ローソン銀行カードローンの借入方法は?手続きの流れや注意点

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ローソン銀行カードローンの借入方法は?手続きの流れや注意点
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ファイナンシャルプランナー

村上敬

大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」

マネット編集担当/キャッシングガイド

奥山 裕基

FP資格を有し、カードローン・商品者金融および貸金業に関する豊富な知識を持つ編集者。関連法規(貸金業法・金融商品取引法等)の理解を深めつつ、多数のローン経験者へのインタビューや金融機関勤務経験者へのヒアリングをもとにリアルな情報収集を怠らず、自身も当サイトにおいて1,000本を超える記事を執筆。生活に欠かせない「お金」だからこそ最適な意思決定を支援したいという理念のもとに情報発信を行っている。

「ローソン銀行カードローンはどのようなサービス?」
「どうやって借入するのだろう」

このような疑問をもつ人も多いでしょう。

ローソン銀行カードローンは、ローソン銀行ATMから24時間365日いつでも借入が可能です。店舗数も多いため、ローソンを利用する機会の多い人を中心に支持されているサービスといえます。

この記事では、ローソン銀行カードローンのメリットやデメリットのほか、利用の流れ、審査でみられる項目、借入の注意点について解説します。

審査に通過しなかった場合の対処法も紹介するので、ローソン銀行カードローンを検討する際の参考にしてください。

この記事の目次

「ローソン Ponta プラス」への申込でカードローンを利用できる

ローソン銀行カードローンの利用には、「ローソンPontaプラス」というクレジットカードとの契約が必要です。

ローソン Ponta プラスとは、ローソン銀行から発行されている年会費無料のクレジットカードです。「ローソンPonta プラス」の機能の一部として「カードローン」が用意されています。

項目 概要
借入限度額 40万円
最低1万円以上1万円単位
金利 年14.95~17.95%
審査時間 最短3営業日
担保・保証人 不要
申込条件 ・満18歳以上でご本人または配偶者のいずれかに
安定した収入がある(高校生を除く)
・日本国内居住

ローソン銀行カードローンのメリットは3つ

ローソン銀行カードローンのメリットは、主に以下の3点になります。

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ローソン銀行カードローンのメリット

  • 配偶者に安定した収入があれば専業主婦(主夫)でも申込可能
  • ローソン銀行に口座がなくても利用可能
  • クレジットカードなので「ローン」以外の機能を利用可能

配偶者に安定した収入があれば専業主婦(主夫)でも申込可能

ローソンPontaカードの申込条件は、「18歳以上で本人または配偶者に安定した収入がある」となっているため、収入のない専業主婦でも申込できます。

配偶者の年収を世帯年収 として、クレジットカードが発行できるかどうかを判断されます。

収入がないから、カードローンを利用できないのでは?と考える専業主婦にとっては大きなメリットとなるでしょう。

ローソン銀行に口座がなくても利用可能

銀行が発行するクレジットカードなので、「銀行口座がないと申込できないのでは?」と考える人もいるかもしれません。

実際は、ローソン銀行の口座を開設していなくてもカードローン機能を利用できます。

なお、カードローンへ申込する際に、ローソン銀行の口座を新規に開設することも可能です。

クレジットカードなので「ローン」以外の機能を利用可能

ローソン銀行カードローンは、クレジットカードに付帯するサービスのひとつなので、他にもさまざまなサービスを利用できます。

主なサービスは、以下の通りです。

主なサービス 内容
MasterCardの利用 国内外のMasterCard加盟店で
ショッピングに利用
キャッシングサービスの利用 借入限度額10万円※
ETCカードの発行 年会費無料
カード発行 1,100円
ポイント還元 ・ローソン以外の買物:200円につき1ポイント
・ローソンで買物:200円につき2~12ポイント
・毎月10日・20日は最大6%還元
JALマイルに交換 2ポイントにつき1マイル
ホテルや映画の優待特典 ・Hotels.com:宿泊料4%OFF
・ユナイテッド・シネマ:入場料1,500円
ローソンPontaプラスを
ローソンアプリに連携
会員限定の「お試し引換券」:毎月1枚獲得

※海外で現地通貨でキャッシング可能

普段からローソンを利用する機会の多い人は、現金を借りる以外のサービスも活用できます。また、10万円以内であれば、カードローン機能を付けなくても融資を受けられます。10万円以上のお金が必要になった際にカードローン機能を付与すると良いでしょう。

