外国人がカードローンを契約するには?必要な条件とスムーズに進めるコツを紹介

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外国人がカードローンを契約するには?必要な条件とスムーズに進めるコツを紹介

村上敬

貸金業務取扱主任者・FP

2級FP技能士、貸金業務取扱主任者(第F241000177号)。
大学を卒業後、カードローン、FX、不動産、保険など様々な情報におけるメディアの編集・監修に携わり、実績は計2000本以上。ローン利用者へのインタビューなども多数実施し、専門知識と事実に基づいた信頼性の高い情報発信を心がけている。

奥山 裕基

マネット編集担当/キャッシングガイド

FP資格を有し、カードローン・消費者金融および貸金業に関する豊富な知識を持つ編集者。関連法規(貸金業法・金融商品取引法等)の理解を深めつつ、多数のローン経験者へのインタビューや金融機関勤務経験者へのヒアリングをもとにリアルな情報収集を怠らず、自身も当サイトにおいて1,000本を超える記事を執筆。生活に欠かせない「お金」だからこそ最適な意思決定を支援したいという理念のもとに情報発信を行っている。

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この記事でわかること

  • 外国人がカードローンを利用するには安定した収入と適した在留資格が必要
  • 申込には日本の住所と電話番号を持っていることも条件
  • 状況によっては公的支援を受けることも有効

日本で生活していると、生活費や急な出費に対応するためにお金を借りたい場面も出てくるでしょう。お金を借りる選択肢の一つとして、カードローンが挙げられます。

外国人でも申込可能なカードローンを探している人は、以下の中から気になる借入先を探してみてください。

在留カードで申込可能なカードローン
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WEB申込なら最短3分で融資(※1)
初回借入日の翌日から最大30日間無利息
公式アプリを利用するとVポイントが貯まる
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原則として電話での在籍確認なし
WEB申込なら最短18分で融資可能(※1)
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上記のように在留カードがあれば申込可能なカードローンもあれば、永住権を取得している人や日本人のみ申込可能なカードローンもあります。

また、外国人が日本のカードローンを利用する場合は、在留資格が重視されより慎重に収入状況を確認される傾向があるため、審査についての理解を深め、しっかり対策をしたうえで申込することが重要です。

本記事では、外国人がカードローンを利用する際の条件や注意点、審査のポイントをわかりやすく解説します。

この記事の目次

外国人でもカードローンは契約できる

日本国内で生活する外国人でも、一定の条件を満たせばカードローンの契約は可能です。

ただし外国籍の人の場合、在留資格や滞在年数など、日本人とは異なる観点でも審査がおこなわれます。

また、永住権の有無によっても、利用できるカードローンの種類が変わります。

さらに、申込には在留カードの提示や日本国内の居住確認なども求められるため、事前の準備が欠かせません。

しっかり条件を確認し、自分の状況に合ったカードローンを選びましょう。

永住権がある場合はさらに選択肢が広がる

外国人が申込できるカードローンはいくつかありますが、その中には「永住権を持つ人だけ」を対象としているものもあります。

永住権を持つ人は、この先も日本で生活することが前提となっていて、途中帰国などにより連絡が取れなくなるリスクが比較的低いと考えられるためです。

また、永住権を取得するためには、一定の資産や日本での長期滞在実績に加え、法律上の要件を満たしていることが必須となっています。

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永住許可申請の審査基準

  • 素行が善良であること
  • 独立の生計を営むに足りる資産又は技能を有すること
  • その者の永住が日本国の利益に合すると認められること

こうした厳しい交付条件をクリアしているため、永住権を取得している人は安定した収入や生活基盤があると判断されやすく、金融機関にとってもお金を貸すうえで安心材料になります。

そのため、永住権を取得している人は在留カードで申込できるカードローンに加えて、永住権の取得が条件となっているカードローンにも申込できるなど、より多くの選択肢から選べます。

