レイクの年率18.0%は高い?|本当にお得なカードローンを見抜く方法
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ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、多数のメディア編集業務に従事。その後、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得。FPとしての専門知識を活かし、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修業務を行ない、これまで計2000本以上の担当実績を誇る。ローン審査経験者などのインタビューなども多数行ない、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。公式ページ:「ファイナンシャルプランナー村上敬」
- ✓レイクの年率18.0%は高い?低い?
- ✓低金利のカードローンの方がお得?
- ✓どのカードローンがおすすめ?
どのカードローンに申し込みをしようか考える上で、重要な要素になってくるのが年率です。
CMでもお馴染みのレイクの年率は最大で18.0%。この年率は果たして相対的に見て、高いのでしょうか。低いのでしょうか。
しかし、年率だけに気を取られると本当にお得なカードローンを選ぶことはできません。さまざまなサービスなどを加味した上で、自分の使用用途や借入額と相談する必要があります。
レイクとは
レイクの申し込み条件は以下の通りです。
|
申し込みする時には運転免許証など本人確認書類が必要です。場合によっては収入証明書類の提出も求められます。
レイクの年率は4.5%~18.0%
レイクの金利を見ると年率4.5%~18.0%と幅があります。なぜ最小と最大の金利で幅があるのか、それは利息制限法が関係しています。
金銭を目的とする消費貸借における利息の契約は、その利息が次の各号に掲げる場合に応じ当該各号に定める利率により計算した金額を超えるときは、その超過部分について、無効とする。
一 元本の額が10万円未満の場合 年2割
二 元本の額が10万円以上100万円未満の場合 年1割8分
三 元本の額が100万円以上の場合 年1割5分
このように、借入額100万円以上の人に上限金利18.0%で貸付する事はできません。この利息制限法は消費者金融だけじゃなく、銀行にも適用されます。
初回の利用は基本的に上限金利18.0%が適応される
支払いする利息を抑えたい時はなるべく低金利で借りたいところです。しかし初回の利用は上限一杯の18.0%という金利になる事が多いです。
レイクでは初回の場合、50万円以下という限度額が設定される事が多くなっています。借入額50万円の場合、前述したように利息制限法によって上限が18.0%になります。
なぜ限度額が抑えられるのか、それは利用実績が無い状況だからです。利用実績が無いとまだ信用が低いため、限度額が抑えられます。利用実績を積み上げると増額できる事があります。
レイクの上限金利18.0%は高いのか?
レイクからお金を借りる時に気になるのが他社とどの位違うのかです。レイクの上限金利18.0%は大手消費者金融とほぼ同じです。
アコムやSMBCモビットやアイフルでは上限18.0%、プロミスでは上限17.8%となっています。
プロミスの方が0.2%だけではありますが、レイクより上限金利が低いです。
銀行カードローンと比較すると上限金利が高め
みずほ銀行カードローンでは上限14.0%、三井住友銀行カードローンでは上限14.5%となっています。
以下のように銀行カードローンと比較してもレイクは高めの上限金利です。
銀行 | 通常金利(年率) | 借入限度額 |
---|---|---|
イオン銀行カードローン | 3.8~13.8% | 800万円 |
みずほ銀行カードローン | 2.0~14.0% | 800万円 |
三井住友銀行カードローン | 年1.5~14.5% | 10~800万円 |
三菱UFJ銀行バンクイック | 1.8~14.6% | 500万円 |
東京スター銀行 スターカードローンα |
年1.5~14.6% | 1,000万円 |
住信SBIネット銀行MR.カードローン (スタンダードコース) |
8.99~14.79% | 300万円 |
スルガ銀行カードローンリザーブド・プラン | 3.9~14.9% | 800万円 |
セブン銀行カードローン | 14.0~15.0% | 100万円 |
auじぶん銀行じぶんローン | 1.48~17.5%※ | 最大800万円 |
オリックス銀行カードローン | 1.7~14.8% | 800万円 |
レイク | 年4.5~18.0% | 500万円 |
※通常コース
利息の差をシュミレーションしてみる
比較的金利が低めのみずほ銀行カードローンとの利息差をシミュレーションしてみます。
借入額30万円、返済期間12か月の場合、上限金利14.0%のみずほ銀行カードローンでは23,228円の利息が発生します。
上限金利18.0%のレイクで計算すると30,044円となり、6,816円の利息差が生まれます。
返済期間が長引けば長引くほど、この利息の差は大きくなっていくのです。
こちらのシミュレーターで簡単に期間ごとの返済金額を計算できるので、ぜひお試しください。
レイクには選べる無利息がある
上限金利18.0%で借りると損するイメージがありますが、レイクにはみずほ銀行カードローンには無い無利息サービスがあります。
高めの金利でお金を借りても、期間内なら利息は発生しません。その分だけお得になるのがレイクの無利息サービスです。
少額融資におすすめの180日間無利息
他のカードローンでも無利息というサービスは見られます。しかし5万円まで180日間無利息というサービスはレイクだけです。
