カードローンの増額審査で見られる3つのポイントと落ちる原因

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ファイナンシャルプランナー

村上敬

大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」

この記事の目次

カードローンを利用していて限度額以上の追加借入が必要な場合、増額申請をする必要がでてきます。

増額申請の希望が通れば、今より利用限度額を増やせるのです。

ただし、新規契約時と同じく審査が行われるため、必ず利用限度額を増やせるとは限りません。

今回の記事では、カードローンの増額審査の基準について解説します。

また、審査時間の目安や審査に落ちてしまう理由についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

カードローンの増額とは

カードローンの増額とは、契約時に定められた利用限度額を増やす手続きです。

そもそもカードローンは、個人に対して利用限度額が設定されています。

そのため、利用限度額を超えて借入できません。

今より利用限度額を増やしたいのであれば、金融機関に増額申請をしなければいけないのです。

ただし、利用限度額は増額申請をしたからといって必ず増やせるものではなく、新規契約の時と同じく審査通らなければいけません。

増額申請を行う手順

増額申請を行う方法はカードローンによって異なります。

一般的なカードローンでは、以下の方法で増額申請が可能です。

主な増額申請方法

  • 店頭窓口
  • WEB
  • 電話
  • 郵送

店頭窓口や電話による増額申請の場合、受付時間があります。

金融機関の定休日や深夜などは、店頭窓口や電話で手続きができません。

一方で、Webから申請を行う場合、24時間いつでも手続きが可能です。

WEBからの申請ですと、スマートフォンやパソコンから金融機関の会員ページにアクセスし、必要事項を入力するだけで申請が完了します。

理解しやすいように、アコムの増額申請をWebで行う手順について、確認していきましょう。

アコム 増額方法
画像引用:アコム 増額方法

まずは、アコムの会員ページにログインします。

マイページにある「ご利用可能額を増やす」から増額の手続きが可能です。

ただし、人によっては「ご利用可能額を増やす」が表示されていない場合があります。

その場合は、アコム総合カードローンデスク0120-629-215へ問い合わせが必要です。

アコム 増額方法
画像引用:アコム 増額方法

次に、増額の申請に必要な情報を入力します。

入力が完了すると、変更後の契約内容が一覧で表示されるので、確認し「契約する」を選択しましょう。

アコム 増額方法
画像引用:アコム 増額方法

上記のような画面が表示されると、増額の手続きは完了です。

主なカードローンの増額申請の方法

カードローンごとで増額申請の方法は異なります。

多くの人が利用しているカードローンの増額申請方法をまとめたので、以下の表を参考にしてください。

金融機関 増額申請方法
アイフル ・Web
・電話(平日10:00~19:00)
プロミス ・Web
・電話(平日9:00~18:00)
アコム ・Web
・自動契約機
・アコムATM
・電話(平日9:00~18:00)
SMBCモビット ・Web
レイク ・Web
三井住友銀行カードローン ・電話(平日9:00~18:00)
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック ・Web
・電話(平日9:00~21:00、土・日・祝9:00~17:00)
※12/31~1/3を除く
みずほ銀行カードローン ・Web
・電話(平日9:00~20:00)
・店頭窓口
楽天銀行スーパーローン ・Web
・電話(平日・土日祝日 9:00〜20:30)
イオン銀行カードローン ・Web

