PayPay銀行カードローンの審査は厳しい?口コミや審査基準も解説
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貸金業務取扱主任者
地方銀行に8年勤務し、住宅ローン・カードローン・フリーローンなど個人ローンの他、事業性融資・創業融資など幅広い業務を担当。貸金業務取扱主任者の資格を有する、100件あまりのフリーローン、住宅ローン数十件、その他に投資信託・個人年金・国債販売も取り扱った金融商品のプロ。
マネット編集担当/キャッシングガイド
奥山 裕基
FP資格を有し、カードローン・消費者金融および貸金業に関する豊富な知識を持つ編集者。関連法規(貸金業法・金融商品取引法等)の理解を深めつつ、多数のローン経験者へのインタビューや金融機関勤務経験者へのヒアリングをもとにリアルな情報収集を怠らず、自身も当サイトにおいて1,000本を超える記事を執筆。生活に欠かせない「お金」だからこそ最適な意思決定を支援したいという理念のもとに情報発信を行っている。
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この記事はこんな人向け |
- PayPay銀行のカードローンを利用したい
- PayPay銀行の審査は甘い?厳しい?
- 審査基準やメリット・デメリットを知りたい
PayPay銀行のカードローン審査は甘くないものの、申込条件や審査の流れを把握し、スムーズに進むように準備をしておけば利用できる可能性を高められます。
ただし、審査は最短でも翌営業日以降に完了するため、どうしても当日中にお金を借りたい人は以下のカードローンも検討してみてください。
本記事では、PayPay銀行の審査の基準や流れを解説します。さらに、審査に通るうえで押さえておくべきポイントも紹介するため、ぜひ参考にしてください。
PayPay銀行のカードローン審査は慎重におこなわれる
PayPay銀行のカードローン審査では、本人確認や書類提出が必要です。そして、仮審査・本審査と段階を踏んでから、貸付の可否を慎重に判断します。

金融庁は、消費者金融などの貸金業者だけでなく、銀行カードローンの融資審査に関しても厳格化を徹底しています。
たとえば、多くの銀行では年収の2分の1や3分の1を融資上限枠としていますが、一部の銀行では「他社の借入を考慮していない」など審査の精度が十分ではありません。
金融庁は申込者の多重債務を防ぐため、一部の銀行に対して借入状況の精査や適切な融資上限の設定を求め、体制の見直しを進めています。
画像引用:金融庁「銀行カードローンのフォローアップ調査結果について」
そのため、PayPay銀行に限らず、申込を受けた金融機関は必ず申込者の情報を精査し、返済能力の有無を適切に評価します。
PayPay銀行カードローンで見られる3つの審査基準
PayPay銀行のカードローン審査では、主に3つの審査基準が重視されます。

主な審査基準を押さえておくことで、審査に通過する可能性を高められるため、ぜひ参考にしてください。
①本人情報・勤務先情報
申込者の個人情報や勤務先情報は、経済的な安定性や返済能力を判断するデータとして使用されます。
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本人情報・勤務先情報の例 |
- 申込者の年齢
- 居住状況(例:自宅所有・賃貸)
- 雇用形態(正社員・契約社員・フリーランスなど)
- 勤務年数
たとえば、長期的に同一の勤務先に勤めている場合、収入が安定しており返済能力があると判断される傾向にあります。
一方、転職を繰り返している場合、「収入が不安定」な点から返済能力がないと見なされる可能性があります。
②信用情報
「信用情報」には、過去の借入や返済の事実、滞納の有無、そのほかの金融関連の取引状況が登録されています。以下は、クレジットカードを利用している人の信用情報です。

たとえば、画像下の<入金状況>がすべて「$」マークの場合、滞りなく返済をおこなっている事実がわかります。
その場合、「計画性があって返済能力がある人」と判断される可能性が高まります。
③他社との借入の有無
他社での借入状況も審査時に見られる重要なポイントです。
審査では、申込者がほかの金融機関からどのくらい借入をしているかを重視します。また、多重債務に該当するかどうかも評価されます。
既存の借入が多かったり、返済トラブルを起こしたりしていると、審査に悪影響を及ぼします。
PayPay銀行を利用した人の口コミを紹介
実際にPayPay銀行を利用した加藤さん(仮名)の申込時の体験談を紹介します。 PayPay銀行のカードローンを検討している人は参考にしてみてください。

