結納金がどうしても払えない場合に今すぐできる解決策

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結納金がどうしても払えない場合に今すぐできる解決策
この記事に関するアドバイザ

ファイナンシャルプランナー

菊地美亜

立教大学経済学部経営学科卒業。AFP(日本FP協会認定)取得後、税理士科目に合格。電力比較サイトの運営会社、税務会計専門誌の記者を経て、現在はFPとしての知見を活かし、主にファイナンス領域のアドバイスを行っている。

「結納金って本当に必要なの…?」
「そんなお金がないんだけど、どうしよう…」
「ウチの親は結納金いらないって言ってたけど…」

結婚を控えた方で、結納金について悩まれている方は多いと思います。

今回は結納金の基本や、払えない場合の対策まで紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

この記事の目次

結納金が払えない…

結婚式をあげようと考える上で、避けては通れない結納金

結婚式費用を捻出するのも、大変苦労しますが、この結納金も大きな金額なので、払えないと悩む方も多いですよね?

また結婚をするとなれば、新婚旅行や新生活についても、お金について考えなければなりません。

どうしても払えない場合は、どうすれば良いのでしょうか。

そもそも結納金ってどういうもの?

まず基本的なところになりますが、再確認の意味も込めて、結納金についておさらいしておきましょう。

結納金とは一体どのようなお金なのでしょうか?
基本的な意味としては、女性側の両親に結婚までの支度金として、納めるお金になりますが、元々は花嫁衣裳だそうです。

時代と共に衣裳がお金になり、「このお金で嫁ぐための準備をしてください」という意味で、女性側に渡す風習になっています。

Q.結納金とは?かならず払わなくてはいけないのか

ファイナンシャルプランナー|菊地美亜

両家の意向次第で決まります

結納金とは、本来は男性側から女性側へ、嫁ぐ際の支度金として渡していたお金のことです。100万円程度を包むのが一般的ですが、実際の金額は、男性側の家庭の事情や、本人の実力によって決まる部分もあるため、千差万別になっています。しかし、最近では結納を行わず、両家の顔合わせを目的とした食事会を行うカップルも増えています。このような場合は、結納金は用意しなくて構いません。男性が婚約指輪を、女性が時計などを婚約記念品として用意すれば十分です。
いずれにしても、結納と食事会のどちらを行うか、結納金が必要な場合は金額をどうするか、食事会の費用の負担はどうするかについては、綿密に打ち合わせを行いましょう。

結納金の平均相場ってどのくらい?

結納金についての基礎知識をおさらいしたところで、次にどのくらいの金額を納めるべきなのか、平均相場について確認していきましょう。

結納金の平均相場については、以下の通りになっています。

結納金の平均相場

結納金

平均金額:92万7000円
※平均金額は北海道が81.4万円。関東は86.6万円、北陸・関西・中国・四国は103.6万円、九州は88.3万円。

結納返し
平均金額(現金の場合):34万5000円
平均金額(品物の場合):18万8000円
※関東は結納金の半分、関西は1割を返すのが一般的。両家のしきたりが異なる場合も。話し合って決めよう。

参照先:ゼクシィ

平均的に100万円となると、確かに払えない可能性がでてきますよね。

結婚式費用自体が330万円程度が相場となるので、プラスアルファで100万円を捻出するとなると、大きな負担と云えそうです。

他に「50万円」・「70万円」・「80万円」という人も

結納金では100万円が平均相場としてありますが、続いて50・70・80万円というところもあります。

各金額については、ご祝儀と同じように「偶数」が含まれるものは、割り切れる数字として、「別れ」を連想させるので、避けられています。ですので、50万円や70万円という「奇数」が含まれるものが良いのです。

また80万円という人は「8」が末広がりという意味を持つことから、80万円の金額を、ご祝儀として送ります。

払えないという場合、金額を少し下げるというのも検討したほうが良いかもしれません。

結納品や食事代もかかるので注意

注意すべきは、結納金だけではありません。結納という行事では、結納品や食事代も発生するのです。

結納金だけでも手一杯なのに、結納品や食事代もとなると、かなりお金として厳しいですよね。

金額については、以下の通りになっています。

結納品・食事代
結納品・その他
平均金額:18万円
食事代・会場費
会場費の総額平均:16万円

ゼクシィ

必ず結納金って納めなければならないの?

