貯金がない40代になった時に待ち受けている厳しい現実と今日からできる打開策
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ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」
マネット編集担当/キャッシングガイド
奥山 裕基
FP資格を有し、カードローン・消費者金融および貸金業に関する豊富な知識を持つ編集者。関連法規(貸金業法・金融商品取引法等)の理解を深めつつ、多数のローン経験者へのインタビューや金融機関勤務経験者へのヒアリングをもとにリアルな情報収集を怠らず、自身も当サイトにおいて1,000本を超える記事を執筆。生活に欠かせない「お金」だからこそ最適な意思決定を支援したいという理念のもとに情報発信を行っている。
40歳を過ぎたのに貯金がまったくない…
貯金の必要性が話題になっていますが、そのことに敏感になっている人はどれだけいるでしょうか。中でも注意が必要なのは「今まで何も考えていなかった」という人です。
特に貯金がない40代になってしまうと、将来的に大変な事態になりかねません。ここでは、貯金のない40代の独身の人が直面するかもしれない厳しい現実を紹介します。
貯金がない40代に起こること1:結婚ができない
結婚している40代で貯金がないというのも問題ですが、貯金が無い40代であれば多くの人は独身である可能性の方が高いでしょう。晩婚化が進み、女性が活躍する時代となり、男女とも結婚年齢が上がりつつあります。
「貯金がない」という現実を考えれば、結婚していないのではなく、結婚をしたくてもできなかったという人も多いのではないでしょか。
このまま貯金がない40代となると、一生結婚できないという可能性もあります。将来的に独身のまま老後を迎えたくないなら、貯金がないと嘆く前に、何らかの方法で貯金するように心がけましょう。
婚活では年収や貯金を聞かれる
男性でも女性でも、結婚相手に対して「貯金があること」を望む人は少なくありません。どれだけ年収があっても、貯金が無い人とは結婚できないという人もいるはずです。
今や史上空前の婚活ブームです。以前は相手に聞きにくかった年収や貯金も、どんどん聞かれてしまう時代になっています。「貯金のある人」と「貯金のない人」。結婚相手にするならどちらですか?
貯金がない40代に起こること2:周りと比べ生活が満足にできない
貯金がない40代は「なぜ貯金ができなかったのか」を考えなければいけません。年収が高くても浪費癖があり、独身のために好きなだけ使ってしまっていたというケースもあるでしょう。それくらいであれば、まだ挽回できる可能性はあります。
問題なのは、貯金をしたくても生活が厳しく、貯金ができなかったという場合です。いったいそれはどういうものなのでしょうか。
非正規雇用により収入が少ない
非正規雇用が増え、正社員として安定的に貯金を増やしていける人が減っているという問題があります。転職を繰り返してしまう人も多く見られます。貯金がない40代で多いのは、このよう非正規雇用の方たちが多いようです。
20代の時はあまり意識してこなかったかもしれませんが、40代ともなると、正規と非正規では収入に大きな格差が生じてきます。そして、40代になると圧倒的に雇用が少なくなるのです。ここまでに貯金をしてこなかった人は、貯金がない40代に入ってますます厳しくなっていってしまいます。
貯金がない40代に起こること3:住まいに苦労する
貯金がない40代となると、決して高い家賃の家に住んでいるとは言えない人がほとんどでしょう。中には実家を離れられないという人もいるかもしれません。
両親が健在で、実家に居られる環境であれば、それも選択の一つです。生活費を入れている人もいるでしょうが、それでも一人で住むよりは生活費が浮くはずです。
それを貯金すればいいのですが、それができればここまでこなかったはずなのです。両親が高齢になっていくのを考えて貯金する必要があります。
いつまでも両親が元気というわけではない
両親はいつも元気で長生きをしてくれるという勘違いをしていませんか。中には90歳になっても元気な高齢者もいるかもしれませんが、一般的には歳をとっていくと、病気にもなり認知症などの危険性も出てきます。
両親が完全看護のホームに入居するといったこともあるでしょう。もし家を処分するとなった時に、居場所がなくなってしまうのです。
貯金がない40代に起こること4:人生がつまらない
- お金がない
- どこにも遊びにいけない
- 人と接する時間が減る
- 家に引きこもる時間が多くなる
- 人生がつまらなくなる
貯金がない40代に起こる現実と言えば、確実に人生がつまらないものになるという点です。