ローソン銀行カードローンのデメリット

ローソン銀行カードローンのデメリットとしては、主に以下の5点が挙げられます。

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ローソン銀行カードローンのデメリット

  • 他の銀行カードローンに比べて金利が高めに設定されている
  • 審査結果が分かるまで最短3営業日かかる
  • 新規申込の場合は40万円以上は借りられない
  • 最低返済額が「1万円」からである
  • ATM利用時に手数料がかかる

他の銀行カードローンに比べて上限金利が高めに設定されている

ローソン銀行カードローンの上限金利は「年17.95%」に設定されており、他の銀行カードローンと比較して高めになっています。

銀行カードローン 金利
ローソン銀行カードローン 年14.95~17.95%
りそなプレミアム カードローン 年1.99~13.5%
みずほ銀行カードローン 年2.0~14.0%
三井住友銀行カードローン 年1.5〜14.5%
楽天銀行スーパーローン 年1.9~14.5%
スターカードローンα 年1.5~14.6%

※2023年12月時点の金利です。

上記の中で最も上限金利の低い「りそなプレミアムカードローン」とは、年4.45%の開きがあります。10万円を1年間借入した場合に発生する利息額の違いを比較してみましょう。

ローソン銀行カードローン りそなプレミアムカードローン 利息差
17,950円 13,500円 4,450円

※利息額=借入金額×金利÷365日×借入日数で算出しています。

ローソン銀行カードローンでの借入額や返済期間が増えれば、利息の差が大きくなるでしょう。利息額が気になる人は、別のカードローンを利用した方が良い場合もあります。

審査結果が分かるまで最短3営業日かかる

ローソンPontaプラスの審査結果が分かるまで最短3営業日、通常は1週間程度かかります。

審査の結果はカード発行の場合もお見送りの場合も、最短3営業日、通常1週間ほどでおハガキまたはEメールをお届けいたします。

出典: ローソン銀行「ローソンPontaプラスを申込みしましたが、審査結果はいつごろ、どのように教えてもらえますか?|よくある質問」

カードローンの審査時間は各社によって異なります。同じ銀行カードローンでも、早ければ最短即日のところもありますし、翌営業日以降の融資が最短としているケースもあります。

もし、急ぎでお金が必要という人は、消費者金融を検討しましょう。消費者金融は、融資スピードに特徴を持つカードローンです。特に、大手消費者金融カードローンであれば最短3分で融資を受けられるところもあります。

新規の場合は40万円以上を借りられない

ローソン銀行カードローンでは、新規申込の借入限度額を40万円までに制限されています。40万円以上のまとまった額を借入したい人は、他の借入方法を検討しましょう。

なお、ローソン銀行カードローンは入会から6カ月経過すれば、借入限度額を増やせます。

ただし、増額時にも審査を受けなければならないため、場合によっては借入限度額を増やせないケースもあります。

たとえば、複数回の返済遅れのほか、連続して3回以上の滞納がある場合は、増額審査に通過できません。

最低返済額が「1万円」からである

ローソン銀行カードローンは、借入金額にかかわらず、毎月の返済金額が1万円と定められています。

②ATM・CD によるご返済
ローソン銀行 ATM をはじめ、右記のロゴマークがある国内のATM・CDにてご返済いただけます。※カードローン返済元金は、カードローン利用可能枠が 50 万円以下の場合は 1 万円とし、カードローン利用可能枠が 60 万円以上の場合は 2 万円から 9 万円までの範囲で当行が別途通知した金額とします。※ATM からの返済時、ATM 手数料はかかりません。

出典: ローソン銀行:「商品概要説明書」

毎月の返済額をできるだけ抑えたい場合は、「毎月の返済が1万円では厳しい」と感じる人がいるかもしれません。

他のローンの場合、さらに低い金額で返済することができるため、1万円以上の返済が厳しいと感じる人は他社の商品を検討しましょう。

他社と返済額を比較

実際に、ローソン銀行カードローンの返済額は高いのかどうかを他社と比較していきましょう。主な銀行や消費者金融のカードローンでの最低返済額を比較すると、以下のようになります。

