学生ローンの審査は甘い?お金を借りられない理由と緊急時の対処法
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貸金業務取扱主任者
地方銀行に8年勤務し、住宅ローン・カードローン・フリーローンなど個人ローンの他、事業性融資・創業融資など幅広い業務を担当。貸金業務取扱主任者の資格を有する、100件あまりのフリーローン、住宅ローン数十件、その他に投資信託・個人年金・国債販売も取り扱った金融商品のプロ。
マネット編集担当/キャッシングガイド
奥山 裕基
FP資格を有し、カードローン・消費者金融および貸金業に関する豊富な知識を持つ編集者。関連法規(貸金業法・金融商品取引法等)の理解を深めつつ、多数のローン経験者へのインタビューや金融機関勤務経験者へのヒアリングをもとにリアルな情報収集を怠らず、自身も当サイトにおいて1,000本を超える記事を執筆。生活に欠かせない「お金」だからこそ最適な意思決定を支援したいという理念のもとに情報発信を行っている。
この記事はこんな人向け |
- バイト代だけじゃ生活費が足りない…
- 学費を払うお金が足りない。どうしよう…
- 学生ローンの審査に落ちた。どうすれば
アルバイトの給料や親からの小遣いだけでは賄いきれないような出費がある際、頼りになるのが学生ローンです。
もし学生ローンの審査に落ちた場合の対処法も、この記事で解説していきます。ご自身に合ったローン選びの参考にしてみてください。
学生ローンがおこなう審査の流れ
学生ローンを利用するためには、審査を受けなくてはいけません。
審査とは、申込者に返済を続ける能力と意思があるかどうか確認する手続きです。
まずは、学生ローンがどのような流れで審査をするか確認してみましょう。
- 基本情報の提出
- 担当者によるヒアリング
- 金融機関による信用情報の確認
- 審査結果の連絡と契約内容証明
学生ローンの審査というのは、基本的に上記の流れでおこなわれます。
多少の前後があるケースもありますが、いずれかの行程が省略されたりはしません。
マネット編集担当/キャッシングガイド
奥山 裕基
アルバイトの勤続年数が長く、毎月一定のお給料をもらっている学生なら、1時間程度で審査が終わる可能性があります。ただし、それでも数時間待たされることもあるため、なるべく早い時間帯に申込を済ませておくのがベストです。
学生ローンの審査に通る条件
学生ローンに限らず、ローンというものは、誰もが申込すれば利用できるワケではありません。
学生ローンは慈善事業ではないので、貸し倒れを防ぐためにもしっかりと審査をする必要があります。具体的には、以下の条件を満たしていないと審査に落ちてしまうでしょう。
学生ローンの一般的な申込条件 |
- 現在、学生である
- 銀行口座を持っている
- 安定した収入がある
「学生」の定義を確認
学生ローンを利用できる「学生」とは、以下5つのいずれかに当てはまる方です。
「学生」の定義 |
- 大学生
- 大学院生
- 短大生
- 専門学校生
- 予備校生
要するに、高校卒業以上の学生を指しています。
収入は具体的にいくら必要か
安定した収入というのは、毎月決まった日に一定額手に入る給料のことです。
アルバイトやパートをしていれば基本的に問題ありませんが、かといって収入額が少なすぎてもいけません。
具体的には、最低でも月2万5,000円以上(年30万円)は稼いでおきましょう。これは、一般的なローンにおける、大体の目安です。
なぜ銀行口座が必要か
学生ローンの基本的な借り方は、銀行口座への直接入金によっておこなわれます。
そのため、振込先として利用できる口座が無ければ、学生ローンは利用できません。
なお、学生ローンは返済方法も指定口座への振込入金に固定されます。
学生ローンの審査に落ちる理由
学生ローンに申込をしても、審査に落ちる可能性はあります。
具体的な審査落ち理由は、以下の通りです。
学生ローンは、アルバイトやパートで収入を得ている必要があります。お小遣いサイトやクラウドソーシング等での収入は、安定していると見なされないケースが多いので注意しましょう。
✓利用目的が浪費的
