南日本銀行カードローンで審査落ちする5つの原因と今できる打開策

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貸金業務取扱主任者

手塚大輔

地方銀行に8年勤務し、住宅ローン・カードローン・フリーローンなど個人ローンの他、事業性融資・創業融資など幅広い業務を担当。貸金業務取扱主任者の資格を有する、100件あまりのフリーローン、住宅ローン数十件、その他に投資信託・個人年金・国債販売も取り扱った金融商品のプロ。

この記事の目次

 この記事はこんな人向け 
  • 南日本銀行カードローンで審査落ち…
  • 落ちた理由が全然分からない…
  • 今すぐお金が必要な人はどうすればいい?

南日本銀行カードローンに申し込んだものの審査落ちした人は、なぜ自分が通過できなかったのか悩んでいるのではないでしょうか?

そこでこの記事では、南日本銀行カードローンの商品概要や審査基準について解説していくので、ぜひ確認してみてください。

南日本銀行カードローン「WAZZECA」

WAZZECA(ワゼッカ)
金利 年2.8%~14.5%
限度額 1,000万円
貸付条件 満20歳以上70歳未満の方
(専業主婦、パート・アルバイト、年金受給者の方も可)
返済方式 残高スライド返済方式
遅延損害金 年18.25%

鹿児島市に本店を構える南日本銀行では、まとまったお金が必要な時に便利な「WAZZECA」と呼ばれるカードローンを取り扱っています。

銀行カードローンならではの低金利で、利息を低く抑えたい人に人気のローン商品です。

借入できるかを簡易診断してくれる

WAZZECAは、ネット上の3秒チェックで、借り入れ可能かどうかを簡易的に判断できます。

即日融資とまでは行きませんが、1時間もせずに簡易診断の回答が返ってくるのは嬉しいメリットです。

返済は、セブン銀行ATMやインターネット・モバイルを利用して支払う形となっていて、24時間365日いつでも返済できます。

南日本銀行カードローンの審査について

南日本銀行カードローンのようにメリットの多い金融商品であっても、利用するには審査を通過する必要があります。

どんな人でも審査落ちしてしまう可能性はあるので、いつも利用する銀行だからといって必ずしも希望通りの借入が出来るとは限りません。

審査落ちしてしまった人は、カードローン審査の仕組みをきちんと確認していきましょう。

返済能力が足りなければ審査落ち

南日本銀行のカードローン審査に通過できるのは、月々の返済を問題なく続けられる人だけです。

いわゆる「返済能力」がなければ、銀行側からは1円も融資してもらえません。

例えば、同じ会社に長年勤めており、過去にクレジットカードの支払い等で遅れがなければ最低条件は満たしていますが、実際には少なからず審査落ちしている人もいます。

審査行程の大半は保証会社が担当する

カードローンの審査では、南日本銀行がすべてを担当しているわけではなく、行程のほとんどは下記のような保証会社がおこなっています。

南日本銀行の保証会社

審査をおこなう保証会社から「返済能力なし」と判断した時点で、南日本銀行のカードローンは利用できないのです。

Q.複数の保証会社が担当するのはなぜ?

貸金業務取扱主任者|手塚大輔

商品によって理由は異なります

複数の保証会社が存在するケースは2つあります。

1つは、融資金額によって保証会社が異なるケースです。100万円未満はA保証会社、100万円以上はB保証会社という具合になります。

2つ目のケースは、1社目の保証会社の審査に落ちたら、基準が異なる別の保証会社に保証依頼をあげるケースです。

スコアリング審査で返済能力を判断している

南日本銀行カードローンの保証会社は、スコアリングシステムを用いて返済能力を数値化しています。

 スコアリングとは

統計的モデル(一定のロジック)に基づいて、個人または企業の信用度を点数化(スコアリング化)し、与信可否を迅速かつ中立的に判断するシステムのことをいいます。
=中略=
具体的には、カードの入会審査(初期与信)では、顧客の属性(年齢・年収・勤務先・勤続年数・居住状況等)や個人信用情報機関の個人信用情報を解析してスコアリング化し、またカード発行後の審査(途上与信)では、利用状況や支払状況をスコアリング化します。

スコアリング審査はコンピューターによる自動システムなので、基準を満たせていない場合は、利用目的がどうであれ審査落ちします。

南日本銀行カードローンで審査落ちする5つの原因

南日本銀行側から通過基準が公表されない以上、カードローンで審査落ちした人は、なぜ自分が否決になったのか、具体的な原因を知ることはできません。

実際は、利用者自身に原因があって審査落ちになっているケースがほとんどです。

なぜ、南日本銀行のカードローンで審査落ちしてしまうのか、その原因はある程度絞られるので、当てはまる項目はないか確認してみてください。

審査落ちする原因1|申込情報に虚偽があった

南日本銀行カードローンで審査落ちする原因として、申込内容に虚偽のあった場合が挙げられます。

どのようなカードローンでも、審査は申し込みフォームに記入された内容をもとにおこなわれます。多少の誤入力程度なら訂正を求められるだけですが、明らかな虚偽申し込みが発覚すれば、詐欺の恐れがあるとして当然審査落ちしてしまうのです。

