楽天銀行カードローンの審査に落ちる5つの理由と通過基準をローン専門家が解説

ネットバンク楽天銀行が提供しているカードローン、楽天銀行スーパーローン。上限14.5%という利用しやすい金利が特徴的で、少しでも利息を安く抑えたい方から人気を集めています。

しかし、カードローンでお金を借りるためには審査に通過しなくてはなりません。審査に落ちてしまった人には、どのような問題があるのでしょうか。

サービスが充実していて便利な楽天銀行スーパーローンですが、当然ながら利用できるのは審査に通過した人だけです。

審査とは、申込者が「月々の返済を遅れなく続けられる人物であるかどうか」を確認する手続きであり、楽天銀行としては延滞や踏み倒しが発生するリスクがある人に融資はできません。

審査に落ちてしまった場合は、残念ながら楽天銀行からお金を借りることはできません。

実は、楽天銀行スーパーローンの審査は工程のほとんどを外部の保証会社に委託されています。

審査というのは、返済能力の測定と借入意思の確認という2段階に分かれています。融資の可否を判断するうえで特に重要な「返済能力の確認」は、楽天銀行自身が行っているわけではありません。

楽天銀行スーパーローンの審査を担当しているのは、SMBCファイナンスサービス株式会社です。
しかし、楽天銀行はなぜ重要な手続きの工程を外部に委託するのか？

それは、楽天銀行はカードローン審査のノウハウを十分に持っていないからです。
ノウハウが不十分で適切な判断ができていないからこそ、手続きの大半を審査のプロに任せています。

上記の申し込み画面で入力した「本人情報」や「勤務先情報」などをもとに、SMBCファイナンスサービス株式会社側で自動で採点・評価を行うスコアリング審査を行っています。

スコアリング審査によって算出された点数が一定基準に満たない場合、返済能力が不足していると判断されて審査落ちとなるのです。

カードローンに借り入れの申し込みをすると、申込者の信用情報を必ずチェックされます。信用情報とは簡単に言うと、その人のお金に関する情報です。

審査の工程上、この信用情報機関への照会も避けることはできません。信用情報に不安がある方でも、必ず受けなければならないものだと覚えておきましょう。

SMBCファイナンスサービス株式会社が担当する仮審査が完了すると、楽天銀行自身が行う本審査が開始されます。

本審査では、申込者が暴力団関係者や犯罪組織と無関係であることを確認するために、警察庁データベースへの情報照会が行われます。

この手続きには最短でも2営業日以上を要するため、楽天銀行スーパーローンは即日融資ができません。

審査の過程の中で、申込者の「勤務状況のチェック」が必ずおこなわれます。審査基準のうち、特に代表的で明白なのが「安定した収入がある」というものだからです。

申込者がきちんと働いているかどうかを確かめるために、楽天銀行側から勤務先への電話確認(在籍確認)があります。これをもって、申込者に安定した収入があるかどうかを判断しています。

これらの審査結果を踏まえて、楽天銀行の担当者が最終的にお金を貸しても問題ないかどうかを判断します。可能と判断されると、いわゆる「審査通過」となり、お金を借りることができるようになります。

審査通過の連絡はメールにて届きますので、申し込み時に入力したメールアドレスをマメにチェックするようにしてください。

SMBCファイナンスサービス株式会社に審査業務の大半を負かせている以上、楽天銀行自身も審査基準を完全には把握できていません。

しかし、SMBCファイナンスサービス株式会社としても無条件に審査落ちという判断を下したりはしないでしょう。
一般的に、楽天銀行スーパーローンの審査に落ちる人には、5つの問題があるとされています。

カードローンに申し込む時には、申し込み者の住所・生年月日・勤務先情報・電話番号などを記載します。これは、どのようなカードローンでも同じですが、虚偽申告をすると審査に落ちの原因にります。

ちょっとした記入ミス程度なら、訂正のために手続きが長引く程度で済むでしょうが、あまりにも事実に反した記載が多い場合は審査落ちの可能性があるのです。
もちろん、故意に虚偽申し込みをした場合は、基本的に審査落ちします。