▼10万円を借入した際のシミュレーション

カードローン名 種類 最低返済額
三井住友銀行 カードローン 銀行カードローン 4,000円
みずほ銀行カードローン 銀行カードローン 4,000円
楽天銀行スーパーローン 銀行カードローン 5,000円
プロミス 消費者金融カードローン 4,000円
レイク 消費者金融カードローン 4,000円
アコム 消費者金融カードローン 5,000円
ローソン銀行カードローン 銀行カードローン 10,000円

10万円を借りた場合、ローソン銀行カードローンの返済額が多いことがわかります。一方、他のカードローンはどの会社を選んでも毎月の返済額は1万円以内に抑えられます。

マネット編集担当/キャッシングガイド

奥山 裕基

最低返済額が低い場合は、利息総額が大きくなりやすくなります。最低返済額が少ない場合は、毎月の利息割合が多くなるため、返済が長期化しやすくなるため、自発的に多めに返済をしなければなりません。早めの完済を目指す場合は、あえて最低返済額が大きいところを利用するのもひとつの手段です。

ATMの利用時に3つの注意点がある

ローソン銀行カードローンは、ATMを使う際に以下の注意点があります。

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ローソン銀行カードローン利用時の注意点

  • ATM利用時に手数料がかかる
  • ATMの出金は1回20万円までと決まっている
  • 「1,000円」単位の借入ができない

1.ATM利用時に手数料がかかる

一般的に自社ATMを利用した場合は、手数料がかかりません。

しかし、ローソン銀行の場合は、自社ATMのほか、三菱UFJカードのマークがあるATMを利用時に、以下の手数料がかかります。

以下のロゴがあるATMを利用可能ですが、取引金額に応じて所定の手数料がかかります。

三菱UFJカードのロゴ
画像引用:ローソン銀行「国内ATMのご案内」
取引金額 手数料
1万円以下 110円
1万円超 220円

取引のたびに手数料が発生するため、返済負担が大きくなるデメリットがあります。

また、ATM利用時の注意点は他にもあります。

2.出金は1回20万円までと決まっている

ローソン銀行ATMを利用した借入をする際は、1回当たりの出金限度額が20万円までと決まっているため注意しましょう。

そのため、20万円以上の借入は2回に分けて出金しなければなりません。さらに、ATMの手数料が都度発生するため、2回分の手数料が必要となります。

なお、1日あたりの出金限度額は、提携している金融機関によって異なります。利用するATMの限度額を事前に確認しましょう。

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提携金融機関一覧

  • ローソン銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • セブン銀行
  • イオン銀行
  • 農業協同組合
  • 漁業協同組合
  • ゆうちょ銀行
  • ろうきん
  • 信用金庫
  • 信用組合

3.「1,000円」単位の借入ができない

ローソン銀行カードローンで借入できるのは、10,000円単位となります。10,000円未満の借入はできません。

1,000円単位で借りられないため、必要以上に借入しなければならない可能性があります。借入金額が多くなれば、利息の返済額も増えるため注意してください。

利便性は消費者金融の方が優れる

ローソン銀行カードローンは、最短即日融資を受けられなかったり、返済額が1万円からに設定されたりと、キャッシングの利便性はあまり高くありません。

そのため、借入時の利便性を求めたい場合は、他のカードローンを検討すべきでしょう。

他のカードローンのなかでも、消費者金融はローソン銀行カードローンに比べて、借入の利便性に優れています。

金融期間 上限金利 申込時の
借入限度額
(最大額)
最短融資
時間
最低
返済額
無利息サービス
ローソン銀行
カードローン
年17.95% 40万円 最短
3営業日
1万円 なし
プロミス 年18.0% 500万円 最短20分 1,000円 あり
レイク 年18.0% 500万円 最短25分
※1
4,000円 あり