Webから申請する場合は24時間手続き可能ですが、電話の場合は日時が限られています。

多くのカードローンでは平日の日中のみ電話による手続きを受付しています。

このように、申請方法によって様々な特徴があるので、自分に合った方法を利用しましょう。

増額申請の必要書類

増額申請を行う際には、本人確認書類、収入証明書類が必要なケースがあります。

本人確認書類は、前回の契約時から住所などの変更があった場合に必要です。

また、収入証明書類は以下のようなケースで提出する必要があります。

収入証明書が必要な条件

  • 増額後の利用限度額が50万円を超える場合
  • 増額後の利用限度額と他社の借入額が100万円を超える場合

提出可能な本人確認書類、収入証明書類の例については、以下の表を参考にしてください。

種類 書類名
本人確認書類 運転免許証
個人番号カード(マイナンバーカード)
健康保険証
運転経歴証明書(平成24年4月1日以降交付のもの)
旅券(パスポート)
在留カード・特別永住者証明書
官公庁が顔写真を貼付した各種福祉手帳(身体障害者手帳など)
収入証明書類 源泉徴収票(前年度のもの)
給与明細書(直近のもの)
住民税決定通知書・納税通知書(前年度のもの)
確定申告書(前年度のもの)
青色申告決算書(前年度のもの)
収支内訳書(前年度のもの)
所得証明書(前年度のもの)
年金証書(当年度のもの)
年金通知書(当年度のもの)

