FFGカードローンの主な返済手段は2つ|支払遅延を防ぐ方法
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貸金業務取扱主任者
地方銀行に8年勤務し、住宅ローン・カードローン・フリーローンなど個人ローンの他、事業性融資・創業融資など幅広い業務を担当。貸金業務取扱主任者の資格を有する、100件あまりのフリーローン、住宅ローン数十件、その他に投資信託・個人年金・国債販売も取り扱った金融商品のプロ。
この記事はこんな人向け |
- FFGカードローンの利用を検討中
- 返済していけるか不安…
- 返済できなくなったらどうすればいいのか?
FFGカードローンは、毎月指定口座から自動で引き落とされる「口座引落型」と、専用ローンカードによるATMでの「直接入金型」の2つのタイプがあります。
どちらのタイプでも随時返済が可能なため、余裕がある月に多めに返済することで、利息を抑え返済期間を早めることにつながります。
この記事では、FFGカードローンの返済について詳しく解説します。返済が間に合わない場合の対処法についても解説しているので、FFGカードローンを利用中の人も参考にしてください。
FFGカードローンのサービス内容
FFGカードローン
カードローンシェア九州No.1
福岡・熊本・十八親和銀⾏などやコンビニATMで借⼊・返済できるので、出張先など遠⽅でも⼤活躍。
※FFGカードローンは福岡銀行のほか、熊本銀行や十八親和銀行も同様のカードローン商品を取り扱っています。
限度額が1,000万、前年の年収基準ではなく前月の収入があれば申込可能となり、多様なニーズに対応しています。
2つの返済方法『約定返済』『随時返済』
カードローンは毎月1回、決まった日に銀行口座引き落としなどで支払いを行います。これを「約定返済」といいます。
その他では、できる時にお金を入れる随時返済、一括返済があります。
それぞれの意味、有効な使い方や組み合わせの仕方について解説します。
約定返済で定期的に返済する
カードローンの契約時に、約定返済日が決められます。FFGカードローンの場合は、1日~26日のいずれかから選択(休日の場合は翌営業日)することになります。
口座引き落とし、もしくはATM振込のどちらかで返済をします。約定返済日にお金が入っていない場合は「遅延」扱いになります。必ず忘れないようにしましょう。
ATMでの随時返済をすれば早期返済可能
随時返済とは、いつでも自分の意思で返済できるという意味です。銀行カードローンの多くは毎月の約定返済は義務となっていますが、随時返済は任意の返済となっています。
使い方としては、ボーナスが出た後など臨時収入があった時に随時返済をすることで、完済を早めることもできます。
支払わなければならない”利息”は、どこの金融機関でも基本的には日割り精算です。そのため早めに返済ができれば、それだけ支払う利息が少なく済むのです。
銀行に設置されているATMを利用して、ライフスタイルにあわせた随時返済をしていきましょう。
返済が増額に、増額が低金利につながる
限度額の増額はこちらからも申請できますが、FFGカードローンを扱っている福岡・熊本・十八親和銀行側から増額の提案がくることもあります。
それは健全な借入と返済により利用実績と信頼の向上によるものであり、最終的にお得な結果を招くのです。
金利は限度額によって決まっており、限度額が大きいほど低金利で借りられます。
増額には必ず審査がある
たとえ銀行側から提案してきたことであっても、限度額を増額する際には必ず増額審査を受けることになります。
特に勤務先情報が変わっていなければ在籍確認はありませんが、これまでの利用実績を含めて入会時の審査とは異なる内容になるでしょう。
返済遅延や返済忘れは絶対にNG
カードローンの返済において絶対にやってはならないことは、返済が遅れてしまうことです。その場合は遅延損害金として、必要以上の利息が掛かるようになっています。
またFFGカードローンに増額申請をしても、審査落ちしたり最悪の場合は減額されるなどマイナスに作用します。
返済方法を工夫して、返済日に遅れないようにしましょう。
約定返済日を給料日の翌日に設定
FFGカードローンが優れている点としては、約定返済日を1~26日の間で幅広く選択できる点です。
多くの方々が給料日は毎月25日に設定されているので、その場合は26日を返済日とすれば忘れることはありません。いくつかの選択肢から返済日を決めるものではないので、自分の給料日に合わせて設定してください。
絶対にやってはならないことは、約定返済日を給料日の前に設定することです。これでは返済できなくなる可能性が、高くなってしまいます。
毎月の返済額を把握しておく
