第四銀行カードローンで審査落ちした5つの原因と今からできる打開策
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元 信用金庫職員
短期大学の秘書課程を卒業後、信用金庫で1年7ヶ月間勤務、カードローン審査のサポート業務を担当。金融事務全般も担当し、オペレーターとして数多くのお客様に対応した。第二種証券外務員資格を所有している、金融商品取引のプロ。
- ✓第四銀行カードローンで審査落ち…
- ✓なんで審査落ちしたのか分からない…
- ✓お金が必要だったのにどうしよう…
第四銀行カードローンはまとまったお金が必要な時に頼れるサービスですが、中には審査落ちして利用できなかった人もいます。
理由も分からず審査落ちしてしまった人に向けて、否決された原因を記事内で確認していきましょう。
第四銀行カードローンの商品情報
カードローン解決スピーディー | |
金利 | 年4.0%~年14.8% |
限度額 | 500万円 |
貸付条件 | ・ご契約時の年齢が満20歳以上70歳未満の方 ・安定した収入のある方(※年金収入のみの方は利用不可) ・保証会社(エム・ユー信用保証㈱)の保証を得られる方 ・ご住所又はお勤め先の所在地が第四銀行本支店営業地域にある方 |
返済方式 | 残高スライド元金定額リボルビング方式 |
第四銀行の「解決スピーディー」は、4.0%~14.8%と銀行カードローンの中でもかなり低金利な商品です。
カードローンを検討する上で重要視されやすいのは、「利息負担をどのくらい抑えられるか」といった点なので、このメリットは非常に大きいと言えます。
申し込み手続きはWEBで完結
さらに、第四銀行カードローンの魅力として、「来店せずにWEB上から申し込める」という点が挙げられます。
銀行カードローンの中には、最寄りの店舗に足を運ばなければ申し込みできないケースも少なくありません。
その点を踏まえると、第四銀行カードローンは利便性が高いサービスと言えるでしょう。
第四銀行カードローンの審査について
低金利が魅力的な第四銀行のカードローンですが、利用するには審査を通過しなければいけません。
銀行側から具体的な通過基準は公表されていませんが、どんな人であっても必ず審査が行われていることは確かです。
返済能力が足りないと審査落ち
第四銀行カードローンの審査に通過できるのは、月々の返済を問題なく続けられる人だけです。
いわゆる「返済能力」がなければ借入できません。
例えば、同じ企業に長く勤めており、過去にクレジットカードの支払い等に遅れたことがなければ、問題なく通過できるでしょう。
しかし、実際には少なからず審査落ちしている人もいます。
審査の一部は保証会社が担当している
第四銀行カードローンのように、銀行が提供するカードローンの多くは保証会社が審査の一部を担当しています。
保証会社とは
提携金融機関にお客さまが個人向け無担保ローンの申込みをした際、 金融機関における申込審査ののち当社が保証会社として保証審査を行い、その結果を踏まえて金融機関がお客さまに融資を行っています。 お客さまの返済が難しくなった場合には当社が金融機関に対してお客さまに代わり弁済を行う仕組みとなっています。
第四銀行カードローンの保証会社は、「エム・ユー信用保証株式会社」です。
つまり、エム・ユー信用保証株式会社から「返済能力なし」と判断された時点で、第四銀行カードローンは利用できません。
スコアリングシステムで自動審査
第四銀行カードローンの保証会社であるエム・ユー信用保証株式会社は、スコアリングシステムを用いて返済能力を数値化しています。
統計的モデル(一定のロジック)に基づいて、個人または企業の信用度を点数化(スコアリング化)し、与信可否を迅速かつ中立的に判断するシステムのことをいいます。
具体的には、カードの入会審査(初期与信)では、顧客の属性(年齢・年収・勤務先・勤続年数・居住状況等)や個人信用情報機関の個人信用情報を解析してスコアリング化し、またカード発行後の審査(途上与信)では、利用状況や支払状況をスコアリング化します。
