消費者金融で信用情報が傷つく理由と適切な対処法

この記事に関するアドバイザ

貸金業務取扱主任者

手塚大輔

地方銀行に8年勤務し、住宅ローン・カードローン・フリーローンなど個人ローンの他、事業性融資・創業融資など幅広い業務を担当。貸金業務取扱主任者の資格を有する、100件あまりのフリーローン、住宅ローン数十件、その他に投資信託・個人年金・国債販売も取り扱った金融商品のプロ。

 この記事はこんな人向け 
  • 消費者金融の金融事故情報って何?
  • 金融事故を起こしたらどうなるの?
  • 信用情報には傷を付けたくない…

今月はちょっと金欠で消費者金融を利用したけれど、予定外の出費が続いて返済できるか不安…

そんなときに気になるのが、信用情報へのダメージ金融事故情報などの仕組みです。

金融事故を起こしたらどうなってしまうのか、ローン審査への影響やリスクをこの記事で確認してみてください。

消費者金融の信用情報とは?

消費者金融の利用状況は個人の信用情報として記録・蓄積され、一定期間保管されるようになっています。

消費者金融のカードローン利用中に金融事故を起こしてしまうと、この「信用情報」に傷がついてしまうのです。

 信用情報とは

信用情報とは、クレジットやローンなどの信用取引に関する契約内容や返済・支払状況・利用残高などの客観的取引事実を表す情報です。
=中略=
信用情報には、クレジットやローンなどを利用した際の契約内容や返済・支払状況(期日通りに返済・支払したかなどの利用実績)、利用残高などに関する情報が記録されており、新たにクレジットやローンなどの利用を希望する際にクレジット会社やローン会社などが皆さまの「信用力」を判断するための参考情報として確認しています。

金融事故として扱われる行為は返済時に起こりやすいので、現在消費者金融を利用している人は確認してみてください。

延滞や債務整理をすると記録に残る

消費者金融で最も多い金融事故は、「長期延滞」と「債務整理」です。

一般的に3ヶ月以上返済を滞納すると、長期延滞として扱われてしまいます。

消費者金融によっては、長期的でなくとも頻繁に延滞を繰り返す人も金融事故の対象になるので気をつけてください。

さらに、返済不可能な状態になってやむを得ず債務整理をした場合も、金融事故情報として記録に残ってしまいます。

債務整理とは?
返済が困難になってしまった人がおこなう「任意整理」「個人再生」「自己破産」といった法的措置を指す。

消費者金融での事故情報は悪影響を及ぼす

消費者金融の利用中に金融事故を起こしてしまい、信用情報に傷がついてしまうと様々な悪影響があります。

日常的な生活の中で起こり得る様々なリスクを、下記で確認してみてください。

信用情報が傷つくと

住宅や車のローンが組めなくなる
クレジットカード契約ができない
カードローンでお金が借りられなくなる
スマホの分割払いが不可に
賃貸住宅の契約で審査落ち※
事実が知られると職場や家庭などでも信用を失う

※保証会社を保証人にする場合

金融事故情報が消えるまで影響する

仮に借金をきちんと完済していたとしても、金融事故情報が記録に残っていれば上記のようなリスクが発生します。

つまり、金融事故情報が信用情報から消えない限り、新規ローンは組めないなどの状況は解消されないのです。

消費者金融の事故情報はどうすれば消える?

消費者金融で起こった事故情報は、「信用情報機関」と呼ばれる会社が一定期間保管しています。

信用情報の確認先

消費者金融のほとんどは「シー・アイ・シー(CIC)」と「日本信用情報機構(JICC)」に加盟しています。

全国銀行個人信用情報センターは銀行のみとなっているので、信用情報を確認する際は注意してください。

自然に消えるのを待つしかない

仮に消費者金融で金融事故を起こしてしまった場合、利用者が意図的に事故情報を消すことは不可能です。

信用情報に記録された事故情報は、保管期間が過ぎると自然に消えるようになっています。

したがって、一度信用情報に傷がついてしまうと、記録を消すには規定された期間待つしか方法はありません

Q.保存期間中にどうしても消したい場合は?

