高速道路の料金所でお金が足りない場合の対処法
∨【コンテンツの広告表記に関して】
>提携企業一覧
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」
- ✓高速道路を運転している
- ✓途中でお金が足りないことに気付いた…
- ✓料金所までもうすぐなのにどうしよう…
長距離の車移動にかかせない高速道路ですが、運転中にお金が足りないことに気付き、慌ててしまうケースもあるでしょう。
お金が足りないことに気付いた人は、料金所へ着く前にこの記事を参考にしてください。
まずは高速道路の状況を確認してください
高速道路を運転中の人は、まずサービスエリアもしくはパーキングエリアに入り、現状をゆっくり整理しましょう。
お金が足りないと焦っている状態では、冷静な判断ができません。
料金所まであとどれくらいあるのか、お金がいくら足りないのかを確認してください。
状況に応じて適切に対処すれば問題はない
結論から申し上げますと、お金がないからと言って高速道路から降りられない訳ではありません。
高速道路で起こり得る様々なイレギュラーにも、しっかり対応できるようになっています。
警察に捕まるようなこともないので、安心して対処法を確認していきましょう。
お金が足りないときの対処法1|サービスエリアのATMを使う
高速道路を運転中でも、料金所までにサービスエリアがあれば不安に感じる必要はありません。
各サービスエリアにはATM端末が設置されているケースが多いので、足りないお金を引き出せば問題解決です。
ATM端末が設置されていない可能性もあるので、その場合は次のサービスエリアを目指しましょう。
時間帯によっては引き出せない可能性もある
料金所までにサービスエリアがある場合も、時間帯に注意しなければいけません。
自身の利用する金融機関のATMサービスが、早朝や深夜などの営業時間外だと使えない可能性があります。
ATM端末で現金が引き出せない場合は、他の選択肢を検討しましょう。
お金が足りないときの対処法2|後払いにしてもらう
足りないお金を用意できなかった人は、料金所もしくは付近にある事務室内にいる係員のもとへ向かいましょう。
どの高速道路でも、料金所や事務室内には係員が常駐しているので、お金が足りない旨を正直に説明してください。
係員に相談すれば、足りないお金は「後払い」にしてもらえるので、高速道路を降りてから対応できます。
手続きを済ませて期日内に支払えばOK
一般的には、高速道路の料金所もしくは事務室内で必要書類に記入し、後日支払いに来れば問題ありません。
下記は、西日本高速道路株式会社、通称NEXCO西日本の公式サイトで確認できる情報です。
通行料金をお支払いいただく料金所の事務室におきまして、氏名、住所の確認など所定の手続きをさせていただき、10日以内に最寄りの料金所にお持ちいただくことになります。
お客さまにお手数をお掛けすることになりますので、料金につきましてはあらかじめご確認のうえ、ご利用くださるよう、お願いいたします。
支払い期限は高速道路の管轄によって異なるので、係員の指示に従いましょう。
【注意】高速道路の料金を期限内に払えないと…
前述した通り、高速道路を運転中にお金がないことに気付いても、実際は後払いで対応できるので心配はありません。
しかし、後払いの期日までに高速道路の料金を支払わなければ、相応のリスクが伴ってきます。
高速道路の管理会社から督促の連絡が届く
高速道路の料金を後払いにしてもらったにも関らず、期日までに支払いが完了していなければ、滞納行為として扱われます。
どんな理由があったとしても、高速道路の料金を支払わなかった場合は、督促の連絡が来るでしょう。
未払金の督促は、一般的に自宅への郵送書類や料金所で記入した電話番号に連絡が来ます。
返済する意思があることを伝えるためにも、督促の連絡には迅速に対応しましょう。
未納分の料金+延滞金を支払わなければいけない
高速道路の支払期日を1日でも過ぎた時点で、延滞金が発生します。
後払いにした料金だけでなく、滞納した日数分の延滞金もあわせて支払わなければいけません。
仮に、料金が払えないからといって滞納し続けていると、支払い負担は増える一方です。
すぐに、最寄りの料金所へ支払いに行きましょう。
高速道路の料金がどうしても払えない人は…
どんな理由があったとしても、高速道路の料金を後払いにしてもらった以上、必ず支払わなければいけません。
どうしてもお金が足りない…そんな人も、今からできる対処法はいくつかあるので、迅速に行動していきましょう。
対処法1|高速道路会社に連絡する
最初にとるべき行動は、管轄の高速道路会社への電話連絡です。状況にもよりますが、担当者に相談すれば、支払期日を調整してもらえる可能性もあります。
もちろん、これは根本的な解決策ではないので、未納金の支払いが免除されるわけではありません。
しかし、何もせず長期滞納すれば延滞金がさらに膨れ上がるので、必ず自分から連絡をとるようにしてください。
対処法2|不要な物を売る
例えば、自宅にある物を売って高速道路の料金を工面する方法もあります。
不要になった本やCDだけでなく、貴金属や衣服など、「売れるもの」を探してみてください。すぐに売却できれば、高速道路の未納分程度は用意できるかもしれません。
ただし、中古品はブランド物でもない限り、高値で買い取ってもらうのは難しいです。万が一、お金が足りない場合は、他の対処法も検討する必要があるでしょう。
対処法3|知り合いからお金を借りる
自分の力ではどうにも出来ない…そんな人は、親や友人から足りないお金を借りるという選択肢もあります。
必ずしもお金を貸してもらえるとは限りませんが、知り合いに頼んで解決できるならそれに越したことはありません。
もちろん、家族や親しい友人とはいえ、借りたお金は必ず返す必要があります。
お金に関してルーズな対応をすると、人間関係に悪影響を与えてしまう可能性もあるので注意してください。
対処法4|金融機関からお金を借りる
身内や友人からお金を借りることができたら、足りないお金を支払うことができるかもしれません。しかし、お金の問題は簡単に相談できないという人もいるでしょう。
そういった人は、金融機関からお金を借りて未納金の支払いに充てる、といった選択肢にも目を向けてみてはいかがでしょうか?
もちろん、金融機関からお金を借りた場合は、金利をもとに算出される利息を加えて返済する必要があります。
ただし金融機関からの借入は自分自身の責任で行えるので、しっかりと返済していれば周囲に心配や迷惑をかけずに済むでしょう。
具体的な借入方法のひとつに、カードローンがあります。カードローンとは、ローン専用カードを利用してATMから現金を借入できる商品です。
大手コンビニに設置されているATMでも利用できるので、近くのコンビニでお金を借りてそのまま高速道路の料金所に向かい、未納金を支払うこともできます。