専業主婦(夫)の場合は条件が複雑になる

基本的に大手消費者金融では本人に収入があることを申込条件としていますが、一部の金融業者では「配偶者貸付制度」を適用し、専業主婦(夫)も利用できるキャッシングサービスを提供しています。

配偶者貸付制度とは、配偶者の同意があれば、本人に安定した収入がなくても借入できる仕組みのことです。

How-spousal-loans-work

外国籍の専業主婦(夫)も、配偶者に安定した収入があれば、配偶者貸付制度で融資を受けられる場合があります。

ただし、外国籍の専業主婦(夫)がカードローンを利用する場合は配偶者の同意だけでなく、在留資格や滞在年数が申込条件を満たしている必要があるなど、条件が複雑になります。

金融機関によっては、配偶者の収入証明書の提出が求められるケースもあり、世帯全体の収入状況や生活の安定性が審査の対象となる点にも注意が必要です。

在留資格別|外国人でも契約可能なカードローンまとめ

外国人でも契約できるカードローンは複数ありますが、「永住権がある人のみ申込できる」ものも一定数あります。

永住権がない場合でも、在留カードがあれば申込できるカードローンも多数あるので、自身に合った商品を探してみましょう。

ここでは、在留カードがあれば申込できるカードローンと、永住権がある人のみ申込できるカードローンをそれぞれまとめました。

在留カードで申込できるカードローン

永住権を持っていない外国人でも、在留カードの提出で申込可能なカードローンがあります。

対象となるのは、就労ビザ(技術・人文知識・国際業務など)や特定技能、定住者など一定の在留資格を持つ人です。

それ以外にも、資格外活動許可を受けている留学生なども対象です。

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    在留カードがあれば申込可能なカードローン
    公式サイト 申込方法 審査時間 金利 無利息期間
    プロミス

    プロミス

    ・WEB
    ・自動契約機
    ・電話
    最短3分 年4.5 ~ 17.8% 初回借入日の翌日から30日間
    アイフル

    アイフル

    ・WEB
    ・自動契約機
    ・電話
    最短18分 年3.0 ~ 18.0% 初回契約日の翌日から30日間
    三菱UFJ銀行カードローン バンクイック

    三菱UFJ銀行カードローン バンクイック

    ・Web 最短即日 年1.4 ~ 14.6% なし

    プロミス ※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

    アイフル ※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。

    中でも、プロミスはWEBからの申込で最短3分での融資にも対応しており、ほかのカードローンと比較しても群を抜いています。

    プロミスの審査は最短3分で完了

    インターネット振込であれば、24時間365日利用できます。振込の手数料もかからないため、急ぎでお金を借りたい人にとっては便利です。

    Promise-online-transfer

    さらにプロミスではインターネット申込のほかに、来店での契約も可能です。

    不明点があればオペレーターに確認しながら契約を進められます。

    実際に来店で契約し、不安な点をすぐ解消できたというユーザーもいます。

    ユーザー評価

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    4.9
    30代 /女性 /職業: 会社員 /年収: 100-299万円 /目的: 生活費

    自動契約機で契約から審査、借入まで短時間で行うことができ、分からないこともその場で質問できるので良かったです。

    利用したカードローン プロミス
    借入金額 40万円 金利 年17.8%
    審査時間 1時間以内 借入事実の把握 家族
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    永住権ありの人のみ申込できるカードローン

    永住者であれば申込できるカードローンがより多いため、金利・限度額・サービス内容を比較し、自分に合った商品を選びやすくなります。

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      永住権ありの人のみ申込できるカードローン
      公式サイト 申込方法 審査時間 金利 無利息期間
      レイク

      レイク

      ・WEB
      ・自動契約機
      ・電話
      お申込後最短15秒※ 年4.5 ~ 18.0% ①50万円以上なら365日間無利息※3
      ②60日間無利息※4
      楽天銀行スーパーローン