左:加藤さん 右:インタビュアー
〇インタビュー当時の加藤さんのプロフィール
項目 | 詳細 |
---|---|
年齢 | 31歳 |
住居地 | 神奈川県 |
職業 | 信販会社 {クレジットカード会社) |
年収 | 250万円 |
住居 | 賃貸 |
なお、加藤さんはPayPay銀行の口座を持っていたため、申込手続きはスムーズに進んだと語ります。

マネット編集者

加藤さん

加藤さん

マネット編集者

加藤さん

加藤さん
スムーズに手続きを進めるならば、事前に口座を開設しておくと良いでしょう。
また、手続きの手間を減らしたい人は、写真をアップロードするだけで書類を提出できる「WEB申込」が適しています。

加藤さん

加藤さん

加藤さんはPayPay銀行の口座を持っていたこともあり、申込から1日程度で借入が可能になったそうです。
返済やオペレーターの対応など、好感を持てる部分が多いと語っていました。インタビューの詳細は以下の記事で詳しく紹介しています。
PayPay銀行カードローンの5つのメリット
PayPay銀行のカードローンは、利便性が高く、返済サポートが充実している点が特徴です。直感的に操作できるローンアプリもあるため、はじめて借入をおこなう人にとっても利用しやすいでしょう。
①初回借入日から30日間無利息
はじめてPayPay銀行のカードローンを利用する人は、初回借入日から30日間は無利息期間の適用を受けられます。
たとえば、初回借入日が3月10日の場合、4月8日までが無利息の適用期間です。この期間内に完済できれば、実質的に利息0円での借入が可能です。
「足りない生活費を借りて給料日に返済する」など短期的な借入をおこなう場合、利息分を抑えられます。
なお、無利息期間であっても、返済を延滞した場合、無利息期間は適用されないため注意しましょう。
②24時間いつでも借入可能

PayPay銀行のスマホアプリ・ホームページを利用すれば、24時間365日いつでも借入手続きが可能です。
日中は忙しい場合や急に資金が必要になる場合でも、自分のスケジュールに合わせて柔軟に対応できます。
出金する際のATM手数料は、提携ATMや利用金額によって異なります。なお、毎月1回目であれば、利用金額にかかわらず入出金の手数料はかかりません。
また、スマホアプリ・ホームページ以外にも、ATMから借入手続きをおこなえます。ただし、ATMの取扱時間に準ずるため、手続き可能な時間帯を調べてから利用しましょう。
③無理のない返済プランを立てられる
PayPay銀行カードローンの返済方法は、毎月決まった返済日に普通預金口座から自動で引き落としされます。
返済日は、以下のいずれかを自分で選んで設定できます。
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返済日の選択肢 |
- 毎月1〜28日
- 月末
また、毎月の返済額は以下の3つのコースから選べます。
ゆとりコース | 標準コースA | 標準コースB |
---|---|---|
返済額がもっとも少なめに設定されている 毎月の負担が小さいため余裕をもって返済できる |
ゆとりコースよりも返済額が多めに設定されている | 返済額がもっとも多めに設定されている 毎月の負担は大きいが短期間で返済できる |
毎月の返済日や返済額のコースは、随時変更手続きが可能であるため、家計の状況に合わせられます。
また、返済が難しいときは、返済日を1カ月分スキップできます。利用状況や借入残高によってスキップの期間が異なるため、事前に確認しましょう。
④主婦やアルバイトも申込できる
PayPay銀行カードローンは、雇用形態にかかわらず申込できます。
正社員でなくても、パート・アルバイト・主婦の人も利用可能です。配偶者に安定した収入がある場合や、年金による一定の収入がある場合も利用対象となります。
たとえば、医療費や子どもの教育費など予定外の出費が生じた際、主婦も申込できるのはメリットです。
パートやアルバイトで働く人も、一定の収入があれば申込可能であるため、生活費の補填などに活用できます。
⑤申込から借入・返済までアプリで手続き可能
PayPay銀行のカードローンには、便利な機能が充実したローンアプリがあります。
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ローンアプリの機能 |
- 借入審査や利用限度額の増額の申込手続き
- 本人確認書類や収入証明書のアップロード
- 審査状況の確認
- 借入・返済の手続き
- 返済日を知らせるプッシュ機能
ローンアプリを使用する際、「画面上でパターンをなぞる」または「指紋や顔などによる生体認証」でログインできます。
また、借入可能額が円グラフで表示され、視覚的に利用状況が把握しやすいため、計画的な借入に役立つでしょう。
PayPay銀行カードローン

