信販系カードローンの審査基準と通過しやすい人の特徴

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信販系カードローンの審査基準と通過しやすい人の特徴
この記事に関するアドバイザ・編集者

貸金業務取扱主任者

本田光一

2014年より中堅消費者金融に入社。一般消費者向けのローンを中心に専門家として幅広い知識を身に着け、2015年には貸金業務取扱主任者試験に合格。その後は経験を積みながら実績を残しつつ、不動産担保ローンの領域でも活躍。現役の貸金業務取扱主任者として、無理のない返済計画を意識した業務に取り組んでいる。

マネット編集担当/キャッシングガイド

奥山 裕基

FP資格を有し、カードローン・消費者金融および貸金業に関する豊富な知識を持つ編集者。関連法規(貸金業法・金融商品取引法等)の理解を深めつつ、多数のローン経験者へのインタビューや金融機関勤務経験者へのヒアリングをもとにリアルな情報収集を怠らず、自身も当サイトにおいて1,000本を超える記事を執筆。生活に欠かせない「お金」だからこそ最適な意思決定を支援したいという理念のもとに情報発信を行っている。

今月は出費が多くて金欠。そんなとき、選択肢のひとつにカードローンが挙がる人は少なくありません。

カードローンにはいくつか種類がありますが、中にはクレジットカードも取り扱っている信販会社(信用販売会社の略)が提供しているものがあります。

この記事では、信販会社が提供しているカードローンの審査について解説します。

この記事の目次

信販系カードローンとは

カードローン商品を大きく分類すると、下記の3タイプに分かれています。

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カードローンの種類

  • 信販系カードローン
  • 銀行カードローン
  • 消費者金融カードローン

様々な金融機関が提供しているカードローンですが、信販系と言われてもピンとこない方もいることでしょう。

銀行や消費者金融のカードローンは、テレビCMなどで見かける機会も多いです。それらと比較すると、信販系カードローンの知名度はそれ程高くないと言えるかもしれません。

基本的なサービス内容は銀行や消費者金融と同じ

信販系カードローンは、銀行や消費者金融が提供しているものと同様、「カードを使って現金を借入できるサービス」です。

提携ATMから直接現金を借入できる点や、指定口座に借入金を振込してくれる点など、基本的なサービス内容は銀行・消費者金融のカードローンと変わりません。

借入できるのは年収の1/3まで

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カードローンで利用できる限度額は審査で決まりますが、上限は年収の1/3までと決まっています。

これは、信販系カードローンが「総量規制」という制度の影響を受けるからです。

総量規制とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。総量規制の対象となる「個人向け貸付け」とは、個人がお金を借入する行為のことです。
ただし、個人が事業用資金として借入する場合は、原則として総量規制の対象とはなりません。