      楽天銀行スーパーローン

      WEB(PC/スマホ) 最短当日 年1.9 ~ 14.5% なし
      auじぶん銀行じぶんローン

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      ・Web 最短1時間 年1.48 ~ 17.5%
      ※「通常コース」の利率
      無し

      レイク ※1.21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。※2.在籍確認が必要な場合でも、お客さまの同意なくお電話いたしません。※3.Webでお申込み・ご契約、ご契約額が50万円以上でご契約後59日以内に収入証明書類の提出とレイクでの登録が完了の方※4.初めてのご契約かつWebお申込み、ご契約額が50万円未満の方

      レイクは楽天銀行スーパーローンやじぶん銀行じぶんローンと比べて金利が高いため、利息の負担が大きく感じるでしょう。

      しかし、レイクには最大365日間の無利息期間があるため、契約金額や返済期間によっては最も利息を抑えて利用できる可能性があります。

      無利息期間はおもに消費者金融で展開されているサービスで、定められた期間中は利息がかかりません。

      つまり、無利息期間内に完済すれば、利息0円で必要なお金が借りられます。

      Lake_s-interest-free-service

      365日間無利息期間で利用するためには、契約金額や収入証明書類の提出などの条件をクリアする必要があります。

      とはいえ、利息を抑えて利用したい人にとっては、こうした条件を満たしてでも利用する価値のあるサービスといえるでしょう。

      外国人がカードローンを契約するために必要な条件

      外国人が日本国内でカードローンを契約するには、いくつかの条件を満たす必要があります。

      特に在留資格の種類や滞在状況は重要で、就労許可が下りていることや永住資格を持っていることが前提になるケースが多いです。

      これに加え、スムーズに契約を進めるためには、専門的な用語やオペレーターからの電話連絡を理解する日本語能力も求められます。

      金融機関によって審査基準は異なるものの、これら基本条件のクリアが審査通過の第一歩です。

      外国人が契約するために必要な在留資格を持っている

      自身がカードローンを契約できるかは、在留カードの記載事項で確認しましょう。

      residene_card_example

      引用:出入国在留管理庁 在留カードとは

      就労制限の有無が「就労不可」となっている場合や資格外活動許可が降りていない人は、安定した収入が見込めず返済能力がないと判断され、審査落ちの可能性が高くなります。

      そのほかにも注意したいのが、在留期間です。

      在留資格ごとに、在留期間が決められており、多くは5年、3年、1年もしくは3カ月の4種類です。

      特に在留期間が3カ月の場合、完済しきれないと判断されやすくなります。

      Editor

      マネット編集担当/キャッシングガイド

      奥山 裕基

      たとえば100万円の借入を申込していて、在留期限が1カ月後になっている場合、完済は現実的ではありません。数万円程度の借入希望であれば審査に通ることもあります。

      万が一返済が終わらないまま帰国されてしまうと、金融機関側としては国外の相手と連絡を取り、返済を促し続けるのは非常に困難です。

      在留期間の更新期限が迫っている場合は、はやめにカードを更新しておきましょう。

      日本国内で利用可能な電話番号を持っている

      日本でカードローンに申込するには、日本国内で利用できる電話番号の所有が基本条件です。

      プロミスを例にみると、申込の段階で電話番号の記載が必須項目となっていることがわかります。

      promise_applicationform_number

      引用:プロミス公式サイト 申込画面

      これは、申込内容の確認や審査結果の連絡、本人確認のために電話が入る場合が多くあるためです。

      また、プリペイド式の携帯電話番号や海外の番号では受け付けられなかったり、審査で不利になることもあります。

      プリペイド式の電話番号は有効期限を過ぎると通話や通信ができなくなり、連絡が取れなくなるリスクが高いと判断される可能性があるためです。

      以上の理由から、日本国内で利用可能な電話番号を持っていることが申込や審査通過の条件といえます。

      日本国内に居住している