※1.WEB申込に限られる

ローソン銀行と比べて、一定期間の利息が発生しない無利息を設けられているケースもあるため、返済負担を軽減できるメリットがあります。

このことから、借入の際に以下の希望がある場合には、消費者金融カードローンが向いているでしょう。

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消費者金融での借入が向いている人の特徴

  • 最短即日融資を受けたい
  • 40万円以上の借入がしたい
  • 短期間に返済する見込みがある

プロミスは最低返済額が「1,000円」から設定される

ローソン銀行カードローンの最低返済額は1万円に設定されているのに対して、プロミスは借入残高により変動します。

最低返済額は1,000円となっているため、毎月の返済額が気になる場合はプロミスを検討しましょう。

一例として、50万円までの最低返済額を記載しましたので参考にしてください。

借入後残高 毎月の返済額
1万~2万円 1,000円
3万~5万円 2,000円
6万~8万円 3,000円
9万~11万円 4,000円
12万~13万円 5,000円
14万~16万円 6,000円
17万~19万円 7,000円
20万~22万円 8,000円
23万~24万円 9,000円
25万~27万円 10,000円
28万~30万円 11,000円
31万円 8,000円
32万~35万円 9,000円
36万~39万円 10,000円
40万~43万円 11,000円
44万~47万円 12,000円
48万~50万円 13,000円

ただし、最低返済額での返済は、毎月の負担を軽減できる一方で、返済総額が高くなり、完済までの期間が長期化する可能性があります。

最終的な利息額の総額を抑えたい場合は、最低返済額以上の返済をする必要があるでしょう。

プロミス

Service image
限度額 最大 500万円
金利 年 4.5% ~ 17.8%
審査 最短3分
融資 最短3分

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※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

レイクは無利息が選べる

レイクでは、初めて利用する人を対象として、無利息を選べる仕組みになっています。これはレイクならではの強みです。

レイクの無利息は以下の通りです。

無利息 適用条件 開始日
30日間 なし※ 契約した日の翌日
60日間 Webで申込限定 同上
180日間 借入額5万円まで 同上

※借入限度額が200万円以上の場合は、自動的に「30日」が適用されます。

どの無利息を選ぶべきか迷った場合は、公式サイトの「ご返済シミュレーション」を活用しましょう。希望する借入額を入力することで自動的にどの無利息が利息負担を軽減できるかを確認できます。

レイク

Service image
限度額 最大 500万円
金利 年 4.5% ~ 18.0%
審査 お申込後最短15秒
融資 Webで最短25分融資の可能

お借入額のうち5万円までだったら180日間無利息!
スマホATM取引を使ってセブン銀行ATMで取引可能

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※1.申し込みの時間帯によっては翌日以降の対応になります。最短15秒は、お申込みから審査結果表示までです。
※2.Web上でお申込みいただいた方に限ります。

ローソン銀行カードローンの審査でみられる項目

ローソン銀行に限らず、どの金融機関や貸金業者でも「申込者が滞りなく返済ができるか」を判断する「返済能力」を重視しています。

返済能力の確認として審査でみられる項目は、以下の通りです。

安定した収入の有無

カードローンを利用するには、安定した収入を得ている必要があります。安定した収入として認められるのは、毎月一定の金額を受け取っており、大きく変動がない場合です。

ローソン銀行カードローンでも、申込者本人または配偶者のいずれかに安定した収入がないと申込ができません。

安定した収入の有無は、申込内容や提出する書類、その他さまざまな方法で総合的に判断されます。

そのため、アルバイトやパートといった雇用形態でも安定した収入があると判断されれば利用可能です。

信用情報

審査時に、申込者が契約している他社のクレジットカードやローンの利用状況を確認されます。

このような情報を確認するときは、信用機関に登録されている「信用情報」が照会されます。

「信用情報」とは、ローンやクレジットの利用などの信用取引に関する、過去から現在までの客観的な取引事実を表す情報です。

出典: 信用情報について|株式会社 日本信用情報機構

利用状況や借入状況などは信用情報機関にて管理されており、他にもさまざまな情報が登録されています。

登録情報 内容
本人を特定するための情報 氏名、生年月日、住所、勤務先など
申込に関する情報 申込日、申込商品種別など
契約内容に関する情報 契約の種類、契約日、借入金額など
返済状況に関する情報 入金日、残高金額、完済、延滞、解約など
取引事実に関する情報 債権回収、債務整理など

株式会社日本信用情報機構「信用情報の内容と登録期間」

他社からの借入状況が多いと悪影響を及ぼす

ローンの審査では、他社からの借入状況もチェックされます。他社からの借入があるからといって、ローンを利用できないわけではありません。

ただし、年収に対する借入額のバランスが悪いと審査に影響を及ぼします。資金の貸し手は返済ができなくなる可能性が高い人に融資をおこなわないからです。

こうした返済能力を判断する基準のひとつに、年収に対する融資額の制限をしています。

たとえば、消費者金融は総量規制によって年収に対する借入を3分の1までとしています。銀行カードローンは総量規制の対象外ですが、各銀行が独自に定める基準で融資額を決定しています。

