イオン銀行のデビットカードで審査を通過できない理由
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元 銀行員
同志社大学卒業後に、大手都市銀行に入行。個人顧客に近い窓口業務など、基本業務を経て資産家向け資産運用の提案、アパートローンの新規融資や期中管理、法人向けの融資やM&A、外為業務を担当。その他、カードローン・住宅ローンといったさまざまな個人向けのローン事業にも従事。
マネット編集担当/キャッシングガイド
奥山 裕基
FP資格を有し、カードローン・消費者金融および貸金業に関する豊富な知識を持つ編集者。関連法規(貸金業法・金融商品取引法等)の理解を深めつつ、多数のローン経験者へのインタビューや金融機関勤務経験者へのヒアリングをもとにリアルな情報収集を怠らず、自身も当サイトにおいて1,000本を超える記事を執筆。生活に欠かせない「お金」だからこそ最適な意思決定を支援したいという理念のもとに情報発信を行っている。
この記事はこんな人向け |
- イオン銀行のデビットカードを作りたい
- でも、審査を通過できるか不安…
- デビットカードの審査について知りたい
近年、クレジットカードに続いて人気なのが「デビットカード」ですが、海外に比べると日本でも利用率は低いものです。
この記事では、イオン銀行の発行するデビットカードについて、利用できるサービスや審査のハードルについて解説していきます。
イオン銀行のデビットカードとは
デビットカードとはカード支払い時、従来のクレジットカードのように後々纏めて引き落しされるのではなく、利用ごとにすぐに引き落しが行われるサービスです。
イオン銀行のデビットカードにはJCBとVISAの2種類があり、それぞれに特徴があります。
イオン銀行JCBデビットの特徴 |
- 中学生を除く15才から申込可能
- 世界中のJCB加盟店で利用可能
- イオン銀行・イオングループの利用に特典あり
- 紛失・盗難等の不正使用時の補償あり
イオン銀行VISAデビットの特徴 |
- 18才から申込可能
- 世界中のVISA加盟店で利用可能
- 紛失・盗難等の不正使用時の補償あり
- 10万円までのバックアップサービスあり
VISAブランドのカードはバックアップサービスあり
VISAブランドのデビットカードでは、JCBブランドとの相違点として上記にもある通り10万円までのバックアップサービスが利用できます。
バックアップサービスとはデビットカードの利用時にもし預金口座の残高が足りなかった場合、利用金額を立て替えてくれるというサービスです。
つまり、10万円までなら口座に預金がなくともお買い物に利用ができるのです。立て替えられた金額は翌日以降振替で引き落しされます。
利用するには審査を通過しなければいけない
デビットカードでは従来のクレジットカードと比べて買い物をしたその場で引き落しがされるので、後々纏めて大きな金額が請求されたり、いくら使ったか分からなくなるということがなく、お金の管理がしやすくなっています。
小さな金額であれ大きな金額であれ現金を持ち歩かずに買い物ができ、その上金銭の管理がしやすいのでとても便利なカードだと言えます。
ただし、カードの利用には利用したい旨の申込をした上で審査を通過する必要があります。
デビットカード自体の審査はスムーズ
審査と言っても、イオン銀行のデビットカードは審査のハードルはそれほど高くはないと言えます。
特に、JCBの場合は中学生でなければ15才から申込ができるなど、定期収入や勤務状況などを強く審査される可能性が低いからです。
ただし、イオン銀行の口座の開設を求められたり、本人確認書類などの準備は必要になりますのでご注意ください。
イオン銀行で金銭トラブルがなければ問題ない
基本的にはイオン銀行との間で大きな金銭トラブルを起こしたなどの過去がなければ審査を通過できる可能性は高いでしょう。
イオン銀行からの引き落としで問題が起きていたり、イオンカードのキャッシングやショッピングで長期延滞などの実績がある場合は審査が厳しくなる可能性はあります。
バックアップサービスの審査はハードルが高め
ただし、バックアップサービスを希望する場合には多少審査のハードルが高くなる傾向にあります。
バックアップサービスは、もしもの場合とはいえ口座に預金がなければ一時的に金額を立て替える、つまりお金を貸すというサービスです。
お金を立て替えてもらうにはある程度の信用が必要であることを認識しましょう。
収入が不安定な職業は審査で不利
特にバックアップサービスを希望する場合、収入が不安定な職業は審査で不利になる可能性があります。安定した収入の有無で返済能力を判断されるからです。
シフト制のアルバイトやパート、日雇いの職業など毎月の収入にばらつきがあるという方は審査の上ではあまりいい条件とは言えません。
もちろん審査に必ず落ちるという訳ではありませんが通らない可能性も視野に入れましょう。
過去に金融事故を起こしていると審査落ち
イオン銀行以外であっても過去に金融事故を起こしている場合は審査に落ちる可能性が高くなります。