      電話番号だけでなく、日本の住所も申込には必要です。

      契約者が海外に住んでいると、万一滞納など利用中にトラブルがあった際の手続きが複雑化し、コストもかかります。

      また、審査の過程では、なりすましや犯罪防止のため本人確認書類の確認を必須としており、外国人であれば在留カードの提出が必要です。

      在留カードを取得するには、申請時に日本に住居があることが前提のため、こういった側面からも申込できるのは日本国内に住んでいる外国人に限られます。

      実際にプロミスの申込画面でも、日本の郵便番号7桁しか記載できないようになっています。

      promise_applicationform_adresserror

      引用:プロミス公式サイト 申込画面

      問題なく契約するための日本語レベルはN3以上が目安

      申込はWEBや対面の場合も基本的には日本語で進みます。

      まず、申込書は日本語で記載するため、氏名や住所、職業、収入などの情報を正しく日本語で記載できる能力が求められます。

      さらに、審査の過程で金融機関から確認の電話がかかってくる可能性があるため、契約内容や返済方法の説明を理解し、質問に答えられる程度の会話能力も欠かせません。

      これらを問題なく対応するには、JLPT(日本語能力試験)でN3以上のレベルが一つの目安とされています。

      理解できるか不安が残る場合はカスタマーサポートや翻訳サービスを活用しましょう。また、電話や店舗での申込であれば、オペレーターに相談しながら申込を進められます。

      国籍問わず必要な条件

      カードローンは「在留カードや基本的な日本語を習得さえしていれば契約できる」といった簡単なものではありません。

      外国人ならではの条件に加え、年齢制限や収入情報、信用情報など国籍問わず求められる条件をクリアしている必要もあります。

      ここでは国籍にかかわらず、カードローンを契約するために必要な条件をまとめました。

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      カードローンを契約するために必要な条件

      • 申込の年齢条件を満たしている
      • 十分な返済能力がある
      • 信用情報に問題がない
      • 借入総額が年収の3分の1以内である

      申込の年齢条件を満たしている

      カードローンの申込は基本的に20歳以上の人に限られています。

      これは、借りすぎを防ぐと同時に、安定した収入が期待できるのがおおむね20歳以上であるためです。

      未成年や高齢者の場合、返済できないリスクが高くなると判断されるため、申込自体を断られることもあります。

      本記事で取り上げた大手カードローンについても、ほとんどが20歳以上を対象としています。

      ただし、プロミスは給与明細やマイナンバーカードなどの収入証明書を提出することで、18歳から申込が可能です。

      How-to-apply-Promise-for-minors

      外国人であってもこの基準は変わらず適用されるので、自身の年齢が条件を満たしているかを確認したうえで申込手続きをおこないましょう。

      十分な返済能力がある

      カードローンは借りたお金を将来的に返済することが前提の商品です。

      よって金融機関側は審査時に勤続年数や年収などをもとに、「収入が安定しているか」「毎月返済できるか」を重視します。

      正社員や契約社員はもちろん、アルバイト・パートでも安定した収入があれば基本的に申込は可能です。

      一方で、短期間での離職を繰り返している人や、日雇いで収入が安定していない場合は「返済できないのでは」と懸念される可能性があります。

      外国人も同様で、安定した収入があることが申込条件となります。

      ただし、就労時間に制限がある場合は、より慎重に返済能力が確認される点に注意が必要です。

      給与明細や源泉徴収票など、現在の収入状況を証明できる書類を提出し、返済能力をしっかり示すことが重要になります。

      信用情報に問題がない

      外国人でも、日本国内でクレジットカードや住宅ローンなどを契約している場合は、信用情報機関に記録が残ります。

      信用情報
      ローンやクレジットなどの取引に関する客観的な事実を表す情報を指し、本人を識別するための情報のほか、契約内容、返済、支払状況、利用残高などが該当します。貸金業者やクレジット会社などで顧客の信用を判断する情報の1つとして利用されています。

