学生ローンの比較と申込からお金を借りるまでの具体的な流れ

本コンテンツには、紹介している商品・商材の広告(リンク)を含む場合があります。 これらの広告を経由して読者が企業ホームページを訪れ、成約が発生すると弊社に対して企業から紹介報酬が支払われるという収益モデルです。 ただし、特定の商品を根拠なくPRするものではなく、当編集部の調査/ユーザーへの口コミ収集などに基づき、公平性を担保した情報提供を行っています。
>提携企業一覧
学生ローンの比較と申込からお金を借りるまでの具体的な流れ
この記事に関するアドバイザ

元 銀行員

武藤英次

銀行の支店勤務にて、カードローン(個人向け融資)の申込受付・審査・管理などを含むあらゆる業務を経験。10年以上の勤続期間中に、延べ10,000名を超える利用者に適切な提案をおこなった。

この記事の目次

学生だけど、どうしてもまとまったお金が必要だ。

そんなとき、学生ローンという選択肢を考える方は少なくありません。
しかし、実際に調べてみると「どこで、どうやって借りればいいのか」がわからなくなるのではないでしょうか?

今回は、代表的な学生ローンの一覧を紹介するとともに、申込から借入、返済までの利用方法について解説します。

Supervisor

元 銀行員|武藤英次

社会的信用の大切さを理解してから借りましょう

学生にとって金融機関からお金を借りるという体験は、生まれて初めてであるケースが多いでしょう。中には親や友達からお金を借りたことがある方もいるかもしれません。親であれば少々返済が遅れたり、場合によってはチャラにしてもらえる場合もあるでしょう。友達でも少々の遅れなどは笑って許してもらえるかもしれません。しかしながら金融機関からのお金の借入は、そういった口約束的なお金の貸し借りとは全く異なる法律上の契約を伴う厳格なものなのです。軽い気持ちで無計画にお金を借りて返済に行き詰まってしまうと、想像以上に大きなペナルティーを受けることになります。しっかりとお金の勉強をしてから借りても遅くはありません。

学生ローンの比較

学生ローンは、奨学金を貸与している日本学生支援機構とちがい、中小の一般企業が運営しています。
具体的にどのような学生ローンがあるのか、代表的なものを列挙します。

学生ローン一覧
カレッヂ ★★★☆☆(3.2)
金利:17.0%
限度額:50万円
マルイ ★★★☆☆(2.8)
金利:15.0~17.0%
限度額:50万円
イー・キャンパス ★★★☆☆(3.1)
金利:14.5~16.5%
限度額:50万円
アミーゴ ★★★☆☆(2.8)
金利:14.40~16.80%
限度額:50万円
ベル ★★☆☆☆(2.3)
金利:15.0~17.0%
限度額:50万円
Campus ★★★☆☆(3.3)
金利:14.40~16.80%
限度額:50万円
学協 ★★☆☆☆(2.1)
金利:17.52%
限度額:40万円
★★☆☆☆(1.7)
金利:15.00~17.00%
限度額:50万円
友林堂 ★★★☆☆(3.0)
金利:12.0~16.8%
限度額:30万円

金利や限度額を見比べればわかる通り、各学生ローンの商品性に大きな違いはありません。
つまり、学生ローンはメリットやデメリットも共通しています。

学生ローンのメリットとデメリット

借入を考えるとき、本当にその商品を利用していいのかどうかを見極めることはとても重要です。
少なくとも、その商品にどんなメリットがあり、そしてデメリットがあるのかだけは確認しておくべきでしょう。

学生ローンを使う3つのメリット

学生ローンという商品には、主に3つのメリットがあります。

学生ローンのメリット
未成年でも借りられる場合がある

一般的なローン商品には年齢制限があり、未成年は利用できません。しかし、一部の学生ローンは条件を満たせば20歳未満でも利用できるようになっています。

もちろん、20歳以上に限定されている学生ローンも多いので、年齢制限はあらかじめ確認しておきましょう。

両親に内緒で利用できる

学生ローンを利用する際、両親から同意を得る必要は一切ありません。

未成年の学生は両親の同意書が必要なケースもありますが、20歳以上であれば自分の責任だけでお金を用意してもらえます。

利用目的は自由

学生ローン最大のメリットは、引出した現金の用途が限定されていないということです。
バイクやギターの購入費、彼女へのプレゼント代、教習所に通う費用など。よほど不適切でなければ、基本的に自由な利用ができます。

