第三銀行カードローン「SUN」で審査落ちする5つの原因と適切な対処法
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元 消費者金融 社員
平成19年に準大手ノンバンク系消費者金融(現在は地方銀行傘下の中堅消費者金融)へ入社、顧客管理・債権管理業務をメインに行う。貸付業務や延滞者連絡状況調査、過払金・債務整理などの案件において、弁護士・司法書士との金額交渉にも携わっていた。
審査・利用時のみではなく、返済・滞納時といった借り入れ後の事情にも精通している。
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第三銀行カードローンは最大で14.5%の低金利というのが魅力の1つです。低金利なカードローンであればあるほど利息の負担が軽くなるので、必然的に人気も高まっています。
しかし、審査落ちしてしまう人も中にはいます。審査落ちする人には、どんな問題があるのでしょうか?
第三銀行カードローン「SUN」とは
SUN | |
金利 | 4.80%~14.50% |
限度額 | 10万円~1000万円 |
貸付条件 | ・年齢が満20歳以上満70歳以下の方 ・安定した収入がある方 ※パート・アルバイト・年金受給者の方も利用可能 ・第三銀行の営業区域内に居住または勤務している方 ・保証会社であるアコム(株)の保証が得られる方 |
返済方式 | ・約定返済 ・随時返済 |
第三銀行は三重県民から愛用されている地方銀行です。その第三銀行が提供しているカードローン「SUN」は、最大でも14.5%という金利の低さが人気の理由の1つといえます。
魅力は金利の安さ
第三銀行カードローンのメリットは、金利がとても安いという点です。
14.5%以下の金利で借入することができるので、他の銀行カードローンと比べても見劣りしないくらい、利息が抑えられます。
第三銀行カードローンの審査について
第三銀行カードローンは低金利で便利なローンですが、審査を通過しなければ借入できません。
審査では、返済する能力を確認されます。そのため、年収や勤続年数、信用情報といった"返済する能力"に関する情報がとくに重視される傾向にあるのです。
返済能力が足りないと判断されると審査落ち
第三銀行カードローンの審査を通過することができるのは、毎月の返済を無理なく続けられる人だけです。
つまり、ある程度の返済能力がないと借入することはできません。
例えば、大企業と世間的に言われている会社で長い間勤務していて、過去にクレジットカードの支払い等を遅れたりしていなければ、審査に通過する可能性は十分にあるはずです。
審査はアコム株式会社が担当している
意外かもしれませんが、審査は第三銀行が全てを担当しているわけではありません。
審査の一部はアコム株式会社が行っていて、アコム株式会社の保証を受けることができなかった場合は審査落ちします。
つまり、アコム株式会社が「返済能力なし」と認定した時点で第三銀行カードローンから借入することはできません。
返済能力はスコアリング審査で数値化される
アコム株式会社は、返済能力を数値化するスコアリングシステムを用いています。
申し込みフォームに記載された内容にそれぞれ点数をつけ、過去の利用者から得た統計データと照らし合わせて合否を判断するシステムのことをスコアリングシステムといいます。
コンピューターの自動システムで、スコアリング審査は行われています。したがって、その審査の基準を満たせていない場合は審査落ちということになるのです。
審査落ちにつながる5つの原因
審査に通過する基準が明かされていないので、第三銀行カードローンで審査落ちした人は、自分がどうして否決されたのかを知ることはできません。
しかし、多くの場合、審査落ちの原因は以下の5つに絞れます。
審査落ちの原因1|虚偽申し込み
第三銀行カードローンの審査は、申し込みフォームに記載された情報を基に実施されます。
ほんのわずかのミス入力ならば、訂正を求められるだけで、ただちに審査落ちに繋がるわけではないでしょう。しかし、明らかに虚偽の申し込みだと思われる場合は、詐欺の疑いがあると判断され、その段階で審査落ちします。
【注意】虚偽申告をしてはいけません |
- すでに退職した勤務先を申告する、存在しない架空の会社名を記載する、アリバイ会社や実際に在籍していない会社を記載するなど、事実ではない虚偽の申告は、のちに必ず発覚して不正とみなされます。審査に通過できないことはもちろん、発覚後に大きな問題となる可能性もあるため、絶対にしてはいけません。
審査落ちの原因2|安定していない収入
収入が安定していることは、返済能力を判断する上で非常に重要なポイントになります。
返済能力(収入の安定性)の判断項目 |
- 勤続期間
- 雇用形態
- 業種/職種
- 会社規模(売上高や従業員数)
- 直近の年収