銀行カードローンの毎月の返済額はいくらでどのように決定されているのか、その仕組みを説明します。
銀行口座の中身が常に余裕を持っていて、滞りなく返済できるのであれば問題がありません。しかし返済額を把握していれば、利息を減らす工夫ができるかもしれないのです。
金利が安いカードローンを探すことも大切ですが、返済しだいで利息を安くすることもできるのを覚えておいてください。
残高スライド元利定額リボルビング方式
銀行や消費者金融カードローンのほとんどが採用している利息の計算方式が「残高スライド元利定額リボルビング方式」です。
これは、利息が定額とあるとおり、毎月決まった利息額を完済まで支払い続けていくという方法です。
特徴としては、毎月の返済は楽ですが、その一方で元本がなかなか減らないため返済期間が長くなります。
FFGカードローンの毎月の返済額
FFGカードローンでお金を借りて、毎月いくら返済しなければならないのでしょうか。借入金額ごとの目安を見ておきましょう。
お利息組み入れ後の残高 | 返済金額 |
---|---|
2,000円未満 | 全額 |
2,000円以上10万円以下 | 2,000円 |
10万円超20万円以下 | 4,000円 |
20万円超30万円以下 | 6,000円 |
30万円超40万円以下 | 8,000円 |
40万円超50万円以下 | 10,000円 |
50万円超100万円以下 | 20,000円 |
100万円超200万円以下 | 30,000円 |
200万円超200万円以下 | 40,000円 |
300万円超200万円以下 | 50,000円 |
400万円超200万円以下 | 60,000円 |
500万円超200万円以下 | 70,000円 |
600万円超200万円以下 | 80,000円 |
700万円超200万円以下 | 90,000円 |
800万円超200万円以下 | 100,000円 |
900万円超 | 110,000円 |
上の図の見方は、例えば10万円以下の場合だと2,000円以上を返済していけばいいということです。20万円以下だと4,000円以上の返済でいいという意味です。
全体に返済はしやすいカードローンという印象ではないでしょうか。
上手な返済としては、最低金額だけの支払いにしておいて、ボーナス時などの随時返済を組み合わせていけばいいでしょう。
いつまで返済し続ければいいの…?先が見えない
さて、カードローンというのは、少し借りて無理なく返済するものです。
しかし、借入金額が大きくなってしまうと、月々の返済負担が大きくなるばかりか、先が見えない不安も大きくなります。
- 毎月の返済、これいつまで続けたらいいの?
- さっさと完済したいけど、一括は難しい。
- 正直、利息だけでも減らしたい…。
そんな不安、感じていませんか?
確かにカードローンの返済は長引きやすい
はっきり言いますが、カードローンの返済というのは長引くケースが少なくありません。
というのも、月々の返済額が少なくなる仕組みをとっているので、結果的に完済までの時間は長くなります。
「返済額が少なくなる」というのは、あくまでも借りた金額に対して少ないという意味であり、沢山借りていればそれだけ負担は大きくなるもの。
まずは返済計画を見直そう
返済が長引いたり辛くなる原因のひとつが、返済計画をしっかり立てていないことにあります。
お借入れというものは、あくまでも計画的な利用をすべきでしょう。
しかし、返済計画を立てるということは、人によっては難しく感じるのではないでしょうか?
まずは、一般的な返済計画の立て方を確認しましょう。
- 目標の完済日を設定
- 借入金額から月々の返済額を逆算
- 家計を見直して月々の返済額を捻出
基本的に、返済計画はこの流れで立てることができます。
しかし、借入金額から月々の返済額を逆算するというのは、個人的にすることが難しいかと思います。
そういった場合は、ぜひ「返済シミュレーション」を利用してみてください。
例えば、マネットにも無料で利用できる返済シミュレーションを用意しています。
これは、あくまでもシミュレーションであり、実際の返済額とは差があるケースがあります。しかし、ある程度は自分が月々に捻出すべき返済額を把握できるかと思います。
必要な返済額を把握したら、その金額をどのように捻出するか、家計を見直しつつ考えてみてください。
今月の返済額が用意できない場合の対処法
どうしても今月の返済額が足りない。そういった方は、まずは何らかの方法でお金を用意できないか検討してみてください。
収入を増やすことができれば、それが1番良いのかもしれません。しかし、それは難しいかと思います。
そういった方は、例えば下記のような手段も検討してみてください。
知り合いに相談
ご両親や友人など、身近な人に相談してみてはいかがでしょうか?
