百十四銀行のカードローンで審査落ちする5つの原因と今できる打開策

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この記事に関するアドバイザ

元 信用金庫職員

高澤志保

短期大学の秘書課程を卒業後、信用金庫で1年7ヶ月間勤務、カードローン審査のサポート業務を担当。金融事務全般も担当し、オペレーターとして数多くのお客様に対応した。第二種証券外務員資格を所有している、金融商品取引のプロ。

 この記事はこんな人向け 
  • 百十四銀行のカードローンで審査落ち…
  • なぜ審査に通らなかったのか気になる
  • お金が必要なのにどうしよう…

まとまったお金を借入できる百十四銀行のカードローンですが、審査落ちすると一切利用できません。

どうして審査落ちしてしまったのか見当もつかない人は、記事内で原因を確認していきましょう。

この記事の目次

百十四銀行カードローンの商品概要

114ニューカードローン
金利 年5.0~12.0%
限度額 500万円
貸付条件 ・お申込時年齢が満20歳以上満65歳未満の方
・安定継続した収入がある給与所得者の方
・保証会社(㈱百十四ディーシーカード)の保証が受けられる方
・当行本支店の営業区域内にお勤め・お住まいの方
返済方式 ・定期ご返済
(毎月8日にご返済口座より自動引落とし)

百十四銀行は、香川県高松市に本店を構える地方銀行で、カードローンの取り扱いもおこなっています。

香川県にお住まいの方には、百十四銀行を利用している人も多いのではないでしょうか。

低金利で借り入れしやすい

114ニューカードローンは、1,000円単位の少額でも借入可能で、全国至る所にある提携ATMから返済できる利便性の高い商品と言えます。

銀行カードローンならではの低金利で、知名度のあるメガバンクにも引けをとりません。

多くの人に選ばれているカードローン

雇用形態がパート・アルバイト・契約社員の人でも申し込み可能なので、会社員だけでなく、学生や主婦などの幅広い層に選ばれています。

さらに入会金や年会費も一切かからないので、地銀カードローンの中でも良質な商品といえるでしょう。

百十四銀行カードローンの審査について

借入を希望する人にとって魅力的な百十四銀行カードローンですが、申し込んだからと言って誰でも利用できる訳ではありません。

銀行側から具体的な通過基準は公表されていませんが、借入するには必ず審査を受ける必要があります。

返済能力が足りないと審査落ち

百十四銀行カードローンの審査に通過できるのは、月々の返済を問題なく続けられる人だけです。

いわゆる返済能力がなければ、借り入れは決してできません。

例えば、同じ企業に長く勤めており、過去にクレジットカードの支払い等に遅れたことがなければ、問題なく通過できるでしょう。

しかし、実際には少なからず審査落ちしている人もいます。

審査の一部は保証会社が担当している

カードローンの審査は百十四銀行がすべて行っている訳ではなく、行程の一部は保証会社である株式会社百十四ディーシーカードが担当しています。

 保証会社とは

提携金融機関にお客さまが個人向け無担保ローンの申込みをした際、 金融機関における申込審査ののち当社が保証会社として保証審査を行い、その結果を踏まえて金融機関がお客さまに融資を行っています。 お客さまの返済が難しくなった場合には当社が金融機関に対してお客さまに代わり弁済を行う仕組みとなっています。

つまり、株式会社百十四ディーシーカードに「返済能力がない」と判断されてしまうと、百十四銀行カードローンは利用できないのです。

スコアリング審査で返済能力を数値化している

百十四銀行カードローンの審査では、株式会社百十四ディーシーカードがスコアリングシステムによって返済能力を数値化します。

Q.スコアリングとは具体的にどのようなシステム?

元 信用金庫職員|高澤志保

コンピューターによる自動審査システムです

スコアリングシステムとは、申し込み時に申請した情報に対して属性ごとに細かく点数化し、合計得点によって合格か不合格かを決めるシステムのことです。

スコアリングの対象となる属性には以下のものがあります。

『独身・既婚・家族構成・子供人数・住宅種類・居住年数・職業・勤務先・勤続年数・年収・他社借入件数・借入残高』

これらの属性情報にカードローンやクレジットカードなどの返済履歴、異動情報といった個人信用情報を加え、総合的に借り入れ可能かどうかを判断しています。


監修者の回答にもある通り、スコアリング審査はコンピューターによる自動システムなので、基準を満たせていない場合は、どんな人でも審査落ちします。

百十四銀行カードローンで審査落ちした5つの原因

通過基準が公表されない以上、百十四銀行カードローンで審査落ちした人は、なぜ自分が否決になったのか、具体的な原因を知ることはできません。

しかし、審査落ちする原因はある程度絞り込めます。

審査落ちした原因1|虚偽申し込み

百十四銀行カードローンの審査は、申し込みフォームに記入された内容をもとに行われます。

多少の誤入力程度なら訂正を求められるだけですが、明らかな虚偽申し込みが発覚すれば、詐欺の恐れがあるとして当然審査落ちします。

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【注意】虚偽申告をしてはいけません

  • すでに退職した勤務先を申告する、存在しない架空の会社名を記載する、アリバイ会社や実際に在籍していない会社を記載するなど、事実ではない虚偽の申告は、のちに必ず発覚して不正とみなされます。審査に通過できないことはもちろん、発覚後に大きな問題となる可能性もあるため、絶対にしてはいけません。