消費者金融・銀行いずれのカードローンを利用する場合でも、一定金額以上の融資は受けられないため、注意しましょう。

ファイナンシャルプランナー|村上敬

総量規制とは、貸しすぎ借りすぎを抑制する法律です。

総量規制は、カードローンやクレジットカードのキャッシングといった個人向けの融資に適用される法律で、融資額を年収の3分の1までに制限しています。これは、対象である融資サービスすべてに適用されるため、借入残高の合算額が年収の3分の1までとされています。複数利用する場合は、正しい借入残高を把握したうえで申込しなければ審査に通過できないため注意しましょう。

ローソン銀行カードローンの審査に通過できない5つの理由

ローソン銀行カードローンを利用するためには審査を受ける必要があります。しかし、返済能力がなければ利用できないため、誰でも通過できるとは限りません。

ローソン銀行カードローンの審査に通過できなかった場合、5つの理由のうちいずれかに該当する可能性が高いでしょう。

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ローソン銀行カードローン審査に通過できない要因

  • 申込内容に不備がある
  • 信用情報に金融事故が登録されている
  • 三菱UFJニコスが保証する金融機関とトラブルを起こしたことがある
  • 同時期に複数社に申込をしている
  • すでに他社から多くの借入がある

申込内容に不備がある

カードローンへ申込するには、申込者の氏名や住所、連絡先など様々な情報を申告します。

申込内容や不備があると、確認に時間がかかったり、審査結果にマイナスの影響を与えるため、注意しましょう。

勤務先名・所在地・電話番号・他社からの借入状況は必ず事実確認がおこなわるため、内容に誤りがあると、故意でなくとも虚偽の申告だとみなされる可能性があるからです。

申込時には、全ての内容に誤りがないかを確認してから申告しましょう。

信用情報に金融事故が登録されている

信用情報に金融事故が登録されていると、審査に通過するのは難しくなります。

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金融事故となる事例

  • 返済日から2カ月以上にわたって、元金や利息の返済がない
  • 返済ができなくなり債務整理をおこなった
  • カードローンやクレジットカードの契約が解除された

信用情報機関に登録される滞納は「5年」、債務整理などの金融事故情報は最大で「7年」は信用情報として登録されています。

そのため、もしこのようなケースに該当する場合は、これらの情報が抹消されてから申込するのが良いでしょう。

自分自身の信用情報を確認したい場合は、信用情報機関で照会しましょう。

信用情報機関 加盟している主な会員
株式会社
シー・アイ・シー
(CIC)
消費者金融、銀行、携帯電話会社
信販会社、クレジット会社、保証会社
株式会社
日本信用情報機構
(JICC)
消費者金融会社、クレジット会社、保証会社
全国銀行
個人信用情報センター
(KSC)
銀行、銀行持株会社、銀行協会

三菱UFJニコスが保証する金融機関とトラブルを起こしたことがある

ローソン銀行カードローンの保証会社は、クレジットカード会社の三菱UFJニコスです。

過去に三菱UFJニコスに保証委託をおこなっている金融機関などとトラブルを起こした場合は、審査に通過できない可能性が高いでしょう。

共有されている主な個人情報は以下の通りです。

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共有される個人情報

  • 属性情報(氏名、住所、職業など)
  • 財務情報(収入、支出、資産、借入状況など)
  • 取引情報(サービスの種類、取引金額など)
  • 取引の管理に必要な情報(審査内容など)

三菱UFJニコス株式会社「個人情報保護法にもとづく公表事項」

三菱UFJニコスが保証会社となっている借入先とトラブルがあった人は、別のカードローンへの申込を検討しましょう。

同時期に複数社へ申込をしている

申込に関する情報は、信用情報機関に6カ月間登録されています。

審査落ち防止のために、他の複数社のローンを同時期に申込すると「お金に困っている人」と判断され、審査通過率が下がります。

申込は1社に絞り、もし審査に通過しなかったときは6カ月以上経過してから、他社への申込を検討しましょう。

すでに他社から多くの借入がある

すでに他社から多額の借入がある場合、年収に対する借入希望額が大きくなるため、返済能力が不十分だと判断される可能性が高くなります。

「金融庁の調査」によると、年収に対する借入を制限する銀行が120行のうち114行と95%に達し、さらにその85%(97行/114行)が年収の2分の1、もしくは3分の1までに制限している状況です。

