筑邦銀行カードローンで審査落ちする理由5つとすぐに実行可能な解決策
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貸金業務取扱主任者
地方銀行に8年勤務し、住宅ローン・カードローン・フリーローンなど個人ローンの他、事業性融資・創業融資など幅広い業務を担当。貸金業務取扱主任者の資格を有する、100件あまりのフリーローン、住宅ローン数十件、その他に投資信託・個人年金・国債販売も取り扱った金融商品のプロ。
- ✓筑邦銀行カードローンで審査落ち
- ✓審査基準や審査落ちの原因を知りたい
- ✓お金が要るのに審査落ち…どうすれば?
どうしてもお金が必要なのに、筑邦銀行カードローンで審査落ち。こうなってしまうと、1円すらお金を借りられません。
なぜ落ちたのかと、納得いかない人もいるでしょう。
今回はカードローンの審査に落ちてしまう人の特徴と、審査落ちした際にできる対処法について解説します。
サービス内容を確認
筑邦銀行は福岡県久留米市に本店を置く地方銀行です。まずは筑邦銀行が提供している「カードローン」のサービス内容を見ていきましょう。
筑邦銀行カードローン | |
金利 | 年3.90~年13.95% |
限度額 | 500万円 |
貸付条件 | ・お申込時年齢が満 20 歳以上 70 歳未満の方 ・安定した収入がある方 ※年金生活者、世帯年収のある専業主婦、パート、アルバイトも可 ・保証会社の保証が得られる方 ・筑邦銀行本支店の営業区域内(福岡県・佐賀県・大分県)に居住または勤務の方 |
低金利で利用しやすい
筑邦銀行の「カードローン」はパソコンやスマートフォンであれば、24時間365日申し込むことが可能です。最大金利は「年13.95%」と、他の銀行カードローンと比べても比較的低めに設定されています。
また、コンビニのATMでも利用できるなど、利便性の高さもポイントです。10万円以内の借入であれば月々2,000円から返済できる点も、このカードローンの特徴といえるでしょう。
筑邦銀行カードローンの審査について
筑邦銀行カードローンを利用するためには、審査に通過しないといけません。
この審査は、筑邦銀行だけでなく、保証会社も関わってきます。
この2社から「返済能力がある人物」と、見なされない限り、審査に通過しないのです。
保証会社はエム・ユー信用保証株式会社
筑邦銀行カードローンの保証を担当しているのは、エム・ユー信用保証株式会社です。エム・ユー信用保証は三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)のグループ企業であり、個人向け無担保ローンの審査などを請け負っています。
保証会社とは
提携金融機関にお客さまが個人向け無担保ローンの申込みをした際、 金融機関における申込審査ののち当社が保証会社として保証審査を行い、その結果を踏まえて金融機関がお客さまに融資を行っています。 お客さまの返済が難しくなった場合には当社が金融機関に対してお客さまに代わり弁済を行う仕組みとなっています。
審査工程のほとんどは、このエム・ユー信用保証がおこなっているのですが、ここからの保証を受けられなければ審査落ちして、筑邦銀行のカードローンを利用できません。
スコアリングシステムを用いた審査が行われている
カードローン申し込み時には、返済能力の有無を確かめる方法として「スコアリングシステム」が採用されています。これは、申し込み者の住まいや年齢などの属性を点数化するもので、一定基準に届いているかどうかを判別するものです。
統計的モデル(一定のロジック)に基づいて、個人または企業の信用度を点数化(スコアリング化)し、与信可否を迅速かつ中立的に判断するシステムのことをいいます。
具体的には、カードの入会審査(初期与信)では、顧客の属性(年齢・年収・勤務先・勤続年数・居住状況等)や個人信用情報機関の個人信用情報を解析してスコアリング化し、またカード発行後の審査(途上与信)では、利用状況や支払状況をスコアリング化します。
カードローン審査に落ちる5つの原因
審査落ちになってしまう人には、必ず何かしらの原因があります。筑邦銀行カードローンに申し込む前に、以下に該当する項目がないかどうかをチェックしてみましょう。
【1】申し込み情報が事実と異なる
審査落ちしないためには「個人情報に嘘や偽りがない」ように注意しなければなりません。
金融機関に提出する資料に嘘や偽りがあると、申込者の信用性が疑われます。その結果、信用がないとして審査に通過できなくなるのです。
そのため、提出する個人情報には嘘の情報を書かないように注意する必要があります。
退職済みの勤務先を申告したり、存在しない社名で申込んだりした場合、その嘘を隠し通すことはできません。
虚偽申し込みは不正行為なので、審査落ちするだけでなく再申し込みすらできなくなるでしょう。
【2】安定的な収入がない
安定的な収入がないと、「返済能力が低い」と見なされて、審査に落ちてしまいます。
収入が安定している人は、毎月一定の金額を、継続して得ている人です。
働いている人でも、給料の増減が激しかったり、勤続期間が極端に短かったりする人は、審査落ちする可能性があります。
【3】他社での借り入れが多すぎる
カードローンの申し込み時には、他社からの借入状況を必ず確認されます。
多くの金融機関から借り入れをしていると、返済困難な多重債務者と判断される可能性があり、審査に落ちてしまいます。
何件以上の他社借入が審査落ちにつながるのか、明確な基準は公表されていません。しかし、一般的なボーダーラインは4社とされています。
可能であれば、事前に借り入れ金額や借り入れ社数を減らしておきましょう。
【4】申し込みブラック
審査落ちする原因には「申し込みブラック」もあるでしょう。申し込みブラックとは一定期間に複数の金融機関にカードローンを申し込む人のことです。
こうした人は高い確率で審査に落とされます。なぜなら、この人は余程お金がない状態にあると判断されるからです。また、多重債務の恐れがあると判断されてしまうことも考えられます。
【5】信用情報に問題がある
審査落ちする人の特徴には「個人信用情報に問題がある」ケースも多いです。具体的に言うと多重債務者や、金融事故経験者などが挙げられます。
出典: JICC 指定信用情報機関 株式会社 日本信用情報機構「信用情報」とは、ローンやクレジットの利用などの信用取引に関する、過去から現在までの客観的な取引事実を表す情報です。
金融事故とは返済遅れやスマホの支払い忘れ、債務整理経験者などです。ただし、5年経過するとこれまでの事故記録が消滅します。そのため、信用情報に問題が無くなれば審査に通る可能性が高まります。
Q.なぜ他社への申し込みが分かるの?
貸金業務取扱主任者|手塚大輔
信用情報へ記録されているため
信用情報には過去6ヶ月分のクレジットカードや借入金の申込情報が記録されています。
審査の際には必ず信用情報へ照会を行い、申込情報もチェックしているため、過去の申込情報も審査の際には分かってしまいます。
申込情報が多い人は「お金に困っている」「信用情報からはわからない隠れ借金があるかもしれない」と疑われてしまうため、それが原因で審査落ちになってしまうこともあるのです。