消費者金融で借りたら終わり? 利用のコツや選び方を解説

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消費者金融で借りたら終わり? 利用のコツや選び方を解説

村上敬

貸金業務取扱主任者・FP

2級FP技能士、貸金業務取扱主任者(第F241000177号)。
大学を卒業後、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修に携わり、実績は計2000本以上。ローン利用者へのインタビューなども多数実施し、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。

奥山 裕基

マネット編集担当/キャッシングガイド

FP資格を有し、カードローン・消費者金融および貸金業に関する豊富な知識を持つ編集者。関連法規(貸金業法・金融商品取引法等)の理解を深めつつ、多数のローン経験者へのインタビューや金融機関勤務経験者へのヒアリングをもとにリアルな情報収集を怠らず、自身も当サイトにおいて1,000本を超える記事を執筆。生活に欠かせない「お金」だからこそ最適な意思決定を支援したいという理念のもとに情報発信を行っている。

この記事でわかること
  • 消費者金融は法律に基づき運営される正規の金融機関
  • 適正に利用していればその後の契約に影響を与えることはない
  • 消費者金融を利用する際は返済計画を立てておくことが大切

消費者金融を利用したいと思っても、「借りたら終わり?」「安心して利用できる?」と不安を抱く人は多いでしょう。

実際には消費者金融は「貸金業法」に基づいて運営されている正規の金融機関であるため、計画的に利用すれば問題ありません。

ただし、無計画に利用したり、返済が滞ったりすると問題が生じます。

この記事では、消費者金融が借りたら終わりと言われる要因や、利用するメリット・デメリットを解説します。

安心して利用するポイントのほか、自分に合った消費者金融の選び方も紹介しているので参考にしてみてください。

この記事の目次

消費者金融で借りても終わりではない理由

結論として、「消費者金融で借りたら終わり」と言われるような違法な営業はおこなっていません。

消費者金融は財務局長または都道府県知事の認可を受けているほか、貸金業法という法律に則って運営されており、金利や融資額に制限が設けられています。

消費者金融が安全である理由

財務局または都道府県に登録されている正規の金融業者であるため

アコムの営業許可証

消費者金融は、財務局または都道府県に登録した正規の貸金業者で、貸金業法により行政への登録が義務付けられています(貸金業法第三条一項)。

貸金業者
財務局長または都道府県知事のいずれかから貸金業の登録を受けた者(個人または法人)を指します。消費者金融やクレジットカード会社は貸金業者に分類されますが、銀行や信用金庫などは貸金業者ではありません。また、無登録業者は「貸金業を営む者」とは表現されますが、正式には貸金業者ではありません。

消費者金融は、登録時に付与された番号を公式サイトや広告などに記載しているので、確認してみましょう。

金融庁への登録の有無を調べる方法

貸金業としての登録の有無を調べる際には、金融庁の公式サイトで公開されている「登録貸金業者情報検索入力ページ」を利用しましょう。

登録番号もしくは商号・名称・代表者名・電話番号のいずれかを入力すると、登録情報を閲覧できます。

このサービスで検索されない業者は違法業者の可能性が高いので、利用を避けましょう。

利息制限法によって金利の上限が決められているため

消費者金融は貸金業法の利息制限法によって、金利の上限が決まっています。

借入限度額 上限金利
10万円未満 年20.0%
10万円以上100万円未満 年18.0%
100万円以上 年15.0%

消費者金融は利用者に対して、これらの上限を超える金利での融資はおこないません。

万が一上限金利を超える金利を提示された場合は、違法業者である可能性が高いため注意してください。

借入限度額と上限金利は利用者ごとに異なる

消費者金融では、申込者の年収や他社からの借入状況、希望借入額などを総合的に判断し、契約者ごとに借入限度額に応じた適用金利を決定します。

借入限度額の上限は各消費者金融によって異なるものの、500万~800万円程度で、適用金利はおおむね18.0%までとなっています。

したがって、実際の借入限度額と適用金利は、審査を受けてからでなければわからないと言えます。

総量規制により過剰な融資が禁止されているため

総量規制

消費者金融では、申込者の年収の3分の1を超える融資を制限する「総量規制」により、過剰な融資が禁止されています。

過剰な融資がおこなわれると、収入に対して毎月の返済額が占める割合が大きくなり、滞納などのリスクが発生します。

このような事態から利用者を守るために、消費者金融は総量規制を遵守しています。具体的な内容は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

