フクホーの審査は甘い？審査時間や審査基準について解説

消費者金融準大手フクホー（本社・大阪市）の審査が甘いという噂は本当でしょうか。

審査基準は全て非公開となっています。

どのような審査基準で行われているのでしょうか。

フクホーはもちろん、キャッシングの審査は返済能力の有無を見極めるのが目的です。

返済能力とは完済する能力です。

それを見るために基準を設置して、様々な要素を見ています。

この点だけは各社とも基本としており、共通した考え方なのです。

現在のカードローンの審査は、システム化。申込みデータさえ入力すれば結果が出ます。

その入力項目は主に次のようなものです。

回答によって配点が決まっており、ポイントが算出されます。
また、あなたのデータを、消費者金融業界がこれまでの営業から得た大量の顧客データと照合すれば、返済能力、返済可能性さえ、かなりの精度でわかるのです。

審査スピードがアップしたのは、システム化のおかげです。
しかし、成りすましを防いだりセキュリティのためにも、書類や在籍確認などによる審査は欠かせません。

特にフクホーはこの点が非常に厳しいのです。

本人確認書類、収入証明書、住民票の提出を義務化。さらには職場への在籍確認電話も行う念の入れようです。

つまり、こういうことも言えます。

絶対に申込みでウソを付かないようにしましょう。

これだけ念入りに審査をされると、ウソは100％バレてしまうからです。

フクホーは、消費者金融業界の準大手です。

実は、アコム、プロミスなどの大手とは、審査基準は異なることが多々あります。

アコムなどの大手は連日、テレビCMを放映。 また、街中には無人店舗や看板があふれ、ユーザーは日常的に触れる大手を利用するのは仕方がありません。

だから、ユーザー獲得の面でフクホーなど準大手は大手には勝てません。

そのため、大手で審査落ちしたユーザーからの申込みも大歓迎しているのです。

フクホーは、他社の審査落ちユーザーも来ます。

では、「ブラックでも通る」という噂もありますが、本当でしょうか。

ブラックとは、過去に返済トラブル暦、債務整理暦などがあって、信用情報機関に記録が残されているユーザーの事を言います。

過去に何度も返済が遅れたり、債務整理をすると、信用情報機関に記録が残ります。
この状態では、審査で圧倒的に不利です。

ちなみに債務整理は次のようなものです。
・任意整理（借金の減額）
・個人再生（財産を維持したまま借金の減額）
・自己破産（司法に支払い義務を免除してもらう）

一般的に記録が残る期間は5～10年。

ただ、こうしたブラック状態でも借金を完済したりすると、審査通過の可能性も有り得ます。

このあたりが、準大手らしい審査の柔軟性という所です。

フクホーは即日融資可能です。

ただ、即日融資できるかどうかは、フクホーではなく、ユーザーによります。

公務員や有名企業の方が、少額の借り入れをするような場合は、審査も早いでしょう。
申込みに不備もなく、審査もスムーズなら即日融資も可能です。

しかし、他社を審査落ちしているユーザーは、丁寧に審査しなければいけません。
だからこそ、1週間、2週間も審査時間になることもあるのです。

時間に関しては、そのくらいに考えておきまよう。

フクホーの審査甘いという噂は正しいとは言い切れません。

大手を審査落ちしたユーザーでも、丁寧に審査を行っており、その中から審査通過する人もいる、ということです。

そこは準大手というポジションが影響していますが、審査が甘いと、審査が丁寧は違います。

その丁寧な審査で通る人もいれば、その分だけ審査時間が掛かるという面もあるのです。