ローン一括返済のメリット・デメリットと支払う利息のシミュレーション

この記事に関するアドバイザ

元 銀行員

武藤英次

銀行の支店勤務にて、カードローン(個人向け融資)の申込み受付・審査・管理などを含むあらゆる業務を経験。10年以上の勤続期間中に、延べ10,000名を超える利用者に適切な提案を行った。

この記事の目次

  1. 一括返済のメリットは返済時の利息を減らせること
  2. ローンの一括返済にはデメリットもある
  3. 一括返済が難しいときは繰り上げ返済で利息を節約
  4. まとめ

この記事はこんな人向け
  • 今利用しているローンを一括返済したい
  • 利息の負担が大きくて支払いがキツイ…
  • 一括返済できない人はどうすれば?

ローンの一括返済をしようか迷っていませんか?

たしかにローンの一括返済は利息を減らせるかもしれません。しかしメリットもあればデメリットもあります。

まずはデメリットの確認と利息のシミュレーションをしてみましょう!

一括返済のメリットは返済時の利息を減らせること

ローン一括返済のメリットは利息を減らせることです。

支払う利息は金利によっても変わりますが、期間を長ければ多く払い、短ければ少ない支払いで済むという性質に変わりはありません。

ローンを組む時から返済プランを立てるのも重要ですが、金銭に余裕が出来れば一括返済を考えておくべきなのです。

Q.一括返済を行う最大のメリットとは

Mutou

元 銀行員|武藤英次

一括返済以降の利息や手数料が一切掛からなくなります

カードローンを上手に利用するためのテクニックとして最大限の効果を期待できるのが、一括返済です。
月例返済だけで返済を進めていきますと、思うように借入残高が減らずに、支払利息がかさんでしまうことになります。
一括返済を行うことで一気に借入が完済でき、以降の返済の必要がなくなるのはもちろんのこと、利息や手数料が掛かることも一切無くなるのです。
特に大半のカードローンで採用されている残高スライドリボルビング方式による返済方法の場合、一括返済した場合の利息負担軽減の効果は想像以上に大きなものとなります。

一括返済の利息シミュレーション

では、消費者金融のカードローンで実際に借りたときをシミュレーションしてみましょう。

利息をシミュレーション
例)金利18.0%で10万円借りた場合
1ヶ月目に一括返済した場合 ⇒1,502円
1年で返済した場合 ⇒ 10,249円
2年で返済した場合 ⇒ 20,316円

上記を見て分かるように、一括返済するのとしないのでは利息にかなり大きな差が出てくるのです。

ローンの一括返済にはデメリットもある

物事にはメリットとデメリットが必ずあり、カードローンの一括返済においても、もちろん存在します。

圧倒的にメリットの方が大きいと感じていても、デメリットについてしっかり考えておかなければ、思わぬ落とし穴に引っかかってしまうのです。

生活費を圧迫する場合はNG

普段の生活の中では何が起こるかわからないので、貯金がある程度まとまってきたから一括返済、という思考は少し危険です。

家族に、または自身に病気が降りかかるかもしれません。そんなときに、現金が手元にないのは最も危険です。

自身の貯金を全て失ってまで一括返済を考えている人は、少し焦り過ぎかもしれません。

お金は計画的に使う事が大切なので、目先の利益にとらわれて焦ると失敗する可能性もあります。

カードローンの一括返済でも同じことが言えるので、自身の経済状況を必ず考慮しておきましょう。

Q.一括返済にはどのうなデメリットがあるか

Mutou

元 銀行員|武藤英次

手持ち現金の余裕がなくなる可能性があります

一括返済はカードローンの支払利息を軽減するために非常な有効な手段ではありますが、一方でそれなりにまとまった金額が返済に費やされるということも考慮しなければなりません。
お財布のピンチに大いに頼りになるカードローンですが、一括返済を優先するがために生活に余裕がなくなり過ぎては何のためのカードローンかわからなくなってしまいます。
一括返済は常に頭に入れておきたいことではありますが、限界ギリギリを攻めた一括返済はデメリットにもなりかねませんから注意が必要です。

一括返済が難しいときは繰り上げ返済で利息を節約

繰り上げ返済はとても簡単な方法で、お金に余裕がある月に最低返済額より多めに返済するだけです。

その際、無理せずに返済していくのが大切で、ボーナスなどが入る月に多く支払うのが理想的なタイミングと言えます。

Q.一括返済は可能なタイミングがあれば必ず行うべきか

Mutou

元 銀行員|武藤英次

ケースバイケースでしっかり判断することが大切です。

一括返済を行うことによって支払利息を大幅に軽減することができるため、積極的に検討するべきことであるのは間違いありません。
しかしながら一括返済を優先するがあまりに、手持ちのお金がスッカラカンということになってしまいますと、突然の出費などに対応できなくなってしまう可能性があります。
支払利息を減らすことは大きな意味がありますが、あまり生活がギスギスになってしまうのも考え物です。
一括返済後にもある程度のゆとりを持てるかどうか、一括返済を行う前にチェックしてみる必要があるでしょう。

繰り上げ返済は利息を節約できてお得

最低返済額より多く返済していけば元金を減らせるので、繰り上げ返済すればするほど利息を節約できます。

繰り上げ返済の効果がどれ程あるのか、下記の数値をチェックしてみてください。

繰り上げ返済の効果
例)金利18%で10万円借入した場合
返済額 10,000円 ⇒ 利息総額 9,190円 (10ヶ月完済)
返済額 15,000円 ⇒ 利息総額 6,174円 (7ヶ月完済)
返済額 20,000円 ⇒ 利息総額 4,762円 (5ヶ月完済)

口座引落しとATMでの繰り上げ返済が効率的

繰り上げ返済をする場合は、口座引落しとATM振込を合わせて返済を行ないましょう。
この2つを利用することで利息の節約に繋がります。

口座引落し
口座引落しは、決まった日に決まった金額が自分の銀行口座から引き落とされるため、安心して返済できます。しかし、引き落とされる金額が「最低返済額」といって、少なめに設定されているので、なかなか返済残額は減りません。

ATM振込
金融機関のATMやコンビニのATMで返済することが可能です。自分の返済したい金額を入力して、入金すると返済が完了します。返済したい時に、身近な場所で返済できるので、とても利便性が良いと言えます。

効率的な返済方法は、通常は口座引落しで返済を継続しつつ、加えてATMで返済する方法です。

無理して返済を行ない、生活が困窮したり、次回の返済が滞っては元も子もありません。自分ができる範囲で、返済していくことこそ、効率の良い返済と言えるでしょう。

他社のカードローンで借り換えるのもアリ

毎月の返済負担が大きく、とても繰り上げ返済していけない…そんな人は、他社のカードローンで借り換えてしまうのも選択肢のひとつです。

現在の金利より低いカードローンで借り換えることができれば、毎月の返済額を軽減できる可能性もあるでしょう。

まとめ

ローンの一括返済は、全体的に考えるとメリットが多い返済方法と言えます。お金に余裕があるなら、積極的に考えるべきです。

しかし、無理な返済は目の前の生活を奪いかねません。

一括返済すると、一時的な負担が伴うことに変わりないので、自身の残金と相談して計画的な返済を心がけてください。

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