消費者金融で借りたら終わりと言われる要因

消費者金融が抱かれやすいイメージ

消費者金融と聞くと、脅迫のような取り立てに遭うなどのイメージがあり、「借りたら終わり」と思う人もいるでしょう。

しかし実際には、消費者金融は国からの許可を得て貸金業を営んでいる正規の金融機関です。

消費者金融が「借りたら終わり」と言われる要因を理解し、正しい知識をもって利用しましょう。

取り立てが怖いイメージがある

以前は厳しい方法で督促がおこなわれていた時期もあるものの、現在の消費者金融は貸金業法による厳格な規制に従っているため、過剰な取り立てはおこなわれません。

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貸金業法によって禁止されている行為

  • 早朝・深夜の取り立て
  • 家族への取り立て
  • 他社から借入して返済するように要求すること

ただし、返済が滞れば電話や郵送物で督促がおこなわれるため、消費者金融の利用が家族や周囲に知られる可能性があるなど、日常生活に支障が出るネガティブな影響が生じかねません。

毎月の返済を着実に進めるとともに、何らかの事情で遅れが生じてしまった場合は、できるだけ早期に借入先へ連絡しましょう。

Supervisor

貸金業務取扱主任者・FP|村上敬

違法業者と関わりを持つと、違法性のある取り立てに遭う可能性があります

違法業者は、自宅や勤務先を問わずに脅迫めいた取り立てをおこなうため、利用者のみならず家族や会社の人にも多大な影響を及ぼします。
また、こうした脅迫は長期的に実施されるケースも少なくないため、決して違法業者を利用してはいけません。

返済が終わらないイメージがある

消費者金融で借りると、返済がなかなか終わらないイメージがある人もいるでしょう。

カードローンは契約時に決められた借入限度額の範囲であれば何度でも借入ができるため、完済せず追加の借入をすると、返済が長引く原因になります。

一方で、必要最低限の金額のみ借りて期日までに毎月返済していけば、問題なく完済できます。

したがって、返済中は極力追加借入をせず、返済に集中しましょう。

「ほかのローンが組めなくなる」という誤解がある

消費者金融で借入すると、ほかのローンが組めないと言われることもありますが、実際は以下に該当しなければ、ローン審査を通過できる可能性があります。

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審査を通過できない滞納の内容

  • ほかの消費者金融で多額の借入がある
  • 約定返済日から61日以上または3カ月以上の滞納がある

これらの状況が確認されると、信用情報に異動情報が登録されて貸倒れのリスクがあると判断されるためです。

信用情報
ローンやクレジットなどの取引に関する客観的な事実を表す情報を指し、本人を識別するための情報のほか、契約内容、返済、支払状況、利用残高などが該当します。貸金業者やクレジット会社などで顧客の信用を判断する情報の1つとして利用されています。
異動・異動情報
「異動」とは支払いに延滞があったことを意味しています。また、異動情報とは信用情報に記載されるネガティブな情報を指し、延滞・遅延、債務整理、代位弁済、強制解約などが該当します。異動情報は一定期間、信用情報機関に登録されるため、この期間中はクレジットカードや割賦契約、カードローンの審査に通りにくくなります。

一方、適正な返済をしていれば信用情報に影響が出ることはないため、ほかのローン審査への影響はほとんどないと言えます。

より詳しい内容については、以下の記事も参考にしてください。

消費者金融で借入するメリット4つ

消費者金融は正しく使えば必要なときにすぐに借入できたり、周囲にバレにくいなどのメリットがあります。

メリットを知ることで、自分が借入先として消費者金融を選ぶべきかどうかを判断しましょう。

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消費者金融でお金を借りるメリット

  • 最短即日融資を受けられる
  • 安定した収入があれば申込が可能
  • 周囲に借入を気づかれにくい仕組みになっている
  • はじめての人は一定期間の利息が0円になる

最短即日融資を受けられる

消費者金融は審査スピードが早く、最短即日融資が可能です。

そのため、冠婚葬祭の費用や治療費、商品の購入費など、急にお金が必要な状況で役立つ可能性があります。

ただし、審査時間は「最短」即日融資なので、申込時間や審査状況によっては、当日中に審査結果が出ないケースもあります。

即日での借入を希望する場合は午前中のうちに手続きを済ませるなど、時間に余裕を持って申込しましょう。

また、今すぐお金が必要な場合は、借入以外にもさまざまな方法があります。具体例を以下の記事でも解説しているのでご一読ください。

安定した収入があれば申込が可能

収入の安定性

消費者金融では、申込者本人に「安定した収入」があれば申込が可能です。

「安定した収入」は、必ずしもフルタイムで正社員並の収入を毎月得ている必要はありません。

アルバイトやパート勤務などで収入を得ている場合も含まれるので、現在収入がないもののカードローンを利用したい人は、まずは毎月数万円でも収入を得るために継続して働きましょう。

