高知銀行カードローンの審査基準と審査落ちた場合の対処法

高知銀行カードローンでは、高知銀行の利用状況により、カードローンの利率が引き下げられるというサービスを導入しています。

上記の条件を満たしていると、0.3%～最高3.5％まで利率の引き下げが適用されます。詳細は高知銀行カードローン公式ページをご確認ください。

高知銀行カードローンは確かに便利ですが、実際に利用できるのは、審査に通過した人だけです。

カードローンは無担保ローン商品なので、利用者が返済困難になると、貸し手は貸付金を回収する手段を失います。
そういったリスクを可能な限り回避するためにも、事前の審査で「返済能力がない人」を"ふるい"にかけなくてはならないのです。

高知銀行は、カードローンの審査を全て自身で行うわけではありません。手続きの一部は「保証会社」に委託されています。

保証会社は、高知銀行カードローンに届いた申込情報をもとに「スコアリング」を行い、合格基準に満たなかった人を自動で足キリしているのです。

保証会社によるスコアリングが終わると、高知銀行は「警察庁データベースへの照会」を行います。これは、申込者と暴力団・犯罪組織に関係がないことを確認するための手続きです。

この照会手続きには2営業日以上を要するので、申し込みの当日中に審査結果が通知されることはありません。

高知銀行カードローンは、審査落ちになった人に対しても、審査落ちの理由を教えてくれません。

しかし、一般的には、カードローンの審査に落ちる主な理由は以下5つとされています。

カードローンの審査は、申し込み内容をもとに行われます。ここにミスや嘘があると、審査が正確に行われません。

多少のミスなら、修正に手間と時間をとられる程度で済むでしょう。しかし、故意に虚偽申し込みをした場合、詐欺の可能性を疑われて審査落ちします。

高知銀行カードローンの審査に通過するには、安定した収入を得ている必要があります。
具体的には、
・年収額
・雇用形態
・勤続期間
・勤務先の業種
・事業規模
といった要素を総合的に確認され、返済能力が測定されるのです。

例えば、勤続期間が短い場合、「まだ収入が安定しているとは言い切れない」と判断され、審査落ちするケースがあります。

高知銀行カードローンの審査では、他社借入の件数や金額も確認されます。
他社借入があると、その分だけ返済能力が低下するからです。

年収に対して多すぎる借入があったり、4社以上から同時借入したりしている場合、審査通過は難しいと考えておきましょう。

カードローンの審査においては、かならず信用情報から「過去に行った金融取引の内容」が確認されます。

信用情報に、重大なお金のトラブルである金融事故があると、「返済の意思が無い」と見なされて審査落ちします。

短期間に複数社への申し込みをしている場合も、高知銀行カードローンで審査落ちする可能性があります。
これは、複数社からの借り入れを希望している人は「将来的に多重債務者になる恐れがある」と判断されるからです。

具体的なボーダーラインは明かされていませんが、一般的に「1ヶ月以内に4件以上の申し込み」をすると、審査落ちしてしまうようです。