CICに信用情報が保有されている期間は情報の種類によって異なる

この記事に関するアドバイザ

貸金業務取扱主任者

林良光

大学卒業後、大手ノンバンク系金融機関にてコンサルティング営業に従事。カード事業において、個人事業主を中心に1,000名以上の審査を行ったプロ。米国公認会計士日本証券アナリスト日商簿記2級銀行業務検定財務2級など多数の資格を有し、金融の専門家として第一線で活躍。

この記事の目次

  1. CICはクレジットカードの使用履歴を管理している
  2. クレヒスの開示方法
  3. クレヒスのここが大事
  4. 保有期間は信用情報の内容によって異なる
  5. クレヒスに傷が無かった人は
  6. よくある質問
  7. CICに関するよくある質問
  8. まとめ

この記事はこんな人向けです
  • CICって何?
  • 信用情報のどこを見ればいいの?
  • 信用情報ってどのくらいで消えるの?

CICでは、クレジットカードやさまざまなローンの審査に用いられる重要な情報を管理・提供しています。

クレジットカードの返済を延滞したり滞納したりして、クレヒスに傷がついていた場合、どのくらいの期間でその傷が消えるか知っていますか?

ある条件を満たしていないと、信用情報の傷は永久に残り続けてしまうのです。

CICはクレジットカードの使用履歴を管理している

CIC(Credit Information Center)とは、加盟する会員会社から登録される信用情報を管理・提供する機関です。主にクレジットカードに関する情報を取り扱っています

CICで扱っているクレジットカードの使用履歴をクレヒスといい、消費者がクレジットやローンなどに申し込む際、消費者の返済能力を判断するために審査する側はクレヒスを確認します。

クレヒスは日常生活にも影響を与える

クレヒスに問題があり、新規でクレジットカードを作れなくても日常生活にはそこまで影響しません。

しかし、一生に一度の結婚式のためのブライダルローンや、車を買う際に必要な自動車ローンが組むことができないと日常生活に支障をきたす可能性があります。

クレヒスは上記のようにさまざまなローンの審査に使われるので、傷が付いているか不安な人は自分のクレヒスの状況を確認しておきましょう。

Q.なぜクレジットカードの利用状況が他の審査に影響するのか

Hayashiyoshimitsu

貸金業務取扱主任者|林良光

ローン会社はあなたのクレヒスで審査

ご存知の通り、どのローン会社も申込みを受けたら審査を行いますが、その際に利用する情報がクレヒス(=クレジットカードヒストリー、利用履歴)です。過去にクレジットカードの支払い遅延や、一部しか入金できなかった履歴ないし現在未払い状態にあるような場合、他ローン会社の審査が通らないケースや、通った場合でも金利や貸付枠などの条件が悪くなる傾向にあります。クレジットカードの引き落し口座に設定した銀行口座にたまたま残高がなく、後から気づいてすぐに振り込んだ場合でも、その履歴は残り、審査へマイナスの影響があります。なお、審査基準は、各ローン会社により異なりますが、貸付金利の低いローン会社ほど、また、貸付枠の大きいローン会社ほど審査は厳しい傾向にあります。