ただし、申込自体は可能であっても、実際に借入できるかどうかは審査の結果次第です。

周囲に借入を気づかれにくい仕組みになっている

消費者金融では、ローンの利用が周囲に気づかれないよう、プライバシーにも配慮されています。

特にWEB申込なら、申込から借入までWEB上で完結するため、誰にも知られることなく手続きが可能です。

例として、マネットが実施した大手消費者金融利用者513名を対象としたアンケート調査では、「バレなかった」と回答した人が79.8%にのぼりました。

大手消費者金融がバレにくい理由
Editor

マネット編集担当/キャッシングガイド

奥山 裕基

周囲に借入がバレたケースを見てみると、「利用者の不注意による発覚」が大半を占めているのが分かります。サービス自体は周囲に知られにくくなっていても、うっかりカードや書類を見られると怪しまれるケースもあるという点は覚えておきましょう。

在籍確認
申込者の返済能力を確かめるための工程の1つで、顧客等が申告した勤務先で働いていて収入を得ているかどうかを確かめる目的で行われます。電話連絡をして確認する場合もあれば、書類の提出による確認をおこなう場合もあります。

審査状況により電話確認が必要となる場合でも、担当者の個人名で電話をかけるなど、消費者金融からの連絡とわからないよう配慮されています。

在籍確認の方法は消費者金融によって異なるので、気になる人は事前に確認しておきましょう。

はじめての人は一定期間の利息が0円になる

はじめて借入を利用する人に対して、大手消費者金融の中には無利息を提供しているところもあります。

無利息期間
契約日、もしくは借入日から利息が発生しない一定期間を指します。この期間内であれば基本的には利息は発生しないため、元本のみで完済できます。また、期間内に完済しない場合でも利息の軽減が見込めます。ただし、サービスの提供先によっては、適用開始日が異なるため、契約時に確認が必要です。

一時的にお金が足りない、借入しても短期間で返済できる人なら、無利息期間を活用することで利息負担が軽減されます。

たとえば、30日間の無利息が適用されている間に返済すれば、通常4,438円かかる利息が0円になります。

借入金額30万円を年18.0%で、30日間借りた場合
30万円(借入金額)×18.0%(実質年率)×30日(借入日数)÷365日=4,438円(利息額)

ただし、無利息が適用される期間を終了すると、翌日から通常の利息が発生する点には注意が必要です。

また、無利息期間の適用条件は「契約日の翌日から」「借入日の翌日から」などと金融機関ごとに異なるため、確認してから申込しましょう。

無利息期間を提供するカードローンを具体的に知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

消費者金融で借入するデメリット4つ

消費者金融の利用にはメリットがある一方で、いくつかデメリットも存在します。

メリットと併せて確認し、消費者金融が借入先として適しているのか判断する材料にしましょう。

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消費者金融でお金を借りるデメリット

  • 銀行カードローンに比べると上限金利が高め
  • 年収の3分の1を超える借入ができない
  • 返済が滞るとほかのローンを利用しづらくなる
  • 提携ATMの利用時に手数料がかかる

銀行カードローンに比べると上限金利が高め

消費者金融の上限金利は、銀行カードローンに比べると高めに設定されています。

消費者金融 上限金利
プロミス 年17.8%
アコム 年18.0%
アイフル 年18.0%
レイク 年18.0%
SMBCモビット 年18.0%
銀行 上限金利
りそなプレミアム カードローン 年13.90%
みずほ銀行カードローン 年14.0%
三井住友銀行カードローン 年14.5%
三菱UFJ銀行カードローン
「バンクイック」
年14.6%
スターカードローンα 年14.6%

※2025年8月時点の金利です。

特に、大きな金額を長期間にわたって借入する際には、金利の差の影響が大きくなります。

年収の3分の1を超える借入ができない

消費者金融は貸金業法の総量規制の対象となるため、他社の借入額を含めて年収の3分の1を超える借入ができません。

たとえば年収300万円の場合、借入できる上限の金額は以下のようになります。

ほかの貸金業者の
借入がない
すでに貸金業者A社から
50万円の借入がある
300万円×1/3=100万円まで
借入可能
300万円×1/3ー50万円=50万円まで
借入可能

