三井住友VISAカードの代金が払えないまま滞納するリスクと対処法
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- ✓ショッピングの支払いは三井住友VISAカード
- ✓先月、ちょっと買い物しすぎた
- ✓しまった、今月滞納しそう!
身近なクレジットカードのひとつ、三井住友VISAカード。
ポイントサービスが充実している魅力的なクレジットカードですが、無計画に使うと代金を滞納する可能性もあります。
万が一払えない可能性がある人は、ぜひこの記事を参考にしてください。
三井住友VISAカードとは
概要 | 詳細 |
---|---|
国際ブランド | VISA・MasterCard |
年会費 | 1,250円(税抜) (初年度年会費無料) |
支払い方法 | 1回払い 2回払い 分割払い ボーナス一括 リボルビング払い |
三井住友VISAカードは、「三井住友カード株式会社」が取り扱っているクレジットカードです。
「マイ・ペイすリボ」と買い物時のカード利用で翌年度以降の年会費が無料化される、とても使いやすいカードとなっています。
1,000円あたり1ポイント貯まる
三井住友VISAカードを利用すると、1,000円あたり1ポイント付与されるので、使えば使うほどお得です。
ポイントは2年間有効なので、ふとした瞬間に沢山貯まったポイントに気づいて得するといったケースも珍しくありません。
なお、ポイント残高はネット上でいつでも簡単に確認できるため、こまめにチェックしたいといった方にとってもストレスフリーです。
ネットショッピングで更にポイントが貯まりやすい
一部のネットショッピングサイトで三井住友VISAカードを利用すると、最大で20倍のポイントが付与されます。
最低でも2倍のポイントが貯まるので、ネットショッピングの代金支払いでは基本的にお得なクレジットカードと言えるでしょう。
なお、サービス対象の主なネットショップは以下の通りです。
|
貯まったポイントの使い道は様々
三井住友VISAカードで貯めたポイントには、様々な使い道が用意されています。
主なポイントサービス | |
キャッシュバック | 1ポイントあたり3円に換金 |
景品交換 | 商品・食品と交換 |
マイレージ移行 | 1ポイントあたり5マイル ※手数料なし |
この他にも、電子マネーへの移行・家電との交換・他社ポイントサービスへの変換など、活用手段は多岐に渡ります。
※本記事は弊社メディアでの独自調査により作成しているため、該当のクレジットカード会社の見解を示すものではありません
クレジット代金を払えないまま放置すると…
三井住友VISAカードは魅力的なクレジットカードですが、利用した以上は月々の代金を支払っていかなければいけません。
支払方法は基本的に自動引き落としですが、当日残高不足になっていると滞納状態として扱われてしまいます。
支払いの遅れは重大な違約行為なので、相応のリスクが発生すると認識しておきましょう。
仮に年利15%だとすると、10万円の買い物で1万5千円が一年間での利息ということになります。
支払回数が多ければ利息が膨らみ、何年間も支払いが続く事にもなりかねません。
カードの利用停止と督促電話の発生
クレジット代金を滞納してしまうとカードが利用停止となり、申込時に登録した電話番号に督促の連絡があります。
電話連絡は支払い日を過ぎている旨を通知して入金を促す内容です。
しかし、無断滞納はカード会社からの信用を損ねる行為なので、絶対に電話を無視してはいけません。
音信不通のまま滞納し続けるとショッピング枠の減額など、その後の契約内容に悪影響が出るので、万が一対応できなかった場合も必ず掛けなおしてください。
▶三井住友VISAカード・会員規約|第22条(期限の利益の喪失)
強制解約・一括請求と財産の差し押さえ
長期間に渡って滞納状態を続けると、利用していたクレジットカードを強制解約され、返済できなかった金額を一括請求されます。
一括請求は法的な措置なので、どんな理由があっても拒否することはできません。
それでも支払いができないと、最終的にはカード会社から訴訟を起こされ、財産を強制的に差し押さえられるリスクもあります。
信用情報がブラック化してしまう可能性も…
クレジット代金を2~3ヶ月以上滞納してしまった場合、金融事故情報として信用情報に5年間記録されます。
出典: JICC 指定信用情報機関 株式会社 日本信用情報機構「信用情報」とは、ローンやクレジットの利用などの信用取引に関する、過去から現在までの客観的な取引事実を表す情報です。
長期滞納で信用情報に大きなダメージが残ると、事故情報が破棄されるまでの5年間はどんなローン審査も通過できなくなるので注意してください。
▶三井住友VISAカード・会員規約|第2条(個人信用情報機関への登録・利用)
※クレジットカードの滞納リスクはあくまで一般論であり、会社ごとに特徴や傾向は異なります。
滞納時の対処法1|カード会社に連絡する
「どうしても今月の支払いを滞納しそう…」そんな人は、すぐにカード会社へ電話して、担当者に事情を説明してください。
三井住友VISAカードに関するお問い合わせ先として、専用のコールセンターが用意されています。
時間帯を下記で確認してから、カード会社に電話連絡しましょう。
[平日] 9:00~19:00
[土・日・祝日] 9:00~17:00
(ただし、12/30~1/3休)
✓電話番号
通話料無料 0120-816-437
東京 03-6627-4136