クレヒスの開示方法

CICに情報開示を請求することで、自分のクレヒスを確認できます。

クレヒスを開示する方法は以下の3通りです。

クレヒスの確認方法
  • インターネットで開示
  • 郵送で開示
  • 窓口で開示

インターネットと郵送で情報開示すると1000円、窓口だと500円の手数料がかかりますが、クレヒスに問題があるか心配な人は開示することをおすすめします。

インターネットでクレヒスを開示する手順

インターネットからクレヒスを開示する手順は以下の通りです。

  1. 受付番号の取得
  2. お客様情報の入力
  3. 開示報告書の表示

クレジットカードの契約をした際に登録した電話番号から0570-021-717に電話をかけて、受付番号を取得してください。

その際に、その受付番号を記録しておかないといけないので紙とペンの用意もしておきましょう。

8時から21時45分までしかCICは情報開示を受け付けていません。また、手数料の1000円はクレジットカード決済で一括払いしか対応していないので注意しましょう。

クレヒスのここが大事

クレヒスには注目すべきポイントがあります。

公式ホームページにクレヒスの見方は載っていますが、「審査落ちする人はこの部分が問題」・「この部分に注目すべき」というようなことまでは教えてくれていません。

クレヒスで重要なポイントは入金状況と返済状況です。

大事なのは入金状況

入金状況とは、クレジットカード会社等への入金状況を記号で表したものです。

表示 内容
請求どおり(もしくは請求額以上)の入金があった
P 請求額の一部が入金された
R お客様以外から入金があった
A お客様の事情で、お約束の日に入金がなかった(未入金)
B お客様の事情とは無関係の理由で入金がなかった
C 入金されていないが、その原因が分からない
請求もなく入金もなかった※
空欄 クレジットカード会社から情報の更新がなかった※

※クレジットの利用がない場合の記号

各ローン会社・クレジットカード会社によって、どの記号から審査に悪い印象を与えるのかは異なります。

しかし、A・B・Cの記号が多い場合、審査落ちする可能性が高いでしょう。その反対に$が多い場合は、優良な顧客とみなされる可能性が高いです。

返済状況に異動と表記されていたら審査落ちする可能性大

返済状況に「異動」と表記されている場合、審査落ちしてしまう確率が非常に高くなります。

以下が「異動」と表記される状況です。

「異動」と表記される状況
  • 長期にわたる支払の遅れ(61日以上または3ヶ月以上)がある場合
  • 返済日より61日以上または3ヶ月以上の支払の遅れ(延滞)があるもの、あった場合
  • お客様に代わって保証会社が返済した場合
  • 裁判所が破産を宣告(破産手続き開始が決定)した場合

裁判所で破産宣告をした人と、61日の支払い遅れが「異動」という同等の表記を受けてしまうので、くれぐれも返済は計画的に行いましょう。

保有期間は信用情報の内容によって異なる

信用情報の保有期間は、その信用情報の種類によって異なります。

CICが管理している信用情報は以下の3種類です。

信用情報の種類
  • 申し込み情報
  • クレジット情報
  • 利用記録

クレジットカードやローンの審査で注目される情報は、5年間は保有されています。

申し込み情報

申し込み情報とはクレジットやローンの新規申込みにおける支払能力を調査するため、加盟会員が照会した事実を表す情報のことです。

つまり、クレジットカードやローンに申し込みをしたという記録を意味します。

申し込み情報の具体的な中身は以下の通りです。

主な情報項目
■本人を識別するための情報
氏名・生年月日・郵便番号・電話番号等

■申し込み内容に関する情報
照会日・商品名・契約予定額・支払予定回数・照会会社名等

これらの保有期間は照会日より6ヶ月です。

したがって、クレジットカードやローンで審査落ちをしたからといって、闇雲に次から次へと他のクレジットカードやローンに申し込みをすると、この申し込み情報にその履歴が溜まっていき、お金にかなり困っている人という扱いになってしまいます。