両親に内緒で利用できるというのは、学生にとって大きなポイントと言えるでしょう。
しかし、学生ローンには無視できないデメリットも多数隠されています。

Supervisor

元 銀行員|武藤英次

カードローンの親バレ防止には気を付けねばならない点があります

親に内緒でカードローンを利用しようとする場合、いくつかバレてしまう危険性の潜む場面があります。親バレしてしまう最たるものは返済の遅れで、督促の電話が掛かってきたりしてバレてしまう場合があります。ローンカードの受け取りを無人契約機にしたり、電話連絡先を携帯電話にすることによってある程度、親バレリスクを低減することはできますが、延滞をしてしまえば一気に親バレリスクは跳ね上がってしまいます。親バレせずに完済まで持っていくのは、想像以上に気をつかう必要があるのです。

学生ローンに潜む4つのデメリット

学生ローンを利用するなら、4つのデメリットを必ず頭に入れておいてください。
ここを考慮せずに申込してしまうと、確実に後悔することになります。

学生ローンのデメリット
必要な書類が多い

学生ローンには、提出しなくてはいけない書類が多いという欠点があります。
学生証はもちろんのこと、ほとんどの場合で免許証などの身分証明書も提出しなくてはいけません。
また、アルバイト代が少ないと給与明細の提出を求められる可能性すらあります。

利用可能額が少ない

学生ローン最大のデメリットは、借りられる借りられる金額そのものが少ないという点にあります。

どれだけアルバイト代を稼いでいたとしても、学生ローンで利用できるのは30万~50万円程度が限界です。

また、法律の都合上年収の1/3を超えた借入はできないという点にも注意しておいてください。

借入に手間がかかる

利用可能金額が少ないだけでなく、学生ローンの借入にはとても手間が掛かります。

特に2回目以降の借入に際しては、アルバイトの状況次第で再審査が行われることも珍しくありません。

自動引き落としができない

学生ローンには、返済にも手間がかかるという致命的なデメリットがあります。
一般的なローン商品は自動引き落とし返済に対応しているのが基本ですが、学生ローンは毎月自分で指定口座に入金するしかありません。
もちろん、その際に発生する手数料は利用者負担になります。

要するに、学生ローンは使い勝手があまり良くないということです。
商品名には安心感を覚えるかもしれませんが、実際に借りてみると不自由な思いをする場面が多々あることでしょう。

学生ローンの基本的な使い方

これから学生ローンを利用するという場合、具体的な利用方法が頭に入っていないと手続き等で苦労します。
基本的な利用の流れと借り方・返済方法を解説するので、目を通しておいてください。

学生ローン申込の流れ

学生ローンの申込手続きは、以下の流れで進めることになります。
各社で手順が若干前後するケースもありますが、手続きが省略されることは一切ありません。

窓口申込
学生ローンの店頭窓口に来店して、申込用紙の記入と担当者への事情説明を行います。
ネット申込
学生ローン公式サイトにアクセスして、申込フォームの記入・送信を行います。
電話申込
学生ローンに電話をかけて、手続きに必要な情報の伝達と事情説明を行います。
学生証と身分証を提出
申込が完了したら、学生証と身分証明書(免許証・保険証)を提出します。窓口から申込する場合はその場で手渡しますが、その他の方法で申込した場合はネットで送信・郵送・FAXのいずれかで提出します。
担当者によるヒアリング
担当者から、借入理由やアルバイトの状況などについて詳しく質問されます。
窓口・電話で申込した場合はその時点でヒアリングされますが、ネット申込の場合は担当者から直接電話が掛かってきます。
申込内容をもとに審査
申込内容やヒアリングから得られる情報をもとに、お金を貸して良いかどうかの審査が行われます。
早ければ当日中に結果がわかりますが、数日待たされるケースもあるので注意しましょう。
利用条件等の説明
審査に通過している場合、金利や利用可能額、返済方法、返済日についての説明が行われます。
窓口で現金受け取り
学生ローンの店頭窓口で、直接希望額分のお金を受けとります。
窓口申込の場合、主な借入方法はこちらです。
指定口座に振込入金
指定の銀行口座に、希望額分の入金をしてもらう借入です。
ネットや電話で申込する場合の主な借入方法となります。