大阪 06-6445-3503
支払い可能な期日を再設定する
カード担当者に電話連絡すると、現在滞納している代金をいつまでに支払えるのかを確認されます。
ここで明確な期日を約束すれば、それ以降は再設定した返済日まで督促電話がかかってくることはありません。もちろん、約束した期日までに代金を支払う必要はあります。
基本的には支払いを先延ばしするだけですが、無断滞納はカード会社からの信用を損ねる行為なので、必ず連絡しましょう。
請求日前なら支払い方法を変更できる
仮に、請求日まで日数に余裕がある状況なら、支払い方法をリボ払いに変更することで滞納を回避できるかもしれません。
リボ払いとは、利用額に応じて決まる一定の金額を数ヶ月に渡って支払い続けるというシステムで、1ヶ月あたりの返済負担を減らせます。
「全くお金が無い訳ではないが、一括支払いは難しい…」そういった方は、一度担当者に支払い方法の変更を願い出てみましょう。
滞納時の対処法2|専門機関に相談する
すでにクレジット代金を滞納している人は、落ち着いて専門機関に相談してください。公的機関や専門家であれば、今後行うべき正しい対処法を指導してくれるでしょう。
検討したい相談先 |
- 国民生活センター(消費生活センター)
- 日本クレジットカウンセリング協会
- 弁護士などの専門家
相談先1|国民生活センター(消費生活センター)
様々な商品・サービスに関する相談ができる国民生活センター(消費生活センター)では、消費生活全般に対する苦情・問い合わせに専門担当者が対応してくれます。
クレジット代金を払えない可能性がある人は、少しでも早く連絡して公正な立場からの適切なアドバイスを受けてください。
相談先2|日本クレジットカウンセリング協会
日本クレジットカウンセリング協会(通称:JCCO)は、消費者保護の観点から公正かつ中立的にカウンセリングをおこなっています。
債務関連の専門家が対応してくれる公共機関なので、お金のトラブルに関してはより具体的なアドバイスを期待できるでしょう。
相談先3|弁護士などの専門家
最終的な手段のひとつになりますが、法律の専門家に相談するという選択肢も考えておいてください。
既に長期間滞納している場合、弁護士や司法書士に指導してもらいながら債務整理をすることで、返済問題を解決できます。
ただし、弁護士に依頼する場合は相談料を支払わなくてはなりません。
「まずは専門家の意見を聞いておきたい」「弁護士への依頼費用を捻出できない」といった状況の人は、無料相談できる法テラスに連絡してみてください。
滞納時の対処法3|お金を借りる
場合によっては、足りない請求額分のお金を借りるという選択肢にも、目を向けてみてはいかがでしょうか。
具体的な方法としては、
✓知り合いから借りる
✓クレジットカードのキャッシング機能を使う
✓金融機関から借入する
といった選択肢があります。
借入方法1|知り合いに頼む
まずは、ご両親や親せき、友人といった知り合いに相談してみてください。
もちろん、必ずしもお金を借りられるわけではありませんし、頼み方によっては人間関係が悪化するリスクもあります。
しかし、事情を説明すれば快く助けになってくれる可能性がありますし、この手段で解決できるならそれに越したことはないでしょう。
ただし、当然ながら借りたお金はしっかり返さなくてはなりません。相手が誰であっても、不誠実な対応はしないよう心掛けてください。
借入方法2|クレジットカードでキャッシングする
クレジットカードには、商品代金を立て替えるショッピング機能の他に、現金を借り入れするキャッシング機能があります。
メインの機能ではないため、利用可能額は少な目に設定されている傾向にありますが、今月のカード代金分であれば借入できる可能性は十分あるでしょう。
ただし、現在滞納しているクレジットカードだとキャッシング機能も停止しているので借入できません。
また、キャッシングの返済方法が一括のみとなっているクレジットカードもあり、その場合は来月の支払い負担が大きくなるので注意してください。
借入方法3|金融機関から借りる
手元のクレジットカードにキャッシング機能がついていないなら、金融機関に借入を申し込むという選択肢も検討してみてください。
もちろん、借りたお金には利息を上乗せして返さなくてはなりません。しかし、金融機関から借りたお金は、数ヶ月に分けて少しずつ返済していくのが基本です。
借入金額にもよりますが、この方法なら、来月以降の支払い負担が過度に大きくなる心配はないでしょう。
具体的な借入方法ですが、カードローンに目を向けてみてはいかがですか?
カードローンとは、どのような支払いもローン払い(分割・リボ払い)にできるカード商品です。
そのため、「クレジットカードの支払いに充てたい」といったニーズにも応えてくれます。
カードローンには、「ATMで現金を借りる」という使い方と、「指定した口座に入金してもらう」という使い方があります。
後者の場合、契約したカードローン会社の会員ページにログインし、スマホ上で入金依頼するだけです。
この機能は、入会審査に通過し契約手続きが完了したら、その時点で利用可能となります。つまり、スマホ上で入会申し込みをして、そのまま「カード代金の支払い口座」に必要な金額を入金してもらうこともできるのです。
Q.クレジット代金の返済で注意が必要なポイントとは
ファイナンシャルプランナー|隅倉広樹
分割払いやリボ払いの利息に注意してください
クレジットカード会社によって様々な設定がありますが、基本的に分割払いやリボ払いの利息は高いです。