プログレスで審査落ちする5つの要因と適切な対処法
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元 保証会社 社員
保証会社(クレジットカード会社)にて、カードローン・クレジットカード・キャッシングの審査業務に従事、5,000名を超える顧客を担当。審査業務だけでなく、滞納者への対応や法務部での経験も豊富な、貸金業のプロ。
- ✓プログレスってどんな特徴があるの?
- ✓審査は通りやすい?
- ✓審査落ちした場合の解決法は?
大阪府にある中小消費者金融のプログレスは審査時間が約30分で即日融資にも対応していることから、そのスピード性に定評のあるカードローンです。
しかし、プログレスからお金を借りることができるのは審査に通過した人のみです。審査落ちしてしまう人の特徴を知り、申し込み前に対策を打ちましょう。
そこで、今回はプログレスで審査に通過できない人の特徴や、審査落ちしてしまった場合の解決法まで解説します。
プログレスとは…
プログレス | |
金利 | 15.0%~20.0% |
限度額 | 5万円~50万円 |
貸付条件 | 満20歳以上で、お勤めや自営業をされて収入のある方 |
返済期間 | 元利均等方式(最長5年・60回以内) |
遅延損害金 | 15.0%~20.0% |
大阪府に本社を置く中小消費者金融のプログレスは、審査が約30分で終わる人もいて、即日融資も可能な融資までのスピードに優れたカードローンです。
14時までに審査結果が通知されれば即日融資も可能
プログレスは申し込みをした日に融資を受けることもできます。
しかしプログレスの融資の方法は銀行口座へ振り込んでもらうか、店舗で直接お金を受け取るしか方法がありません。
したがって銀行口座へ振込という方法で、即日融資を希望する人は15時に契約を済ませ、振込依頼をしなければなりません。つまり、14時くらいには申し込みをする必要があります。
申し込みから融資までの流れ
プログレスはインターネットか電話で申し込むことができます。
電話だと営業時間が平日18時までなので、18時までに申し込みをしなければなりません。
そのため24時間受付しているインターネットから申し込むのが便利です。
インターネットから申し込みをして融資を受けるまでの流れは以下の通りです。
インターネットで申し込み |
審査結果の通知 |
契約書類記入 |
振込 |
審査に必要な本人確認書類
プログレスの審査を受けるには、本人確認書類を提出しなければなりません。
プログレスに提出する本人確認書類は以下の2点のいずれかです。
・健康保険証
※審査により所得証明等、別途必要な場合があります
運転免許証と健康保険証以外にも、本人だと確認できるマイナンバーカードやパスポートも本人確認書類として提出できます。
プログレスの審査
即日性などが魅力的なプログレスですが、利用するには審査通過が必須です。
しかし、プログレスは審査の通過基準を公表していません。審査落ちした場合も、その原因を教えてもらうことはできないのです。
返済能力が足りないと判断されると審査落ち
プログレスの審査に通過できるのは、毎月の返済を問題なく継続できる人のみです。
したがってある程度の返済能力を持っていることをプログレスに証明できないと借入は難しいでしょう。
例えば、大手企業に勤務していて、勤続年数も申し分なく、過去にクレジットカードの支払い等を遅れたりしていなければ、審査を通過できる可能性は十分にあります。
返済能力はスコアリング審査で数値化される
プログレスは借入を希望している人の返済能力をスコアリングシステムを用いて数値化し、審査します。
スコアリングシステムとは、申し込みフォームに記載された内容に点数をつけ、過去の利用者から得た統計データと照らし合わせて、合否を判定するシステムのことです。
スコアリング審査はコンピューターによる自動システムによって実施されているため、コンピューターに入力された審査基準に達していない場合は審査落ちしてしまいます。
審査落ちに繋がる5つの原因
審査に通過する基準が明かされていないため、プログレスで審査落ちしてしまった人が、どういった理由で審査に通過できなかったのかを知ることはできません。
しかし、審査落ちの原因は多くの場合、以下の5つに絞られます。
審査落ちの原因1|虚偽申し込み
プログレスの審査は、申し込みフォームに記載された情報を利用して、実施されています。
わずかな入力ミスならば、訂正を求められますが、すぐに審査落ちに結びつくわけではありません。
しかし、虚偽の申し込みだと明らかに断定できるような場合においては、詐欺の可能性が高いと判断され、その段階で審査に通過できません。
このような嘘は不正な申し込みと判断され、審査落ちするだけでなく再度申し込むこともできなくなるかもしれません。
審査落ちの原因2|安定していない収入
返済能力を判断する上で、着目すべき点は安定した収入の有無です。
具体的には、
といった5項目を確認されます。
上記の5項目の中でも勤続期間は特に重要です。高年収の会社で勤務している人でも、転職をして日が経っていない状況では、安定性に乏しいと判断され、審査落ちしてしまう可能性があります。
審査落ちの原因3|多すぎる他社借入
プログレスは借入を希望している人の、他の銀行やカードローンからの借入状況も審査の対象にします。
借入件数や借入金額が過度に多いと、返済能力が無い多重債務者であると判断され、審査落ちしてしまうでしょう。
特に、年収に対して借入額が多すぎる場合や、4社以上から同時にお金を借りている場合、審査に通過するのは厳しいと言わざるを得ません。
審査落ちの原因4|複数社への同時申込
借入件数の他にも、他社への申込件数も審査落ちしてしまう1つの原因となります。
「同時に◯社の消費者金融に申し込んだら審査に通過できない」というような、詳しい基準は明かされていませんが、1ヶ月以内で4社以上に同時に申し込みをしている人は、審査落ちする可能性が高いでしょう。
同時に数社の消費者金融や銀行に借入を希望している人は、資金繰りが厳しい人と判断され、返済能力に問題があるとされるかもしれません。
審査落ちの原因5|過去5年間に生じた金融事故
プログレスの審査は、プログレスに申し込む以前の金融取引も信用情報で確認します。
信用情報とは個人情報に紐づいたローンやクレジットカードの遅延・延滞記録のことです。
信用情報の中に「金融事故情報(長期・複数の返済遅延)」があると、返済をする姿勢に問題有りと判断され、審査落ちしてしまうでしょう。
Q.14時までに申し込めば間違いなく間に合うのか
元 保証会社 社員|井上拓馬
100%ではありません。
審査時間については、申込個々によって異なります。『最短30分』と表記されていても、入力項目に不備があったり、クレジットカードの支払い状況や、他社ローンの借入金額によっても審査に係る時間は異なってきます。銀行の営業時間が15時までであることからも、即日融資を希望する場合は時間に余裕を持って申し込むことをお勧めします。感覚的な話となりますが、業者が明記する『最短●●分で審査完了!』はあくまで目安の時間であり、ほとんどの申込はそれ以上の時間がかかっていると思われます。即入金してほしいと希望する人はそれだけ切迫した状況の人が多く、信用情報や収入状況に問題があることがあるためです。