      2カ月以上返済が遅れると、信用情報に異動情報として記録されるケースが多くなります。

      カードローンの審査では必ず信用情報が確認されるため、異動情報が記録されていると審査に通るのは難しくなります。

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      自分の信用情報が不安な場合は、事前に信用情報に事故情報が記録されているか、確認しましょう。

      借入総額が年収の3分の1以内である

      日本には「総量規制」というルールがあり、このルールが適用されるカードローンが多くあります。

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      この規制は、利用者の借りすぎを防ぐためのもので、国籍問わず適用されます。

      たとえば、年収300万円の人であれば、消費者金融から借入できる金額は最大で100万円までです。

      総量規制の金額は他社との合計で計算されるため、すでに別のカードローンで借りている場合は、合計でいくら借りているのか把握しましょう。

      カードローンの申込をスムーズにするためのコツ

      必要な条件を満たしていても、手続きに手間取ったり審査に時間がかかることがあります。

      よって、申込をスムーズに進めるためにも提出物や困ったときの相談先についてあらかじめ把握しておくことが重要です。

      ここでは、カードローンへの申込をスムーズに進めるために把握しておきたいコツを解説します。

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      カードローンへの申込をスムーズに進めるコツ

      • 在留資格を最新の状態にする
      • 日本語での相談窓口を確認しておく
      • 申込情報や書類を不備なく正確に提出する
      • 最低限の借入希望額にする
      • 確認の電話やメールにすぐ対応できるようにしておく

      在留資格を最新の状態にする

      カードローンの申込時、在留カードの情報は必ず確認されます。

      在留期間の期限が間近に迫っているのに更新されていない状態では、金融機関側は申込者がその先も日本に住み続けられるかが判断しきれません。

      もし更新ができず帰国してしまうと、その後の返済の確認や連絡を取るのが難しくなるため、金融機関はリスクを回避するためお金を貸さないと判断する可能性が高くなります。

      また、住所や在留資格の区分などが実際と違っていると確認に時間がかかり、お金が必要なタイミングに間に合わない場合もあります。

      在留カードの更新は即日で交付を受けられるため、情報に変更があったときは最新の状態にしてから申込をしましょう。

      日本語での相談窓口を確認しておく

      申込や契約手続きの際、わからない点が出てきた場合に備え、日本語対応の相談窓口を事前に確認しておくと安心です。

      金融機関によっては、外国人向けに英語や中国語などで対応している窓口もありますが、全ての機関で用意されているわけではありません。

      基本的には日本語でのやり取りが求められるため、相談できる窓口の有無を調べ、問い合わせ先を控えておくとスムーズです。

      また、公式サイトのよくある質問やチャットサポートも活用すると、手続きの流れを理解しやすくなります。

      申込情報や書類を不備なく正確に提出する

      カードローンの申込時に提出する情報や書類に不備があると、審査がスムーズに進まず、確認の連絡が入る場合があります。

      特に名前や会社名、住所の記載ミスには注意が必要です。

      たとえば、会社名を間違えたまま申込すると、いたずらの申込と判断され、審査に落ちるケースも少なくありません。

      また、名前の記入欄は漢字・全角カナでの入力が前提となっており、ここでの入力ミスも発生しやすい項目です。

      promise_applicationform_name

      引用:プロミス公式サイト 申込画面

      申込時の提出書類が正しく読み取れない状態では、再提出を求められ、審査が遅れてしまうこともあります。

      記載内容がはっきりとしていて、全体が写っている書類を提出しましょう。

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      最低限の借入希望額にする

      借入希望額が高額になるほど、それに見合う年収が求められるため、審査の難易度が上がる傾向があります。

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      資格外活動の許可を受けている場合、1週間の就労時間は最大28時間までと決められています。