以上が、学生ローンに申込してから利用開始までの流れです。
所要時間としては、スムーズに手続きができるとしても1日以上は見積もっておきましょう。

審査通過の条件

現在、学生であること

言うまでも無く、学生ローンは学生でなければ利用できません。学生ローンを利用できるのは、基本的に以下のような人たちだけです。

check icon

対象の学生一覧

  • 大学生
  • 大学院生
  • 短大生
  • 専門学校生
  • 予備校生

なお、卒業して社会人になった方については、新規の申込は決してできません。
しかし、契約期間が終了するまでは追加借入できる場合もあります。

安定した収入を得ていること

学生ローンは、学業のために貸与される奨学金とは全く違います。あくまでも用途自由の貸付なので、学生といえども安定した収入が無ければ審査に通りません。

学生にとって主な収入源は、アルバイトです。月間2万5,000円以上のアルバイト代がある方は審査に通る可能性がありますが、あまりシフトを入れていない学生は落とされてしまうこともあるでしょう。

check icon

審査に落ちる学生の特徴

  • アルバイト・パートをしていない
  • 利用目的が浪費的である
  • ヒアリング時に嘘が発覚した
  • 希望額が多すぎる

学生ローンにおけるお金の借り方

デメリットの紹介でも軽く触れましたが、学生ローンでお金を借りる方法は窓口で直接受け取る指定口座に振込入金してもらうかのいずれかになります。

窓口で借りる場合は、審査通過後に直接学生ローン窓口に向かいましょう。振込入金を希望する場合は、手持ちの口座番号を登録する必要があります。

初回については、担当者の案内もあるためさほど迷わずに借入できるでしょう。しかし、注意しなくてはいけないのはもう一度学生ローンを利用するときです。

場合によっては借りるたびに再審査

学生ローンは、2回目以降の借入時に現在のアルバイト状況を報告しなくてはいけないことが多いです。
万が一シフトが減っていたり、アルバイト先が変わっていたりすると、再審査を受けなくては借入ができません。
どれだけ急いでいる状況でも手続きは省略してもらえないので、緊急時には向いていないと言えます。

Editor

マネット編集担当/キャッシングガイド

奥山 裕基

フリーターと違い、学生は「アルバイトが長続きしない」という先入観を持たれがちです。これが原因で、学生ローンは利用者の収入状況をマメに確認したがるわけです。

学生ローンの返済方法

前述の通り、学生ローンに自動引き落としはありません。カードを利用したATM返済等にも対応していないので、学生ローンが指定する口座に直接入金するしか支払い方法が無いのです。

注意しなくてはいけないのは、銀行の営業時間内にしか入金できないということ。平日の14時以降に入金すると、翌営業日の支払い扱いになります。

Editor

マネット編集担当/キャッシングガイド

奥山 裕基

休日と返済日が重なった場合は、期限が延期されます。本当に注意しなくてはいけないのは、金曜日が返済日になったときです。14時を過ぎると、少なくとも2日以上の遅延を余儀なくされます。

実際に多くの学生が利用しているのは学生ローンではない

  • 免許を取りたいけどお金がない
  • サークルの合宿前なのに金欠だ
  • バイト代では欲しい物が買えない

どうしてもお金を用意したい、しかし学生だから解決策が思い浮かばない。そういった状況でも、安易に学生ローンに手を出す前に、それ以外の選択肢にも目を向けてみてください。

成人している学生が利用しているのはカードローン

実際に借入を考える成人している学生は、学生ローンよりもカードローンを利用しているケースが増えています。

カードローンとは、学生ローンと同じく限度額の範囲内で自由に現金を借りる、用途自由のローン商品です。しかし、使い勝手や利用条件を比較するとカードローンの方が圧倒的に優秀と言えます。

特に「学生ローンという名前に安心感があるから」という理由で利用を検討していた方は、以下の比較表を見て本当に賢い選択肢はどれかを考え直してみてください。

比較項目 カードローン 学生ローン
親の同意 不要 不要
利用目的 自由 自由
提出書類 身分証明書のみ 学生証
身分証明書
利用金額 最大500万
~800万円
最大50万円
審査時間 最短20分 1日~3日程度
借入方法 ATM借入
口座振込
窓口で受取
口座振込
窓口で受取
返済方法 自動引落とし
ATM入金
振込入金
振込入金
再審査の
タイミング
増額申込時 追加借入時

このように、どの項目を比較してもカードローンの方が洗練されていることがわかります。

初めてお金を借りる学生の方にとっては、どのローン商品も不安が残るものかもしれません。しかし、だからこそ経営規模が小さな中小業者である学生ローンより、大手企業が発行しているカードローンを使った方が安心です。

ただ、カードローンは成人していないと利用できないので、未成年の人は学生ローンを利用しましょう。

本当に学生が使っているカードローンとは?

では、実際に学生人気が高いカードローンを紹介します。

アコム

Service image

最短20分融資可(※1)でコンビニOK

最大30日間の利息が0円

来店不要なので周りにバレない

ピンチのときは、アコム一択

最短20分で借りられる!(※1)WEB完結も可能!カードローンの中でも特に利用者数が多く知名度も高いので、学生や女性でも安心です!