出典: 日本貸金業協会『総量規制とは』

「年収150万円の人は50万円まで」といったように、自身の収入で借りられる限度額を把握しておいてください。

他社からも借入がある場合は、その金額との合計が年収の1/3以内に収まるよう、新しく作るカードローンの限度額が設定されます。

信販系カードローンの審査で確認される3つのポイント

カードローンは、金欠時にもお金を用意できる便利な金融商品ですが、利用するには審査に通過しなければいけません

カードローンの審査では、「安定収入の有無」「他社借入状況」「信用情報の状態」が確認されます。

ポイント1|安定収入

収入の安定性

カードローンの審査では、毎月きちんと返済できる人かどうかを判断されます。

借りたお金を毎月きちんと返済していける安定収入がなければ、審査に通過することはできません。

審査が不安な人は、下記の条件をクリアしているか確認しておいてください。

安定収入と見なされる条件
毎月一定の収入を得ている
同じ職場で一定期間以上働いている

ポイント2|借入状況

カードローンの審査では、他社からの借入件数・金額も確認されています。

借入件数が極端に多かったり、すでに年収の1/3に近い金額を借りていたりする場合は、多重債務者になる可能性を危惧されてしまい、審査落ちの原因になってしまいます。

複数の業者から借金をしていて、返済が困難になっている状況を多重債務といいます。

出典: 全国銀行協会|多重債務とは

ポイント3|信用情報

滞納経験がある場合は注意

カードローンの審査では、信用情報から直近5~10年間の金融取引の状況を確認されます。

「信用情報」とは、ローンやクレジットの利用などの信用取引に関する、過去から現在までの客観的な取引事実を表す情報です。

出典: JICC 指定信用情報機関 株式会社 日本信用情報機構

信用情報にクレジットカード等の長期延滞や債務整理の記録があると、返済遅延や踏み倒しのリスクがあると判断され、審査通過が困難になってしまうのです。

自分の信用情報は、専門機関に開示請求ができます。自分がブラックかどうか確認したい方は、一度問い合わせてみてください。

信用情報機関の例

審査通過しやすい人の特徴をチェック

信販系カードローンの審査を通過するには、どういった基準をクリアすればいいのか?残念ながら、それは信販会社の社内秘であるため、詳細に知ることはできません。

しかし、一般的に、審査に通過しやすい人には一定の特徴があります。1つずつ解説するので、自分が当てはまっているか確認してみてください。

1|申し込み先を1社に絞っている

複数のカードローンに同時申し込みするより、1社に絞り込んだ方が審査に通過しやすいと考えられます。

どうしてもお金が必要だからと言って、複数社に同時申し込みするのは良くありません。

信販会社に「お金に困っている」イメージを与えてしまうので、きちんと比較して1社に絞ってから申込してください。

Editor

マネット編集担当/キャッシングガイド

奥山 裕基

審査に通りたい一心で、複数のカードローン(キャッシング)に同時申込をして「どれかに通れば良いや」という形を想定する利用者がいますが、これは絶対にNGです。一般的に申込ブラックと言われる状態になってしまい、以後の信用情報照会の際に不利にはたらいてしまうため、2社以上への申込を検討する際には一定の期間(理想は数ヶ月)を空けるようにしてください。

2|最低限の借入希望額で申込している

申し込みフォームに記入する借入希望額は、最低限である方が審査に通過しやすいと考えられます。

年収に対して借入希望額が多すぎると、返済能力を超えた借入をする恐れがあると判断されるからです。

3|クレカやスマホ料金の支払いに遅れていない

クレジットカードや携帯料金の支払いに遅れが無い人は、比較的に信用情報の状態が良いと判断できるので、ある程度審査に通過しやすいと考えれます。

もちろん、何らかの長期滞納や債務整理をしている人は、信用情報の状態が悪いと考えられるので審査に不利です。

Supervisor

貸金業務取扱主任者|本田光一

1日遅れるだけでも審査に不利になる

1日でも返済が遅れている、遅れた事がある方は審査に不利になります。
それは信用情報には1日でも遅れるとその遅れた日数分の数字が必ず記載されるからです。
審査する業者側はその情報を見る事ができます。

信販系カードローンの選び方とは

審査に通過しやすい人の特徴が、自分にも当てはまっている。そういった方は、さっそく申し込み先を選んでみてください。

ちなみに、申し込み先を選ぶ際は、カードローンを提供している信販会社の知名度に注目してみるというのも、選択肢のひとつとしてオススメです。

大手の信販会社が提供しているカードローン

オリックスVIPローンカードの公式サイト画面

VIPローンカード
金利 年1.7%~年17.8%
限度額 800万円
貸付条件 ・日本国内に居住している方
・年齢満20歳以上69歳までの方
・毎月定期収入のある方
返済方式 リボルビング払い
返済期間 最終借入日から最長20年・1~240回
遅延損害金 実質年率19.9%

例えば、大手信販会社のオリックス・クレジット株式会社が提供している、「VIPローンカード」がおすすめです。

審査がスピーディーにおこなわれているので、最短で即日融資も可能というメリットもあります。※

≫VIPローンカードの公式サイトはこちら
※申込の曜日や時間帯によっては翌営業日以降の対応となります。

信販会社のカードローン審査に落ちてしまったら

もし審判会社のカードローン審査に落ちてしまった場合、別のカードローン審査を受けるのも1つの手です

カードローン会社はそれぞれで審査基準が異なっているため、信販会社の審査に落ちてしまった人でも、別のカードローンであれば利用できる可能性があります

別の選択肢としては大きく、銀行系カードローンに申込む」「消費者金融系カードローンに申込むの2つがあります。

審査が気になるなら消費者金融系から検討

消費者金融のメリット

審査通過が気になるのであれば、「申し込み前にある程度審査に通る可能性があるかわかる」消費者金融系カードローンを検討してみましょう。

大手の消費者金融公式サイトには、誰でも利用できる「事前診断」が用意されており、年収や他社での借入額など数項目を入力するだけで大まかな審査結果を診断することができます

個人を特定できる情報を入力したり、そのまま契約を進められたりするようなこともありませんので、まずは診断を受けてみるのもいいでしょう。

Editor

マネット編集担当/キャッシングガイド

奥山 裕基

信販系カードローンの申込者を調査すると、審査に通過しやすい人には一定の特徴があることがわかります。この特徴が当てはまっている人は申込先を検討してみましょう。もし審査に落ちたときは消費者金融系カードローン申込も選択肢の一つです。各消費者金融の公式サイトには、誰でも利用が可能な「事前診断」が用意されており、大まかな審査結果を診断できます。

以下に事前診断(会社によって名称は異なる)が利用できるカードローン会社一覧を掲載しておりますので、参考にしてみてください。

アコム

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最短20分融資可(※1)でコンビニOK

最大30日間の利息が0円

来店不要なので周りにバレない

ピンチのときは、アコム一択

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実質年率
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最大800万円

※1 お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

プロミス

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最短3分融資も可能!

勤務先への電話連絡&郵送物は原則なし!

30日間の利息が0円

あなたにいいねをプロミス

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実質年率
4.5%〜17.8%
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最大500万円
注釈

※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

アイフル

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限度額
最大800万円
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※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。

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