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PayPay銀行カードローンは申込から返済まですべてネット完結!
※申し込み内容によっては審査完了まで数日のお時間をいただきます。
PayPay銀行カードローンの4つのデメリット
PayPay銀行は利便性や返済サポートが充実していますが、一方で「利用には口座開設が必須」や「金利が高め」といったデメリットもあります。
申込する際は、メリットだけでなくデメリットも把握したうえで、利用を検討しましょう。
①融資は最短でも翌営業日になる
PayPay銀行カードローンの本審査の結果は、最短で翌日以降に届きます。PayPay銀行のチャットサービスによる回答は、以下の通りです。
本審査の結果が届いてから借入手続きを開始するため、即日での融資は難しいでしょう。

また、回答にあるように、審査状況や書類の提出状況によっては、さらに時間を要するケースがあります。
急な出費など借入を急ぐ場合は、「最短即日での融資が可能」な消費者金融やクレジットカードのキャッシング枠の利用を検討しましょう。
②PayPay銀行の口座が必要
カードローンを利用するためには、PayPay銀行の普通預金口座が必須です。
そのため、口座を所有していない場合は、カードローンの申込と同時に口座開設の手続きをおこなう必要があります。借入審査の前に、口座開設の審査がおこなわれるため、手続きに時間がかかる可能性があります。
また、ほかの銀行をメインバンクとして利用している人や、口座管理の手間を増やしたくない人にとっては、新たな口座開設が負担となるでしょう。
③銀行カードローンの中では金利が高め
PayPay銀行カードローンの適用金利は、年「1.59〜18.0%」です。
PayPay銀行の上限金利は「18.0%」であり、一般的な銀行カードローンの上限金利「14.5%」よりも高く設定されています。
なお、適用される金利は審査の結果によって異なります。
しかし、長期的に借りる場合や、多額の借入の場合、金利による影響が大きくなる点には注意が必要です。
④在籍確認が実施される
PayPay銀行のカードローン審査では、在籍確認が実施されます。在籍確認とは、申込者が申告した勤務先に在籍している事実を確認する手続きです。

PayPay銀行の審査では、「銀行名+担当者名」で勤務先の電話番号に在籍確認の連絡があります。
また、提出書類の内容確認のために勤務先や携帯電話に連絡されるケースもあります。
そのため、勤務先の同僚や家族などに借入を知られたくない人にとっては、利用しにくい点がデメリットとなるでしょう。
即日での融資やプライバシーを重視するなら消費者金融を視野に入れる

PayPay銀行のカードローンは、口座開設や在籍確認が必要なので、借入まで時間がかかる可能性があります。
「急な出費でお金を借りたい」場合や「借入することを誰にも知られたくない」場合は、消費者金融を借入先の候補として検討しましょう。
「即日融資」が可能な消費者金融は多く、在籍確認の際もプライバシーに配慮した対応をしてもらえます。
アコム | 公式スマホアプリでの手続きが可能で利便性が高い
アコムは、最短20分での融資が可能で、原則として電話による在籍確認は実施されません。ただし、審査の状況によっては時間がかかるケースがあります。