5万円までといった比較的小口の融資を考えている人におすすめのサービスとなっています。
高額融資の場合は30日間無利息の方がお得になります。
【※注意】契約日の翌日から無利息になる
レイクの無利息には一つ注意点があります。それは契約日の翌日から無利息になるという点です。
借入日の翌日からでは無いため、契約してから何日も借入しないと日数が減ってしまいます。
そのため借入する直前に申し込みすると良いでしょう。
実は無利息を利用すれば低金利よりお得な場合もある
レイクはサービスが充実しているものの、上限金利は18.0%と他の大手消費者金融と比較しても変わりません。
そのため低金利のカードローンを利用して、利息を減らしたい人は他のカードローンを利用した方がいいと考える人もいるでしょう。
ただし、無利息を考慮に入れた場合に10ヶ月以内で完済するかどうかが目安になります。
金額をそろえて金利ごとにシミュレーション
実際にどのくらいの期間で返済をすれば無利息があるレイクの方がお得なのか、実際にシミュレーションしてみましょう。
項目 | 各条件の確認 | |
カードローンA | カードローンB | |
借入金額 | 5,10,30万円 | 5,10,30万円 |
金利 | 18.0% | 15.0% |
無利息金額 | 30日間 | なし |
借入金額は5万円・10万円・30万円の3パターン、それぞれ金利18.0%と15.0%で比較してみます。比較する返済回数(期間)はそれぞれ、2回、3回、半年、10ヶ月、1年、3年です。
5万円の返済総額を比較
返済回数(期間) | 借り入れ先ごとの総返済額 | |
カードローンA | カードローンB | |
2回払い | 50,377円 | 50,939円 |
3回払い | 50,756円 | 51,254円 |
半年 | 51,905円 | 52,208円 |
10ヶ月 | 53,462円 | 53,498円 |
1年 | 54,252円 | 54,149円 |
3年 | 64,313円 | 62,378円 |
10万円の返済総額を比較
返済回数(期間) | 借り入れ先ごとの総返済額 | |
カードローンA | カードローンB | |
2回払い | 100,755円 | 101,878円 |
3回払い | 101,514円 | 102,509円 |
半年 | 103,812円 | 104,418円 |
10ヶ月 | 106,929円 | 106,999円 |
1年 | 108,511円 | 108,304円 |
3年 | 128,630円 | 124,773円 |
30万円の返済総額を比較
返済回数(期間) | 借り入れ先ごとの総返済額 | |
カードローンA | カードローンB | |
2回払い | 302,266円 | 305,636円 |
3回払い | 304,544円 | 307,530円 |
半年 | 311,443円 | 313,258円 |
10ヶ月 | 320,796円 | 321,005円 |
1年 | 325,544円 | 324,925円 |
3年 | 385,921円 | 374,368円 |
返済期間10ヶ月が境目
低金利なカードローンと、無利息があるレイクのどちらがお得かの境目は、返済期間10ヶ月でした。自分の借りる金額と毎月どの程度返済に充てられるのかを考え、自分に適したカードローンを選択しましょう。
10ヶ月以内に完済できる人はレイク
レイクは多くのサービスを取り揃えています。
無利息やWEB完結など、優位性のあるサービスを提供しているカードローンはレイクだけと言っても過言ではありません。
10ヶ月以内に完済できない人は低金利のカードローン
10ヶ月以上、完済までに時間が掛かりそう。このような人出来る限り低金利のカードローンに申し込みましょう。
低金利であればあるほど、利息の負担は抑えられます。
レイクの適用金利に関するよくある質問
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社名:新生フィナンシャル株式会社
登録番号:関東財務局長(10) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号
電話番号:0120-09-09-09
貸付条件
貸付利率:4.5%~18.0%(年率)
※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。
融資限度額 :1万円~500万円
返済方式:残高スライドリボルビング方式・元利定額リボルビング方式
必要書類:運転免許証等
※収入証明(契約額に応じて、新生フィナンシャルが必要とする場合)
返済期間・回数: 最長5年・最大60回
※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数は変動します。
利用対象:満20歳~70歳(国内居住の方、日本の永住権を取得されている方)
収入条件:安定した収入のある方(パート・アルバイトで収入のある方も可)
遅延損害金: 20.0%(年率)
担保・保証人: 不要
※ご契約には所定の審査があります。貸付条件を確認し、借入と返済のバランスを考えて計画的に利用しましょう。
無利息に関して
・Webで初めてお申込みで60日間無利息
・初回契約翌日から無利息適用となります
・無利息期間経過後は通常金利適用となります
・Web以外の無人店舗やお電話で申込むと、お借入額全額30日間無利息またはお借入額5万円まで180日間無利息のどちらかになります。
※60日間無利息(Webでのお申込み限定)、180日間無利息それぞれ契約額1~200万円まで。
※30日間無利息、60日間無利息(Webでのお申込み限定)、180日間無利息それぞれの併用はできません。