ギャンブルのような明らかに浪費的な利用目的で申込すると、回収の目途が立たないと判断され審査落ちしてしまう可能性があるでしょう。
✓ヒアリング時に嘘をついた
本当の目的を隠して申込したとしても、ヒアリングでは必ず嘘を見抜かれます。そうなると一気に信用を失い、審査落ちする可能性があるでしょう。
✓希望額が多すぎる
収入に対して希望額が大きすぎた場合も、審査落ちする可能性があるでしょう。特に学生は、「アルバイトを続ける可能性が低い」と思われているので、基本的に少額借入しかさせてもらえません。
※審査の基準は公開されておらず、金融機関により異なります。弊社での取材・調査によるものである点ご了承ください。
学生ローンの審査というのは、信用を得られた人だけが通過できるものです。
上記に当てはまらない行為でも、信用を損ねるような行為は避けておく必要があるでしょう。
学生ローン審査に落ちたら他社のローンも検討してみよう
ここから先はこんな人向け |
- 免許を取りたいけどお金がない
- 彼女へのプレゼント代どうしよう
- サークルのイベントがあるのに金欠
学生ローンは使えなかったけれど、どうしてもお金が必要。そんな学生の方は、消費者金融のカードローンを検討してみましょう。
大手消費者金融は、最短3~20分で即日融資が可能なので、急ぎでお金が必要なときに頼りになるでしょう。
もちろん大手消費者金融もきちんと審査を実施しているため、誰しもが利用できるとは限りません。
しかし、学生ローンと消費者金融では審査の仕組みが異なるので、違った結果になる可能性もあるのです。
貸金業務取扱主任者|手塚大輔
消費者金融は、法律にのっとった範囲で貸付をおこなう、正規の金融業者です。
消費者金融と聞くと、「怖い」というイメージを持つ人もいますが、実はきちんと法にのっとった営業をおこなっている業者なのです。そのため、法外な金利で融資したり、滞納したときに自宅に来たりすることもありません。ただし、金利は学生ローンよりも高めなので、しっかりと返済計画を立ててから申込しましょう。
借入希望額は必要最低限で申込するのがポイント
カードローンは学生ローンと同様に貸金業法という法律で借りられる金額に限度を設けています。具体的には他社からの借入も含めて、合計で年収の1/3までしか借りることができません。
ただし、これは一般的な社会人の話です。学生はフリーターと異なり、生活の主体が学校に通うことなので、アルバイトのシフトにあまり入らない月もあるでしょう。そのため、収入の上下幅が大きいことを考慮して、貸し出す金額も社会人よりも少なめに設定されます。
不公平と思う人もいるかもしれませんが、あくまでも利用者が滞納して大きなリスクを負ってしまうのを避けるための処置なのです。もし、借入希望額を含めて年収の1/3を超える金額になった場合は、審査に落ちてしまうので、他社から借入をしている人は返済を優先しましょう。
ポイント |
- 他社から借りている場合は、まず返済を優先!
- 借入希望額は必要最低限に
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申込条件も「20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方」なので、アルバイトで一定の給料を毎月受け取っている20歳以上の人なら申込が可能です。
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学生ローンに関するよくある質問
まとめ
お金に困った学生の強い味方である学生ローン。しかし、申込条件を満たしていなかったり、信用情報や申告内容に問題があったりすると、審査に通過できません。
この記事のポイントまとめ |
- 審査に通らないと利用できない
- いい加減な申込にも注意する
- 審査に落ちたら別の解決策も検討する
もし、審査に落ちた理由が改善できるものであれば、状況が整ったあとでアコムやプロミス、アイフルなどの消費者金融に申込してみましょう
マネット編集担当/キャッシングガイド
奥山 裕基
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