この結納金ですが、どれだけお金が払えない状況でも、納めなければならないのか?という疑問を持たれる方もいるでしょう。

確かに花嫁衣裳としての意味や、結婚式の準備費用とするのであれば、特に納める必要がない気もします。

結納金はどの程度、必要性があるのでしょうか?

結納金で自分の価値を考える女性も多い

結納金は家同士で考えるべきものですが、女性の心情として、払ってもらえるか、もらえないかで、自分の価値を考える人もいます。

両家で結納金はいらないとなっても、家財や新婚旅行の費用を男性側と折板となると、女性としても、お金について不安を与えてしまったり、自分が嫁ぐことに対して、そこまで価値がないのかなと心配になるケースもあります。

もちろん、必ず払えわないといけない訳ではありませんが、そういった女性の心情についても理解した上で、結納金を考えておきましょう。

否定派の意見があることも忘れずに

結納金について、否定的な意見としては、「お金を払うから嫁にこい」という意味合いがあるようで、嫌という意見があります。

いわゆる「人身売買」のようなお金と受け取る人もいるということです。

あくまで両家の意見に従うべきですが、女性側が必要と考えるのであれば、支払うべきと考えておくことが、最も良いでしょう。

婚約をしたら、両家の親に結納金について、よく意見を聞くことが求められるのです。

結納金が払えない場合の解決策

ではこの結納金、もし払わなければいけないこととなり、お金がなく払えない場合は、どうすれば良いのでしょうか?

もちろん結納金は家同士でお金のやりとりをするので、必ず夫となる男性が一人で用意しなければならないわけではありません。

親が「払う」という家庭も多くあるでしょう。しかし、全ての家がまとまったお金が払える状況にない場合もあります。

もし払えない場合は、どうすれば良いのでしょうか?

解決策1|両親から費用の贈与を受ける

結婚・子育て資金の一括贈与が非課税になりました。総額1,000万円まで贈与が可能で、結婚資金はそのうちの300万円まで認められます。

結婚資金とは、挙式費用、婚礼費用から新居の家賃なども含まれています。

親に経済的余裕がある場合は、結納金を親に負担してもらうのも1つの解決策かもしれません。

◆参照:父母などから結婚・子育て資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税制度のあらまし

解決策2|モノを売却

まず、結納金に充てるお金を捻出する方法として、売れるモノをとにかく売るというのが1つでしょう。

平均相場である100万円を用意するとなると、かなりの量、あるいは高額な物を売却する必要があります。

生活に支障がないのであれば、自動車等だと思いますが、趣味で集めているモノや限定品なども、助けになるかもしれません。

どうしても払わないと結婚できないのであれば、検討する必要はあるでしょう。

解決策3|ブライダルローン

結納金払えない場合、結婚費用の一部を結納金に回すというのも考えるべきでしょう。

結婚式の費用が足りなくなった場合も、ブライダルローンを利用すれば、挙式をあげることはできますし、招待客のご祝儀で、結婚式をおこなうタダ婚などのサービスもあります。

ですので、結婚式費用として、貯めておいたお金を結納金に回すというのは、懸命な判断とも言えるのです。

もちろん、二人でよく話し合う必要はありますが、「このタイミングでどうしても結婚したい」と考えるのであれば、貯金の使い道を考えてみてはいかがでしょうか?

ブライダルローンの例

プレシャンテ
会社名 ジャックス
金利 6.50%
限度額 10万円~500万円
プレシャンテの公式サイト

楽天銀行 目的型ローンブライダル
会社名 楽天銀行
金利 7.0%
限度額 最高300万円
楽天銀行 目的型ローンブライダルの公式サイト

ちばぎんブライダルローン
会社名 千葉銀行
金利 5.00~5.20%
限度額 500万円
ちばぎんブライダルローンの公式サイト

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