      たとえば、東京都の平均時給1,200円で週28時間働いたとすると、年収は160万円程度※です。この場合、総量規制により借入可能な上限は約50万円までとなります。

      ※夏休みや春休みなどの長期休業期間中を配慮せず計算した場合

      初めての申込では、5万円から10万円など、生活費や急な出費をカバーできる最低限の金額に抑えるのが無難です。

      このように返済の見込みが立てやすい金額であれば、審査にも通りやすく、結果が早く出ることもあります。

      申込する前に、自分の年収と希望額が総量規制の範囲内に収まっているか確認しましょう。

      確認の電話やメールにすぐ対応できるようにしておく

      カードローンの審査中には、申込内容の確認や補足説明のために電話やメールが入る場合があります。

      特に外国人の審査では在留期限や就労状況、勤務先での雇用形態、年収など細かく確認されます。

      この連絡にすぐ対応できないと、そこで審査がストップしてしまう可能性があります。

      また、金融機関側は、返済の意思があり連絡が取れる人かを重要視しているため、何度もやり取りが続いてしまうといった状況はなるべく避けましょう。

      迅速に対応することで「誠実で対応がスムーズ」と判断され、印象も良くなります。

      連絡は平日の日中に来ることが多いため、すぐに対応できるようなるべくスマートフォンを手元に置いておきましょう。

      確認連絡に対応できる時間帯をあらかじめ伝えておくのも有効な方法です。

      審査に落ちてしまったときの対処法

      カードローンの審査は、必要な条件を満たしていても、落ちてしまうこともあります。

      その場合には、収入の安定化や借入希望額の見直し、別のカードローンへの申込など、状況に応じた対処をしましょう。

      ここでは、審査に落ちてしまった場合に取るべき具体的な対応策を解説します。

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      審査に落ちてしまった場合に取るべき対応策

      • 審査に落ちてしまった原因を振り返る
      • 収入を安定させる
      • ほかのカードローンを検討する

      審査に落ちてしまった原因を振り返る

      まずは、なぜ審査に落ちたのか原因の確認が重要です。

      一般的な理由としては以下が挙げられます。

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      審査に落ちる主な要因

      • 返済能力が不足している
      • 信用情報に問題がある
      • 在留期限が短い
      • 申込内容に不備がある

      在留期限が迫っている人や申込内容に不備がある場合は、審査に影響するケースもあります。

      原因を明確にすると、次の対策も立てやすくなります。

      収入を安定させる

      審査に落ちた理由が収入面にある場合、まずは安定した収入源の確保が先決です。

      勤務先の変更や勤務時間の減少などで収入が不安定になっていると、カードローンの返済能力に不安があると判断されやすくなります。

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      できるだけ同じ勤務先での勤続年数を重ね、収入証明書や給与明細をそろえて再申請に備えましょう。

      また、アルバイトやパートの人でも、継続的な勤務実績があれば審査の評価が改善される場合があります。

      審査を受けるタイミングを調整し、収入が安定している状態で再度申込しましょう。

      ほかのカードローンを検討する

      たとえ審査に落ちてしまったとしても、他社であれば審査基準が異なるため通過できる可能性があります。

      収入の基準や勤務先の条件などもカードローンごとに異なるので、自分の状況に合ったものを選ぶことが大切です。

      在留カードで申込可能なカードローン
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      WEB申込なら最短3分で融資(※1)
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      原則として電話での在籍確認なし
      WEB申込なら最短18分で融資可能(※1)
      スマホアプリ機能が充実

      ただし、短期間に複数のカードローンに申込すると「お金に困って複数のカードローンに申込しているのでは」と判断され、逆に審査が不利になる場合もあるため注意が必要です。