すでに他社から借入をしている状況でローソン銀行カードローンに申込する際は、借入残高を少しでも減らしておくと良いでしょう。

ローソン銀行カードローンを利用する流れ

ローソン銀行カードローンの申込から借入までの流れを解説します。

  1. 公式サイトから申込
  2. 引き落とし口座の設定
  3. 審査・結果通知
  4. カード発行・借入

ローソンPontaプラスへの申込

ローソン銀行カードローンを利用するには、まずローソンPontaプラスへの申込手続きが必要です。

クレジットカードに付帯されるサービスのため、申込がなければ借入ができない仕組みとなっています。

また、借入限度額はローソンPontaプラスの申込後に、審査にて個別に決定されます。

公式サイトから「カードローン」申込

公式サイトに設置してある新規申込用のフォームに、以下の項目を入力しましょう。

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入力する情報

  • 本人情報
  • 住まいの状況
  • メールアドレスの登録
  • 配偶者の有無など世帯の状況
  • カードローンの利用目的
  • 勤務先情報
  • 年収・他社からの借入
  • 暗証番号
  • 携帯電話料金の支払い(任意)
  • ETCカードの申込(任意)
  • 引き落とし口座の登録

受付完了のお知らせや審査結果がメールで届くので、アドレスに間違いがないかどうかを確認したうえで、申込を完了してください。

引き落とし口座の設定

ローソンPontaプラスを利用するためには、引き落とし口座の登録が必要です。

ローソン銀行のほか、利用可能な金融機関が設定時に表示されるため、支払い用の口座を登録してください。

引き落とし口座の設定は、以下の2通りから選択しましょう。

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引き落とし口座設定の種類

  • オンラインで口座設定する場合
  • オンラインで口座設定しない場合(郵送で口座設定)

オンラインで口座設定する場合

インターネットバンキングを利用している人は、申込フォームから金融機関口座の設定ができます。

対象となる金融機関は以下の通りです。

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引き落とし口座に設定できる金融機関

  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • りそな銀行
  • みずほ銀行
  • ゆうちょ銀行
  • auじぶん銀行
  • 住信SBI銀行
  • イオン銀行
  • 地方銀行
  • 信用金庫

口座設定がスムーズに進むよう、事前に口座情報を準備しておきましょう。

オンラインで口座振替をしない場合

オンラインで口座振替を選択しない場合は、郵送での手続きとなります。

申込完了後に、提携先の三菱UFJニコス株式会社より必要書類が送付されるため、引き落とし口座を記載して返送しましょう。

郵送での手続きには、以下の本人確認書類から2点を提出します。

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本人確認書類の種類

  • 運転免許証または運転経歴証明書
  • パスポート
  • 在留カードまたは特別永住者証明書
  • マイナンバーカード
  • 健康保険証
  • 住民票の写し

本人確認書類と入会申込書の住所が一致しないと受理されません。住所が同一の書類をそろえましょう。

審査・結果通知

申込を完了すると審査がおこなわれます。申込内容と信用情報を照会して、融資の可否や借入可能額を決定することが審査の目的です。

審査結果は、最短3営業日にメールもしくはハガキで結果が通知されます。

勤務先への電話連絡の対策をしておく

審査の経過で、勤め先への電話連絡がおこなわれる場合があります。申告した勤務先で実際に働いているかを確認するためです。

ローソン銀行カードローンの公式サイトによると、申込内容の確認などのため、電話や書面で連絡する場合があると明記されています。

②ATM・CD によるご返済
ローソン銀行 ATM をはじめ、右記のロゴマークがある国内のATM・CDにてご返済いただけます。※カードローン返済元金は、カードローン利用可能枠が 50 万円以下の場合は 1 万円とし、カードローン利用可能枠が 60 万円以上の場合は 2 万円から 9 万円までの範囲で当行が別途通知した金額とします。※ATM からの返済時、ATM 手数料はかかりません。