ただし、必ずしも総量規制の上限金額まで借入できるわけではありません。

実際の借入限度額は、申込者の返済能力に応じて審査で決定されます。

返済が滞るとほかのローンを利用しにくくなる

消費者金融の返済が滞ると、ほかのローンなどを申込した際にネガティブな影響を与える可能性があります。

新たなローン契約でも、返済が遅れる可能性があると判断されるためです。

特に約定返済日から61日以上または3カ月以上経過した滞納は異動情報として信用情報に登録されるため、ローンの審査に通りにくくなります。

提携ATMの利用時に手数料がかかる

消費者金融が提携するコンビニや金融機関のATMは、利用時に取引額に応じた手数料がかかります。

提携ATMの利用手数料

1回あたりの手数料はわずかでも、利用回数が多くなるほど負担になります。

提携ATMの手数料が気になる人は、消費者金融の自社ATMや振込融資を利用しましょう。

消費者金融によっては、提携ATMも手数料がかからない場合もあるので、利用しやすいATMの利用手数料が無料の消費者金融を選択するのも選択肢の一つです。

自分に合った消費者金融の選び方

消費者金融のカードローンはそれぞれにメリットがあるものの、何を重視するかによって自分に合った商品は異なります。

選び方に迷った際には、以下の4つのポイントを参考に自分の使い方に合ったものを選んでみてください。

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消費者金融を選ぶ4つのポイント

  • 融資時間は目的に合っているか
  • 利息の支払いが可能な金利か
  • 申込方法に不便はないか
  • 借入方法は使い方に合っているか

融資時間と利用したいタイミングが合致するか

急ぎで借入をする場合は、できる限り融資スピードが早い消費者金融を選ぶのがポイントです。

消費者金融は最短即日融資が可能な場合が多く、当日中にお金を用意したい人に選ばれています。

ただし、最短即日融資を受けるためには、受付時間内に申込を済ませることが重要です。

大手消費者金融5社の融資時間、および審査対応時間は以下の表の通りです。

消費者金融 融資時間※ 審査対応時間
プロミス 最短3分 9:00~21:00
SMBCモビット 最短15分 9:00~21:00
※営業時間は店舗により異なります
アイフル 最短18分 9:00~21:00
アコム 最短20分 9:00~21:00
レイク 最短20分(WEB) 9:00~21:00
※日曜は9:00~18:00

※申込状況や審査状況によっては翌日以降の融資になります。

レイクの融資時間に関する注意事項

21時(日曜日は18時)までの契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。なお、一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。

ただし、審査対応時間内に申込すれば必ず即日で借入できるわけではありません。

即日での借入を希望する場合は、午前中などできる限り早い時間帯に申込を済ませましょう。

利息の支払いが可能な金利か

カードローンをはじめ、金融機関でお金を借りると実際に借入した元金に加えて利息も返済する必要があるので、自分が支払い可能な程度の金利であることも重要です。

大手消費者金融 上限金利
プロミス 年18.0%
アコム 年18.0%
アイフル 年18.0%
レイク 年18.0%
SMBCモビット 年18.0%

契約時点では上限金利が適用されることが多いため、利息負担が大きくなり過ぎないかを確認してから利用しましょう。

申込方法に不便はないか

消費者金融では一般的に以下のような申込方法がありますが、選択する申込方法によって特徴や使い勝手が異なります。

自分が想定する借入までにかかる時間や手間と大きな相違がないか、確認してから申込しましょう。

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カードローンの申込方法とその特徴

  • WEB:接続環境があれば時間や場所に制限がない
  • 電話:相談しながら手続きができる
  • 自動契約機:申込からカード発行まで一度にできる
  • 郵送:インターネット接続がない場合にも利用できるが、即日融資に対応していない

電話や自動契約機はオペレーターに相談しながら手続きを進められるメリットがありますが、利用できる時間に制限があったり、店舗まで足を運ぶ手間が発生します。

郵送も申込書類が到着するまでに2〜3日かかるため、借入までにはさらに時間がかかる点がデメリットです。

その点、WEB申込であれば都合の良い時間帯に、どこにいても申込できます。

なお、申込方法によって受付時間にも違いがあります。

大手消費者金融 申込方法と受付時間
プロミス インターネット:24時間
自動契約機:9:00~21:00
※契約機により営業時間が異なります。
電話:9:00~21:00
SMBCモビット インターネット:24時間
自動契約機:9:00~21:00
電話:9:00~21:00
アイフル インターネット:24時間
自動契約機:9:00~21:00
(カード発行希望の場合は10:00〜19:00)
電話:9:00~18:00
アコム インターネット:24時間
店舗:9:30~18:00
自動契約機:9:00~21:00
電話:9:00〜18:00(自動音声は24時間)
※郵送も可
レイク インターネット:24時間
自動契約機:9:00~21:00
※日曜は9:00~19:00
電話:9:00〜19:00
※日曜は9:00~19:00