上記の書類はあくまで例であり、金融機関によって提出できる書類が異なる場合があります。

そのため、増額手続きを行う前に提出可能な書類について公式ホームページにて確認しておくと良いでしょう。

カードローンの増額審査の基準

結論を言うと、どのカードローンも増額審査の明確な基準は公開されていません。

しかし、カードローンの審査で見られるポイントはある程度決まっています。

増額審査の基準となる具体的なポイントについては、以下の3つです。

増額審査で重要なポイント

  • 返済実績
  • 収入と借入のバランス
  • 在籍確認

基本的には初回申込時に行われた審査と同じ基準で審査される傾向にあるので、それぞれのポイントを理解しておきましょう。

返済実績

カードローンの増額審査で重視されるポイントとして挙げられるのが、返済実績です。

契約から増額申請までの間に、返済実績が積み重ねられているのかが、審査の材料となります。

この審査項目については、毎月問題なく返済できていることが重要です。

増額申請を行う以前に、返済の延滞をしていた履歴があると、審査に通るのは難しくなるでしょう。

また、カードローンによっては、1度も延滞していないことが増額申込の条件となっている場合があります。

そのため、普段からカードローンの返済に遅れないよう注意が必要です。

他社の返済実績については信用情報を通じて確認する

返済実績を見られるのは、自社のカードローンだけでなく他社のものも確認されます。

他社借入の返済状況は、信用情報機関を通じて増額希望者の信用情報を確認ができるため、他社で延滞した履歴などを隠すことはできません。

信用情報とは、カードローンなどの借入、クレジットカードなどの信用払いなどの申込から契約、返済状況に関する情報です。

信用情報機関が、それぞれの金融機関の情報をまとめて保存しています。

カードローンの審査を行う金融機関は、自社が加盟している信用情報機関に照会することで、他社の返済状況を確認できます

もちろん、他社の返済実績についても審査のポイントとなるため、普段から延滞しないことが重要です。

収入と借入のバランス

増額審査で重要なポイントとして挙げられるのが、借入と収入のバランスです。

そもそもカードローンの利用限度額は、収入とのバランスを考慮して決定します。

増額審査は利用限度額が増えるので、特に収入とのバランスが重視されるでしょう。

例えば、50万円の借入と100万円の借入では、毎月の返済負担や返済回数が異なります。

カードローンの限度額を増額しても問題なく返済できるかを判断するためには、収入の多さが重要です。

そのため、前回の審査と比べて収入が増えていれば審査に通る可能性は高くなるといえるでしょう。

総量規制を超えないよう注意が必要

収入と借入のバランスを判断する上で重要なポイントが「総量規制」です。

総量規制とは、借入金額を制限するための法律であり、貸金業社からの借入額は年収の1/3を超えてはいけないように決まっています。

例えば、年収が450万円の方は、総量規制の観点から150万円を超える借入ができません。

したがって、カードローンの増額によって借入額が年収の1/3を超えてしまう場合、審査に落ちてしまいます。

総量規制の対象となるのは、貸金業社(消費者金融や信販会社など)であり、銀行は対象外です。

しかし、銀行も独自の基準を設けているところが多く、年収の3分の1以上を超える金額を借入するのが難しいのが現状です。

増額申請を行う場合は、希望額が総量規制に違反しないよう注意してください。

在籍確認

カードローンの増額審査時に在籍確認が行われる場合があります。

そもそも在籍確認とは、カードローンの申込時に申告した勤務先が正しいかを確認することです。

増額審査で在籍確認が行われる理由については、以下の2つが挙げられます。

増額審査で在籍確認が行われる理由

  • 前回の審査で働いていた職場に現在も在籍しているかを確認するため
  • 転職した場合、新しい職場に在籍しているかを確認するため

在籍確認が取れないと、本当にその勤務先で働いているのか証明できません。

したがって、申告したとおりの収入があるのか判断できないため、審査に落ちる可能性があります

特に、転職した場合は高確率で在籍確認が行われるので、事前に準備しておきましょう。

カードローンの増額審査に通るためのポイント

カードローンの増額審査に通るためのポイントは、以下の2点です。

増額審査に通るためのポイント

  • 必要最低限の金額で申請する
  • 半年以上は返済実績を積む

増額審査では、返済実績を積むことはもちろん、収入と借入のバランスが重視される傾向にあります。

そのため、上記のポイントをしっかりとおさえておきましょう。

必要最低限の金額で申請する

増額申請を行う際の希望限度額は、必要最低限に抑えることが望ましいです。

利用限度額が増えるほど、融資する金融機関はより慎重に審査を行います。

なぜなら、融資する金額が増えるほど、返済されなかった時の損失が大きくなるからです。

そのため、追加で借入したい最低限の金額で申請し、少しでも審査に通る確率を上げられるようにしましょう。

半年以上は返済実績を積む

増額を申請する際は、半年以上の返済実績があることが望ましいです。

増額審査では、カードローンの返済実績について重点的に見られます。

具体的には、最低でも半年以上の返済実績があると良いでしょう。