なお、在籍確認が必要な場合は事前に確認の連絡があるため、予期せず勤務先に電話が入ることはありません。
よりスムーズに手続きを進めるなら、「カードレス」を選択しましょう。
アコムでは、カードなしを選んだ場合、公式スマホアプリ「myac」で借入・返済の手続きが可能です。スマホアプリを使って借入する手順は以下の通りです。
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myacで借入する手順 |
- アプリの「スマホATMで借りる・返す」からQRコード読み取り画面を表示する
- セブン銀行ATMで「引出し・預入れ・クレジット取引など」を選択する
- 続いて「スマートフォン」を選択する
- ATM画面に表示されたQRコードを読み取る
- アプリに表示された企業番号を入力する
また、myacの「お金を借りる」を選択して「口座振込で借りる」をタップすると、銀行振込(口座振込)の手続きも可能です。
myacには借入・返済の手続き以外にも、書類の提出や返済期日のお知らせ機能などがあります。
手続きに関する手間を省けるため、ぜひ活用してください。
アコム

ピンチのときは、アコム一択
最短20分で借りられる!(※1)WEB完結も可能!カードローンの中でも特に利用者数が多く知名度も高いので、初めての利用でも安心です!
※1 お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
レイク | はじめての利用なら「選べる無利息」を受けられる
レイクのWEB申込なら、最短25分での融資が可能です。
また、原則として自宅や勤務先への連絡はありません。もし連絡が必要な場合、「社名は出さない」などプライバシーに配慮されます。
レイクの魅力として、はじめての利用する場合は「選べる無利息」の適用を受けられる点が挙げられます。

なお、無利息の開始日は「契約日の翌日」です。無利息の期間中の返済日に遅れた場合、無利息期間が終了する点には注意しましょう。
レイクの「選べる無利息」は、ほかの消費者金融と比べて選択肢が多くあります。借入額や返済スケジュールに合わせて、適したプランを選べるのは大きなメリットです。
レイク

レイクならではの強みが盛り沢山
お急ぎでも最短25分融資可能!アプリが充実していてカードレス対応可能!選べる無利息!
プロミス | 最短3分でのスピーディーな融資が可能
プロミスは、「最短3分」での迅速な融資が魅力の消費者金融です。

また、WEBやアプリを利用すれば、申込自体は24時間365日いつでも可能です。急いでお金を借りたい人は、借入先として検討してみましょう。
ただし、審査の状況によっては、通常よりも時間がかかる可能性があります。
審査がおこなわれるのは「9:00〜21:00」であるため、対応時間外に申込すると翌日以降の融資となるケースもあります。
また、プロミスはWEB完結できるため、郵送物が届きません。
原則として電話による在籍確認もおこなわれないため、周囲に借入の事実を知られたくない人にも適しています。
プロミス

あなたにいいねをプロミス
初めての利用なら30日間利息0円!24時間申込OKのWeb完結なら郵送物なし!バレずに早く借りたい人向けです!
金利を抑えたい場合はほかの銀行カードローンを検討する
PayPay銀行は、一般的な銀行カードローンに比べると上限金利が高めに設定されています。
借入する期間や金額によっては金利による影響も大きくなるため、「できるだけ金利を抑えたい」と考える人も少なくないでしょう。
銀行のなかでも、低めの金利が魅力のカードローンを紹介します。

公式サイト | 金利 | 返済方式 | 返済コンビニ | |
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詳細は こちらへ |
年1.4 ~ 14.6% | ・銀行引落 ・ATM ・銀行振込 |
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詳細は こちらへ |
年1.5 ~ 14.5% | ・ATM ・SMBCダイレクト ・他行引落 ・口座引落 |
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック | 専用アプリでの手続き可能で返済サポートも充実

三菱UFJ銀行のバンクイックの適用金利は、「年1.4〜14.6%」です。
最小返済額は月1,000円からで、返済方法や期日を選べます。適用される金利によって返済額は異なりますが、無理のない返済が可能です。
また、返済期日の3日前にお知らせが届くEメールサービスがあり、返済に関するサポートも充実しています。
申込は、パソコン・スマホ・アプリから手続き可能なのでWEB完結できます。
さらに、アプリを利用すれば、借入できる金額や返済日を把握しやすいため、より便利に利用できるでしょう。
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック

