プロミスの金利と利息はおかしい?返済シミュレーションや金利を引き下げる方法を解説

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プロミスの金利と利息はおかしい?返済シミュレーションや金利を引き下げる方法を解説
この記事に関するアドバイザ・編集者

元 銀行員

中川秀人

地方銀行の法人営業担当として6年勤務。主に不動産業や製造業に対する融資を担当しつつ、地元富裕層へのコンサル型営業を行い、中小企業及び資産管理会社のコンサルタントとして総額300億以上を融通。

マネット編集担当/キャッシングガイド

奥山 裕基

FP資格を有し、カードローン・消費者金融および貸金業に関する豊富な知識を持つ編集者。関連法規(貸金業法・金融商品取引法等)の理解を深めつつ、多数のローン経験者へのインタビューや金融機関勤務経験者へのヒアリングをもとにリアルな情報収集を怠らず、自身も当サイトにおいて1,000本を超える記事を執筆。生活に欠かせない「お金」だからこそ最適な意思決定を支援したいという理念のもとに情報発信を行っている。

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この記事はこんな人向け

  • プロミスの金利ってどのくらい?
  • 利息の計算方法を知りたい
  • 金利や利息を抑える方法を知りたい

プロミスの金利は「4.5〜17.8%」であり、上限金利は大手消費者金融のなかでは低めに設定されています。

金利が低ければ低いほど、利息の負担は少なくなるため、できるだけ低い金利で借入するのが望ましいでしょう。

本記事では、プロミスで借入する場合の返済シミュレーションや金利・利息を引き下げる方法を解説します。

この記事の目次

プロミスの金利は年「4.5〜17.8%」

プロミスの金利は、実質年率で「4.5〜17.8%」と設定されています。

はじめて利用する場合、上限金利17.8%が適用されるケースが多いため、カードローンでお金を借りる際は、事前に上限金利をご確認ください。

プロミスは、最短即日での融資が可能なうえ、WEBで手続きを完了できるため、借入を急いでいる人にも適しています。

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実質年率
4.5%〜17.8%
限度額
最大500万円
注釈

※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

ほかの大手消費者金融と比較すると上限金利は低め

プロミスとその他の大手消費者金融の金利を比較すると、以下の通りです。

大手消費者金融 下限金利 上限金利
プロミス 4.5% 17.8%
アコム 3.0% 18.0%
アイフル 3.0% 18.0%
SMBCモビット 3.0% 18.0%
レイク 4.5% 18.0%

プロミス以外の大手消費者金融4社の上限金利が「18.0%」であるのに対して、プロミスの上限金利は「17.8%」と低めに設定されています。

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元 銀行員|中川秀人

実際に適用される金利は、契約金額や審査の結果によって異なります。

一般的には、初回利用の場合は上限金利が適用される傾向にあります。
上限金利は法律で定められており、10万円未満は年20.0%、10万円以上100万円未満は年18.0%、100万円以上は年15.0%です。
プロミスの上限金利は年17.8%なので、10万円未満でも年17.8%が適用されます。

銀行カードーローンと比較すると金利は高め

プロミスとメガバンクのカードローンの金利を比較すると、以下の通りです。

カードローン 下限金利 上限金利
プロミス 4.5% 17.8%
三菱UFJ銀行カードローン

「バンクイック」

1.4% 14.6%
三井住友銀行 1.5% 14.5%
みずほ銀行 2.0% 14.0%

銀行3社のカードローンと比較すると、プロミスは下限金利・上限金利ともに高く設定されています。

ただし、金利の低い銀行カードローンは、消費者金融よりも審査に時間がかかる傾向にあります。

プロミスの場合、最短3分での融資が可能であり、スピーディーな審査が魅力です。

金利の低さや利便性の高さなど、重視するポイントに応じて借入先を選ぶと良いでしょう。

金利と利息の違い

「金利」と「利息」は混同されやすい言葉ですが、金利は「割合」、利息は「金額」を表します。

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金利と利息の違い

  • 金利:借りたお金(元金)に対して、どのくらい利息が発生するかを示す割合
  • 利息:借りたお金(元金)に対して支払うお金の金額

たとえば、「金利(年率)5.0%」で10万円を借りた場合、1年後に発生する「利息は5,000円」です。

利息は借りたお金の使用料であり、支払う利息を算出するために定められた割合が金利です。

なお、同じ金額を同じ期間借りた場合、金利が低いほど利息は少なくなり、金利が高いほど利息は増えます。

借入の上限金利は年「15.0〜20.0%」

借入の金利は、利息制限法・出資法に基づいて上限が定められています。

以下の通り、借入残高が大きくなるほど、適用される上限金利は低くなる仕組みです。

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以前は、出資法が定める上限金利が「29.2%」であったため、出資法の上限金利と利息制限法の上限金利の間に「グレーゾーン金利」と呼ばれる金利帯がありました。