ただし、半年以上の返済実績がある場合でも審査に通るというわけではなく、他の項目も考慮される点に注意が必要です。

返済実績を積み上げると増額案内がくるケースもある

返済実績を積み上げると金融機関からメールや電話で増額の案内が来るケースがあります。

増額の案内が来た場合、返済実績に関しての審査基準は問題ないといえるでしょう。

ただし、増額案内が来たからといって必ず審査に通るわけではありません。

返済実績以外にも、収入や他社の信用情報の審査が行われるため、審査に落ちることもあります。

とはいえ、増額案内が来るということは、金融機関から信頼されている証なので、審査に通る可能性は高くなるといえます。

カードローンの増額審査に落ちる理由

カードローンの増額審査に落ちる理由としては、以下の4つが考えられます。

増額審査に落ちる理由

  • 増額の希望金額が大きい
  • 申請前にカードローンを延滞してしまった
  • カードローンの利用実績が少ない
  • 転職し収入や職業が変わった

上記の理由により、増額を断られる可能性があります。

また、審査結果によっては、現在の利用限度額よりも下がるケースもあるため注意が必要です。

増額の希望金額が大きい

増額申請の際の希望額が大きいと、審査に落ちる可能性が高くなります。

なぜなら、融資額が増えるほど金融機関は返済されない時のリスクが大きくなるからです。

また、金額によっては総量規制に違反するケースも考えられるでしょう。

そのため、なるべく申請する金額は必要最低限に抑えることが望ましいです。

増額申請前にカードローンを延滞してしまった

増額申請の前にカードローンを延滞してしまった人は、審査に落ちる可能性が高いでしょう。

なぜならカードローンを延滞した人は、返済能力がないと判断されやすいからです。

返済能力がない方の利用限度額を増やすのは、金融機関にとっても貸倒れのリスクが高くなるため、簡単に増額はしてくれません。

例えば、三菱UFJ銀行カードローン バンクイックでは、延滞中の増額はできないという記載があります。

ご利用状況に応じて利用限度額増額が可能です。ご希望のお客さまは下記電話番号へご相談ください。
※延滞中の方はご相談いただけません。

出典: 三菱UFJ銀行 便利でおトクな会員サービス

このように、そもそも手続きができない可能性もあるため、普段から余裕を持って返済することが重要です。

カードローンの利用実績が少ない

カードローンの利用実績が充分でない方は、増額の審査に落ちる可能性があります。

カードローンの利用実績は、初回契約時の審査に比べてプラスとなる情報です。

利用実績が少ないと、その人が本当に返済できる人なのか判断できません。

例えば、借入直後は問題なく返済できても、半年後に返済が滞るケースも考えられます。

そのため、利用実績が少ない状況で増額申請しても、審査に通る可能性は低いでしょう。

転職し収入や職業が変わった

転職によって収入や職業が変わると審査に落ちる場合があります。

これは、収入や雇用形態、勤続年数などの情報が、過去の審査時に比べてマイナスとなる可能性があるからです。

具体的には、「月々の収入が下がった」「雇用形態が正社員からアルバイトに変わった」といった状況になると、返済能力が下がったと判断され、審査落ちの原因になる可能性もあります。

逆に利用限度額を下げられる可能性もある

転職等の理由で収入が下がった場合、利用限度額を下げられる可能性があります

先ほども述べたとおり、収入が低くなると返済能力が低下していると判断される可能性があるため、場合によっては今より利用限度額を下げられる可能性もでてくるのです。

また、収入が下がったことで現在の利用限度額が総量規制に引っかかり、下げられるケースがあります。

例えば、年収350万円で110万円のカードローンを契約した人が、転職して年収300万円になった場合、総量規制に引っかかってしまいます。

この場合、年収の1/3である100万円以内に利用限度額が下がる可能性が高いでしょう。

カードローンの増額審査にかかる時間

審査にかかる時間は金融機関ごとに異なっており、早ければ即日、遅い場合は数日以上かかる場合も考えられます。

また、申請の状況や審査内容によって審査時間が変動するため、全ての人が同じ審査時間ではありません。

審査に時間がかかる可能性も考えられるため、なるべく余裕を持って申請手続きを行うことが望ましいでしょう。

金融機関ごとに異なる

カードローンの増額審査にかかる時間は、それぞれの金融機関ごとに異なります。

主要なカードローンの増額審査にかかる時間について、公式サイトの記載を下表にまとめました。

金融機関 増額審査の時間
アイフル 原則当日中に完了
※申込内容の確認事項がある場合や、土日・祝日を挟む場合は、3日以上かかる可能性あり
プロミス 最短3分
(9時~21時までの申込の場合) ※
アコム 原則当日中に完了
SMBCモビット 増額審査時間について記載なし
レイク 最短3秒〜
三井住友銀行カードローン 増額審査時間について記載なし
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック 増額審査時間について記載なし
みずほ銀行カードローン 増額審査時間について記載なし
楽天銀行スーパーローン 可能な限り速やかに審査結果を回答
※申込内容の確認事項がある場合や、土日・祝日を挟む場合は、数日かかる場合あり
イオン銀行カードローン 審査時間について記載なし