WEB完結で24時間いつでも申込可能
まずは4つの質問に答えるだけの「お借入診断」をお試しください!
※1.金利が年率8.1%以下の方の場合
※2.カードの発行は即日で可能ですが、借入は審査終了後となります。
三井住友銀行カードローン | 口座なしでの申込・カードレスでの借入が可能

三井住友銀行の金利は「年1.5〜14.5%」です。口座がなくても申込できるため、急いでいる人にとっても利用しやすいでしょう。
また、借入の際は、必要に応じてカードの有無を選択できます。
たとえば、主にネットバンキングを利用する人は「カードレス」、コンビニATMでの引出しが多い人は「カード発行」など、ライフスタイルに合わせて選んでください。
なお、カードを発行する場合、三井住友銀行や提携コンビニATMの手数料が無料になります。
三井住友銀行カードローン

カードレス※が選べる三井住友銀行のカードローン!
スマホ完結・キャッシュレスも可能。土日も24時間審査申込可能です。
※カードレスは三井住友銀行の普通預金口座をお持ちでない方、またWEBよりお申込みのお客さまで、本人確認をオンラインで行った場合に限り「カードレス」の選択が可能です。
※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。
PayPay銀行カードローンの申込条件を確認しよう
PayPay銀行のカードローンには、申込条件として以下の4点を定めています。
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申込条件 |
- 申込時の年齢が20歳以上70歳未満の人
- 安定した収入がある人
- PayPay銀行の普通預金口座を持っている個人の人
- 保証会社の保証が受けられる人
申込条件を満たしていない場合、借入の審査には通過できません。申込をおこなう前に、条件をすべて満たしているかを必ず確認しましょう。
申込時の年齢が20歳以上70歳未満の人
PayPay銀行カードローンは、申込時の年齢が「20歳以上70歳未満」である人が対象です。
日本では18歳になると成人と見なされ、保護者の同意なしに自らの意志でさまざまな契約をおこなえます。しかし、PayPay銀行カードローンの申込資格は「20歳以上」です。
アルバイトや学生の人も申込できますが、年齢条件を満たす必要があります。
安定した収入がある人
申込条件のひとつに、「仕事をしていて安定した収入がある」ことが定められています。
パートやアルバイトなど、雇用形態の制限はありませんが、「安定した収入」が要件です。
なお、安定した収入とは「高収入」ではなく、「一定の継続した収入」を指します。

正社員でなくても、アルバイトとして毎月安定した収入を得ているなら問題ありません。
また、配偶者に安定した収入がある場合や年金による一定の収入がある場合も申込可能です。
PayPay銀行の普通預金口座を持っている個人の人
PayPay銀行カードローンを申込する際には、PayPay銀行の普通預金口座が必要です。
口座がない場合は、カードローンの申込と同時に口座開設の手続きをおこないます。
なお、個人事業主の普通預金口座(BUSINESS ACCOUNT)や法人用口座には、カードローンをセットできません。
保証会社の保証が受けられる人
PayPay銀行のカードローン申込にあたり、申込者側で担保や保証人を用意する必要はありません。
ただし、PayPay銀行が指定する保証会社の保証を受ける必要はあります。
保証とは、借入者が返済を怠った際に保証会社が返済義務を引き受ける制度です。
なお、申込者の過去のローン利用状況や返済状況によっては、保証会社の審査が通りにくくなる可能性があります。
たとえば、過去に滞納を繰り返したり、債務整理をおこなったりした人は、審査で不利になる場合があります。
PayPay銀行カードローンの申込から借入までの流れ
申込から借入するまでの流れを、「口座がある場合」と「口座がない場合」に分けて解説します。