クレジット情報

クレジット情報とは加盟会員と締結した契約の内容や支払状況を表す情報のことです。

つまり、実際にクレジットカードを使用した履歴を意味し、クレヒスで特に重要な部分といえます。

クレジット情報の具体的な中身は以下の通りです。

主な情報項目
■本人を識別するための情報
氏名・生年月日・性別・郵便番号・住所・電話番号・勤務先名・勤務先電話番号・公的資料番号等

■契約内容に関する情報
契約日・契約の種類・商品名・支払回数・契約額(極度額)・契約終了予定日・登録会社名等

■支払状況に関する情報
報告日・残債額・請求額・入金額・入金履歴・異動(延滞・保証履行・破産)の有無・異動発生日・延滞解消日・終了状況等

■割賦販売法対象商品の支払状況に関する情報
割賦残債額・年間請求予定額・遅延有無等

■貸金業法対象商品の支払状況に関する情報
確定日・貸付日・出金額・残高・遅延の有無等

審査で特に重要とされる入金状況と返済状況は、このクレジット情報に含まれます。

このクレジット情報の保有期間は契約期間中および契約終了後5年以内です。

「異動」と返済状況に書かれている場合、その「異動」が消えるのは返済してから5年です。返済が滞ったままでは、いつまで経っても「異動」は消えることはありません。

利用記録

利用記録とはクレジットやローンの利用途上における支払能力を調査するなどのため、加盟会員が照会した事実を表す記録のことです。

つまり、クレジットカード会社が他社の借り入れ状況や返済状況を確認した記録を意味します。

利用記録の具体的な内容は以下の通りです。

主な情報項目
■本人を識別するための情報
氏名・生年月日・郵便番号・電話番号等

■利用した事実に関する情報
利用日・利用目的・利用会社名等

これらの保有期間は利用日より6ヶ月間です。

他者からの借り入れ状況や、返済状況が悪ければ、クレジットカードの利用限度額の減少や利用停止といった措置が取られることもあります。

※法律の定めがある場合、および契約の形態や支払いの状況によって登録される項目は異なります。したがって、必ず全ての項目が登録されているわけではありません。

クレヒスに傷が無かった人は

クレヒスに傷が無かった、もしくは傷が消えていた場合は、新しくローンを組むことも難しくありません。

ただし、審査ではクレヒス以外の要素も多分に関わってくるので、クレヒスに傷が無いからといって審査に100%に通るわけではありません。

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クレヒスに問題がないならカードローンを利用を検討

クレヒスに問題がなくてお金が必要な方は、消費者金融の利用を検討してみてください。消費者金融は即日融資が可能なカードローンを扱っています。

すぐにお金が必要な場合でも、お金を借りられる可能性があるため、お金に困っている人は、申込してみましょう。

アコム

限度額 最大800万円
金利 3.0~18.0%
審査 最短30分
融資 最短30分

すぐお金が必要な方におすすめ。
初めてのお借入れにおすすめ。

公式サイトはこちら
※申し込みの時間帯によっては翌日以降の対応になります。

アイフル

限度額 最大800万円
金利 3.0~18.0%
審査 最短25分
融資 最短25分

内緒で借りたい方におすすめ。
銀行振込で借りたい方におすすめ。

公式サイトはこちら
※WEBからお申し込みの方に限ります。また、審査状況や申込の時間帯等によってはご希望に沿った融資を受けられないケースもございます。

よくある質問

クレジットカードに関する信用状が保存されるのはどこですか?

A.クレジットカードに関する情報は主にCICに保存されています。
信用情報はCIC、JICC、KSCの3カ所ありますが、それぞれ保存される情報が異なります。CICはクレジットカード、JICCは消費者金融、KSCは銀行といった具合に、保存先が変わります。

CICで信用情報を開示する方法を教えてください

A.CICでは「インターネット」「郵送」で情報開示が可能です
CICは「インターネット」「郵送」による情報開示が可能です。※

どちらの方法であっても、1,000円の情報開示料がかかってしまいます。それぞれ必要な手続きが異なりますが、インターネットであれば、即日で情報開示が可能ですので、お急ぎの場合は、パソコンかスマホから手続きをしましょう。

※現在、店頭窓口での情報開示はできません。(2022年10月時点)

>>インターネットを利用した情報開示はこちらから

CICに関するよくある質問

Q.CICとは何ですか?
CICとは、消費者のクレジットカードや消費者金融機関が扱うローンに関する情報を扱う機関です。クレジットカードやローンに関する情報を「信用情報」と呼び、各金融機関が審査を実施する際に提供しています。また、消費者も自身の信用情報を確認することが可能です。
Q.CICに記録される情報はいつまで保存される?
CICに記録された信用情報は、6か月から5年間は保存されます。保存される情報の内容によっては、悪影響を及ぼす可能性があります。例えば、債務整理をした場合は、5年の間「金融事故を起こした」と記録されてしまうため、新たなクレジットカードやローンの契約ができなくなります。
Q.CICに記録された情報を確認する方法は?
CICでは、「インターネット・郵送・店舗窓口」で手続きを結べばご自身の信用情報を確認することができます。インターネットであれば、全国のどこからでも8:00~21:45で開示請求が可能です。ただし、クレジットカードによる1,000円の一括支払いが、必要になります。

まとめ

クレヒスに傷がつくのは、クレジットカードの返済を遅延・延滞した場合です。

一度クレヒスに傷がついてしまうと、完済から5年間はその情報は消えることがありません。

傷が消えたら、新しくクレジットカードを作ったり、ローンに申し込んだりしてみてください。

傷が消えるのを待っていられないという切迫した状況の人は、審査が比較的大手よりも優しいといわれている準大手に賭けてみましょう。

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