楽天銀行スーパーローンの返済に遅れると？適切な対応方法を解説

カードローンの返済を口座振替にする際、給料受け取り口座を返済用口座にしておけば、わざわざATMに行って返済をするという手間がかかりません。また、給料の入金から返済分だけを残しておけば、返済は自動的に完了します。給料日を返済日として指定できるカードローンの場合、入金となった給料から即返済金が引き落とされるため、返済を忘れてしまうリスクは全くありません。さらに、消費者金融の返済をATMでする場合には、自社のATM以外ではたいてい1万円以内110円、1万円超220円の手数料が発生します。口座振替での返済ではそのような手数料が不要で返済ができるため、コスト的にも口座振替のほうが安くなるというメリットもあります。

返済に遅れが出てしまうことが分かっているときや心配な時は、実際に遅れが発生し、督促がくる前に自分から連絡を入れましょう。しっかりとした遅れる理由を伝えれば、ローン会社の担当者は無理に返済せよとは言いません。返済できる期日を約束してしまえばその日まで督促はありませんし、給料日などの関係で口座振替の日に無理がある場合には、口座振替日変更の相談にも乗ってくれます。いずれにせよ、自分から誠実に遅れる旨を申告しているため、担当者や金融機関の心象は黙って延滞した場合よりも良いと言えます。しかし、個人信用情報には支払いに遅れた記録はついてしまい、この記録は24か月残ってしまいますので、その点は理解しておいたほうが良いでしょう。

他債務の借り換えをカードローンでする場合は、返済と解約に注意が必要です。
カードローンでの借り換えは、おまとめローンのように他債務の返済を融資した銀行が管理してくれるわけでも、返済後に完済証明書を提出しなければならないわけでもありません。返済するもしないもすべて自己責任ですので、実際に借り換え資金に使用せず、別のところにお金を使ってしまった場合は借金が倍になってしまいます。また、返済したとしてもカードローンの枠自体の解約手続きをしないと、住宅ローン審査などの際に、カードローンの枠があるというだけで他債務があると見なされ、審査落ちの原因となることもあります。返済と解約は、自分の責任でしっかりと行いましょう。