      次に申込する際は、前回の申込から期間を空けると金融機関側に与える印象も変わります。

      時間に余裕があるなら公的支援制度も検討する

      急ぎの出費でない場合は、公的支援制度の利用も有効な選択肢の一つです。

      日本には生活に困っている人を支援する制度が複数あり、外国人でも条件を満たせば利用できる制度もあります。

      特に生活福祉資金貸付制度など、低金利・無利息で利用できる支援もあるので、困ったときは自治体や福祉窓口に相談してみましょう。

      ここでは代表的な制度と相談先をご紹介します。

      相談先がわからないときは社会福祉協議会へ

      各市区町村には「社会福祉協議会」という相談機関があります。

      生活費や急な出費で困っている場合、融資や生活支援を受けられるほか、利用できる支援制度も紹介しています。

      事情を伝えれば相談に乗ってもらえるケースがほとんどですが、予約制の場合もあります。

      事前に自治体のホームページなどで連絡先を調べ、電話で相談日時を確認してから訪問するのがスムーズです。

      生活福祉資金貸付制度は外国人でも利用ができる

      生活福祉資金貸付制度は低所得世帯、障害者世帯、高齢世帯が融資や相談支援などのサポートを受けられる制度です。

      保証人なしで利用できる場合もあり、無利息や年1.5%程度の低金利で借入が可能です。

      この制度は、外国人でも利用できます。申請には基本条件と、外国人である場合の条件があります。

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      申請の基本条件

      • 申請する市区町村に移住しており、住民登録がされている
      • 返済の見込みが立てられる状況であること
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      外国人である場合の条件

      • 在留資格が特別永住者、永住者、永住者の配偶者等、日本人の配偶者等、定住者、定住者の配偶者等のいずれかであること
      • 現住所に6カ月以上居住していて、将来も永住する見込みがあること

      なお、この制度は融資が支援につながると判断される場合に実施されます。

      そのため融資による負担のほうが大きいと判断された場合には、断られる可能性があります。

      具体的な利用目的のためにまとまった資金を必要としている場合には有効な手段の一つです。

      労働者や技能実習生は労働条件をチェック

      外国人労働者や技能実習生は日本の労働者と同様に扱われ、日本の労働に関する法律が適用されます。

      しかし、外国人であることを理由に有給が取得できなかったり、手当が支払われなかったりするケースも少なくありません。

      生活に困っている原因が、賃金の未払い・労働条件の悪化にある場合は、勤務先の環境を改善することで、負担が軽くなる場合もあります。

      技能実習生であれば、外国人技能実習機構(OTIT)で相談できます。

      対応言語 電話番号 受付時間
      ベトナム語 0120-250-168 月から金曜日 11:00から19:00
      土曜日 9:00から17:00
      中国語 0120-250-169 月、水、金曜日 11:00から19:00
      インドネシア語 0120-250-192 火、木曜日 11:00から19:00
      土曜日 9:00から17:00
      フィリピン語 0120-250-197 火、木曜日 11:00から19:00
      土曜日 9:00から17:00
      英語 0120-250-147 火、木曜日 11:00から19:00
      土曜日 9:00から17:00
      タイ語 0120-250-198 木曜日 11:00から19:00
      日曜日 9:00から17:00
      カンボジア語 0120-250-366 木曜日 11:00から19:00
      ミャンマー語 0120-250-302 火曜日 11:00から19:00

      外国人労働者の場合は労働基準監督署ハローワークに相談しましょう。

      労働基準監督署の相談ダイヤルは代表的な下記8言語以外にも対応しているため、公式サイトも参考にしてください。

      対応言語 電話番号 受付時間※
      ベトナム語 0570-001-706 月から金曜日 10:00から15:00
      中国語 0570-001-702 月から金曜日 10:00から15:00
      インドネシア語 0570-001-715 水曜日 10:00から15:00
      フィリピン語(タガログ語) 0570-001-705 月から金曜日 10:00から15:00
      英語 0570-001-701 月から金曜日 10:00から15:00
      タイ語 0570-001-712 水曜日 10:00から15:00
      カンボジア語(クメール語) 0570-001-716 水曜日 10:00から15:00
      ミャンマー語 0570-001-707 月曜日 10:00から15:00