審査落ちした原因2|収入が安定していない

安定した収入がない人も、百十四銀行カードローンで審査落ちしてしまう可能性があります。審査で返済能力の有無を判断するうえで、収入の安定性は重要な要素です。

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返済能力(収入の安定性)の判断項目

  • 勤続期間
  • 雇用形態
  • 業種/職種
  • 会社規模
  • 年収金額

元 信用金庫職員|高澤志保

勤務形態と勤務年数で収入の安定性を判断します

収入が安定しているかどうかを判断するには、まず勤務形態が重視され、正社員のようにフルタイム勤務で働いている場合は、月給制のため安定した収入があるとして評価が高くなります。一方、フリーターやパートなど、働いた日数に応じて給料が支払われる場合は、申し込み時点での年収に問題がない場合でも病気やけがによって無収入になるおそれもあるので低くなります。

また、勤務年数が長いほど評価が高く、入社して数か月や半年未満の場合は評価が低くなります。
カードローンの審査における「安定した収入」とは、長期間にわたって確実に返済能力を有するかどうで判断しています。

審査落ちした原因3|他社からの借入が多すぎる

百十四銀行カードローンは、審査で申込者の他社借入状況も確認します。

借入件数や金額があまりにも多すぎると、返済困難な多重債務者であると見なされる可能性があります。

年収に対して借入金額が多すぎたり、4社以上から同時借り入れしていたりする場合、審査通過は困難になると考えておいてください。

審査落ちした原因4|短期間に複数社へ申込んでいる

借入件数だけでなく、場合によっては他社への申込件数も審査落ちの原因になります。

短期間に複数申込している人も、多重債務状態になる可能性があるからです。

具体的な件数は公表されていませんが、一般的に1ヶ月以内に4社以上申込している人は、審査落ちの可能性があります。

審査落ちした原因5|過去5年間に生じた金融事故

信用情報から過去に行った金融取引状況も、百十四銀行カードローンの審査で確認されます。

「信用情報」とは、ローンやクレジットの利用などの信用取引に関する、過去から現在までの客観的な取引事実を表す情報です。

出典: JICC 指定信用情報機関 株式会社 日本信用情報機構

信用情報内に大きなトラブルである「金融事故情報」があると、その時点で返済に対する態度に問題があると判断され、審査落ちは免れません。

特に、株式会社百十四ディーシーカードが審査を担当している他社カードローンやクレジットカードでトラブルがあった場合、審査通過は絶望的と言えるでしょう。

※以上の条件を満たしている場合であっても、審査に落ちる可能性があるので、注意してください。また、実際の審査基準は公開されていないため、弊社での取材・調査によるものである点ご了承ください。

どうしてもお金が必要…そんな人向けの打開策

 ここから先はこんな人向け 
  • 家賃の支払いができそうにない
  • クレカの引落し前なのに金欠
  • 公共料金の支払いもまだだった

審査落ちしてしまった人の中には、どうしてもお金を借りなければいけない人もいるでしょう。

そんなときは百十四銀行のカードローンだけでなく、他の選択肢も検討してください。

他のカードローンに申し込み直すのも選択肢の1つ

例えば、百十四銀行以外のカードローンを利用するという選択肢もあります。

審査というのは、各金融機関ごとに個別の基準で行われているため、1社利用できなかったからといって全てのカードローンで同じ結果になるとは限らないのです。

消費者金融のカードローンに目を向けてみる

他の金融機関を検討する際は、大手消費者金融のカードローンにも目を向けてみてください。

もちろん、消費者金融も厳正な審査を行っているので、必ずしもお金を借りられるわけではありません。

しかし、銀行と消費者金融では審査の仕組みが違うため、異なる結果がでる可能性は十分にあるのです。

大手消費者金融は成約率を公開しています

大手消費者金融の中には、投資家向けのIR情報として成約率を公開しているものがあります。

例えば、代表的な大手消費者金融のひとつであるアコムの成約率は、 44.8%です。参考:アコム『DATE BOOK』

確かに審査落ちしている人もいますが、沢山の方がお金を借りられているのも事実。改めて申し込み先を選ぶ際は、こういった点も参考にしてみましょう。

大手消費者金融は最短で即日融資も可能

銀行カードローンを検討していた方にとっては不安が残るかもしれませんが、消費者金融には以下のようなメリットがあります。

最短20分で借りられる
百十四銀行のカードローンでは、申し込みをしてから実際にお金を借りられるようになるまでに数日は要してしまいます。しかし、消費者金融系のカードローンなら、基本的に申し込みした日のうちにお金を借りられます。特にWEB申し込みを利用すれば、最短20分で融資してもらうことも可能です。

大手消費者金融のカードローンを利用すれば、今からお金を用意できる可能性は十分あるでしょう。

こちらのカードローンがおすすめ

アコム

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限度額 最大 800万円
金利 年 3.0% ~ 18.0%
審査 最短20分
融資 最短20分

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※申し込みの時間帯によっては翌日以降の対応になります。

プロミス

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限度額 最大 500万円
金利 年 4.5% ~ 17.8%
審査 最短3分
融資 最短3分

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※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

アイフル

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限度額 最大 800万円
金利 年 3.0% ~ 18.0%
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まとめ

低金利が魅力的な百十四銀行のカードローンですが、審査を通過しなければ一切借入できません。

審査落ちしてしまった人は、否決になった原因を振り返ってみましょう。

審査落ちしてしまう原因を再確認
虚偽の申し込みをした
収入が安定していない
他社からの借入が多すぎる
短期間に複数社へ申し込んだ
過去に金融事故を起こしている

特に大きな問題がなければ、記事中で紹介した他の選択肢にも目を向けてみてください。

最短で今日・明日中に金銭問題を解消できる可能性もあるので、必要であれば記事中で紹介したカードローンも検討してみてはいかがでしょうか?

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