ホームページを訪れ、成約が発生すると弊社に対して企業から紹介報酬が支払われるという収益モデルです。 ただし、特定の商品を根拠なくPRするものではなく、当編集部の調査/ユーザーへの口コミ収集などに基づき、公平性を担保した情報提供を行っています。
>提携企業一覧
この記事に関するアドバイザ

ファイナンシャルプランナー

村上敬

大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」

この記事の目次

カードローンを利用する際に、返済日を忘れがちという方におすすめなのが口座振替による返済方法です。

この記事では、カードローンを口座振替で返済する手順のほか、メリットや注意点について解説します。

また、口座振替以外の方法も紹介するので、ご自身に合った返済方法を検討してみてください。

カードローンでの借入を口座振替で返済する手順

口座振替とは、銀行などの金融機関の口座から自動で引き落とされる決済方法です。
引き落とされた支払代金は、ご自身の口座からカードローン会社の口座へ移動します。

一般的な返済フローは、以下をご参照ください。

  1. Web上で口座振替の登録
  2. 利用する金融機関を選択
  3. 金融機関にログインして申し込む

口座振替で返済する手順は、カードローンの取扱先によって異なる場合もあるので、検討されている金融機関のホームページもあわせてご確認ください。

1.Web上で口座振替の登録

カードローン会社と契約後にマイページへログインし、口座振替の申込みを行います。

申し込む前に、銀行名と支店名のほか、預金種目、口座番号が分かるものを準備しておきましょう。

なお、口座名義は申込者本人に限られます。

郵送でも申し込みは可能

必要事項を記入・押印後、利用するカードローンの取扱先に郵送登録する方法も可能です。

契約する金融機関に連絡し、申込書類を発送してもらいます。
記入ミスや印鑑に相違があると、再度申込みが必要になるので間違いがないかしっかり確認しましょう。

ただし、Webでの申込みに比べると郵送でのやりとりを要する分、手続き完了まで時間がかかります。
そのため、初回の返済日は口座振替以外の方法で返済するケースもあるので、注意が必要です。

2.利用する金融機関を選択

次に、引き落としてもらう金融機関を選択します。

カードローンの取扱先によっては、口座振替に対応する金融機関が異なるため、提携していない場合は手続きできません。

事前に、カードローン会社のホームページで提携金融機関をチェックしておくと良いでしょう。

3.金融機関にログインして申し込む

選択した金融機関に移動し、申込み画面に進みます。
口座情報を入力し、最後にログアウトボタンをクリックしましょう。

申込完了の表示がされると、口座振替の申込み手続きが完了となります。

カードローンの返済方法|それぞれの特徴や仕組みを徹底解説
カードローンには多くの返済方法があります。それぞれメリット、デメリットがあるので、特徴を理解して、自分に合った方法を選びましょう。

カードローンを口座振替で返済するメリット

口座振替は返済日に自動で引き落とされることから、いくつかのメリットがあります。

カードローンを口座振替で返済する主なメリットは、以下の3点です。

  • 支払い忘れの心配がない
  • 返済時の手数料が無料である
  • 返済に出向く手間がない

1.支払い忘れの心配がない

カードローンの返済を口座振替にするメリットは、支払い忘れを未然に防げる点です。

ご自身で支払いをする場合、うっかり支払いを忘れて滞ってしまう可能性はゼロではありません。返済日に支払いができなかった場合、延滞金が別に請求されます。

そのため、口座振替では振替前に残高を確認しておくだけで支払い忘れがなく、督促状が届いたり延滞金が発生する心配がありません。 

2.返済時の手数料が無料である

口座振替では、返済時の引き落とし手数料が無料になる点もメリットといえます。
多くの場合、指定口座への振込手数料が必要になるためです。

たとえ1回あたり数百円程度であっても、毎回となると大きな負担となります。

余計な費用をできるだけ節約したい方は、口座振替による返済は便利な決済方法といえるでしょう。

3.返済に出向く手間がない

返済のために銀行の窓口やATMへ出向く手間がない点も、口座振替のメリットです。

ゆえに、返済ごとにわざわざスケジュールを調整する必要がありません。

仕事や家事、育児、介護など忙しい方にも活用しやすいでしょう。

カードローンで口座振替をする際の注意点

口座振替はメリットの多い決済方法ですが、いくつかの注意点があります。

  • 自分の都合に合わせて返済日が選べない
  • 借入残高に反映されるまでに時間かかる
  • 残高不足だと返済の遅れに気づきにくい
  • 引き落とせなかった場合に再度の口座振替が行なわれない