※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

アイフルやアコムなどの大手消費者金融では、最短即日で増額審査の結果がでます。

一方で、三井住友銀行カードローンやみずほ銀行カードローンなどの銀行カードローンには、増額審査でかかる時間について明確な記載をしているところは少なかったです。

ただ、銀行カードローンは新規契約時の審査結果は翌営業日以降に出るケースが多いため、おそらく増額審査も同等な時間がかかると推測されます。

初回の申込時に比べて時間がかかる場合もある

カードローンの増額審査は、初回の申込時の審査に比べて時間がかかる場合もあります。

増額を行うということは、より高い金額の借入を行うということです。

そのため、初回の申込時の審査に比べて厳しく審査されることも想定されます。

時間がかかる可能性を考えると、なるべく余裕を持って増額申請しておくのが良いでしょう。

なお、審査に時間がかかる=審査に落ちるというわけではありません。

初回の申込時とは異なり返済実績が審査の材料として加えられるため、時間がかかっても通る可能性はあります。

カードローンを増額するメリット

現在借りているカードローン以上に借入が必要な場合に、増額ではなく他社カードローンの利用を検討している人もいるでしょう。

しかし、他社カードローンと新たに契約するのに比べて、増額した方がメリットとなるケースが多いと考えられます。

具体的なメリットとしては、以下の4つです。

増額するメリット

  • 金利が抑えられる
  • 複数社からの借入に比べて月々の返済額が抑えられる
  • 借入金額や返済日の管理が楽
  • 新たな借入申込に比べて手続きが少ない

金利が抑えられる

カードローンを増額することで、金利が抑えられる可能性があります。

なぜなら、利息制限法により借入金額が増えるほど、上限金利が低くなるように制限されているからです。

利息制限法で決まっている上限金利は、以下の通りです。

借入金額 上限金利
10万円未満 年20.0%
100万円未満 年18.0%
100万円以上 年15.0%

この金利を超える条件で貸付をすると、違法になります。

また、カードローンの金利が契約者の利用限度額に応じて設定されるケースもあります。

例えば、アコムの金利は3.0%~18.0%(実質年率)ですが、利用限度額に応じて以下のように変化します。

利用限度額 金利(実質年率)
1万円〜99万円 7.7%~18.0%
100万円〜300万円 7.7%~15.0%
300万円〜500万円 4.7%~7.7%
501万円〜800万円 3.0%~4.7%

上記からもわかるとおり、利用限度額が99万円以下の場合、金利は7.7%~18.0%ですが、100万円以上となると7.7%~15.0%に下がります。

そのため、利用限度額を増やした場合に、金利が抑えられる可能性がでてくるのです。

カードローンの適用金利が下がると、総返済額や返済回数が抑えられる傾向にあるため、メリットといえます。

複数社からの借入に比べて月々の返済額が抑えられる

増額すると、複数社借入に比べて月々の返済額が抑えられるケースがあります。

これは、多くのカードローンで残高スライドリボルビング方式と呼ばれる返済方法が採用されているからです。

残高スライドリボルビング方式とは、借入残高に応じて返済金額をスライドさせる方式をいいます。

上記の画像の通り、一定の借入残高を超えると返済額が増加する仕組みです。

例えば、残高スライドリボルビング方式を採用している楽天銀行スーパーローンでは、以下のように返済金額が定められています。

借入残高 返済金額
〜10万円 2,000円
〜30万円 5,000円
〜50万円 10,000円
〜500万円 15,000円〜50,000円
※50万円ごとに5,000円加算
〜600万円 60,000円
〜800万円 80,000円〜100,000円
※100万円ごとに20,000円加算

楽天銀行スーパーローンでは、500,001円〜1,000,000円の借入残高がある場合、返済額は15,000円です。

つまり、上記の残高を超えない範囲で増額する場合、返済額を変えずに利用できます。

そのため、新たに他社でカードローンを利用するよりも返済額が抑えられるでしょう。

主なカードローンの返済方式は、以下の表の通りです。

金融機関 返済方式
アイフル 残高スライドリボルビング方式
プロミス 残高スライドリボルビング方式
アコム 定率リボルビング方式
SMBCモビット 残高スライド元利定額返済方式
レイク 残高スライドリボルビング方式
定額リボルビング方式
三井住友銀行カードローン 残高スライドリボルビング方式
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック 残高スライドリボルビング方式
みずほ銀行カードローン 残高スライドリボルビング方式
楽天銀行スーパーローン 残高スライドリボルビング方式
イオン銀行カードローン 残高スライドリボルビング方式

