横浜バンクカードの厳しい審査に落ちた3つの理由と今日中にクレジットカードを作る方法
貸金業務取扱主任者
地方銀行に8年勤務し、住宅ローン・カードローン・フリーローンなど個人ローンの他、事業性融資・創業融資など幅広い業務を担当。貸金業務取扱主任者の資格を有する、100件あまりのフリーローン、住宅ローン数十件、その他に投資信託・個人年金・国債販売も取り扱った金融商品のプロ。
- ✓あぁ、クレジットカードが欲しい...
- ✓そうだ横浜バンクカードを利用しよう
- ✓あれ、もしかして審査落ち...?
地方銀行の横浜銀行が取り扱う横浜バンクカード。
普段から横浜銀行を利用している人は、クレジットカードも横浜バンクカードでという方もいるでしょう。
しかし、横浜バンクカードは厳しい審査に通過しないと作れません。
今回は横浜バンクカードの審査の内容や通過基準について解説します。
横浜バンクカードとは
横浜バンクカードはお金の掛からないクレジットカードを持ちたい方におすすめのカードです。
横浜バンクカード | |
入会資格 | 満18歳以上(高校生は除く) |
年会費 | 無料 |
サービス | ・ゼロ手数料 ・ハトマク |
「ゼロ手数料」は、横浜銀行のATMの時間外利用料が「ずっと」無料になります。また、コンビニATMの場合は月3回まで、マイダイレクト他行あての振り込み手数料が月2回まで無料となります。
「ハマトク」は、横浜・神奈川の商業施設で優待を受けることができる特典です。対象店舗で「(横浜バンクカードを提示・または利用して)ハマトクを見た」と言うだけで優待を受け取ることができます。
また、他のクレジットカード同様、ポイントを貯めることが可能です。貯まったポイントは商品との交換、または他のカードへ移行することができます。TポイントやPontaポイント、楽天ポイントと交換できる便利なカードです。
横浜バンクカードはスコアリング審査を行っている
横浜バンクカードはスコアリング審査を行っています。スコアリング審査とは申し込みをした人の属性に数字を割り振り、自動的に審査結果を算出する審査方法のことです。(属性とは、仕事の勤続年数や持ち家のことです。)
コンピューターで自動的に結果が算出されるため、非常にスピーディーに結果が出ることが特徴です。
審査は誰でも通るわけではない
横浜バンクカードは誰でも審査に通過するわけではありません。審査に通過するには「支払いに決して遅れない人物」であることが必須条件です。
過去にお金のトラブルを起こした方は、審査に通過することが難しい可能性があります(お金のトラブルが審査結果に与える影響は後述します)。
あなたが横浜バンクカードの審査に落ちた3つの理由
横浜バンクカードの審査に落ちた場合、理由は3つ考えられます。
ただし、横浜バンクカードは審査結果を公表していないため、ここで紹介する審査落ちの理由はあくまで推測です。
理由1:収入が安定していないと思われた
まず、1つ目の審査落ちする理由として考えられるのは「収入が安定していないと思われた」ことです。
特に、無職や派遣の場合、収入が安定していないことを理由に審査落ちする可能性があります。その理由として、無職や派遣が「期間契約」であることが考えられます。
契約している期間を過ぎると、収入が途絶えてしまうこともあります。毎月の給料に変動が出ることが多いため、「収入が安定していないと思われる」のです。
理由2:過去5年以内にお金のトラブルを起こした
2つ目の審査落ちする理由として考えられるのが「過去5年以内にお金のトラブルを起こした」ことです。
光熱費や携帯料金といった各種料金を長期間滞納すると、その旨を信用情報に記録されてしまいます。お金の長期間滞納によって記録された信用情報を「事故情報」あるいは「ブラックリストに載る」と表現します。
この事故情報は5年間維持されます。カード会社は申し込みをした人の信用情報を調べます。事故情報があると言うことは「支払いに遅れる人物」であると認識されてしまい、審査落ちするのです。
理由3:申し込み内容に大きな誤りがあった
3つ目の審査落ちする理由として考えられるのが「申し込み内容に大きな誤りがあった」ことです。
些細な記入ミスであれば、審査に通過する可能性もありますが、大きな記入ミスであれば話は変わってきます。申し込み内容の大きな誤りは、カード会社に「虚偽申し込み」と判断されかねません。
横浜バンクカードに申し込みをして、一度審査落ちしてしまうと6ヶ月間、審査落ちした旨が記録されます。つまり、正しい内容で申し込みをしたとしても、この6ヶ月の間は審査落ちする可能性が高いと言うことです。
審査日数が長引いている人は基準ギリギリ
横浜バンクカードに申し込みをして、なかなか結果の出ない方もいるでしょう。
申し込みをして、数日から1週間以上、審査結果が出ない場合は「審査基準ギリギリ」であると考えられます。
審査基準ギリギリの場合、余裕で通過した場合に比べて不自由をこうむる可能性があります。
もちろん、審査落ちの可能性も…
上述したスコアリング審査は結果が「スピーディーに出る」ことが特徴です。つまり、審査結果がなかなか出ない場合は、コンピューターでは無く、担当者の目視で判断している可能性があるのです。
実際に担当者の目視で確認している場合、同じような条件であっても審査に落ちる人と、通過する人が出ます。落ちる可能性も十分あるのです。
通過しても利用枠は少なくなる
たとえ、審査基準ギリギリで通過したとしても、希望通りとは行かない可能性があります。
つまり、「希望より利用枠が少なくなる」ことが十分考えられるのです。利用枠が少ない場合、カードが届いても欲しい商品の値段によっては、買えなくなるリスクがあります。
毎月、堅実にお金を使って信用を積み上げれば、利用枠を増やすことは可能です。しかし、カードが届いてからすぐにお目当ての商品を買いたい、という方は他のカードも視野に入れる必要があります。
どうしてもカードが必要、そんな人は...
