トマト銀行カードローン「キューリ」の審査に落ちてしまう5つの原因

トマト銀行は全国的に有名ではありますが、岡山県に本社を置く地方銀行です。

安心低金利の銀行カードローンであり、安定した収入があればパート、アルバイトでも申込対象です。

トマト銀行のカードローン「キューリ」には、さまざまなメリットがあります。

例えば、金利の低さ。例えば、消費者金融の金利相場は18%となっています。対して、トマト銀行のカードローン「キューリ」は14.5％という低金利です。

また、最低返済額が月2,000円からなので、返済が不安という人でも無理のない利用が可能です。

トマト銀行カードローンを利用するには、審査を受ける必要があります。

カードローンとは、保証人なしで利用できる無担保ローン商品であり、利用者自身が返済困難になると、貸し手は貸付金を回収する手段を失います。

要するに、そういった「返済遅延」や「踏み倒し」を防ぐために、審査が行われるわけです。

トマト銀行カードローンの審査では、返済能力の有無が確認されます。

トマト銀行から業務委託されている保証会社が「スコアリング」を実施し、申し込み内容を採点して「月々の返済を続ける能力があるのかどうか」を判断しているわけです。

トマト銀行の審査の一部を担当しているのは、SMBCコンシューマーファイナンスです。
同社は、大手カードローン「プロミス」の提供元で、いわゆる審査のプロと言えます。

十分なカードローン審査のノウハウをもった会社が担当しているため、スコアリングの結果そのものはスピーディーに出ます。

トマト銀行カードローンの審査は、仮審査と本審査に分かれています。
SMBCコンシューマーファイナンスが担当しているのは仮審査で、その後トマト銀行自身が本審査を行っているわけです。

本審査においては、申込者と暴力団・犯罪組織に関係がないことを確認するために、警察庁データベースへの照会が行われます。

この手続きには2営業日以上を要するので、トマト銀行カードローンでは即日融資ができません。

審査の基準が非公開な以上は、「こうすれば審査に通過する」と明言することはできません。
しかし、一般的に、カードローンの審査に落ちる理由は以下5つに絞り込まれます。

トマト銀行カードローンの審査は、申し込みフォームに記入された内容を基準にして行われます。軽微な入力み程度であれば、電話連絡時に訂正をしておけば問題ありません。

しかし虚偽の申し込みをして、事実が発覚すれば詐欺の恐れがあるとして、審査落ちする可能性があるのです。

銀行カードローンの審査では、申込者の他社での借り入れ状況も審査対象になります。 借入件数・金額が多すぎると、返済困難な多重債務者であると見なされて、審査に落ちてしまう可能性があるのです。

特に、年収に対して多すぎる借入があったり、4社以上から同時借り入れしていたりする場合、審査通過は困難と考えて良いかもしれません。

借り入れ件数だけではなく、申し込み件数も審査に落ちてしまう原因になりかねます。具体的な件数は公表されていませんが、一ヶ月以内に4件以上の申し込みをすると、審査落ちの対象になる可能性があります。

他社への申し込み状況は、すべて信用情報機関に記録が残り、審査時に確認ができるようになっています。

複数申し込みの記録があると、多重債務者になる恐れがあるという印象を持たれてしまい、審査落ちする可能性があるのです。

トマト銀行カードローンの審査においては、信用情報から過去に行った金融取引の状況も確認されます。

信用情報内に大きなトラブルである「金融事故情報」があると、その時点で返済に対する態度に問題があると判断され、多くの場合で審査落ちします。

特に、SMBCコンシューマーファイナンスが審査を担当している他社カードローンやクレジットカードでトラブルがあった場合、審査通過は困難であると考えましょう。

• 各種ローンの3ヵ月以上の支払い延滞
• クレジットカードの強制解約
• 携帯電話料金の割賦支払いの延滞
• 自己破産や債務整理

• ・携帯電話の支払いができそうにない
• ・公共料金の引落し前なのに金欠
• ・クレジットカードの支払いもまだだった

お金がないと本当に困るのに、トマト銀行のカードローンは利用できなかった。そんな状況でも、お金を用意できないリスクは無視できませんよね。

どうしてもお金が必要なら、その他の選択肢にも目を向けてみてください。

その他の選択肢とは、他カードローンに申込みなおすことです。
もちろん、その際も審査を受ける必要はあります。しかし、カードローンの審査基準は各社で異なっているので、1社落ちたからといって全てのカードローンが利用できないと決まるわけでもないのです。

例えば、大手消費者金融の利用を検討してみてはいかがですか？

消費者金融と銀行では、審査の仕組みや確認される項目が違います。そのため、銀行カードローンの審査に落ちた人でも、消費者金融では異なる結果がでる可能性も十分にあるのです。

大手消費者金融の一部は、IR情報で成約率を公開しています。
例えば、大手消費者金融アコムの場合、成約率は 44.8%です。（参考：アコム『DATE BOOK』）

確かに、大手消費者金融の審査でも落ちている人はいます。しかし、沢山の方がお金を借りられているというのも事実です。改めて申し込み先を選ぶ際は、こういった点を参考にしてみてもいいでしょう。

ちなみに、大手消費者金融には、最短で即日融資できるというメリットがあります。なぜなら、審査が最短20分で完了するほどスピーディーだからです。

銀行カードローンの場合、警察庁データベースへの照会に2営業日以上を要するので、即日融資はできません。

この点を比較するなら、急いでいる人にとっては消費者金融の方が適切な選択肢と言えるでしょう。