Teduka

貸金業務取扱主任者|手塚大輔

正しい情報は消去できない

事故情報が間違っていた場合には、信用情報機関に問い合わせを行い「間違い」を主張し、信用情報機関に認めてもらえれば削除してもらえます。

しかし、一般的に登録情報が間違っているケースはあり得ません。

正しい事故情報であれば消す手段はなく、過去に事故を起こした場合、所定の保存期間が経過するのを待つしかないのです。

事故情報によって保管期間は異なる

延滞や債務整理など、各金融事故ごとに保管期間は異なるので、信用情報機関別に下記を参考にしてください。

事故情報の保存期間
【延滞記録】
CIC⇒延滞が解消されてから最長5年間
JICC⇒延滞が解消されてから最長5年間※
※延滞継続中、延滞解消の事実に係る情報については当該事実の発生日から1年を超えない期間

【債務整理】
CIC⇒返済が終わってから最長5年間
JICC⇒返済が終わってから最長5年間

▼参照サイト
CICが保有する信用情報|CIC
登録内容と登録期間|JICC

金融事故を起こしそうな人は適切に対処すべき

延滞などの金融事故を起こしそうなときは、信用情報にダメージが残らないようにすぐ行動しなければいけません

どうすればいいのか分からない人は、適切な対処法や相談先を確認してください。

まずは借入先に電話連絡

金融事故を未然に防ぐには、返済が滞りそうな旨をすぐに電話で伝えることが大切です。

電話で素直に相談すれば、今後の返済方針を消費者金融のスタッフが一緒に考えてくれます。

ひとりで悩まずに、まずは迅速な電話連絡をおこなってください。

各専門機関に相談してみる

返済できない可能性が高い場合は、専門機関に相談するのも有効です。現状を把握し、的確なアドバイスをしてくれます。

どこに相談すればいいのか迷ってしまう人は、下記のいずれかを選んでみてください。

公共機関に相談
国民生活センター
東京事務所:03-3443-6211
相模原事務所:042-758-3161

消費生活センター
電話番号:03-3446-1623

行政機関に相談

専門家に相談

一時的に返済できない人向けの解決策

今月の返済だけが厳しい人は、一時的にカードローンを利用することで無理なくスムーズに解決できる可能性が高いです。

カードローンを利用する際には、メリット・デメリットをしっかり考慮してから検討しましょう。

メリット
現在利用中のカードローンよりも低金利になる可能性がある
毎月の返済額を軽減できる可能性がある

デメリット
借り換えでの返済を繰り返すなどして、最終的に支払い不能となった場合、破産免責・不許可事由に該当するおそれがある。

借り入れと返済はあくまで計画的におこないましょう。

お金を借りる際にはしっかりと返済計画を立て、無理のない範囲で返済するようにしましょう。借り換えによって遅延を解消するのは、あくまで一時的に返済が困難となった場合の最後の手段としましょう。

借り入れする際は計画的に!

カードローンで借り入れする際は、あくまで一時的な対処法として利用するようにしてください。

上記のデメリットにも記載されているように、返済負担が大きくなってしまうと本末転倒です。

無理のない範囲で、計画的に借り入れするようにしてください。

まとめ

消費者金融で信用情報が傷つく理由と、今すぐにおこなうべき適切な対処法について解説していきました。

記事中の大切なポイント
金融事故を起こすと傷がついてしまう
最も多い金融事故は延滞・債務整理
一定期間待たなければ消えない
金融事故を起こす前に相談する

上記のポイントを見てわかるように、信用情報に傷がついてしまう前の迅速な対処が非常に重要です。

一時的に払えないような場合は、他のカードローンを利用するなどして、金融事故を起こさないようにしてください。

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