楽天銀行スーパーローンを利用できるのは、安定した収入を得ている人だけです。
年収額は多少低かったとしても問題ありませんが、給与額の上下が激しかったり勤続期間が短かったりすると、審査落ちする可能性があります。

特に、勤続期間には注意して下さい。楽天銀行スーパーローンは勤続1年以上の人しか利用できないので、条件に満たないと申し込みすらできません。

楽天銀行スーパーローンの審査では、他社から借入している件数と金額も確認されます。

他社借入が多いほど返済能力は低下していくので、すでに年収に対して多すぎる金額を借りている場合は審査落ちの対象になります。

ちなみに、借入金額が少なかった場合も、件数が多いと多重債務に陥りやすいと判断され、審査落ちする場合があるでしょう。

短期間に複数社への申し込みを行っている人は、あまりにもお金に困っていると判断され、多重債務に陥る可能性を危惧されて審査落ち対象になります。

明確な基準は公表されていませんが、1ヶ月間に4件以上の申し込みをしている場合、審査落ちする可能性があると考えておいてください。

楽天銀行スーパーローンの審査では、信用情報から過去に行った金融取引状況を確認されます。

クレジットカードの支払いやスマホ本体料金の割賦払い等で長期延滞をしていたり、自己破産のような債務整理を行った経験がある人は、返済を怠ったり踏み倒したりする可能性があると判断され、審査落ちとなるのです。それ以外にも、以下のような経験がある人も信用情報の傷と判断されかねません。

信用情報の記録は5~10年保管されるため、その間にトラブルを起こした経験がある人は注意しておきましょう。

どうしてもお金が必要なら、その他の選択肢にも目を向けてみてください。

例えば、他カードローンに申し込みなおしてみてはいかがでしょうか。

審査というものは、通過基準を金融機関各社で独自に設定しているため、1社落ちたからといって全てのカードローンが利用できないと決まるわけではありません。

ぜひ、大手消費者金融のカードローンも検討してみてください。
もちろん、消費者金融もしっかりと審査を行っているため、必ずしも借入できるわけではありません。

しかし、銀行カードローンと消費者金融では審査の仕組みや確認される項目が異なるので、異なった結果が出る可能性も十分にあります。

大手消費者金融の審査は最短20分で完了します。審査結果がスピーディーに通知されるので、早ければ即日融資も可能というメリットがあるのです。

また、手続きにあたっては特定の銀行口座を開設する必要がありません。手続きに手間が掛からないという点も、メリットのひとつと言えるでしょう。

できれば今日・明日中にお金を用意したい、そういった状況にある方こそ、大手消費者金融に目を向けてみてはいかがでしょうか。

楽天銀行スーパーローンの審査について、よくある質問をまとめます。これから申し込みをしようと考えている人や、申し込み後の審査結果がなかなか来ない人は、参考にしてみてください。

数日経っても申し込み時に入力したメールアドレスに結果が来ない時は、24時間365日の楽天銀行カードローン会員の専用ダイヤルに問い合わせをしましょう。

楽天銀行スーパーローンの審査には、警察庁データベースの照会があります。これはどんなに早くても1日かかりますので、審査の結果が出るまでにも最短で1日はかかります。

申し込みから半年経過してないない状態では、申し込みそのものができません。もし半年経過していない状態でお金が必要な場合は、他のカードローンへの申し込みなどを検討しましょう。

　再申し込みについて

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過去6ヶ月以内にお申込をされたお客さまのお申込はご遠慮いただいております。過去6ヶ月以上前にお申込いただいた方については、再度お申込いただけますが、審査の結果によってはご融資できない場合もございますので、あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。

ネット銀行として人気の楽天銀行が提供する楽天銀行スーパーローンは、銀行ならではの金利で利息の負担を抑えたい方から人気です。

しかし、実際にお金を借りることができるのは、厳しい審査に通過した人だけです。ハッキリ言って、審査落ちになってしまう人も少なくありません。

申し込み前に審査内容や審査基準を確認しておくのと同時に、もし審査落ちになってしまった場合でも焦らずに適切な方法を探してみてください。