特に重要視されるのは勤続期間です。高年収な会社に勤務している人でも、転職して数週間という状況では、安定性が低いと判断され、審査落ちする可能性があります。
審査落ちの原因3|多すぎる他社借入
第三銀行カードローンは、申込者の他社からの借入状況も確認します。
借入件数や借入金額が多いと、返済能力が欠落している多重債務者であると判断され、審査落ちするでしょう。
特に、年収に対して借り入れ金額が多い場合や、4社以上から同時にお金を借りている場合、審査は通過できない可能性が高いです。
審査落ちの原因4|複数社への同時申込
借入件数だけでなく、他社への申込件数も審査落ちする原因の1つになります。
「どの程度の件数を申し込んだら審査落ちする」という詳細は明かされていませんが、1ヶ月以内で4社以上に同時に申し込んでいる人は、審査落ちになる確率が高いとされています。
なぜなら、同時にいくつかの銀行に借入を申し込んでいる人はかなりの資金難だと思われ、返済能力が低いと判断されるからです。
審査落ちの原因5|過去5年間に生じた金融事故
第三銀行カードローンの審査は、過去に行った金融取引も信用情報を見て確認します。
信用情報内に「金融事故情報」といった大問題があると、返済に対する態度に問題があると判断され、審査落ちします。
特に、第三銀行の審査を担当しているアコム株式会社が審査を請け負っている他のカードローンなどで金融事故を起こしてしまっている場合、審査通過は厳しいと言わざるを得ません。
審査に落ちてしまったが、どうしてもお金が必要な人向けの解決策
お金がないと困るのに、第三銀行カードローンを利用できなかった。
そんな時でも、現金を用意できないリスクは無視できません。
このように"どうしてもお金を用意しなければいけない人"は、他の選択肢を考えるのも1つの手段です。
他カードローンに申込みなおすという選択肢もある
他の選択肢の1つは、他のカードローンに申し込むことです。
もちろん、第三銀行カードローンと同様に審査を受ける必要があります。
しかし、カードローンの審査基準というものは各金融機関で異なるので、第三銀行カードローンの審査に落ちたからといって、他のカードローンの審査にも落ちるとは限らないのです。
大手消費者金融に目を向けてみては?
例えば、大手消費者金融のカードローンに目を向けてみてはいかがでしょうか?
銀行カードローンの第三銀行カードローンと消費者金融では、審査の方法や重視される項目が異なります。
第三銀行カードローンで審査に落ちてしまったとしても、消費者金融に申し込んだら違う結果になるという可能性も十分にあるのです。
大手消費者金融は成約率を公開している
大手消費者金融のいくつかは、投資家に向けたIR情報で成約率を公開しています。成約率とは、新規申込をした人の中で、実際にお金を借り入れできた人の割合のことです。
例えば、全国的に有名なプロミスが公開している成約率は以下の通りです。
新規顧客数 20,754
成約率 46.4%
※2018年5月の数値になります。
上記のように審査に落ちている人もいますが、多くの方がお金を借りられているというのも事実です。申し込み先を選ぶ際は、このような情報を参考にしてみてもいいでしょう。
早ければ即日融資も可能
大手消費者金融の審査は最短20分で終わり、申込みをした日に融資を受けることも可能です。
また、大手消費者金融は多くの銀行カードローンと異なり、申し込みの際に特定の銀行口座を開設する必要はありません。手続きに面倒な手間が掛からないという点も、メリットのひとつと言えるでしょう。
「できれば今日・明日中にお金を用意したい」。
そういった状況にある人に、大手消費者金融は適しています。ぜひ、検討してみてください。
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まとめ
低金利で人気の第三銀行カードローンですが、審査を通過しなければ借入できません。
万が一審査落ちした場合、焦りや不安を抱く気持ちもわかりますが、まずは落ち着いてください。
カードローンの審査基準は各社で異なるので、他社に申し込めば借入できる可能性も残っています。
例えば、審査の仕組みが銀行とは違う消費者金融という選択肢もあるでしょう。ぜひ、一度検討してみてください。
Q.アコムを利用するときの審査と内容は同じ?
元 消費者金融 社員|竹内香那
一部は共通です。
基本的に貸金業協会に加盟している貸金業は情報を共有している為、審査方法は異なりますが、貸付実績・延滞実績、あるいは弁護士・司法書士などの介入実績等の確認といった点は同様です。各貸金業者が重要視するのは、他社等で借り入れをしている場合、その実績が良好かという点になります。
審査内容については上記の通り共通するものが多いですが、審査基準については異なります。どの程度の勤続年数・年収・会社の規模が必要かであったり、これまでの信用情報がどれだけクリーンであるかだったり、一定ではありません。特に他社の保証をするのであれば、責任の重さからより厳正になる傾向にあるかもしれません。