借入方法は使い方に合っているか

消費者金融を選ぶ際は、借入方法が自分の想定する使い方に合っているかも確認しましょう。

現金で借入したい場合は、自社ATMやコンビニなどの提携ATMが近くにあると、急ぎのときにも借りやすくなります。

スマホアプリを使ったスマホATM取引で借入するときは、対応しているコンビニATMを事前に確認してください。

たとえば大手消費者金融では、以下の借入方法が利用できます。

大手消費者金融 申込方法と受付時間
プロミス 振込
プロミスATM
提携ATM
※スマホATM取引は現在は返済のみ
電話
SMBCモビット 振込
提携ATM
スマホATM取引(セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM)
PayPayマネーチャージ
アイフル 振込
提携ATM
スマホATM取引(セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM)
アコム 振込
アコムATM
提携ATM
スマホATM取引(セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM)
レイク 振込
提携ATM
スマホATM取引(セブン銀行ATM)
Payチャージ

※スマホATM取引を利用する場合は、各社の公式アプリのインストールが必要です。

消費者金融のカードローンは融資スピードと利便性に優れている

消費者金融の中でも、大手消費者金融は最短即日融資に対応していたり、コンビニでスマホATM取引に対応していたりと、利便性に優れています。

それぞれに特徴があるため、自分の使い方や重視している条件に照らし合わせて商品を選んでください。

無利息期間を重視する場合は、Web申込で所定の条件を満たすことで最大365日の無利息期間が適用されるレイクを検討してみてください。

公式サイトに設置してある「返済シミュレーション」を使えば、無利息期間の種類ごとの毎月の返済額などを比較できます。

消費者金融を安全に利用する4つのポイント

「借りたら終わり」と言われることもある消費者金融のカードローンを安全に使えるかどうかは、当人の使い方次第です。

返済が滞ったり、必要以上に返済が長引いたりしないよう、以下のポイントを守って利用してください。

消費者金融利用のポイント4選

返済計画を立てる

安全に利用するためには、毎月の支出と借入額を把握し、無理のない返済計画を立てることが大切です。

そこで役立つのが、各公式サイトに設置されている「返済シミュレーション」です。

借入希望額と毎月の返済額などを入力すると、完済までに必要な期間や返済総額のシミュレーションを算出できます。

どの程度の借入をしたいのか、おおよその金額が決まっていればぜひ試してみてください。

また、追加での借入時にも返済シミュレーションを活用して、計画的に利用するよう心掛けましょう。

なお、マネットでも借入前の返済シミュレーションの利用が可能です。

毎月の返済金額を知りたい場合は借入金額・金利・返済期間を、返済期間を知りたい場合は借入金額・金利・毎月の返済額の3項目を入力するだけでシミュレーション結果が表示されます。

返済金額を計算

毎月の返済金額を計算します

借り入れする
金額
千円
金利 %
完済までの期間 ヶ月

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返済期間を計算

完済までの期間を計算します

借り入れする
金額
千円
金利 %
毎月の返済額 千円

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カードローンの審査が不安な人へ

事前に借入できるかが分かる

借入額を最低限にとどめる

消費者金融の申込時には、借入希望額を必要最低限にとどめるようにしましょう。

必要としている金額よりも多めの借入限度額で契約できた場合、つい借りすぎる可能性があるためです。

借入額が大きくなるほど毎月の返済額が増え、返済が滞る可能性が高まります。

なお、消費者金融は総量規制の対象となるため、年収の3分の1を超える借入はできません。

返済日を管理する

返済に遅れると滞納翌日から遅延損害金が加算され、電話や書面での督促を受けることになるため、返済日の管理には細心の注意が必要です。

遅延損害金
遅延損害金は遅延利息(遅延利率)ともいい、債務者が履行を遅滞したときに、損害を賠償するために支払われる金銭のことを指します。期日より1日でも遅れると、多くの場合は遅延利率が適用され、普段よりも多くの利息が発生することとなります。発生する遅延損害金は、借入残高や期間により変わります。

