紀陽銀行カードローンで審査落ちする5つの原因と緊急時の対処法

紀陽銀行カードローンで借りたお金は、基本的に使いみちが自由。そのため、金欠時の力強い味方になってくれるでしょう。

しかし、審査に落ちてしまうと、1円すら借りることができません。

今回は、紀陽銀行カードローンで審査に落ちる5つの原因と緊急時の対処法を解説していきます。

紀陽銀行カードローンは利用できる地域が限られており、利便性が低いのでは？と思うかもしれませんが、対象地域の人には心強い存在です。

キャッシュカード一体型のカードローンなので、口座を持っている人は新しくカードを増やす必要がありません。

紀陽銀行カードローンの金利は、最大でも14.9%以下です。大手銀行のカードローンと比べても見劣りしないと言えるでしょう。

また設定される金利は、利用可能額が上がるほど金利が下がるような仕組みになっています。

例えば、上限の14.9%は10・30・50万の利用可能額の際に適用されますが、それ以上の70・100万の利用可能額であれば年11.8%の金利になるのです。

低金利で魅力的な紀陽銀行カードローンですが、利用にあたっては審査を受けなくてはなりません。

カードローンは無担保ローン商品なので、返済遅延や踏み倒しのリスクを可能な限り回避するためにも、事前に審査が必要なのです。

申し込み者の収入状況や他社借入状況を確かめて、「返済能力がない人」と判断した人を審査で落とします。

実のところ、紀陽銀行カードローンの審査は、紀陽銀行が全て行っているわけではないです。

審査のほとんどは阪和信用保証、もしくは、オリエントコーポレーションが行ない、ここで保証を受けられないと審査に落ちてしまいます。

つまり、保証株式会社に審査をしてもらい、「返済能力なし」という結果になると、紀陽銀行カードローンは利用できないのです。

保証株式会社は、「スコアリング」というシステムで返済能力を数値化します。

申し込み時に入力した項目に点数をつけて、過去の利用者から出した統計データから返済能力の有無を判断します。

スコアリングシステムはコンピューターによる自動審査なので、合格基準に満たない場合は、すぐ審査落ちとなるでしょう。

紀陽銀行カードローンの審査では、「警察庁データベースへの照会」も行われ、申込者と暴力団・犯罪組織に関係が無いことが確認されます。

この手続きには、最低でも2営業日を要するので、申込んだ当日中に審査結果が通知されることはありません。

そのため、紀陽銀行カードローンは決して、即日融資ができないようになっています。

紀陽銀行カードローンは、審査基準を公表していません。そのため、万が一審査落ちした場合も、その理由について教えてもらうことはできないのです。

しかし、これまでカードローンの審査に落ちた人の特徴から、原因はだいたい以下の5つに絞ることができます。

紀陽銀行カードローンの審査では、あなたが他社で借りている金額もチェックされます。

他社借入が多すぎると、新たに借りても返済する余力がない多重債務者と見なされてしまう可能性があり、その場合は審査に落ちてしまいます。

年収に対して多くの借り入れがあったり、4社以上から同時借り入れをしている場合は、審査に通過するのは難しいと思ってください。

借入件数だけでなく、現在カードローンに申し込んでいる数も審査落ちの原因に繋がります。いわゆる、「申し込みブラック」という状態です。

具体的な件数は不明ですが、一般的には、1ヶ月以内に4社以上に申し込みをしている人は、審査に落ちてしまうようです。

複数社への申し込みが問題視される理由は、「将来的に多重債務者になる恐れがある」と判断されるからです。

紀陽銀行カードローンの審査では、信用情報から「過去に行った金融取引の内容」が確認されます。

返済の遅延や滞納といった金融事故情報があると、「返済する態度」に問題があるとみなされ、基本的に審査は通過できません。

特に阪和信用保証とオリエントコーポレーションが審査を担当している他社カードローンでお金のトラブルがある場合、審査の通過は困難であると考えましょう。

• ・携帯代の支払いができそうにない
• ・クレカの引落しがあるのに残高ゼロ
• ・急な飲み会が入ってしまった

とにかくお金が必要なのに、紀陽銀行のカードローンに審査落ちしてしまった。

そのような状況でも、お金を用意できないリスクは無視できませんよね。場合によっては、その他の解決策に目を向けてみてはいかがでしょうか。

その他の解決策とは、他カードローンに申込み直すというものです。

もちろん、どんなカードローンであっても必ず審査を行っているので、確実に借入できる保証はありません。

しかし、カードローンの審査基準は各社で異なるので、1社落ちたからと言ってすべてのカードローンが利用できないと決まったわけでもないのです。

例えば、大手消費者金融が提供しているカードローンの利用を検討してみてはいかがでしょうか？

消費者金融の審査は、銀行カードローンとは違った仕組みで行われています。そのため、銀行カードローンで審査落ちした人でも、消費者金融では異なる審査結果が出る可能性も十分にあるのです。

大手消費者金融の一部は、投資家向けに成約率を公表しています。例えば、大手消費者金融のプロミスは、成約率46.4%となっています。（参考：プロミス『SMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標』）

当然ですが、消費者金融の審査に落ちている人もいます。しかし、数多くの利用者が借り入れできているというのも事実です。

ちなみに、大手消費者金融には「最短で即日融資も可能」というメリットがあります。これは、大手消費者金融の審査が最短20分で終わるほどスピーディーだからです。

銀行カードローンの場合、審査には最短でも2営業日を要するので、決して即日融資はできません。

緊急でお金が必要な方には、なおさら消費者金融の方が適切な選択肢と言えるのではないでしょうか？

紀陽銀行カードローンは、確かに低金利で便利なカードローンです。ただし、利用にあたっては審査を受けなくてはならず、審査落ちするとお金は借りられません。

万が一、審査に落ちてしまった場合は、焦ってしまうかもしれませんが、まずは落ち着いてください。

確かに審査落ちしたカードローンは利用できません。しかしどうしてもお金が必要だと言う場合は、別の解決策を検討してみるのもひとつの手です。

例えば、銀行カードローンと審査の仕組みが異なる消費者金融のカードローンを検討してみるのはいかがでしょうか。もちろん、消費者金融にも審査があるので必ず利用できるとは限りません。しかし、一方で多くの人がお金を借りられているのも事実です。

大手の消費者金融であれば、審査が最短20分。早くて申し込み当日中にお金を借りられるので、急ぎの人にもおすすめです。