      ※正午から午後1時は受付時間外

      経済的な不安をカードローンだけに頼らず、労働環境の改善も合わせて検討すると、生活基盤の立て直しにつながります。

      よくある質問

      Q.留学生でもカードローンを契約することはできますか?
      在留期間と就労制限の有無によっては契約できます。在留期間については、お金を貸しても返済しきれる6カ月以上の中長期滞在が目安と考えられます。また、就労制限の有無が「就労可」となっていれば、安定した収入があると判断でき、審査に通る可能性が高くなります。
      Q.外国人のカードローン契約は審査が厳しいですか?
      審査内容や審査基準が明確に変わるわけではなく、国籍問わず十分な返済能力があるか審査されます。ただし、外国人の場合は、永住者のみ申込可能としているカードローンがある点や、日本人と比較して収入が不安定な傾向がある点から「厳しい」と感じる人も多いのが事実です。
      Q.カードローンの契約は在留資格の更新に影響がありますか?
      基本的に、カードローンの契約そのものが在留資格の更新に直接影響することはありません。ただし、長期滞納や多重債務に陥っていると、生活基盤の安定性に不安があると判断され更新審査に影響を及ぼす可能性があります。
      Q.永住権なしではカードローンは借りられませんか?
      永住権がなくても、在留資格があれば申込できるカードローンはあります。銀行系カードローンは永住者のみ申込可という条件を設けているところもありますが、消費者金融系カードローンであれば、在留カードを持つ外国籍の人でも申込できる商品が多くあります。

      まとめ

      外国人でも、永住権や在留カードと安定した収入があれば、申込できるカードローンは存在します。

      基本的な申込条件についても国籍で変わることはなく、年齢条件や信用情報、返済能力について審査されます。

      一方で、外国人がカードローンを申込する際に難点に感じるのは、在留資格や在留期間、日本語での高度なコミュニケーションが求められる点です。

      万が一審査に落ちた場合でも、原因を振り返り対策を講じることで、別のカードローンで契約できることもあります。

      また、時間に余裕がある人は公的支援制度の活用も有効な選択肢の一つです。

      自身の状況に合った方法を選び、適切に活用しましょう。

      レイクのサービス内容について
      社名:新生フィナンシャル株式会社
      登録番号:関東財務局長(11) 第01024号
      日本貸金業協会会員第000003号
      電話番号:0120-09-09-09

      貸付条件
      貸付利率:4.5%~18.0%(年率)
      ※貸付利率はご契約額およびご利用残高に応じて異なります。
      融資限度額 :1万円~500万円
      返済方式:残高スライドリボルビング方式・元利定額リボルビング方式
      必要書類:運転免許証等
      ※収入証明(契約額に応じて、新生フィナンシャルが必要とする場合)
      返済期間・回数: 最長10年・最大120回
      ※融資枠の範囲内での追加借入や繰上返済により、返済期間・回数は変動します。
      利用対象:満20歳~70歳(国内居住の方、日本の永住権を取得されている方)
      収入条件:安定した収入のある方(パート・アルバイトで収入のある方も可)
      遅延損害金: 20.0%(年率)
      担保・保証人: 不要
      ※ご契約には所定の審査があります。貸付条件を確認し、借入と返済のバランスを考えて計画的に利用しましょう。

      無利息に関して
      365日間無利息
      ※初めてのご契約
      ※Webでお申込み・ご契約、ご契約額が50万円以上でご契約後59日以内に収入証明書類の提出とレイクでの登録が完了の方
      60日間無利息
      ※初めてのご契約
      ※Webお申込み、ご契約額が50万円未満の方

      無利息の注意点
      ・初回契約翌日から無利息適用となります
      ・無利息期間経過後は通常金利適用となります
      ・他の無利息商品との併用不可

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