- ✓横浜バンクカードを作れなかった
- ✓なんとしてもクレジットカードを作りたい
- ✓今日中・明日中にカードを作る方法はないの?
クレジットカードをすぐに使いたかった。でも、横浜バンクカードの審査に落ちた。このような場合でも、ご安心ください。
例え、例え横浜バンクカードが作れなくても、他のクレジットカードに申し込みをするという解決策があります。
「カードを使いたいタイミングに間に合わない」と諦めず、横浜バンクカード以外の対処方法も模索してみましょう。
他のクレジットカードに申し込むという選択肢
他の選択肢のひとつは、他のクレジットカードに申し込みなおすというものです。
クレジットカードの審査基準は、各カードを発行する会社によって異なります。そのため、1社の審査に落ちたとしても、他のクレジットカードの審査に通らないというわけではないのです。
消費者金融が発行しているクレジットカードもある
例えば、消費者金融が発行しているクレジットカードを検討してみてください。
クレジットカードの多くは、信販会社が発行しています。一方、消費者金融はカードローンのような、借入専門サービスを提供している金融機関です。
どちらも厳しく審査を行っていますが、信販会社と消費者金融では審査の仕組みや確認する内容が異なります。
つまり、信販会社の審査に落ちたとしても、消費者金融の審査に通る可能性はあるのです。
今日中にクレジットカードをつくるならACマスターカード
今日中にクレジットカードを作りたい!このように思っている人は「ACマスターカード」にも着目しましょう。
ACマスターカードは、大手カードローン会社の「アコム」が提供するクレジット機能付きカードローンで、申し込みに保証人や担保も必要ありません。
- 公式サイトからネット申し込み
- 必要書類をネット上で提出
- 最短30分の審査
- 契約完了
- 自動契約機でカード発行
- カード利用
審査の早さに定評があり、最短30分で終わることも。
横浜バンクカードが必要なタイミングに間に合わない場合は、今日から使えるACマスターカードを検討してみてください。
ACマスターカード
カードの即日発行をすることができます。
見た目では「アコム」とわかりません。
クレジットカード以外の解決策
金欠時の対処法として考えられるのは、クレジットカードだけとは限りません。
横浜バンクカードに拘らないのであれば、カードローンの利用も一つの手です。
カードローンはATMで現金を直接借りられるサービスです。審査が最短30分。最短1時間で現金を借りられるので急ぎの人にもおすすめです。
アコム
すぐお金が必要な方におすすめ。
初めてのお借入れにおすすめ。
プロミス
スマホでお借入れ可能。
20代・30代の方から人気。
アイフル
金利 | 年3.0~18.0% |
融資時間 | 最短1時間※ |
借入・返済 できる場所 |
コンビニの提携ATM |
ご契約時には、以下2種類の書類をご用意ください。
|
※.現状の年収が確認できる書類であれば、源泉徴収票・確定申告書類等の写しも提出できます。
※.身分証は顔写真付で現住所の記載があるものが必要です。
※.収入証明書は、利用限度額が50万円を超える場合もしくは他社借入れとの総額が100万円を超える場合に必要です。
まとめ
横浜バンクカードは、コストの掛からないクレジットカードが欲しい方におすすめのカードです。年会費が掛からない、とても便利なカードですが、手に入れるのは簡単なことではありません。
「十分に信用のある人物(支払いに遅れない人物)」で無い限り、審査に通過することはできないのです。もし、審査に落ちてしまった場合は他のカードを視野に、検討することをおすすめします。
Q.お金のトラブルとは具体的に何がありますか?
貸金業務取扱主任者|手塚大輔
クレジットカードや借入金の長期延滞
よくあるお金のトラブルはクレジットカードや借入金などを長期間返済しなかった場合です。
借入金の長期延滞がいつブラックになるのかは金融機関によって対応が異なりますが、クレジットカードの場合には基本的に61日目の延滞から事故情報として登録され、その後5年間はお金を借りることができなくなります。
このほか、携帯電話端末の分割払いなどの延滞も長期間継続するとブラックになるため注意しましょう。