本来の40代の貯金であれば、旅行に行ったり、家族と過ごしたり、車や家を購入したりと人生におけるイベントが多くある世代と言えます。
しかし、貯金がないわけですから、旅行といっても侘しい都道府県内の宿泊地に泊まることしかできなかったり、当然妻や子どももいないので、誰かと過ごしたりということもないでしょう。車や住宅など大きな金額がかかる買い物なんて問題外です。
貯金がない事実は全てにおいて悪循環
貯金がないということは、お金がないということです。この世の中にはある程度のお金があるからこそ、充実できるモノがたくさんあります。上記で紹介した項目以外にも、趣味や休暇中など、お金がない為やることがないのです。40代で貯金がない問題は一刻も早く解決すべきと言えるでしょう。
貯金がない40代を回避するための具体的な方法
ここまで紹介してきた通り、貯金のない状態で40代を迎えてしまうと、周りに大きな遅れをとってしまいます。
しかし、これから40代を迎える人はもちろん、すでに40歳を過ぎてしまった人でも、決して遅いという事はありません。今日これからでもできる打開策はたくさんあります。
場合によっては、これからでも大きな貯金をすることだって可能です。
【1】まずはお金と向き合う姿勢を改める
貯金がない状態が「誰か」ではなく「自分」に原因があるなら、まずはお金と向き合う姿勢を改めた方がいいかもしれません。
独身の人でも、結婚して家庭を持っている人でも、多くの40代は貯金をしている人の方が圧倒的に多いのです。
40代の平均貯蓄額は?
上記は厚生労働省の発表している貯金額についてのデータですが、40代の1世帯あたりの平均貯蓄額は1074万円となっています。
住宅ローンや車のローンなどで借入金額がある人も相対的に多いのが現状ですが、そもそもの収入や貯蓄がないと、ローンそのものも組むことは難しいでしょう。
もしも40代で貯金も資産もまったくないという場合は、まずは周囲の現状を知ってお金との向き合い方を考えた方がいいでしょう。
【2】お金の使い方を考え直す
次に、具体的なお金の使い方にも目を向けてみましょう。不要な物にお金を使っていないかどうかを、もう1度見直してみる必要があるかもしれません。
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上記のような状態になっている場合には注意が必要です。その日暮らしで計画的にお金を使っている人は、いつまでも貯金をするという考え方が染み付きません。
毎月の収入が入ってくるタイミングで、きちんと計画性を持たせることが重要です。
【3】貯金する具体的な方法を検討する
貯金を成功させるには「目標設定」と「具体的な方法の決定」が重要です。ルールを決めてしまえば、それを守ることで貯金は成功します。
収入が入ったら真っ先に貯金分を確保する
毎月の給料が入ったら、そのお金の配分をきちんと決めて、あらかじめ貯金にっ回す分の額を抜いてしまいましょう。口座から自動で引き落とされる積立貯金などもオススメです。
「残った分を貯金に回す」のではなく、「先に貯金分を引いて残った分で生活する」という習慣を身につけましょう。
【4】簡単な副業や投資を検討する
将来が不安という人は、この機会に副業を始めてみるのはいかがでしょうか。今は働き方改革が色々な所で叫ばれていて、主婦やサラリーマンでも副業をする人が増えています。
中でも注目されているのは、時間や体力を使った副業ではなく、スマホやPCを使った「FX副業」です。初期費用5,000円から始められて、平日は24時間取引可能、空き時間や移動時間にコツコツとお小遣いを稼ぐ人が増えています。
1日1,000円の利益を出すことができれば、月に3万円の収入になります。また、FXは新しく口座を作る時に「5,000円~50,000円のキャッシュバック」を使えるところがほとんどです。以下を参考に挑戦してみてはいかがでしょうか。
40代からの貯金に関するよくある質問
【まとめ】貯金のない40代は今日から脱却
貯金がない人の中には、そもそもお金を貯めるのが苦手という人も多いことでしょう。また、収入があまり多くないがために貯められないという人もいるかもしれません。
貯金は確かに時間をかけないと、それなりには貯まりません。しかし、思い立ったその瞬間から始めないことには、いつまで経っても1円たりとも貯まりません。
節約でも副業でも何でもいいので、今この瞬間から始めてみてはいかがでしょうか。
マネット編集担当/キャッシングガイド
奥山 裕基
貯金が全くない生活から逃れるためには、これまでの収支を見直すだけではなく、少しでも多くのお金を手に入れられる方法も検討しなければいけません。将来のことを見据え、投資も視野に入れたほうが良いです。