特に、過去5年間の間に債務整理や3か月以上の長期延滞、金融会社との示談などなんらかの傷が信用情報に残っている場合はどのような形のローンであれ組むのは難しいと考えましょう。
すぐ引き落しされるとは言えデビットカードも、そしてバックアップサービスもローンの一つですから、審査に影響する可能性は否めません。
バックアップは魅力的だけど審査が不安…そんな人は
バックアップサービスのような借入機能を希望する人は、Visaデビットカード以外の選択肢として、借入に特化した「カードローン」の利用も検討してみてください。
カードローンは、使いみちが自由なローンです。ご利用限度額の範囲内であれば、何度でも借りたり返したりできるのが大きな特長となっています。
どうしてもまとまったお金が必要な場合は、Visaデビットカードの自動貸越サービスだけでなく、下記のカードローンも確認してみましょう。
選択肢1|イオン銀行の提供するカードローン
イオン銀行では、Visaデビットカードのキャッシングサービスだけでなく、借入を希望する人向けにカードローンも用意されています。
イオン銀行カードローン | |
金利 | 年3.8%~13.8% (2018年2月1日現在) |
限度額 | 10万円~800万円 (10万円単位) |
貸付条件 | 日本国内に居住している方 外国籍の方については永住許可を受けている方 ご契約時の年齢が満20歳以上、満65歳未満の方 ご本人または配偶者に安定かつ継続した収入の見込める方1 イオンクレジットサービス㈱、またはオリックス・クレジット㈱の保証を受けられる方 |
遅延損害金 | 年14.5% |
年利年3.8%~13.8%という低金利でお金を借りられますが、その分審査のハードルは高くなっています。
何らかの理由で返済できずに貸し倒れてしまう可能性を踏まえると、リスク回避のために審査が厳しくなるのは必然と言っていいでしょう。
イオン銀行カードローン
全国にあるイオン系列のお店を日常的に利用する人にはとくに便利です!
郵送不要、口座不要のカードローンで申込~契約までWEBで完結します。
選択肢2|成約率が高い「アコム」
審査に不安を感じている人には、カードローン業界の中でも成約率が高い「アコム」をおすすめします。
消費者金融カードローン最大手のアコムでは、新規で申込をした人の中で、実際に借入できた人の割合(成約率)を公開しています。
成約率だけでなく、申込した日に融資してもらえる可能性も十分あります。
家賃などの支払い期日まであまり時間がない…そんな人も、ぜひアコムを検討してみてはいかがでしょうか?
3秒診断で借入できるかすぐ分かる | |
審査の前に、借入可能か分かる「3秒診断」を受けられます。入力項目は、年齢・年収・他社借入額のたった3つだけ! 「お借入できる可能性が高いです」と出た方は、審査に通過する可能性があります。 |
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年収の3分の1までなら借りられます | |
キャッシングの借入額合計が、年収の3分の1を超えない範囲であれば、借りられる可能性あり! すでに他社で借入経験のある方でも、2社目、3社目としてアコムをご利用しているケースもあります。 |
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2023年12月時点で174万人以上 | |
アコムの利用者数は、2023年12月時点で174万人以上となっています。 利用できるATMも幅広く、24時間365日借入ができるため、非常に人気の高いサービスです。 |
アコム
ピンチのときは、アコム一択
最短20分で借りられる!(※1)WEB完結も可能!カードローンの中でも特に利用者数が多く知名度も高いので、学生や女性でも安心です!
※1 お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
まとめ
現金を持ち歩く必要がなく、お金の管理にも便利なイオン銀行のデビットカードをご紹介しました。
サービスが充実している他、申込へのハードルが低いのも特徴です。審査はどうしてもあるものの、興味を持たれた方は一度申込してみてはいかがでしょうか。
マネット編集担当/キャッシングガイド
奥山 裕基
デビットカードは限度額=口座の金額なので、計画的な利用ができるカードです。ただし、クレジットカード同様に後払いで利用したい人は、別の選択肢を持ちましょう。近年では、オンライン専用カードもあるため、状況に合わせて検討しましょう。
元 銀行員|内藤潤一
信用情報がクリアになるには最低5年
信用情報に傷がついてから5年を経過するとブラックリストから外れることが多い。前提としてその間にローンや携帯電話の支払いが遅れないことが絶対条件になります。ただし、信用情報の傷が明確にいつなくなったかはわからない為、クレジットカード やカードローンなどの信用情報が絡んだ審査はお金に困っているなどと思われる可能性もあるためしない方がいいでしょう。