上記の表からもわかる通り、主要なカードローンのほとんどは残高スライドリボルビング方式を採用しています。

そのため、複数社で借入する場合よりも1社でまとめた方が、月々の返済額を抑えられるケースが多いでしょう。

借入金額や返済日の管理が楽

カードローンの増額は、複数社との契約に比べて管理が楽というメリットがあります。

カードローンを複数社利用すると、借入残高や返済日をそれぞれ管理しなければいけません。

複数のカードローンで別々の返済日だと、どちらかの返済を忘れてしまう可能性が出てきます。

返済を忘れてしまうと、延滞となり信用情報に影響を与えます。

延滞のリスクを避けたい場合は、借入を1社にまとめることが望ましいです。

また、複数社のカードローンを利用すると、それぞれの残高を管理する必要があります。

全体でいくら借りているかを判断するためには、各カードローンの残高を自分で合計しなければいけません。

主要カードローンの返済日

カードローンの返済日は、契約した会社ごとに決められています。

そのため、複数社契約した場合に、それぞれの返済日が異なるケースが考えられるでしょう。

主要カードローンの返済日について、以下の表にまとめました。

金融機関 返済日
アイフル ・毎月所定の日(契約の際自由に設定できる)
・35日ごと
プロミス 5日・15日・25日・末日のいずれか
※契約時に設定
アコム ・毎月所定の日(契約の際自由に設定できる)
※口座振替の場合は毎月6日
・35日ごと
SMBCモビット 5日、15日、25日、末日のいずれか
レイク ・毎月所定の日(契約の際自由に設定できる)
三井住友銀行カードローン ・毎月所定の日(契約の際自由に設定できる)
・35日ごと
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック 5日・15日・25日・末日のいずれか
※契約時に設定
みずほ銀行カードローン 毎月10日
楽天銀行スーパーローン 1日、12日、20日、27日のいずれか
※契約時に設定
※27日は楽天銀行口座から口座振替する場合のみ利用可能
イオン銀行カードローン 毎月7日

上記のように、主要カードローンでも返済日がそれぞれ異なる場合が多いです。

複数社のカードローンを利用する場合、それぞれの返済日を管理しなければいけません。

そのため、返済日を管理する手間を考慮すると、増額申請を行う方がメリットがあるといえます。

新たな借入申込に比べて手続きが少ない

増額申請は、新規の借入申込に比べて手続きが少ないです。

新規の借入申込は住所、氏名、勤務先、年収などの情報を1から入力する必要があります。

一方で増額の場合は、以前の申込データから変更となる情報のみを書き換えるだけで良いです。

例えば、カードローンの契約以降に転職した場合は、勤務先の情報や年収などの情報を書き換えます。

前回の契約時点で変わっている項目がなければ、新たな借入希望額を申告するだけで手続きが完了するため、手間がかからないでしょう。

そのため、手続きを簡略化できるという点でもメリットといえます。

増額審査に落ちた際の対処法

カードローンの増額審査では、収入と借入のバランスや返済実績が重要となるため、審査に落ちるケースもあります。

そのため、カードローンの増額以外でお金を借りる方法について理解しておく必要があるでしょう。

増額審査に落ちた場合の対処法としては、以下の2つが考えられます。

増額審査に落ちた時の対処法

  • 別のカードローンに申込する
  • クレジットカードのキャッシング枠を使う

上記の方法はどちらも申込時に審査が必要なため、必ず借入できるとは限りません。

しかし、カードローンの増額審査に落ちた人でも通る場合があるため、検討しておきましょう。

別のカードローンに申込する

カードローンの増額審査に落ちた人は、別のカードローンへ申込すると良いでしょう。

増額審査に落ちた場合でも、他社のカードローンであれば審査に通る可能性があります。

これは、金融機関によって細かい審査のポイントが異なるためです。

もちろん、他社のカードローンであれば必ず通るということはありませんが、借入のチャンスはあるので検討してみましょう。

アイフル

消費者金融のアイフルは審査が早いという特徴があります。

最短20分で融資可能なため、急いで借入している人に向いているでしょう。

また、申込後にアイフルのフリーダイヤル0120-337-137へ電話をすれば優先的に審査をしてくれます。

9:00〜21:00まで電話による受付が可能なため、すぐに審査をしてほしい方は検討してみましょう。

アイフル

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金利 年 3.0% ~ 18.0%
審査 最短20分
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プロミスはスマートフォンアプリを利用して借入の申込から返済まで完結する「アプリローン」が便利です。

