楽天でおまとめローンができない理由を元銀行ローンセンター長が解説

この記事に関するアドバイザ

元 銀行ローンセンター長

佐藤喜三男

銀行にてローンセンター長を務めた他、大手証券会社・大手クレジットカード会社において、30年に渡り審査を中心に様々な職種を担当。現在はFP兼相続診断士として、多くの消費者の力になっている。

この記事の目次

  1. おまとめローンとは
  2. 楽天銀行スーパーローンの基本情報と特徴
  3. 楽天銀行スーパーローンの金利は限度額で決まる
  4. 楽天銀行スーパーローンの審査
  5. 楽天でおまとめローンを組めない理由
  6. おまとめローンを選ぶ際のポイント
  7. おすすめ「おまとめ専用ローン」
  8. まとめ

この記事はこんな人向けです
  • おまとめローンで完済を目指したい!
  • メリットとデメリットを知りたい!
  • 楽天銀行スーパーローンでまとめるべき?


楽天銀行スーパーローンの魅力は上限金利14.5%と楽天ポイントが貯まることです。

しかし、おまとめローンとして楽天銀行スーパーローンを利用することはできません。

この記事では、楽天銀行スーパーローンでおまとめできない理由と他の解決策を紹介します。

おまとめローンとは

まずは「おまとめ」の定義を確認しておきましょう。

「おまとめ」とは
複数の会社で組んでいるローンを、1つのローンに統合すること。借入先を1つのローンに一本化するので、「一本化」とも呼ばれています

複数のローンを1つにまとめる場合も、1社から1社へ乗り換える場合も、「おまとめ」と表現されることがあります。

【大前提】おまとめローンは金利で選ぶ

おまとめローンを利用する上で大事なことは、現状利用しているローンよりも金利の低い「おまとめローン」を選ぶことです。

例えば、金利18%のローンから20%のおまとめローンに移行しても、利息の負担は重くなります。そのため大前提として、現状よりも金利の低いローンでおまとめする必要があるのです。

また、金利は低ければ低いほど利息の負担は軽くなるので、銀行カードローンがおまとめローンとして人気を集めているのです。

楽天銀行スーパーローンの基本情報と特徴

楽天銀行スーパーローンは金利が最大で14.5%であり、楽天ポイントが貯まるといったお得なサービスも充実しています。また、楽天会員ランクに応じて審査が優遇されるので、楽天会員の人にはおすすめのカードローンです。

特徴1|郵送物や電話は楽天銀行名義なのでバレない

カードローンを利用する際に、多くの人が不安に思うことは周囲の人にバレることでしょう。

そして、周囲の人にバレる要因は郵送物電話が一般的に多いと言われています。

楽天銀行スーパーローンの郵送物や電話は楽天銀行名義で来ます。したがって、家族に郵送物を見られたりしても楽天銀行の口座を作ったと言っておけば、バレる可能性は限りなく低いでしょう。

特徴2|楽天銀行口座を利用すればポイントが貯まる!

楽天銀行の口座を利用する事で、楽天ポイントを貯めることが出来ます

楽天ポイントはANAのマイルに移行できたり、さまざまな商品と交換できたりと非常に便利です。

楽天銀行の口座を持っている、またはこの際楽天銀行の口座を開設しようという方にとって、楽天銀行スーパーローンは適していると言えるかもしれません。

特徴3|提携ATM手数料が0円

楽天銀行スーパーローンは提携ATM手数料が無料です。

たかが手数料の100円、200円程度と思うかもしれませんが、月に一度の定められた返済日に加えて、早期完済を目指して随時返済を頻繁に行った場合、その手数料だけでも一定の金額になるでしょう。

無駄な出費は避けて、自分が本当にしたいこと、やりたいことに投資するためにもATM手数料を侮ってはいけません。

楽天銀行スーパーローンの金利は限度額で決まる

楽天銀行スーパーローンの金利は1.9%~14.5%と幅をもたせてありますが、実際の金利は付与される限度額によって決まります。以下の表は楽天銀行スーパーローンの金利と限度額の相関関係を示したものです。

ご利用限度額 お借入利率
800万円 1.9%~4.5%
600万円以上800万未満 3.0%~7.8%
500万円以上600万未満 4.5%~7.8%
350万円以上500万円未満 4.9%~8.9%
300万円以上350万円未満 4.9%~12.5%
200万円以上300万円未満 6.9%~14.5%
100万円以上200万円未満 9.6%~14.5%
100万円未満 14.5%

上記の表のように、限度額が800万円でないと最低金利の1.9%は付与されません。限度額は基本的に初回は50万円までの金額で設定されるので、おまとめローンとして利用する場合でも、14.5%の金利が与えられると考えておきましょう。

Q.限度額はどうやって決まる?