返済日の2〜3日前にスマホのリマインダーの通知が届くように設定するなど、返済日を忘れない工夫をしましょう。

消費者金融によっては、アプリで返済日を通知してくれるサービスも利用できるので、滞納の防止に積極的に活用しましょう。

余裕がある際は多めに支払う

随時返済の説明

経済的に余裕があれば、毎月の返済とは別に追加で返済しましょう。

これは「随時返済」と呼ばれ、毎月の返済額よりも大きな金額を返済することで、追加で返済した金額のすべてを元金に充てる方法です。

基本的に毎月の返済は、その金額が「元金+利息分」に充てられるので、利息が大きいと元金が減るスピードが遅くなります。

随時返済をこまめにおこなうことで返済期間が短縮され、当初の返済総額よりも少ない金額で完済が可能です。

Supervisor

貸金業務取扱主任者・FP|村上敬

随時返済をしても毎月の返済は通常通りおこなう必要があります

随時返済をおこなっても、翌月の返済が必要なくなるわけではありません。
翌月の返済は通常通りの返済額が引き落とされるので、必ず返済額以上の金額を口座に残しておきましょう。

よくある質問

Q.消費者金融で借りたらどのようなときに電話がかかってきますか?
申込情報を確認する必要が生じたときや、審査結果の通知で電話がかかってくる場合があります。また、契約中も返済が滞った場合などに連絡が入る可能性があります。いずれにしても重要な要件であるため、電話に出られなかった場合は掛け直して内容を確認しましょう。
Q.消費者金融の返済がどうしてもできない場合はどうしたら良いですか?
まずは、利用している消費者金融に連絡しましょう。どうしても返済の見通しが立たない場合は、地域の行政機関や法テラス、弁護士会などの相談窓口を利用する方法があります。日本貸金業協会が運営する相談窓口「貸金業相談・紛争解決センター」も利用できます。
Q.消費者金融で借りたら家族や勤務先にバレますか?
審査の過程や契約中に周囲に利用が知られないよう配慮されています。たとえば大手消費者金融では電話による在籍確認を原則実施せず、契約書類などの郵送物も原則送付しません。ただし、滞納した場合は電話や郵送物などで督促の連絡がくることがあります。

まとめ

消費者金融は、貸金業として財務局や都道府県に登録されており、上限金利や借入可能額にルールが定められています。

無計画な借入をすれば滞納などのリスクがありますが、事前に無理のない返済計画を立てたり、返済日を忘れない工夫をすれば安全に活用できます。

申込の際は、審査スピードや借入方法などそれぞれのカードローンの特徴を理解し、自分の使い方に合ったものを選択しましょう。

Editor

マネット編集担当/キャッシングガイド

奥山 裕基

消費者金融を利用した人に話を聞くと、申込前は怖い印象があったと答える人も多くいました。
しかし、実際に使ってみると利便性が高く、怖い思いをしたことがないと仰る人がほとんどで、割とポジティブな印象に変わる利用者が多く見られました。
このように、消費者金融は計画的に使えば安全に使える金融機関になります。

レイクのサービス内容について
社名:新生フィナンシャル株式会社
登録番号:関東財務局長(11) 第01024号
日本貸金業協会会員第000003号
電話番号:0120-09-09-09

貸付条件
貸付利率:4.5%~18.0%(年率)
※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。
融資限度額 :1万円~500万円
返済方式:残高スライドリボルビング方式・元利定額リボルビング方式
必要書類:運転免許証等
※収入証明(契約額に応じて、新生フィナンシャルが必要とする場合)
返済期間・回数: 最長10年・最大120回
※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数は変動します。
利用対象:満20歳~70歳(国内居住の方、日本の永住権を取得されている方)
収入条件:安定した収入のある方(パート・アルバイトで収入のある方も可)
遅延損害金: 20.0%(年率)
担保・保証人: 不要
※ご契約には所定の審査があります。貸付条件を確認し、借入と返済のバランスを考えて計画的に利用しましょう。

無利息に関して
365日間無利息
※初めてのご契約
※Webでお申込み・ご契約、ご契約額が50万円以上でご契約後59日以内に収入証明書類の提出とレイクでの登録が完了の方
60日間無利息
※初めてのご契約
※Webお申込み、ご契約額が50万円未満の方

無利息の注意点
・初回契約翌日から無利息適用となります
・無利息期間経過後は通常金利適用となります
・他の無利息商品との併用不可

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