他の返済方法を検討する上でも、注意点を把握しておくことは大切です。

1.返済日を指定できないケースが多い

一般的なカードローンの場合、返済日をご自身の都合に合わせて自由に選ぶことができません。

カードローンの取扱先によって返済日は異なりますが、毎月1回の指定日もしくは複数の指定日から選んで決定するケースが一般的です。

返済日が給料日前といった資金が不足しがちな時期になる場合、毎回の返済が遅れる可能性があります。

カードローンで口座振替にする際は、その点を踏まえて、できるだけ返済しやすい日(口座にお金が多く残っている日)が設定されているか確認すると良いでしょう。

2.借入残高に反映されるまでに時間かかる

口座振替の場合、借入残高に反映されるまでに時間がかかる点に注意が必要です。

返済したのに、残高が変わらないという事態が起こり得ます。
口座振替は、利用者とローンカード会社との間に金融機関が介在し、口座振替の結果が金融機関からローンカード会社に届くまでに、数日のタイムラグがあるためです。

このタイムラグはローンカード会社のホームページに記載されています。
おおよそ、口座振替の日から数えて3営業日後の翌日となりますが、念のため要確認です。

3.残高不足だと返済の遅れに気づきにくい

口座の残高が返済額に満たない場合、残高不足となり引き落としができません。

ローンカード会社から引き落としができなかった旨の連絡があるまで、返済の遅れに気づかないこともあります。そういった場合、延滞となるので注意が必要です。

日頃から口座管理を徹底し、返済日が近くなったら残高を確認することで、口座の残高不足を防げるでしょう。

4.再度口座振替が行なわれないケースあり

返済日に口座から引き落とせなかった場合、再度の口座振替が行なわれない点にも注意しましょう。

余談ですが、返済額だけでなく延滞金がある場合はそちらも加算して入金しなければなりません。ローンカード会社の指示に従って、ATMや振込などの方法で入金してください。

返済を放置するのは、得策ではありません。引き落とせなかった場合は、速やかに入金を完了させることが大切です。

カードローンの口座振替以外での返済方法

カードローンの返済方法は、口座振替以外に以下の4つがあります。

  • 自社やコンビニなどのATMからの返済
  • インターネットでの返済
  • 指定口座への振込みによる返済
  • 店頭窓口での返済

ご自身の都合に合った返済方法を検討してみてください。

1.自社やコンビニのATMからの返済

ローンカードの返済方法として、ATMからの返済があります。カードローン会社のATMは、以下の2種類です。

自社ATM:カードローン会社が設置しているATM
提携ATM:コンビニや銀行などに設置されているATM

ATMからの返済のメリット・デメリットは、以下の通りです。

メリット

  • 設置台数が多い
  • ATMは24時間365日利用できる
  • 自社ATMの利用手数料は無料

デメリット

  • メンテナンス実施時間帯は利用できない
  • 曜日により利用できる時間帯が異なる
  • 提携ATMは手数料がかかる場合がある

自社ATMは台数が限られていますが、提携ATMと合わせて利用することで、全国どこからでも手軽に返済できます。

ATMからの返済は利便性が高い一方で、利用可能な時間帯や手数料に注意が必要です。
ATMは24時間365日利用可能ですが、システムメンテナンスなどにより利用停止となる時間帯が発生します。

加えて、ATMの設置場所によっては、利用できる曜日や時間帯が異なるため、事前にローンカード会社で利用可能な曜日・時間をチェックしておくと良いでしょう。

2.インターネットでの返済

銀行のインターネットバンキングを利用することで、スマホやパソコンから返済する方法です。インターネットバンキングとは、インターネットを利用した銀行などの金融取引のサービスを指します。

インターネットでの返済のメリット・デメリットは、以下の通りです。

メリット

  • 24時間365日利用できる
  • 利用手数料は無料
  • 借入残高にリアルタイムで反映する
  • メガバンクから地方銀行まで対応可能

デメリット

  • インターネットバンキングの契約が必要
  • 非対応の銀行がある
  • メンテナンス実施時間帯は利用できない
  • 返済日を管理しなければならない

インターネットでの返済は、インターネットバンキングの契約を済ませておく必要があります。

各カードローン会社でインターネットでの返済を提携している金融機関が異なるため、事前に確認の上、申し込み手続きを行いましょう。

設定に手間がかかるとはいえ、設定してしまえば24時間365日いつでもどこからでも返済ができます。
また、返済日の管理が苦手で支払いを忘れるかもしれないという方は、返済日を知らせるメールサービスの利用がおすすめです。