Sato

元 銀行ローンセンター長|佐藤喜三男

審査の返済能力を超えない範囲です

限度額は、審査をもとにその返済能力を越えない範囲内で決まります。審査結果によっては、希望額を下回ることも、逆に引き上げを提示されることもあり、一定期間の利用履歴から判断し、増額を打診する案内がくることもあります。なお、一定額以上の限度額を設定する場合は、収入証明書の提出を求められるのが一般的で、おまとめローンの場合は、消費者金融会社などのノンバンクにおいても、総量規制の対象外となります。

楽天銀行スーパーローンの審査

楽天銀行スーパーローンをおまとめローンとして利用したい場合も、審査は絶対に受けなければなりません。

借入希望額は審査に影響する

楽天銀行スーパーローンは返済専用のカードローンではないので、借りたお金をおまとめローンとして利用するかは各個人に委ねられます。そのため、限度額を多く与えてしまうと、その人が仮に借りたお金をおまとめローンとして利用しなかった場合、借金がどんどん膨れ上がる可能性もあるのです。

しかし、楽天銀行スーパーローンをおまとめローンとして利用する場合、必然的に借入希望額は多くなります。返済能力次第ではありますが、あまりにも大きな金額の融資を希望する場合、貸し倒れのリスクも鑑みて、審査通過は厳しいという判断になることもあるでしょう。

在籍確認の電話は避けられない

楽天銀行スーパーローンを利用するためには、在籍確認を取られます。会社への電話連絡を無しにできるサービスを提供している他のカードローンもありますが、楽天銀行スーパーローンの場合はありません。

しかし、電話は個人名でかかってくるので、普段会社で電話に出ている人であれば、周囲の人に疑われる可能性はほとんどないかもしれません。しかし、会社で普段電話に出ない人は、急に自分宛ての電話がかかってくることになるので、注意したほうが良いでしょう。

楽天でおまとめローンを組めない理由

借入目的が自由な楽天銀行スーパーローンですが、おまとめローンとして利用することはできません。

それは公式ホームページの記載と、銀行カードローンを取り巻くルール改定で解説することができます。

理由1|公式ホームページに"おまとめ"の記載がない

通常の銀行カードローンをおまとめローンとして利用することが可能な場合、公式ホームページに「おまとめとしても利用可能」という記載があることがほとんどです。

例えば、静岡銀行の場合は以下のように「おまとめもOK」と大きく記載されています。


楽天銀行スーパーローンの公式ホームページを見てみても、「おまとめもOK」のような記載はありません。そのため、借入目的が自由ではあるものの、実質おまとめできないと考えるのが自然です。

理由2|銀行カードローンも融資額に制限

銀行カードローンは銀行法という法律の基で運営されているので、消費者金融のように融資額に制限がありません。そのため、銀行カードローンの貸しすぎによって、返済不可となり、日常生活に支障をきたす人もいました。

この状態を改善するために、各銀行カードローンは融資額に一定の制限を設けることを自主的に定めました。一般的には、消費者金融と同様に融資額を年収の1/3程度まで抑えるようなものと言われていますが、正確な数値は各銀行カードローンで異なります。

楽天銀行スーパーローンも、この自主規制を行っているので実質的におまとめローンとしての利用は難しいのです。

おまとめローンを選ぶ際のポイント

おまとめローンのメリットは、返済負担を軽くできるメリットがあります。それは複数の返済日・返済額を1つにまとめることだけでなく、利息の負担を軽くすることも含まれるのです。

利息の負担を軽くする簡単な方法は、現在よりも低い金利のおまとめローンを利用することです。金利が低いほど、利息の負担は軽くなり、元金の返済がしやすくなります。

また、「おまとめもOK」とおまとめ専用ローンでは審査基準が異なるので、その点も注意して金融機関を選択する必要があるのです。

ポイント1|なるべく金利が低いおまとめローンを選ぶ

金利14.5%と金利12.5%の2つのローン商品で、50万円を2年かけて返済する場合の利息総額をシミュレーションすると以下のようになります。

  金利12.5% 金利14.5%
利息総額 ¥67,678 ¥78,982

これは、あくまでも繰り上げ返済をせずに完済まで行ったシミュレーションですが、単純計算で約1万円の差が生まれます。返済期間が伸びれば伸びるほど、この差は広がるので、なるべく金利が低いおまとめローンを利用する方が得といえるのです。

ポイント2|おまとめ専用ローンを選ぶ

「おまとめもOK」と「おまとめ専用ローン」では、意味合いが異なります。

「おまとめもOK」の場合は、おまとめ以外の人も申し込みできるので、そちらにも適応できる審査基準が設定されています。そのため他社借入があるということが審査に悪い影響を与える可能性も否定できません。

しかし、「おまとめ専用ローン」は他社借入がある人が前提なので、それが審査に悪い影響を及ぼすことは基本的にありません。ただ、年収に対して明らかに多すぎる金額を借りている場合は、他社借入金額が審査でマイナスに働く可能性があります。

おすすめ「おまとめ専用ローン」

楽天銀行スーパーローンはおまとめ専用ローンではありません。そのため、金利も一般的な銀行カードローン程度です。そこでオススメしたいのが、おまとめ専用の「東京スターのおまとめローン」です。

金利も12.5%に固定されていて、一般的な銀行カードローンと比較してもお得であると言えるでしょう。

ただし、アルバイトやパートの人は利用できないので注意してください。また、年収が200万円以上必要です。

このように、利用するための条件は通常のカードローンに比べて厳しいものの、12.5%という金利は魅力的なので、是非検討してみてください。

公式サイトへ

まとめ

楽天銀行スーパーローンは上限金利が14.5%かつ、楽天ポイントが貯まるといったメリットがあります。しかし、おまとめローンとして利用することはできません。

それは、公式ホームページに「おまとめも可能」と記載されていないことと、銀行カードローンの自主規制を考慮すれば明らかです。

金利が低いほど利息の負担を減らすことができるので、できるだけ金利が低いおまとめ専用ローンを利用しましょう。

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