出典: ローソン銀行:「商品概要説明書」

審査の結果はカード発行の場合もお見送りの場合も、最短3営業日、通常1週間ほどでおハガキまたはEメールをお届けいたします。カード発行させていただく場合はおハガキまたはEメール到着後、数日以内にご自宅宛にカードが到着いたしますので、お受取りをお願いいたします。なお、お申込み内容の確認等のため、お電話や書面等によりご連絡を取らせていただく場合がございます。ご了承ください。

出典: ローソン銀行「ローソンPontaプラスを申込みしましたが、審査結果はいつごろ、どのように教えてもらえますか?|よくある質問」

お申込みからお届けまでの流れは、以下リンク先もご確認ください。

なお、利用者のプライバシー保護のため、電話連絡時には会社名を告げることはありません。

他にも、申込者以外に要件を伝えないなどの配慮されるため、ローン申込の事実が周囲に知られる可能性は低くなっています。

カード発行・借入

審査に通過した場合は、簡易書留郵便にてローソンPontaプラス(クレジットカード)が送付されます。

カード到着後はいつでも借入可能です。契約時に設定された利用限度額の範囲内で、繰り返し利用できます。

利用しやすい方法で借入をおこないましょう。

ATMによる借入 インターネットでの借入
24時間借入可能※1
取引金額に応じて110円~220円の手数料がかかる
24時間申込可能
翌営業日に振込が完了※2

※1 利用場所により異なります。
※2 申込完了日の翌営業日の正午以降に振り込まれます。

ATMによる借入

ローソンPontaプラスは、ローソン銀行のほか、以下のロゴマークがある国内のATMにて出金が可能です。

三菱UFJカードのロゴ
画像引用:ローソン銀行「国内ATMのご案内」

ATMを利用する場合は、110円~220円の手数料がかかるため注意しましょう。

ATMの利用時間は、地域または店舗によって異なるので、各金融機関で確認してください。

>ローソン銀行「ご利用可能な金融機関・コンビニエンスストアのATM」

インターネットでの借入

三菱UFJニコスが運営する「会員専用WEBサービス」でも借入が可能です。原則として、申込から翌営業日に、登録済みの引き落とし口座へ振り込まれます。

電話で申込したい人は、自動音声応答サービスを利用しましょう。

ダイヤルサービス24
(電話番号)
受付時間
0120-117814 24時間自動音声応答(年中無休)
03-3219-6201 24時間自動音声応答(年中無休)

ローソン銀行カードローンの審査に通過できなかった場合の対処法

ローソン銀行カードローンの審査に通過できなかった場合は、以下の方法を検討しましょう。

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審査に通過できなかった際に検討したい借入先

  • 質屋
  • 後払いアプリ

質屋

換金性の高い品物を持っている場合は、質屋での借入を検討しましょう。

運転免許証や健康保険証などの本人確認書類を提示して、品物の査定が済めば、当日中の借入が可能です。

期日までに完済できれば、預けた品物は手元に戻ります。一方、返済ができなかった場合は品物の所有権を失う代わりに返済を放棄できます。

その際、品物の所有権は質屋となり、取り戻せなくなるので注意しましょう。

また、質屋の上限金利は質屋営業法により「年109.5%(月利9%)」と定められています。非常に高利なうえに、カードローンのような日割り計算がありません。

そのため、質入れから1日が過ぎると1カ月分の利息がかかります。

品物を手放すことなく融資を受けたいのであれば、あらかじめ質屋の仕組みを理解しておきましょう。

後払いアプリ

後払いアプリは、手元にお金がなくても商品が届いた後に支払いができるサービスです。

後払いアプリの特徴は、以下の通りです。

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後払いアプリの特徴

  • スマホひとつで手軽に後払いができる
  • 指定された実店舗やオンラインショップで利用できる
  • 限度額が少ない
  • 利用額に応じた手数料が発生する場合がある

NP後払い

NP後払いは、株式会社ネットプロテクションズが提供するサービスです。コンビニやドラッグストなど20.3万店舗(2023年3月31日時点)で利用できます。

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NP後払いの特徴

  • 利用額は55,000円まで
  • 手数料が無料
  • 利用金額200円ごとに1ポイントが貯まる
  • クレジットカードや銀行口座がなくても利用できる
  • 支払期限は、請求書の発行後14日以内