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【注意】虚偽申告をしてはいけません

  • すでに退職した勤務先を申告する、存在しない架空の会社名を記載する、アリバイ会社や実際に在籍していない会社を記載するなど、事実ではない虚偽の申告は、のちに必ず発覚して不正とみなされます。審査に通過できないことはもちろん、発覚後に大きな問題となる可能性もあるため、絶対にしてはいけません。

審査落ちする原因2|安定した収入がない

南日本銀行のカードローン審査では、返済能力があるかどうかを判断するために下記のような要素から「安定収入の有無」を確認されます。

安定収入を確認するポイント
  • 勤続期間の長さ
  • 雇用形態
  • 業種/職種
  • 会社規模
  • 現在の年収金額

特に重要なのは勤続期間で、いくら年収が高かったとしても転職して1ヶ月も経っていない状況では、安定性が低いと見なされて審査落ちする可能性があります。

審査落ちする原因3|他社からの借入が多すぎる

南日本銀行のカードローンでは、申込者の他社借入状況も審査で確認されます。

借入件数や金額があまりにも多すぎると、返済困難な多重債務者であると見なされ、審査落ちする可能性につながるのです。

特に、年収に対して多すぎる借入をしていたり、4社以上から同時借り入れしていたりする場合、審査通過は困難になると考えておいてください。

審査落ちする原因4|複数社へ同時に申し込み

審査落ちの原因として、借入件数だけでなく他社申込件数も挙げられます。

具体的な件数は公表されていませんが、一般的に1ヶ月で4社以上の申し込みが確認されると、「申し込みブラック」として扱われ、審査落ちする可能性があるのです。

申し込みブラックになってしまうと多重債務状態に陥る可能性が危惧され、返済能力がないと判断されてしまいます。

審査落ちする原因5|過去5年間に金融事故を起こしている

過去に行った金融取引状況も、信用情報と照合して審査されます。

「信用情報」とは、ローンやクレジットの利用などの信用取引に関する、過去から現在までの客観的な取引事実を表す情報です。

出典: JICC 指定信用情報機関 株式会社 日本信用情報機構

信用情報内に大きなトラブルである「金融事故情報」があると、その時点で返済に対する態度に問題があると判断され、審査落ちする可能性があります。

特に、保証会社が審査を担当している他社カードローンやクレジットカードでトラブルがあった場合、審査通過は難しいと考えておきましょう。

※以上の条件を満たしている場合であっても、審査に落ちる可能性があるので、注意してください。また、実際の審査基準は公開されていないため、弊社での取材・調査によるものである点ご了承ください。

まさかの審査落ち…それでもお金が必要な人は!

 ここから先はこんな人向け 
  • 今月は金欠で生活が苦しい
  • 先月のクレカ請求が多すぎて払えない
  • 公共料金もまだ払っていない

借入目的が上記のような場合だと、どうしてもお金を借りなければいけない状況も十分考えられます。

お金がないと本当に困るのに、南日本銀行のカードローンが利用できなかった…そんな人は、他の選択肢も検討してみてはいかがでしょうか?

他のカードローンに申し込み直すのも選択肢の1つ

例えば、南日本銀行以外のカードローンを利用するという選択肢もあります。

審査は各金融機関で個別の基準で行われているため、1社利用できなかったからといって全てのカードローンが利用できないとは限らないのです。

大手消費者金融に目を向けてみてください

他の金融機関を検討する際は、大手消費者金融のカードローンにも目を向けてみてください。

もちろん、消費者金融もしっかりと審査を行っているので、必ずしもお金を借りられるわけではありません。

しかし、銀行と消費者金融では審査の仕組みが違うため、異なる結果がでる可能性は十分にあるのです。

大手消費者金融は成約率を公開しています

大手消費者金融の中には、投資家向けのIR情報で成約率を公開しているものがあります。

例えば、代表的な大手消費者金融のひとつであるアコムの成約率は、 44.8%です。参考:アコム『DATE BOOK』

確かに審査落ちしている人もいますが、沢山の方がお金を借りられているというのも事実。改めて申し込み先を選ぶ際は、こういった点を参考にしてみてもいいでしょう。

大手消費者金融は最短で即日融資も可能

ちなみに、大手消費者金融の審査は最短20分で完了するため、即日融資も可能というメリットがあります。

また、手続きにあたっては特定の銀行口座を開設する必要も無いので、手続きも非常にシンプルです。

できれば今日・明日中にお金を用意したい、そういった状況でも、大手消費者金融なら大きな助けになってくれるでしょう。

おすすめのカードローンはこちら

アコム

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限度額 最大 800万円
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審査 最短20分
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まとめ

南日本銀行カードローンで審査落ちになった理由と、今すぐできる解決策について紹介していきました。

低金利で鹿児島県民にとって身近な南日本銀行カードローン。しかし、審査を通過しなければ1円も借入できません。

記事中の大切なポイント
審査落ちした理由は公表されない
原因の多くは利用者本人にある
審査落ち後、同じカードローンにすぐ申し込みできない

審査落ちしてしまったものの、どうしてもお金を用意しなくてはならない…そんな人は、他の選択肢を検討してみてください。

カードローンの審査基準は各社で異なるので、他社に申し込めば借入できる可能性もあるでしょう。

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