PayPay銀行のカードローンを利用するには、普通預金口座が必須です。可能ならば、事前に口座を開設しておきましょう。
PayPay銀行の口座があればスムーズに申込できる
PayPay銀行の口座を所有している場合、借入までの手続きは以下の通りです。
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口座がある場合の手順 |
- WEBまたはローンアプリで申込する
- 本人確認書類を提出する
- メールで審査結果が届く
- 手続き完了のメールが届いたら借入を開始する
ローンアプリで申込すると、審査の状況を把握できるため便利です。
また、書類の提出方法は「スマホ・パソコンからアップロード」もしくは「郵送」のいずれかを選択します。
写真を撮影してアップロードするだけのシンプルな作業なので、スマホ・パソコンからの提出がスムーズです。
PayPay銀行の口座がない場合は開設手続きが必要
PayPay銀行の口座がない場合、以下の手順で手続きをおこないます。
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口座がない場合の手順 |
- 口座開設およびカードローンを同時に申込する
- 本人確認書類を提出する
- メールで審査結果が届く
- トークンアプリをダウンロードして初期設定をおこなう
- 借入を開始する
口座開設の手続きを同時におこなうため、もともと口座がある場合に比べると、手続きの手間が増えます。
なお、口座を開設して間もない場合、普通預金口座の残高が不足するケースがあります。
その際、不足額を自動的に借入する「残高不足サポート機能」もあるため、必要に応じて活用してください。
PayPay銀行のカードローン審査に通るためのポイント
PayPay銀行のカードローンに通るために、以下のポイントを押さえておきましょう。
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審査に通るためのポイント |
- 嘘はつかずに正しい情報で申請する
- 借入希望額を最小限にする
- 事前にPayPay銀行の口座を開設しておく
- 良好な信用情報を保つ
- 在籍確認にスムーズに対応する
上記のポイントを押さえておくと、審査の通過率を高めるだけでなく、審査自体をスムーズに進められます。
嘘はつかずに正しい情報で申請する
カードローンの申込をする際、本人や勤務先の情報について、事実と相違のない正しい内容を申告してください。
たとえば、審査に通るために「勤務先」を偽っても、信用情報などに照会すると虚偽であることが発覚します。
虚偽申告をすると、結果として審査には通過できません。

また、単なるミスで申告誤りがあった場合でも、訂正や書類の再提出が必要となります。
事実確認のために審査が進まないため、申告内容や提出書類は十分にチェックしましょう。
借入希望額を最小限にする

申込の際は、希望借入額を最小限にしましょう。
希望借入額が少ないと返済能力に関するリスクが低減され、審査を通過する可能性が高まります。
一方、大きな金額の借入は、返済に対するリスクが高いと見なされるため、審査で不利になる場合があります。
自分の返済能力と必要金額を考慮したうえで、適正な希望額で申込してください。
事前にPayPay銀行の口座を開設しておく
審査をスムーズに進めたいならば、PayPay銀行のカードローンに申込する前に、普通預金口座を事前に開設しておきましょう。
なお、PayPay銀行の口座開設は最短で当日中に完了します。
すでにPayPay銀行に普通預金口座を保有し、さらに利用実績がある場合は、審査で有利に働く可能性があります。
良好な信用情報を保つ
信用情報とは、本人情報や今までのローンの履歴や返済状況が登録されているデータです。

たとえば、ローンやクレジットで「滞納」を繰り返していると、「返済能力がない」と判断される可能性があります。
一方、期日を守って返済している履歴があれば、「計画的に借入できる人」と見なされます。
PayPay銀行に限らず、カードローンの審査に通過するには、日頃から良好な信用情報を保つことを心がけましょう。
信用情報は個人で開示請求できるため、ローンに申込する前に確認してみてください。
【クレジットカードの履歴に関する問い合わせ】
略称 | CIC |
---|---|
運営 | 株式会社シー・アイ・シー |
登録情報 | 信販会社・消費者金融・クレジットカード・携帯電話などの情報 |
信用情報の登録期間 | 最長5年間 |
情報開示の手続き費用 | 500円(オンライン・郵送は1,500円) |
HP | 公式サイト |
【消費者金融の履歴に関する問い合わせ】
略称 | JICC |
---|---|
運営 | 株式会社 日本信用情報機構 |
登録情報 | 信販会社・消費者金融・クレジットカード・各種銀行などの情報 |
信用情報の登録期間 | 最長5年間 |
情報開示の手続き費用 | 1,000円(オンライン・郵送は1,300円 +300円で速達) |
HP | 公式サイト |
【銀行の履歴に関する問い合わせ】
略称 | KSC(JBA) |
---|---|
運営 | 一般社団法人 全国銀行協会 |
登録情報 | 銀行・労働金庫(ろうきん)・信用金庫・JA(農協)などの情報 |
信用情報の登録期間 | 最長10年間 |
情報開示の手続き費用 | 1,000円 |
HP | 公式サイト |
在籍確認にスムーズに対応する
PayPay銀行の審査では、電話による在籍確認が実施されます。
在籍確認が完了しないケースとして、以下のような例があります。

