京都銀行カードローンＷの審査に落ちた理由と今すぐできる対処法

京都府在住者の多くが口座を持っている、京都銀行。
提供されているカードローンは、口座を持っている方にとっては非常に利用しやすい解決策のひとつでしょう。
しかし、審査に落ちてしまうと1円も借り入れできません。

京都銀行カードローンは、京都府在住でなくとも貸付条件さえ満たせていれば申し込みできます。
口座を持っている地元の方にとっては、テレビCMなどで有名な大手メガバンクが発行しているものより、身近なカードローンと言えるでしょう。

京都銀行カードローンWは、何と言ってもメガバンクのカードローン以上に金利が安いことが魅力的です。
どれだけ高くなったとしても、最大11.975%※以下の金利で利用できるため、利息負担が大きくなりすぎません。
※変動金利制のため、具体的には公式サイトを参照してください。

京都銀行カードローンWは安定的かつ継続的な収入が無ければ利用できませんが、仕事そのものは非正規雇用であっても問題ありません。

例えば、アルバイト・パート、派遣・契約社員といった方であっても、その収入が安定していれば借り入れできます。

ただし、利用可能額は30万円が上限となるので、その点は注意しておきましょう。

利便性が高い京都銀行カードローンWですが、入会審査に通過できなければ1円も借りられません。
そして、その審査に通過できるのは、返済に遅れる心配が無い人だけです。

ちなみに、審査の通過基準を公表している金融機関はありません。そのため、京都銀行カードローンで審査落ちしても、その理由・原因は決して教えてもらえないのです。

京都銀行カードローンの審査に通過するためには、いわゆる返済能力が一定以上あることを示さなくてはいけません。
返済能力とは、借入金額に応じた最低返済額分の支払いを継続できる能力です。

例えば、大手企業に長く勤めており、過去にクレジットカードの支払い等に遅れたことがなければ、問題なく通過できることでしょう。
しかし、実際には少なからず審査落ちしている人がいます。

実のところ、カードローンWの審査は京都銀行がすべてを担当しているわけではありません。

工程のほとんどはオリックス・クレジット株式会社が行っており、ここで保証を受けられないと審査落ちします。
要するに、オリックス・クレジット株式会社が「返済能力なし」と判断した時点で、京都銀行カードローンWから借り入れはできないのです。

オリックス・クレジット株式会社は、スコアリング審査で返済能力を数値化しています。

具体的には、申し込みフォームに記入された内容を採点し、過去の利用者から得た統計データと照らし合わせて審査結果を決めるわけです。

スコアリング審査はコンピューターによる自動システムなので、基準を満たせていない方は問答無用で審査落ちします。

京都銀行カードローンの審査は、「仮審査」と「本審査」の2段階にわかれています。オリックス・クレジット株式会社が担当しているのは、この内「仮審査」です。

本審査は京都銀行自身が行う手続きで、その工程には警察庁データベースへの照会があります。
その目的は、申込者と暴力団・犯罪組織に関係が無いことの確認です。

警察庁データベースへの照会には、どれだけ早かったとしても2営業日かかります。そして、この工程が完了しない限りは審査が先に進まないので、結果通知もそれだけ先延ばしになります。

つまり、京都銀行カードローンの審査結果は申し込んだ当日中に受け取ることができないのです。
そのため、京都銀行カードローンでは決して即日融資ができません。

通過基準が非公開である以上、京都銀行カードローンWで否決になった理由は、具体的に知ることができません。

とはいえ、ほとんどの場合、審査落ちの原因は以下の5つに絞られます。

京都銀行カードローンWは、審査で申込者の他社借入状況も確認します。
借入件数・金額が多すぎると、返済困難な多重債務者であると判断されて、審査落ちする可能性があるわけです。

特に、年収の半額以上の借入があったり、4社以上から同時借り入れしていたりする場合、審査通過は非常に難しくなるでしょう。

借入件数だけでなく、他社への申込件数も審査落ちにつながります。
具体的な件数は公表されていませんが、一般的に1ヶ月以内に4社以上に同時申込している人は、いわゆる申し込みブラックとなって審査落ちするようです。

なぜなら、同時申込している人は多重債務者になる恐れがあると考えられ、貸し倒れのリスクがあるとみなされるからです。

京都銀行カードローンの審査では、過去に行った金融取引の状況を信用情報から確認されます。
信用情報内に「金融事故情報」と呼ばれるトラブルの履歴があると、その時点で返済に対する態度に問題があると判断され、審査には通過できません。

特に、オリックス・クレジット株式会社が保障を請け負う、他社カードローンやクレジットカードでトラブルがあったなら、基本的に審査には通過できないと考えておきましょう。