支払方法は、以下の5つです。

支払方法 手数料 詳細
ドラッグストア 無料 請求書の「払込取扱票」
を持ってレジで支払う
コンビニ 無料 請求書の「払込取扱票」
を持ってレジで支払う

電子バーコードで支払う
郵便局 郵便局へ問合せ 請求書の「払込取扱票」
をもって窓口、ATMで支払う
銀行振込※ 銀行へ問合せ 指定の振込先に入金する
LINE Pay
「請求書支払」
無料 LINE Pay残高
から支払う

※銀行振込は、ネットバンキングにも対応しています。

5万円程度をショッピングの支払いに充てたい人は、NP後払いを検討しましょう。一方で、現金の借入を希望する人には不向きといえます。

ローソン銀行カードローンローンに関するよくある質問

Q.ローソンpontaプラスのキャッシングとの違いはなんですか?
ローソン銀行カードローンとローソンPontaプラスのキャッシングとは異なるサービスです。キャッシングとは、ローソンPontaプラスの現金を借入するキャッシング機能です。審査によって決められた利用可能枠の範囲で借入できます。ローソン銀行カードローンは、キャッシングとは別に、限度額が設定されるサービスです。そのため、キャッシングの返済をカードローンに変更できます。
Q.審査に落ちた理由を教えてもらえますか?
ローソン銀行に限らず、各社はそれぞれの基準や各社独自の基準や総合的な判断に基づいて審査を実施しており、審査結果における理由は開示されません。ただし、ローソン銀行が審査時に照会した信用情報は、申込者自身で確認することは可能です。ローソン銀行が加盟している信用情報機関「(株)シー・アイ・シー」で開示請求して確認すると良いでしょう。

まとめ

ローソン銀行カードローンは、ローソンPontaプラスに付帯するサービスです。カードローンの利用には、クレジットカードへの申込が必要です。

クレジットカードを使って、ローソン銀行ATMや提携ATMから現金の借入ができます。金融機関の口座への入金が必要な場合は、インターネットで振込依頼も可能です。

ローソン銀行カードローンを利用するメリットとデメリットは、以下のようになっています。

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ローソン銀行カードローンのメリット

  • 配偶者に安定した収入があれば専業主婦でも申込可能
  • ローソン銀行に口座がなくても利用可能
  • クレジットカードなので「ローン」以外の機能を利用可能
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ローソン銀行カードローンのデメリット

  • 他の銀行カードローンに比べて金利が高めに設定されている
  • 審査結果が分かるまで最短3営業日かかる
  • 新規申込の場合は40万円以上を借りられない
  • 最低返済額が1万円かかる
  • ATM利用時に手数料がかかる

デメリットが気になる人は、利便性に優れるプロミスレイクなどの消費者金融カードローンを検討してみてはいかがでしょうか。


レイクのサービス内容について
    社名:新生フィナンシャル株式会社
    登録番号:関東財務局長(10) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号
    電話番号:0120-09-09-09

    貸付条件
    貸付利率:4.5%~18.0%(年率)
     ※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。
    融資限度額 :1万円~500万円
    返済方式:残高スライドリボルビング方式・元利定額リボルビング方式
    必要書類:運転免許証等
     ※収入証明(契約額に応じて、新生フィナンシャルが必要とする場合)
    返済期間・回数: 最長5年・最大60回
     ※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数は変動します。
    利用対象:満20歳~70歳(国内居住の方、日本の永住権を取得されている方)
    収入条件:安定した収入のある方(パート・アルバイトで収入のある方も可)
    遅延損害金: 20.0%(年率)
    担保・保証人: 不要
    ※ご契約には所定の審査があります。貸付条件を確認し、借入と返済のバランスを考えて計画的に利用しましょう。

    無利息に関して
    ・Webで初めてお申込みで60日間無利息
    ・初回契約翌日から無利息適用となります
    ・無利息期間経過後は通常金利適用となります
    ・Web以外の無人店舗やお電話で申込むと、お借入額全額30日間無利息またはお借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。
     ※60日間無利息(Webでのお申込み限定)、180日間無利息それぞれ契約額1~200万円まで。
     ※30日間無利息、60日間無利息(Webでのお申込み限定)、180日間無利息それぞれの併用はできません。

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