上限金利引き上げの解説
画像引用:日本貸金業協会「5 お借入れの上限金利は、年15%~20%です」

利用者の金利負担を減らすため、2010年の改正により出資法の上限金利は「20.0%」に引き下げられました。

現在は、利息制限法の上限金利を超える金利帯での貸付は行政処分の対象です。

プロミスの利息の計算方法

プロミスの利息は利用金額(借入残高)と使っている日数、金利で計算され、次の計算式となっています。

利息の計算方法

たとえば、「10万円を金利17.8%で30日間」借りた場合、利息は以下のように計算します。

10万円(借入額)×17.8%(貸付利率)÷365日×30日(利用日数)≒1,463円

円未満は切り捨てなので、支払うべき利息は「1,463円」となります。

うるう年の場合は計算方法が異なる

うるう年に借入する場合、通常とは計算式が異なるため注意が必要です。

以下の通り、金利を「366日」で割って日歩(1日あたりの利息)を計算します。

うるう年の計算方法
利息=借入額×貸付利率(金利)÷366日×利用日数

「10万円を金利17.8%で30日間」借りた場合、利息は以下のように計算します。

10万円(利用金額)×17.8%(貸付利率)÷366日×30日(利用日数)≒1,463円

1円未満は切り捨てなので、通常利息と同じです。しかし、借入金額が大きくなったり利用日数が長くなったりすると差が生じます。

遅延利率は20.0%(実質年率)

プロミスでは、返済期限を過ぎると「遅延損害金」が発生します。

通常の金利よりも高い「遅延利率」が適用されるため、期日を守って返済することは非常に重要です。

はじめての利用で「無利息期間」の適用を受けている場合でも、返済期限を過ぎれば、利息や遅延損害金が発生します。

遅延利息の計算式は次の通りです。

遅延利息の計算方法
遅延利息=借入残高×遅延利率÷365日×延滞日数

たとえば、10万円の借入残高があると仮定して、「1日滞納した場合」と「30日滞納した場合」の遅延利息を計算してみましょう。

1日滞納したケース
10万円 × 20.0% ÷ 365日 × 1日 = 54.79円
30日滞納したケース
10万円 × 20.0% ÷ 365日 × 30日 = 1643.835円

1円未満は切り捨てられますが、通常の金利や無利息の場合と比べると、大きな差が生じるケースもあるためご注意ください。

なお、返済期日に遅れそうな場合、事前にアプリまたはWEBの会員サービスで、希望する返済期日を登録しましょう。

プロミスでは借入当日は利用日数に入らない

プロミスでは、利息の計算方法として「片端入れ」を採用しています。

片端入れとは、利息を算出する際の「利用日数」について、借入当日もしくは返済日のいずれか一方を利用日数としてカウントする考え方です。

なお、利息を算出する方法は主に以下の2種類があります。

利息の算出方法 概要
片端入れ 計算開始日または計算終了日のどちらかの日を

利息計算から外す

両端入れ 計算開始日および計算終了日の両方を利息計算に含める

たとえば「12月1日に借りて12月2日に返済する」場合、以下のように計算方法によって利用日数が異なります。

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片端入れと両端入れの利用日数の違い

  • 片端入れ:利用日数1日
  • 両端入れ:利用日数2日

プロミスでは、借入当日は利用日数に含まれません。そのため、「12月1日に借入して12月1日に返済する」場合、利息は0円です。

一方、返済日は利用日数に含まれるため、「12月1日に借りて12月2日に返済する」場合は1日分の利息が発生します。

返済シミュレーションで簡単に利息を計算

利息計算の方法は確認したが、自分で計算するのは面倒だと感じる人もいるでしょう。

以下のような返済シミュレーションを利用すれば、利息の計算は簡単にできます。

借入する前にシミュレーションを活用して、返済計画を立てておきましょう。

プロミスで10万・30万・50万円を借りた場合の返済シミュレーション

借入金額10万・30万・50万円を上限金利17.8%で借りた場合を想定して、返済シミュレーションをおこないます。

返済期間(回数)を1年(12回)・2年(24回)・3年(36回)の3つのパターンにわけて、1カ月あたりの返済金額と返済総額を比較してみましょう。

借入金額 返済期間(回数) 1カ月の返済金額 返済総額
10万円 1年(12回)

