大阪信用金庫カードローンの審査基準と借り入れまでの流れ

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大阪信用金庫カードローンの審査基準と借り入れまでの流れ
この記事に関するアドバイザ

貸金業務取扱主任者

手塚大輔

地方銀行に8年勤務し、住宅ローン・カードローン・フリーローンなど個人ローンの他、事業性融資・創業融資など幅広い業務を担当。貸金業務取扱主任者の資格を有する、100件あまりのフリーローン、住宅ローン数十件、その他に投資信託・個人年金・国債販売も取り扱った金融商品のプロ。

 この記事はこんな人向けです 
  • 今月、どうしてもお金が必要
  • 大阪信用金庫のカードローンを使おう
  • でも正直、審査に通るか不安...

大阪信用金庫のカードローン「だいしんカードローン1000」は、お金の悩みを抱える多くの人に利用されています。

しかし、審査に通過しなければ、お金を借りる事はできません。審査の内容や、基準はどういったものなのでしょうか。

この記事の目次

だいしんカードローン1000のサービス内容

だいしんカードローン1000
金利 固定金利 年3.5%・年6.5%・年9.5%・年14.5%
限度額 10万円以上1,000万円以下(10万円単位)
貸付条件 ・満20才以上満70才未満の方
・当金庫の営業地域内にお住まいまたはお勤めの方
返済方式 残高スライド方式

大阪信用金庫の営業エリア(大阪府、兵庫県・尼崎市、伊丹市、和歌山県・紀の川市、岩出市)に在住か在勤の方が利用できます。

また、専業主婦、70歳未満の年金受給者も申込みが可能です。

審査に通過しないとカードローンを利用できない

低金利でとても使いやすい大阪信用金庫のカードローン。しかし利用するためには、大阪信用金庫の審査に通過しないといけません

実際に申し込みをしたが、審査落ちして利用できない人もいるのです。

カードローン審査で見られている重要なポイント

大阪信用金庫カードローンの審査では返済能力の有無が見られます。

全てのカードローンで共通していることですが、「返済能力が高い」と判断されないと審査には通過しません。

オリエントコーポレーションが審査と保証を担当

大阪信用金庫カードローンの審査では、信販会社のオリエントコーポレーションが審査・保証業務を担当しています。

銀行や信金のカードローンでも、実際の審査は消費者金融や信販が行っている場合がほとんどでしょう。理由は、消費者金融や信販の方が、個人向け小口融資の融資ノウハウとデータを持っているからです。

そのため過去にオリコとの間に返済トラブル、債務整理、過払い金請求などがあった方は審査落ちの可能性があるので、気をつけてください。

システムに必要事項を入力して結果を算出

現在のカードローンの審査はデータを入力すればシステムが結果をポイント化して算出してくれます。

それが審査がスピードアップした背景ですが、主な入力データは次のようなものです。

主な入力項目
  • 個人情報
  • 住居情報
  • 家族情報
  • 勤務先情報(収入も含め)
  • 他社借り入れ状況など

カードローン業界で蓄積している膨大なサンプルデータから、返済能力の有無は早い上に、かなり精度が高いところまで算出できるのです。

収入と借り入れ状況は時に重要要素

収入、他社借り入れ状況の2点は、返済能力の有無を見る上では特に重要です。

手取り収入に対して、返済金額がどのくらいの割合を占めているのかという、支払いの余力が返済能力にあたります。

収入が多く借入がゼロの方が、最も支払いに強いということになります。

融資希望額が収入に見合うかどうか

返済能力融資希望額とのバランスも大切な要素です。

返済能力がいくら高いといっても、その能力を超えてお金を借りてしまうと返済できなくなります。

そのため審査に通過したいのであれば、50万円未満の少額を希望するのが良いでしょう。

※以上の条件を満たしている場合でも、審査に落ちる可能性があるので注意してください。また、実際の審査基準は公開されていないため、弊社での取材・調査によるものである点ご了承ください。

Q.返済能力を確かめる上で重要になるポイントは?

貸金業務取扱主任者|手塚大輔

収入と他債務の合計額です

国が消費者金融からの借入の際に、収入的に無理のない借入額と判断できる基準が、借入額の合計が年収の3分の1以内に収まっているという点です。
この決まりを総量規制と言いますが、総量規制の範囲外の借入は「返済能力に見合わない借入」と判断されて融資を受けることはできません。このように、収入と借入額が返済能力の基準となります。

大阪信用金庫カードローン審査の流れ

だいしんカードーローン1000の審査は2回(仮審査、本審査)行われます。

仮審査がオリコのシステムによるもの。本審査が大阪信金による、書類や職員の手によるものです。

つまり、機械に人間の手をプラスすることで精度を高めているのです。

申込みしてから2度の審査の流れ

申込みを行ってからの流れは次のようになります。

  1. 申し込み
  2. 申し込み
  3. 来店手続き
  4. 来店手続き
  5. 来店手続き

仮審査の結果はすぐに出ますが、それ以降の来店手続き、さらには本審査も経るとどうしても日数は掛かります。
長丁場も覚悟しておいた方がいいかもしれません。

在籍確認など2回の電話がある意味

審査の中は仮審査結果連絡、在籍確認と2回あります。

仮審査の結果連絡は、入力項目に間違いがないかどうかの確認を行います。システムの審査は入力項目が正しいという前提なので、間違いがあると審査結果も正しくないからです。

在籍確認は、申告した職場に本当に働いているかどうかの確認です。

わざわざ来店申込みする意味

WEBで申し込んでいるのに、わざわざ来店する意味がわからないという方もいるかもしれません。

これも2つの意味があって、書類を自宅に郵送するので現住所の確認ができるのと、さらにその書類を持参して来店するので、改めて本人確認ができるからです。

金利を見れば審査の厳しさがわかる

カードローンの審査が甘いか厳しいかの基準を見る唯一の尺度は、金利です。

  • ・金利が低ければ基準が厳しい
  • ・金利が高ければ基準が甘い

つまり、金利と審査の関係はこんな風にストレートに言い表すことができます。

上限金利 14.5%は厳しいレベル

だいしんカードローン1000の上限金利は14.5%です。

消費者金融の上限金利が18.0%なので、審査基準は厳しく設定しているということです。

例えば、返済の応力がない人に融資するには、貸し倒れリスクに対してその分のリターンを上乗せしています。
返済能力がある人には、貸し倒れリスクが低くなるので、リターンを上乗せする必要はありません。

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