実質年率
3.0%〜18.0%
限度額
最大800万円

※1 お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

プロミス

Service image

最短3分融資も可能!

勤務先への電話連絡&郵送物は原則なし!

30日間の利息が0円

あなたにいいねをプロミス

初めての利用なら30日間利息0円!24時間申込OKのWeb完結なら郵送物なし!バレずに早く借りたい人向けです!

実質年率
4.5%〜17.8%
限度額
最大500万円
注釈

※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

アイフル

Service image

初めての利用なら最大30日間の利息ゼロ

アプリが充実!バレずに使える

2024年オリコン顧客満足度調査 はじめてのカードローン1位!

アプリ評価★4.5以上獲得!

スマホひとつで取引可能!申込から借入までわずか3ステップ!勤務先への電話連絡や郵送物は原則なしなので周囲にバレにくい!

実質年率
3.0%〜18.0%
限度額
最大800万円
注釈

※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。

まとめ

学生ローンは、両親にバレずにお金を用意できる方法のひとつです。スムーズに手続きを進められれば、最短で当日中にお金を用意してもらえるでしょう。

しかし、学生ローンは使い勝手が悪いことについては頭に入れておいてください。商品性に着目するなら、カードローンという選択肢の方が安心してお金を用意できます。

検索条件

    ご指定の条件で商品が見つかりませんでした。
    絞り込み条件を変更してください。
    service table title icon
    選ばれている消費者金融のカードローン
    公式サイト 融資時間 無利息期間 金利 在籍確認の電話
    アコム

    アコム

    最短20分※1 初回契約日の翌日から30日間 3.0 ~ 18.0% 原則として電話での連絡なし
    レイク

    レイク

    Webで最短25分融資の可能※ ①Webで初めてのお申込みで60日間無利息
    ②お借入れ額5万円まで180日間無利息
    4.5 ~ 18.0% 原則として電話での連絡なし
    ※審査の結果によりお電話での確認が必要となる場合があります
    アイフル

    アイフル

    最短18分 初回契約日の翌日から30日間 3.0 ~ 18.0% 原則として電話での連絡なし
    プロミス

    プロミス

    最短3分 初回借入日から30日間 4.5 ~ 17.8% 原則として電話での連絡なし
    SMBCモビット

    SMBCモビット

    最短15分※1 無し 3.0 ~ 18.0% 原則として電話での連絡なし

    おすすめの特集ページ

    記事についてのお問い合わせ・ご相談

    マネットカードローンでは、専門家の意見を取り入れながら、正確性に細心の注意を払って正しい情報の発信を追求し続けています。

    万が一、内容に誤りがある場合、真摯に向き合って修正にあたっております。

    また、ファイナンシャルプランナーへの相談も無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。(詳細は注意事項をご確認ください。)

    > 記事についてのお問い合わせ
    • 1.本サイトの目的は、ローン商品等に関する適切な情報と選択の機会を提供することにあり、当社は、提携事業者とお客様との契約締結の代理、斡旋、仲介等の形態を問わず、提携事業者とお客様の間の契約にいかなる関与もするものではありません。
    • 2.本サイトに掲載される他の事業者の商品に関する情報の正確性には細心の注意を払っていますが、金利、手数料その他の商品に関するいかなる情報も保証するものではございません。ローン商品をご利用の際には、必ず商品を提供する事業者に直接お問い合わせの上、商品詳細をご自身でご確認下さい。
    • 3.当社及び当社アドバイザーでは、本サイトに掲載される商品やサービス等についてのご質問には回答致しかねますので、当該商品等を提供する事業者に直接お問い合わせ下さい。
    • 4.本サイトに関して、利用者と提携事業者、第三者との間で紛争やトラブルが発生した場合、当事者間で解決を図るものとし、当社は一切責任を負いません。
    • 5.編集方針、免責事項・知的財産権、ご利用いただく上での注意、プライバシーポリシーの各規程を必ずご確認の上、本サイトをご利用下さい。
    • 6.カードローンお申し込み時に保険証を提出する場合、保険者番号、被保険者記号・番号、通院歴、臓器提供意思確認欄に記載がある場合はマスキングしてお送りください。その他、バーコードなど個人情報にアクセス可能な情報についても隠したうえでご提出ください。
    • ※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用し、事業者(アコム/プロミス/アイフルなど)から委託を受け広告収益を得て運営しております。
    この記事に関するキーワード
    ページトップに戻る