2年(24回)

3年(36回)

10,000円

5,000円

4,000円

109,043円

119,490円

125,864円

30万円 1年(12回)

2年(24回)

3年(36回)

28,000円

15,000円

11,000円

329,160円

358,508円

387,289円

50万円 1年(12回)

2年(24回)

3年(36回)

46,000円

25,000円

19,000円

549,288円

597,524円

638,578円

同一の金利で算出する場合、返済期間が長いほど、返済総額が大きくなります。

また、借入金額が大きくなるほど、返済期間による返済総額の差が大きくなることがわかります。

プロミスの金利を引き下げる方法

金利が低くなるほど利息も抑えられて、支払いの負担が減ります。そのため、できるだけ低金利で借入するのが理想的です。

プロミスの金利を引き下げるためには、主に以下の2つの方法があります。

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プロミスの金利を引き下げる方法

  • 限度額を増額する
  • 一括返済をおこなう

限度額を増額する

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借入可能な限度額を増額することで、金利を下げられる可能性があります。

たとえば、プロミスで100万円以上の借入をおこなう場合、適用される上限金利は「15.0%」です。

限度額を増額するには、審査に通る必要があります。以下のケースに該当する場合、「収入証明書類」の提出が求められます。

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「収入証明書類」の提出が必要なケース

  • 希望する借入額が50万円を超える場合
  • 希望の借入額と他社での利用残高の合計が100万円を超える場合

なお、貸金業法の総量規制によって、年収の3分の1を超える借入は原則として不可である点には注意が必要です。

また、借入の増額によって返済の負担が大きくなる可能性があるため、自分の返済能力を十分に考慮したうえで検討しましょう。

一括返済をおこなう

プロミスは、利用者の都合による「返済日前の一括返済」が可能です。

利息は利用日数分に応じて発生するため、できるだけ早く返済すれば、その分の利息を減らして支払総額を抑えられます。

プロミスでは、ATMだけでなく、インターネットからでも一括返済が可能です。

場所や時間に制限されず手軽に手続きできるため、利便性の高さを求める人にとっても利用しやすいでしょう。

賞与や臨時収入など、収入に余裕があるときは、一括返済で支払総額を抑える方法を検討してみてください。

プロミスの利息を抑える方法

利息を抑えれば、結果として返済総額を少なくできます。プロミスで借入する場合、次の方法によって利息の負担を軽減できる可能性があります。

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プロミスの利息を抑える方法

  • はじめての利用なら「30日間の無利息」を活用する
  • おまとめローンを利用する

はじめての利用なら「30日間の無利息」を活用する

プロミスの無利息期間は「初回借入日」の翌日から

プロミスでは、はじめて利用する人を対象に「30日間の無利息期間」を提供しています。適用を受けるための条件は、以下の通りです。

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無利息期間の適用を受けるための条件

  • はじめての利用である
  • メールアドレスを登録する
  • WEB明細を利用する

上記の条件をすべて満たせば、はじめての借入の翌日から30日間分は利息がかかりません。

なお、はじめての借入の翌日から30日以内であれば、追加の利用分も無利息の対象です。無利息期間を活用すれば、利息を抑えて借入できます。

おまとめローンを利用する

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複数の貸金業者から借入をおこなっている場合、「おまとめローン」によって借入を1本化することで、金利の負担を軽減できる可能性があります。

なお、「借換え後の金利が借換え前の金利を上回らない」など一定の条件を満たせば、おまとめローンは総量規制の対象外となります。

そのため、年収3分の1を超える借入がある場合でも、利用を検討しても良いでしょう。

ただし、返済期間などの条件によっては返済総額が増える可能性があるため注意が必要です。

なお、プロミスのおまとめローンは自動契約機またはプロミスコールからの申込となります。

プロミスコール
0120-24-0365
受付時間:平日9:00 ~18:00

まとめ

プロミスの金利は「4.5〜17.8%」であり、その他の大手消費者金融と比較すると上限金利は低めに設定されています。

銀行のカードローンと比較するとプロミスの金利の方が高めではありますが、一括返済や無利息期間などを活用すれば金利や利息を抑えられます。

なお、借入の際は、事前に返済シミュレーションを使って利息の目安を確認しておきましょう。

返済期日に遅れた場合は遅延利息が生じるため、計画的にお金を借りることが大切です。

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実質年率
4.5%〜17.8%
限度額
最大500万円
注釈

※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

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