この審査方法はコンピューターによる自動システムなので、スコアリング審査の基準を満たせていない人は、どんな人でも審査落ちしてしまいます。
第四銀行カードローンで審査落ちする5つの原因
通過基準が非公開である以上、第四銀行カードローンで審査落ちした人は、なぜ自分が否決になったのかを具体的に知ることはできません。
しかし、審査落ちする原因はある程度絞り込めます。
なぜ審査落ちしたのか見当もつかない人は、下記で該当する要素がないか確認しましょう。
審査落ちする原因1|虚偽の申し込みをした
第四銀行のカードローンでは、申込者が提出した本人情報に誤りがあると、審査落ちになる可能性があります。
単なる入力ミスであれば、訂正を求められるだけで審査落ちに直結することはないでしょう。
しかし、意図的な虚偽申込が発覚すれば、詐欺の恐れがあるとして審査落ちは免れません。
【注意】虚偽申告をしてはいけません |
- すでに退職した勤務先を申告する、存在しない架空の会社名を記載する、アリバイ会社や実際に在籍していない会社を記載するなど、事実ではない虚偽の申告は、のちに必ず発覚して不正とみなされます。審査に通過できないことはもちろん、発覚後に大きな問題となる可能性もあるため、絶対にしてはいけません。
審査落ちする原因2|収入が安定していない
安定した収入がない人も、第四銀行カードローンで審査落ちしてしまう可能性があります。
審査で返済能力の有無を判断するうえで、収入の安定性は重要な要素です。
返済能力(収入の安定性)の判断項目 |
- 勤続期間
- 雇用形態
- 業種/職種
- 会社規模(売上高や従業員数)
- 直近の年収
元 信用金庫職員|高澤志保
審査落ちの多くは返済能力が低いと判断された場合です
銀行カードローンの場合は、信用情報と合わせて申込者の年齢・年収・職業・勤務年数・家族構成・住居形態など、独自のスコアリングシステムによって返済能力の有無をチェックしています。
そのため、若く勤務年数が少ない場合や、年収が低く安定した収入が見込めないと判断された場合は審査に通るのは難しいでしょう。
審査落ちする原因3|他社からの借入が多すぎる
今現在、他の4社以上から同時にカードローンを利用している人は、第四銀行から多重債務者だと判断された可能性があります。
多重債務状態の人は「貸し倒れ」してしまう可能性があるので、カードローンの審査では不利です。
年収に対して借入金額が多すぎる場合も、審査通過は困難になると考えておきましょう。
審査落ちする原因4|同時に複数社申し込んでいる
借入件数だけでなく、場合によっては他社への申込件数も審査落ちの原因になります。
短期間に複数申込している人も、多重債務状態になる可能性を危惧されるためです。
具体的な件数は公表されていませんが、一般的に1ヶ月以内に4社以上申込している人は、審査落ちの可能性があります。
審査落ちする原因5|過去に金融事故を起こしている
第四銀行カードローンの審査では、信用情報から過去の金融取引状況も確認されます。
出典: JICC 指定信用情報機関 株式会社 日本信用情報機構「信用情報」とは、ローンやクレジットの利用などの信用取引に関する、過去から現在までの客観的な取引事実を表す情報です。
その際、信用情報内に「金融事故」の記録があると、その時点で返済に対する態度に問題があると判断され、審査落ちは免れません。
金融事故とは一体どのようなものなのか、具体的には以下のようなトラブルが該当します。
✓クレジットの支払いを長期間忘れていた
✓スマホ料金の支払いを長期間忘れていた
✓奨学金を長期間返済していなかった
✓保証会社が関係する支払いで滞納した
特に、保証会社が審査を担当している他社カードローンやクレジットカードでトラブルがあった場合、審査通過は難しいでしょう。
信用情報に不安がある場合は開示請求を行うことができる
過去の金融取引におけるトラブルに心当たりがあるなど、信用情報に不安がある場合には、信用情報の開示請求をおこないましょう。