必ずしもお金を用意してもらえるとは限りませんが、快く力になってくれるかもしれません。
ただし、借りたお金は相手が誰であろうと返す義務があります。助けてもらえた場合、今後の人間関係に悪影響を及ぼさないためにも、誠意ある対応を心がけましょう。
物を売ってお金に換える
自宅に不要なものがあるなら、それを売ってお金に換える、という手段もあります。
袖を通さなくなった衣類、読まなくなった雑誌類など、まとめて売ればある程度のお金になるかもしれません。
ただし、物を売って得られるお金は、必ずしも十分な金額になるとは限りません。また、一度手放したものは簡単に取り戻せないケースがあるので、その点には注意しておきましょう。
ちなみに、すぐにでもお金が必要な状況なら、実店舗があるリサイクルショップ等の利用がおすすめです。
実店舗で下取りしてもらえば、当日中にお金を得ることができるでしょう。
他金融機関に借り換えるという手段もある
上記のような方法でお金を用意できれば、それに越したことはありません。
しかし、お金の問題は簡単に人に相談できなかったり、物を売っても十分なお金を用意できないケースもあるかと思います。
場合によっては、借り換えという手段にも目を向けてみてはいかがでしょうか?
遅延によるリスクを回避できる
もちろん、借り換えは「借入先を変更する手段」なので、借金そのものが無くなったりはしません。
しかし、返済日が近いような状況で借り換えをすれば、少なくとも現状の借入先への返済に遅延することは防げます。
遅延すると最終的に信用情報に傷がつく恐れもある以上、どうしても返済額の用意が難しいなら、借り換えを選択する方が良いケースもあることでしょう。
利息負担を軽くできる場合も
例えば、現状より金利が安い金融機関や、期間限定の無利息サービスが利用できる金融機関への借換えを検討してみてください。
場合によっては、借り換え前よりも完済までに支払う合計利息の負担を軽くできる可能性があります。
注意:場合によっては返済が長引く
注意すべきは、借り換えをしたからといって、必ずしも利息が安くなるわけではない、ということです。
というのも、月々の返済額によっては、以前より完済までの期間が長引くケースがあります。その場合、どれほど低金利な借入先を選んだとしても、結果的に利息が高くなることがあるのです。
借り換えに特化したカードローン
低金利のカードローンに借り換えたいという人には、auじぶん銀行カードローンがおすすめです。
auじぶん銀行カードローンは、au限定割の借り換え専用のコースがあり、そのコースで借り換えができれば、0.98%~12.5%という低金利で借りられます。
発生する利息を抑えたいという人にはおすすめのカードローンなので、ぜひ検討してみてください。
auじぶん銀行じぶんローン
はじめての人でも安心!すぐに借りられて使い道は自由!
自己投資から急な入院費まで、自由な使いみちで、あなたのライフスタイルをサポートします!
※金利は「通常コース」の利率となっています。カードローンau限定割 誰でもコースの場合、金利が年1.38~17.4%、カードローンau限定割 借り換えコースの場合、金利が年0.98%~12.5%になります。
※申し込みの時間帯によっては翌日以降の対応になります。
返済日が近い方にお勧めの金融機関
数日以内に返済額を用意する必要がある。そういった方は、数日中にお金を用意できる金融機関をご検討ください。
例えば、審査が最短20分で完了するような金融機関を選べば、早ければ今日・明日中にお金の問題を解決できるでしょう。具体的には、下記のような金融機関がおすすめです。
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自己解決が難しい方は専門家に相談
カードローンの返済は、基本的に自分自身の力で行った方が良いものです。しかし、どうしても返済が難しく、自己解決ができそうにない場合は、専門機関に相談してみてはいかがでしょうか?
中立な立場からアドバイスをしている専門機関に相談すれば、適切な対処について指南してもらえることでしょう。
例えば、下記のような専門機関に相談してみてください。
名称 | 国民生活センター/消費生活センター |
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電話 | 042-758-3161 |
HP | 公式サイト |
名称 | JCCO(日本クレジットカウンセリング協会) |
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電話 | 0570-031-640 |
HP | 公式サイト |
名称 | 日本司法支援センター 法テラス |
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電話 | 0570-078-374 |
HP | 公式サイト |
マネット編集担当/キャッシングガイド
奥山 裕基
随時返済を利用すれば返済期間を短縮でき、利息を抑えられる可能性があります。ただし、手持ち資金が少なくなって生活に必要なお金がなくなってしまっては本末転倒です。随時返済を利用する際は、今の生活を維持することを前提に返済計画を立てることが大切です。
貸金業務取扱主任者|手塚大輔
増額審査と入会審査は別物
増額とは、1社からこれまでよりも多くの金額を借りることです。
入会時には「50万円までなら貸しても問題ない」と判断されたケースでも、増額時は「この人に100万円まで融資するのはリスクが高い」と判断されてしまうケースも少なくありません。
1社の負担が入会時よりも大きくなる増額では、入会時よりも年収が上がった、これまでの支払状況に問題がないなどのプラスの情報がないと審査通過は難しくなります。