アプリからの申込で最短3分の審査が可能なため、すぐにお金が必要な方でも使いやすいでしょう。
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

また、プロミスの無利息期間は「初回借入の翌日」から適用されることが魅力です。

金融機関によっては「初回契約時の翌日」から無利息期間が始まる場合もあり、借入をしていないのに利息期間が過ぎてしまうケースがあります。

そのため、無利息期間を無駄なく活用したい場合にはプロミスが便利です。

プロミス

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アコムでは、最短3秒で利用できる事前診断が便利です。

3秒診断とは、カードローンの申込よりも少ない項目を入力するだけで、借入できるかどうかの目安を判断してくれるサービスをいいます。

アコムの3秒診断では、年齢、年収、他社の借入を入力するだけで、診断が可能です。

診断結果も最短3秒で表示されるため、まずは借入できそうか確認したい方に適しているでしょう。

ただし、3秒診断で表示される結果はあくまで目安です。

そのため、診断結果で借入できる見込みがあると表示されても、実際の審査に落ちる可能性があります。

アコム

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クレジットカードのキャッシング枠を使う

カードローンの増額審査に落ちた場合、クレジットカードのキャッシング枠を利用する

キャッシング枠とは、クレジットカードを使ってカードローンのようにお金を借入できるサービスのことです。

クレジットカードのキャッシングでは、以下の2種類の方法で借入ができます。

クレジットカードでの借入方法

  • ATMから現金で借入
  • クレジットカードの支払口座に振込で借入

ATMや振込による借入に対応しているため、カードローンと同じように使えるでしょう。

すでにキャッシング枠が付帯されている方であれば問題なく利用できますが、キャッシング枠がない方は申込が必要です。

ただし、キャッシング枠の申込時には審査が行われます。

キャッシング枠の審査もカードローンと同様、総量規制や信用情報などがポイントとなるため、必ず利用できるとは限らない点に注意しましょう。

カードローンの増額に関するよくある質問

Q.増額の案内が来たら審査に通りやすい?
案内が来たからといって審査に通るとは限りません
ある程度の返済実績を積み重ねると、カードローンを契約した会社から増額の案内が来る場合があります。案内がくるということは、ある程度信頼関係を築けている状態なので、審査に通る可能性が高くなります。
Q.申請を行った結果、減額されることはある?
申請時の状況によっては減額されることがあります
増額の審査を行い、総量規制に抵触していることがわかった場合、減額されることがあります。例えば、年収が下がったことや他社の借入が増えたことによって減額されることがあるようです。
そのため、契約時に比べて収入や借入額に変動があった場合には増額申請を控えた方が望ましいでしょう。
Q.自動で増額されることはある?
カードローンでは、自動で増額されることはありません
クレジットカードでは利用実績に応じて限度額が自動で上がることがあります。
一方で、カードローンでは自動で利用限度額が増えることはなく、必ず申請を行わなければいけません限度額を増やしたい場合は、増額申請を行い、審査に通る必要があるので注意してください。

まとめ

カードローンの増額は自分で申請を行う必要があります。

また、申請時には審査が行われるため、必ず増額できるとは限りません。

カードローンの増額審査は、収入と借入のバランスやこれまでの返済実績が重要なポイントです。

そのため、カードローンを利用して間もない方は、半年程度の返済実績を積む必要があるでしょう。

また、審査に数日以上かかるケースもあるため、手続きは余裕を持って行うことが望ましいでしょう。

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