信用情報を管理している3つの機関ではそれぞれ会員によって異なる情報を収集・管理しており、共通してインターネットから情報開示の申込みをすることもできますので、ホームページから詳細を確認しましょう。
信用情報機関 | 主な会員 |
---|---|
JICC 日本信用情報機構 |
・消費者金融 ・信販会社 |
CIC 割賦販売法 貸金業法指定信用情報機関 |
・クレジットカード会社 ・信販会社 |
JBA 全国銀行個人信用情報センター |
・銀行 ・銀行系カード会社 |
JICC(日本信用情報機構)
〒110-0014
東京都台東区北上野一丁目10番14号
住友不動産上野ビル5号館
0570-055-955
公式HP
CIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)
〒160-8375
東京都新宿区西新宿一丁目23-7
新宿ファーストウエスト15階
0570-666-414
公式HP
JBA(全国銀行個人信用情報センター)
〒100-8216
東京都千代田区丸の内1-3-1
0120-540-558
公式HP
どうしてもお金が必要な人向けの打開策
- ✓家賃の支払いができそうにない
- ✓クレカの引落し前なのに金欠
- ✓公共料金の支払いもまだだった
お金がないと本当に困るのに、第四銀行のカードローンは審査落ち。そんな状態でも、お金を用意できないリスクは無視できません。
審査落ちしてしまったけれど"どうしてもお金が必要な人"は、他の選択肢も検討してみましょう。
他のカードローンに申し込み直すのも1つの方法
例えば、第四銀行以外のカードローンを利用するという選択肢もあります。
審査というのは、各金融機関ごとに個別の基準で行われているため、1社利用できなかったからといって全てのカードローンで同じ結果になるとは限らないのです。
消費者金融のカードローンに目を向けてみる
他の金融機関を検討する際は、大手消費者金融のカードローンにも目を向けてみてください。
もちろん、消費者金融も厳正な審査を行っているので、必ずしもお金を借りられるわけではありません。
しかし、銀行と消費者金融では審査の仕組みが違うため、異なる結果がでる可能性は十分にあるのです。
大手消費者金融は成約率を公開しています
大手消費者金融の中には、投資家向けのIR情報として成約率を公開しているものがあります。
例えば、代表的な大手消費者金融のひとつであるアコムの成約率は、 44.8%です。(参考:アコム『DATE BOOK』)
確かに審査落ちしている人もいますが、沢山の方がお金を借りられているのも事実。改めて申し込み先を選ぶ際は、こういった点も参考にしてみましょう。
大手消費者金融は最短で即日融資も可能
銀行カードローンを検討していた方にとっては不安が残るかもしれませんが、消費者金融には以下のようなメリットがあります。
大手消費者金融のカードローンを利用すれば、今からお金を用意できる可能性は十分あるでしょう。
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まとめ
低金利が魅力的な第四銀行カードローンですが、審査を通過しなければ一切借入できません。
審査落ちしてしまった人は、否決になった原因を振り返ってみましょう。
✓収入が安定していない
✓他社からの借入が多すぎる
✓短期間に複数社へ申し込んだ
✓過去に金融事故を起こしている
特に大きな問題がなければ、記事中で紹介した他の選択肢にも目を向けてみてください。
最短で今日・明日中に金銭問題を解消できる可能性もあるので、必要であれば記事中で紹介したカードローンも検討してみてはいかがでしょうか?
Q.利便性と審査難易度は比例する?
元 信用金庫職員|高澤志保
ある程度比例すると考えましょう
お金を借りたい人にとって、利便性の高いカードローンは非常に魅力的です。
しかし、他のカードローンの審査に比べて属性のスコアリング点数を高めに設定しており、ボーダーラインぎりぎりの人はあっさりと審査落ちしてしまう可能性が高くなります。