手続きが滞ってしまうのを防ぐため、「正しい電話番号を申告する」や「勤務先の同僚にあらかじめ伝えておく」など対策を講じてください。
なお、借入している事実を知られたくない人は、「銀行口座を開設するために確認の連絡がある」などと理由を用意しておくと良いでしょう。
PayPay銀行カードローンの審査に関してよくある質問
よりスムーズに手続きを進めるには、審査で重視されるポイントや申込条件などを押さえ、事前に備えておくことが大切です。
PayPay銀行カードローンの審査を受ける際、多くの人が感じる疑問点も把握しておきましょう。
まとめ
PayPay銀行のカードローンは、利便性が高く返済サポートも充実しているため、はじめて借入する人にも適しています。
しかし、PayPay銀行の審査は、在籍確認や本人確認などを実施したうえで慎重におこなわれます。
そのため、誰でも通過できるわけではありません。審査に通るには、申込条件や重視されるポイントを把握し、通過率を高めるための準備をしっかりおこないましょう。
なお、すぐにでも融資を受けたい場合は、PayPay銀行ではなく最短即日融資が可能な大手消費者金融も視野に入れてみてください。

マネット編集担当/キャッシングガイド
奥山 裕基
PayPayは決済サービスとして利用している人も多く、PayPay証券やPayPayカードと連携してサービスの恩恵を受けられるものも多くなっています。ただし、利用状況をきちんと管理・把握し、使いすぎにはくれぐれも気をつけましょう。実際、これまでにカードローン利用者にインタビューしてきた中にも、日常的にPayPayを使っていて家計の管理が疎かになっている人が多くいました。
登録番号:関東財務局長(11) 第01024号
日本貸金業協会会員第000003号
電話番号:0120-09-09-09
貸付条件
貸付利率:4.5%~18.0%(年率)
※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。
融資限度額 :1万円~500万円
返済方式:残高スライドリボルビング方式・元利定額リボルビング方式
必要書類:運転免許証等
※収入証明(契約額に応じて、新生フィナンシャルが必要とする場合)
返済期間・回数: 最長5年・最大60回
※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数は変動します。
利用対象:満20歳~70歳(国内居住の方、日本の永住権を取得されている方)
収入条件:安定した収入のある方(パート・アルバイトで収入のある方も可)
遅延損害金: 20.0%(年率)
担保・保証人: 不要
※ご契約には所定の審査があります。貸付条件を確認し、借入と返済のバランスを考えて計画的に利用しましょう。
無利息に関して
・Webで初めてお申込みで60日間無利息
・初回契約翌日から無利息適用となります
・無利息期間経過後は通常金利適用となります
・Web以外の無人店舗やお電話で申込むと、お借入額全額30日間無利息またはお借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。
※60日間無利息(Webでのお申込み限定)、180日間無利息それぞれ契約額1~200万円まで。
※30日間無利息、60日間無利息(Webでのお申込み限定)、180日間無利息それぞれの併用はできません。
貸金業務取扱主任者|手塚大輔
信用情報とは、契約内容や返済状況など、客観的な取引事実を登録した情報です。
貸金業者は、信用情報をもとに将来的にローンを適切に返済できるかどうかを判断します。信用情報は顧客の「信用」を判断するための参考資料として利用されるため、人種や思想、保健医療、犯罪歴などのいわゆるセンシティブ情報は一切含まれません。