カードローン会社のホームページで、メールサービスの有無も合わせて確認してみてください。

参照元:インターネットバンキングの仕組み|総務省

3.指定口座への振込みによる返済

ローンカードの返済には、銀行などの金融機関からカードローン会社の指定口座へ振り込む方法もあります。
振込先となる指定口座は、利用者ごとに用意されているのが一般的です。

振込みによる返済方法には、以下の2種類があります。

現金振込:現金で指定口座へ振り込む
口座振込:ご自身の銀行口座から指定口座へ振り込む

振込みによる返済のメリット・デメリットは、以下の通りです。

メリット

  • 口座残高の確認が不要
  • 近くにATMがなくても返済できる
  • 全国の金融機関から返済できる

デメリット

  • 振込手数料がかかる
  • 銀行など金融機関へ出向く必要がある
  • 営業時間外は利用できない
  • 返済日を管理しなければならない

銀行窓口から振り込む場合は営業時間内(9時から15時まで)に出向く必要があり、口座振込の場合は通帳と届出印を持参します。

振込依頼書には、金融機関名・支店名・口座番号・口座名義を正確に記入しましょう。
もし振込先情報に誤りがあると、訂正や組み戻し(振込資金の返却)の手続きをする場合があり、別途手数料が発生します。

振込による返済では、返済のたびに振込手数料がかかる点に負担を感じる方も少なくありません。振込先と同じ金融機関から振り込むことで、他行へ振り込むよりも手数料を押さえることができます。

カードローンは定期的に振り込む必要があるので、振込先の口座と同じ金融機関に口座を開設しておくことがおすすめです。

4.店頭窓口での返済

カードローン会社の店頭窓口で返済する方法もあります。
メリット・デメリットは、以下の通りです。

メリット

  • スタッフに返済に関する相談ができる
  • 手数料がかからない

デメリット

  • 近くに店頭窓口がない場合がある
  • 入店時に誰かに見られるリスクがある
  • 営業時間内に出向く必要がある
  • 返済日を管理しなければならない

店頭窓口での返済は、手数料が不要で、分からない点があればその場で解消できます。さらに返済に関する相談もできるのがメリットです。

ただし、ATMの台数と比べても店舗数が少なく、近くに店頭窓口がない場合があり、気軽に利用するには不便といえるでしょう。

まとめ

この記事では、カードローンを口座振替で返済する手順からメリットや注意点のほか、他の返済方法についても解説しました。

返済方法には、それぞれメリットとデメリットが存在します。
返済方法を事前に確認し、ご自身が確実に返済できる方法を選択することが大切です。

おすすめの特集ページ

  • 1.本サイトの目的は、ローン商品等に関する適切な情報と選択の機会を提供することにあり、当社は、提携事業者とお客様との契約締結の代理、斡旋、仲介等の形態を問わず、提携事業者とお客様の間の契約にいかなる関与もするものではありません。
  • 2.本サイトに掲載される他の事業者の商品に関する情報の正確性には細心の注意を払っていますが、金利、手数料その他の商品に関するいかなる情報も保証するものではございません。ローン商品をご利用の際には、必ず商品を提供する事業者に直接お問い合わせの上、商品詳細をご自身でご確認下さい。
  • 3.当社及び当社アドバイザーでは、本サイトに掲載される商品やサービス等についてのご質問には回答致しかねますので、当該商品等を提供する事業者に直接お問い合わせ下さい。
  • 4.本サイトに関して、利用者と提携事業者、第三者との間で紛争やトラブルが発生した場合、当事者間で解決を図るものとし、当社は一切責任を負いません。
  • 5.編集方針、免責事項・知的財産権、ご利用いただく上での注意、プライバシーポリシーの各規程を必ずご確認の上、本サイトをご利用下さい。
  • 6.カードローンお申し込み時に保険証を提出する場合、保険者番号、被保険者記号・番号、通院歴、臓器提供意思確認欄に記載がある場合はマスキングしてお送りください。その他、バーコードなど個人情報にアクセス可能な情報についても隠したうえでご提出ください。
  • ※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用し、事業者(アコム/プロミス/アイフルなど)から委託を受け広告収益を得て運営しております。

注目の特集

アドバイザ一覧バナー
返済シミュレーション
ページトップに戻る